球磨工ブログ

今日の1枚(正確には2枚 2019.2.15)

 

 「ひよどり越え」が見違えるように綺麗になっています。学校技師の段村さんが、10日ほど前から、道の両側の草を刈り取り、階段の上に積もった落ち葉を取り除いて清掃されました。(before、afterの写真です)

 列車通学生の人達は実感しているはずですが、本当に気持ちいいですよね。感謝の気持ちを持って通学してほしいと思います。

 

 

 参考までに、今から52年前、昭和41年(1966年)4月8日号の人吉新聞記事を御紹介します。ひよどり越えは当時、黒坂と呼ばれていたようです。

  

 黒坂の登校階段完成

 球磨工業高校通学生徒の一部父兄(主に汽車通学生から市に対し整備を陳情されていた市内城本町の西校登校道路(人吉駅裏の通称黒坂)がこのほどコンクリート階段に整備され、通学生徒をはじめ、地元の利用者は喜んでいる。

 同道路は急勾配のため、整備しても一雨降ればすぐ土砂を洗い流し、路面が悪くなり地元民からも整備方が陳情されていた。昨年は悪路を通行する生徒の姿を見て、同町民政委員谷川源昨さんが老身を問わず道路整備に汗を流し生徒から感謝されたこともあったが、今回の整備で通学生も安心して通れると言っている。同道路は延長140m、巾員1mを全長階段にしている。工費は11万6千円。