球磨工ブログ

2019年2月の記事一覧

今日の1枚(2019.2.22)

 

 伝統建築専攻科の実習棟の2階にお邪魔しました。専攻科の1年生8人がかりで実習棟一杯に凄いものを組み上げています。

 熊本市西区にある池田西原菅原神社の本殿です。熊本地震で半壊したそうで、修理依頼を受けて昨年5月の連休に解体して学校に運び込んでずっと修復をしていたのは知っていました。でも、昨年末に行ったときはなかったはずです。いつの間に!?

 これをまた分解して、現場に運び3月15日から19日にかけて設置するんだそうです。学んだ知識や技術を実践する「集大成」の舞台に、金槌やノコギリの音が軽快に響いています。

 ※写真に写ってない5人は近くで別の作業中です。ごめんなさい。

 

 

校内美化コンテストはじまる

2月21日(木)~2月27日(水)の5日間で校内美化コンテストを行っています。

二人がかりで黒板をきれいにしています了解

美化コンテストではない日でも、

毎日、ブラシで磨いていて感心です笑う

今日の1枚(2019.2.20)

伝統建築専攻科1年生の授業での1枚。

現在修復中の神社の懸魚(げぎょ)部分です。

100年の時がたち、風化もみられますが、卓越した技術や意匠の格好良さをしっかりと感じます。

写真ではお伝えできないのですが、なかなか大きな懸魚です。

 

【建築科 1年生】技能検定、実技試験

2月16日土曜日

本校にて、3級建築大工技能検定の実技試験がありました。本校から伝統建築コースの1年生20名が受検しました。

年末からずっと一生懸命に練習してきた成果を出し切れたと思います。これから、もっと自身の知識と技術の向上を目指してほしいと思います^ ^ガンバレ未来の匠‼︎

今日の1枚(正確には2枚 2019.2.15)

 

 「ひよどり越え」が見違えるように綺麗になっています。学校技師の段村さんが、10日ほど前から、道の両側の草を刈り取り、階段の上に積もった落ち葉を取り除いて清掃されました。(before、afterの写真です)

 列車通学生の人達は実感しているはずですが、本当に気持ちいいですよね。感謝の気持ちを持って通学してほしいと思います。

 

 

 参考までに、今から52年前、昭和41年(1966年)4月8日号の人吉新聞記事を御紹介します。ひよどり越えは当時、黒坂と呼ばれていたようです。

  

 黒坂の登校階段完成

 球磨工業高校通学生徒の一部父兄(主に汽車通学生から市に対し整備を陳情されていた市内城本町の西校登校道路(人吉駅裏の通称黒坂)がこのほどコンクリート階段に整備され、通学生徒をはじめ、地元の利用者は喜んでいる。

 同道路は急勾配のため、整備しても一雨降ればすぐ土砂を洗い流し、路面が悪くなり地元民からも整備方が陳情されていた。昨年は悪路を通行する生徒の姿を見て、同町民政委員谷川源昨さんが老身を問わず道路整備に汗を流し生徒から感謝されたこともあったが、今回の整備で通学生も安心して通れると言っている。同道路は延長140m、巾員1mを全長階段にしている。工費は11万6千円。