学校生活 南稜NOW

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環境工学科 工事現場見学


2月17日(火) 地元企業の三和建設株式会社にご協力いただき、環境工学科の1・2年生が、
錦町で行われている「錦大橋上部工解体撤去及び河川内土木工事」の現場見学に行きました。

今回は、老朽化した橋の鋼でできた上部構造を解体する作業を見学しました。
この作業で使われるのが、この辺りでは滅多に見ることができない総荷重200トンの超大型クレーンです!
高さは約60mにもなります。

 
初めに、土木という仕事の魅力ややりがいなどの講話、次に工事全体の概要を説明していただきました。
そして解体作業の見学です。

 
 
長さ約44m重さ約50tにもなる橋桁を吊り上げる迫力に、生徒達は圧倒されていました。

今回の見学を通して、土木という仕事のスケールの大きさを体感し、人々の生活を支える大切な仕事であることを感じることができたと思います。ある生徒は「達成感があり、楽しそう」と感想を書いてくれました。
生徒達の興味・関心が増し、とても充実した現場見学になりました。

フラワーアレンジメント講習会

 2月11日(水)本校でフラワーアレンジメント講習会がありました。今回は園芸科学科、草花専攻生の中から希望者をつのり、講習を行いました。講師には人吉の花曜日から立岡先生が来てくださり指導してくださりました。  
       
       コサージュの作成                 リボンの作成
 細かな作業が多く指先がつりそうになる生徒が多く、一番難しい内容だったようです。  
  
        ブーケの作成             茎がスパイラスになるように組む
 ドーム状になるように花を組み合わせていくのですが、その時、茎がスパイラルを描くように組まないといけません。
                             アレンジメント作成
 最後にアレンジメントの作製を行いました。ボリュームがあってバランスを考えるのが大変でした。
        
                       それぞれ素敵な作品を作ることができました。

歩こう球磨を潤す農業遺産

 平成27年2月13日(金)快晴の中、1年生は百太郎溝コース、2年生は幸野溝コースを歩くイベントを実施しました。イベントの目的は、周辺地域の文化・歴史・農業・農業土木構造物について歩きながら学習し、文化的価値や先人達の苦労、球磨地域の観光資源や地域活性化を考え、最終的には農業遺産登録を目指しPRすることです。



  今回のウォーキングでは、環境工学科3年生課題研究班の生徒とあさぎり町グリーン・ツーリズム研究会が共同作成したマップを見ながら歩き、ゴミ拾いボランティア活動、各学科から出題された課題について考えました。また、水土理ネット百太郎事務所や水土理ネット幸野溝事務所からの講話で農業かんがい用水路について学び、到着後に百太郎公園と南稜高校の2つの会場で、あさぎり町グリーン・ツーリズム研究会からぜんざいをいただき、実施後のアンケートを記入し閉会しました。

環境工学科 2年生間伐研修

2月9日(月)本校の演習林にて、2年生の間伐研修が行われました。
研修内容は、伐倒・造材・運搬です。今回の研修で、林業のメインとも言える作業を学びます。

-開講式-

安全に実習を進めるために、しっかりと説明を聴き、気を引き締めます。

  
本校の卒業生の甲斐さんに、伐倒の見本を見せていただきました。
倒した木の年輪を数えると…なんと樹齢100年を超えていました!

そして、研修の始まりです。
 
木を倒す方向や、伐倒までの手順など、指導を受けながら伐倒します。

  
プロセッサで丸太を切り、造材します。初めての操作に緊張気味です。

  
フォワーダ(写真左)、林内作業車(写真右)で丸太の積み下ろしと運搬をします。

 
 この日は、雪がちらつき、とても寒くなりました。しかし、そのような中でも、生徒全員が集中して研修に取り組みました。20メートル以上ある大木を、自分の手で伐倒する体験は、普段の授業では味わえないものがあったと思います。 また、チェーンソーや大型機械の操作、伐倒や運搬などは危険を伴います。しかし、一人ひとりが安全確認をしっかりして、緊張感をもって取り組み、無事に研修を終えることができました。

神殿原農場通信~どうぶつだよりNo9~ 牛とともに成長しています!!

 
  今年度4月に本校生産科学科・園芸科学科へ入学し、教科「総合実習」のなかで、初めて「牛」に接した生徒たち。1年間の学習でどの様に「牛との関わり方」が変わったか、その様子をお伝えします。

 
 
 
 
 生産科学科・園芸科学科1年1組 池田奈央さん(人吉二中卒)
 はじめは牛に対して、「大きくて怖い」と感じていて、とても触るなんてできませんでした。でも、授業の中で牛に触れ合う機会が増え、牛一頭一頭の性格の違いが分かるようになり、少しずつ興味が湧いてきました。牛に近寄るときに、優しく声を掛けると牛はじっとしてくれます。怖いと感じていた牛ですが、実は人間が牛を怖がらせていたため、動き回ったりしていたことが分かりました。牛との関わりによって、相手のことを考える事の大切さを学びました。                
                                
