球磨工ブログ

2013年8月の記事一覧

引っ越し開始

 新管理棟への引っ越しが始まりました。

 プレハブの校長室と事務室も新管理棟へ移動です。
引っ越し1 引っ越し2

 事務室はとーーーっても狭くなるので、引っ越しは大変そうです。事務室前に来た荷物が入りきれません。
引っ越し3 引っ越し4

 事務室は中から見ても、外から見ても荷物でいっぱいです。玄関の広さを事務室に分けて欲しいです。
引っ越し5 引っ越し6

 事務室は新管理棟へ移りましたので、御来校の際は新管理棟へお願いします。
 来校される皆様には、引っ越しが落ち着くまで、御迷惑をおかけします。 

化学基礎

 期末考査後、7月上旬に、金属について学習しました。

 ・金属原子が金属結合して金属結晶ができる。
 ・金属結晶には自由電子が含まれているため、電気や熱が良く伝わる。
 ・金属は加工しやすい。引っ張って線にできる性質を延性、たたいて箔にできる性質を展性という。
 ・二種以上の金属などを混ぜることで合金にしたり、めっきしたりすることで、金属の用途は広がる。

 以上のようなことを学んだ後で、実験をしました。

化学実験05 金属の加工

 銅線、亜鉛の粉末、水酸化ナトリウム水溶液を準備します。銅線はリング状にして4つ用意し、蒸発皿に亜鉛粉末と水酸化ナトリウム水溶液を加えました。
化学実験5-1 化学実験5-2

 銅線3つを蒸発皿に入れ、沸騰させないように気をつけながら温めます。しばらく温めると、銅線の色が変化します。(赤銅色→銀白色)
化学実験5-3 化学実験5-4

 ピンセットで慎重に取り出し、洗うと銀白色になっていることが分かります。次に、銀色のリング2つを軽くガスバーナーの炎で温めます。
化学実験5-5 化学実験5-6

 今度は銀白色から黄金色に変化します。黄金色になったら、水道水ですぐに冷やします。(温めすぎると焦げて黒くなります。)
化学実験5-7 化学実験5-8

 簡単な操作ですが、赤銅色→銀白色→黄金色と見た目の変化が楽しい実験です。
 金属の銅は赤銅(しゃくどう)色ですが、亜鉛がめっきされ、銀白色になりました。さらに、銅と亜鉛が熱せられて混ざることで黄銅(または真鍮)という合金になりました。黄銅は五円硬貨にも使われている合金です。
化学実験5-9 化学実験5-10

 黄銅は、亜鉛と銅の合金です。天然に黄銅鉱という鉱石がありますが、黄銅は入っていません。まぎらわしい名称です。(黄銅鉱の成分は銅と鉄と硫黄です。)

エコノカー大会中止

 4日(日)、HSR九州で予定されていたHondaエコマイレッジチャレンジ2013九州大会は、雷雨のため中止となりました。
 会場のスケジュールがつまっているため、延期は無いようです。

 遅くまで残ってがんばっていただけに、大会の中止は残念です。
 次は、10月13日(日)のエコ電レースです。よいマシンを製作し、しっかり練習してください。

大雨に注意

 4日(日)、雨が強く降っています。

 サッカー部のマネージャーも野球部の保護者も待機中。
大雨1 大雨2

 体育館が空いていたので、サッカー部は室内練習になりました。
大雨3 大雨4

 11時、さらに雨は強さを増しています。雷も頻繁になっています。
大雨5 大雨6

 自転車置き場の雨どいはつまっているようですね。上から水が落ちています。
大雨7 大雨8

 体育館横の入り口には滝が現れました。出てはいけないところから水が出ているようです。事務のOさま、事務長さま、ご対応をお願いします。
大雨9 大雨10

 雨は視界を妨げるため、交通事故が起こりやすくなります。また、河川の増水、土砂崩れにも注意が必要です。危ない場所には近づかないでください。
 何かありましたら、担任や学校(平日のみ)へ連絡下さい。(本日予定されていた各種大会や合宿は大丈夫かな?)

つまようじタワー

 「つまようじ はじめました」   科学サークル

 建築科のN先生の御指導の下、毎年参加し、好成績を収めている「つまようじタワー耐震コンテスト高校生大会」ですが、今年度は科学サークルに1つ枠をいただき、参加できることになりました。N先生ありがとうございます。
 2人1組で製作するタワーですが、科学サークルは生徒が1名しかいないので、建築科の2年生1名にも協力してもらえることになりました。
 N先生から、写真、製作過程、タワーのコンセプトなど記録しておくように指示を受けましたので、このブログに書いておきます。

・7月30日(火) 崇城大学より、つまようじなどが届きました。
 つまようじ、木工用ボンド、台座、おもり取り付け台、つまようじ接続補助台が届きましたが、接続補助台は、同じように参加する建築科の1年生に使ってもらうことにしました。(よって、接続補助台の写真はありません。)
つまようじ1 つまようじ2
 台座とおもり取り付け台の総重量は342gと書いてありましたが、校正済みの天秤で量ると342.87gありました。0.87gの誤差と思われるかもしれませんが、つまようじは軽いので、7~8本分のハンデとなります。ショックです。(募集要項には、カット後のつまようじは1本約0.12gとありました)
 悩んでもしかたないので、つまようじの切断とタワーの設計を始めました。

・7月31日(水) つまようじの切断とタワーの設計
 つまようじの先端の細い部分と末端の凸凹部分は使えないのでカットします。
つまようじ3 つまようじ4
 募集要項には、カット後の長さは約45mmとありましたが、切りすぎたようで40mmになりました。タワーの高さは500mm以上と決められているので、つまようじが短いとたくさんつなげないといけません。前途多難です。
つまようじ5
 設計は、Google SketchUpというフリーソフトで行うらしいです。私(ホームページ管理人、科学サークル顧問)は、建築の事がまったく分からないので、生徒が何をしているのかまったく分かりません。

・8月1日(木) 模型の製作(無知の顧問の活動)
 Google SketchUpは三次元で物体を描くことができるよいソフトです。生徒は2名とも建築科であるため、パソコンのモニター中にある「つまようじタワー」を理解しているようですが、私にはさっぱり分かりません。
 分からないままでは、顧問の意味がありませんので、ご近所のお店に行って、竹ひご、竹串、瞬間接着剤を買ってきて、形を見るための簡単な模型をつくることにしました。
 生徒が設計したタワーのコンセプトですが、「おもりの加重を支える高いタワーとゆれの負担を支える低いタワーの融合による八角塔」です。

・8月2日(金) 模型の製作(無知の顧問の活動)
 製作時間4時間。生徒がGoogle SketchUpで設計したタワーの模型ができました。
つまようじ6
 まだ見せてはいけないということですので、モザイク処理しました。
 模型があるとよく分かります。補強が必要な部分、無駄な部分なども見えてきました。(模型なしで構造の議論ができる生徒2名はすごいです。)

 さて、来週は、つまようじの接続、タワーに必要なつまようじの本数計算、タワーの重量計算(接着剤の重量は考慮しない)を済ませ、タワーを立てたいです。