                 
   生産科学科・園芸科学科1年1組 那須葉月さん(錦中卒)
 牛は私たち人間のために、お肉を生産してくれたり、お乳を出してくれたりする生き物というイメージしかありませんでした。しかし、総合実習の授業で「牛の行動」や「特徴」について、体験の中から学んだことで、今ではとても愛着を持って牛に接しています。また、安全な牛肉や牛乳を生産するために、牛を健康に保つことの大切さや、牛へ愛情を注げばそれだけ牛も応えてくれる事を学びました。将来は入学当初から抱いている「夢」を実現するために、牛との関わりはもうすぐ終わりますが、授業で学んだことは忘れず、これからは牛の魅力を発信していきたいです。
                                 
                               

人吉花まる学園 第5回「南稜高校10代未来塾」開講

 2月9日(月)生産科学科・園芸科学科2年生を対象に「未来の日本社会を担っていくのはあなた達です!」と題して(株)オフィス チェイカス代表横山耕二さんの講義を受講しました。
 この講義のテーマは、「イノベーション」難しい言葉のように聞こえますが...。実は私たちの生活に身近なものです。「新しい価値を創造していくこと」によって、農産物の価値が高まったり、アイディア商品が生まれたり...。そのために、発想力が必要であると強調されました。

           
 講義の中で生徒へ「コーヒーカップのえ」を書いてください。という課題を出され、一人ひとりが考える「コーヒーカップのえ」を作成しました。
        
  それぞれ、思い思いの「え」を描き、コーヒーカップだけでも様々な見方があることを体験したと同時に、固定観念にとらわれず、柔軟な発想力の大切さを学びました。
         
 講義の最後に、これから農業学習を深めて行く2年生に対して、「農業をとおして、やりたいことを思いっきりやってください。」と激励をいただき、「チャレンジしてもし失敗しても、そこで止めてしまうことが失敗です。続けることによって、その経験が成功へとたどり着く力になります。」と熱くお話しいただきました。

聴講生ラッピング授業

2月6日5・6限目に聴講生の授業がありました。
今回が最後の授業ということでみなさん真剣に取り組んでいました。
花コースでは、プリムラのラッピング授業が行われました。それぞれ、和紙とリボンの使い方を工夫し、思い思いにラッピングをし、素敵な作品を仕上げていました。

春はすぐそこ!!

 農場の春はすぐそこまで来ています。春を待つ園芸科学科の実習風景です。

春作メロン栽培のため、ハウスの天井を張りました。

    
  野菜温室では、トマトの収穫です。
        

 トマトの調製、販売準備。完熟収穫で大好評の南稜トマトです。



草花温室はオブコニカが咲き始めました。



果樹園では、ブドウ、モモのせん定真っ最中!!  モモの蕾もふくらみはじめています。


 この時期の実習が夏に実を結びます!!

               

環境工学科  熊本日日新聞社から取材

1月29日(木)熊本日日新聞社から
  環境工学科の生徒に取材がありました。

 3年生の授業「課題研究」で「木毛セメント板を使った緑化プロジェクト」を研究テーマに選んだ生徒達です。
熊本県産業技術センターとあさぎり町の株式会社「和商一」に協力していただきながら活動してきました。
    


写真は3年生4人(中央3人と左側の奥)とその後を引き継ぐ2年生2人(左側の前2人)

 
これまでの活動の成果や感想などを取材中

今後は、2年生が活動していきます。3月20日には校内プロジェクト発表会で研究の成果を発表予定です。
(※2月5日付けの熊本日日新聞に掲載されました。)

2学年修学旅行回顧録

 去る1月20日(火)~23日(金)、2年生117人が長野県及び東京都で研修を積んできました。           
             
               
 鹿児島空港から羽田空港まで飛行機で移動し、国会議事堂での研修からスタートです。

   
              
 長野県小諸市高峰高原では、スキーを体験しました。まる2日間の研修で上手く滑るまで上達しました。普段体験できない雪国での生活はとても新鮮で、良い経験になりました。
 
 

 最終日の1月23日(金)、自由散策の時間に浅草「浅草寺」を訪れました。有名な雷門の前で記念撮影。一時の東京滞在も楽しみました。                   
 
                    
 
 
 日本の首都である東京では、人の多さに驚いたと同時に、政治や経済の流れを肌で感じることができました。
 3泊4日の期間でしたが、社会の中の様々な「仕事」にも目を向けることができ、今後の進路活動にも役立つ修学旅行でした。

鉛筆 生活経営科 課題研究発表会


1月15日(木)に生活経営科の課題研究発表会がありました。

「課題研究」という授業の中で、
1人ひとりが題目を設定し、1年間
自分の題目に沿った内容を研究してきました。
  

  

和装のことやドレスのこと、和綿のことなど
様々な発表がありました。


1・2年生も真剣に先輩方の発表を聞いています。
有意義な発表会となりました。

生産科学科「課題研究発表会」開催

 生産科学科3年生21人がこの一年間、教科「課題研究」で取り組んだ研究内容を報告する発表会を実施しました。この会には、生産科学科2年生も参加し専門知識の習得または、研究の引き継ぎも目的のひとつです。
                                  
              
 
 今年の3年生の調査・研究テーマは次のとおりです。
  【作物】
   ・私たちの南稜米
   ・あさぎり町の特産品を目指して ~サイコプロジェクトpart2~ 
  【畜産】
   ・のこくず置き場屋根製作
   ・ホルスタイン種育成牛12ヶ月齢、体高140cmへの挑戦
   ・繁殖牛と老廃牛の放牧体系化を目指して
   ・南モウ放牧カレー
              

 2年生は、「今回の発表で挙がった課題を解決したい!!」と考え、熱心にレポートをまとめていました。              

   

ひらめき 家庭クラブ活動


家庭クラブは,あさぎり町で活動をしている
「和綿の里作り会」に参加し、地域の方とともに
和綿のオーガニック栽培を行っています。

「和綿の里作り会」の輪を広げるために、
免田小学校との栽培交流活動もしています。
  

昨年の10月には栽培した和綿の
種を取り除く「綿(わた)繰り機」を球磨工業高校から
贈呈していただきました。


これらの活動をNHKの番組で取り上げていただきました。
取材中の様子です。
  

    

撮影された内容は1月21日に放送されました。

和綿製品の良さを多くの人に知っていただけるよう、
今後も様々な活動をしていきたいと思います。

にっこり 下村婦人会の漬物で作るアイデア料理コンテスト


下村婦人会の漬物で作るアイデア料理コンテストに
生活経営科3年生が応募しました。

指定された市房漬や柚子みそ、柚子うめ子などを
使用し、レシピを作成します。



7作品を応募しました。
    

    
                                          ↑こちらは職員の作品です


そのうち1作品が
「だんだんなぁ賞」を受賞することができました。

「下村ぎょうざ」
きりしぐれと柚子みそを入れて揚げぎょうざにしています。


食と命の授業


生産科学科2年生と生活経営科1年生は
「食と命の授業」ということで、本校の養鶏場で飼育している
鶏を解体して、調理していただく授業を毎年行っています。

鶏を解体することに抵抗を感じることで
日頃 何気なくいただいている食べ物に「命」があることを
感じさせられる貴重な体験です。

  


解体した鶏のお肉は後日
唐揚げ、親子丼、お吸い物にしていただきました。
  

  

1ツ星 ビュッフェパーティー


1月20日 生活経営科3年生はお世話になった先生方を
お招きしてビュッフェパーティーを開催しました。

3年間 調理実習で作ってきた料理を
先生方へ感謝の思いを込めて作りました。

  


受付の生徒も大活躍です。
 

  



先生方とご飯を食べながらゆっくりお話をすることができて
生徒達はとても喜んでいる様子でした。
   

キラキラ ゆかた製作


生活経営科 1年生は10月頃から、ゆかたを製作しています。
裁断からはじめ、手縫いをしたり、ミシンを使用したりしながら
あともう少しで完成です。
 



毎年、3月13日(金)には、ゆかたの着付けや和服の歩き方、
お茶のたて方の講習会が開かれます。
そして、3月23(月)に保護者の方々を招いて
学習発表会を行います。

今年もその時期が近づき、生徒達もわくわくしている様子です。


ハート あゆの里 ビックブライダルフェア


1月12日(月)に生活経営科 3年生6人が
あゆの里で行われる ビッグブライダルフェア
自分で製作したドレスを着て参加してきました。

プロのヘアメイクの方にメイク、ヘアセットをしていただきました。
ブライダルフェアということで緊張する中、生徒達も大変貴重な体験をさせていただき、
大変喜んでいました。



南稜就農塾「輝く若手農家から学ぶ会」開催

  「南稜就農塾」では、将来この球磨・人吉で農業をやりたい!!と夢を抱く生徒が集まり、様々な研修を積んでいます。
 1月15日(木)、南稜就農塾で学んだ卒業生7人を本校に招き、研修会を実施しました。            
              

  酪農や水稲、野菜農家等で活躍している若手農家さんから、農業を始めるうえで大切なことや、農業経営の魅力をお聞きすることがこの研修の目的です。
         
              
 「就農に対する意識の変化」をテーマに今年度の活動を振り返り、塾生が様々な研修をとおして得た事をグループの中で一人ひとり意見を出し合います。その意見に対して農家の方からアドバイスをしていただきました。
             
      
  最後に各班で出た意見を発表し、それぞれの考えを共有しました。今回の研修では、実際に農業を営んでいる先輩方の意見を聞くことができ、とても有意義な研修になりました。