8月2日、平成28年度あさぎり町家畜管理品評会に参加させていただきました。この会は第67回球磨畜産共進会の予選会でもあります。
今年度、本校から出品する牛は2頭(はつこ号、なわしらひさ号)。4月と6月にそれぞれ鹿児島県と鳥取県から導入された牛を出品しました。
あさぎり町の農家さんへのお披露目会。「はじめまして、よろしくおねがいします(牛より)」。
品評会に参加を希望した生産科学科の生徒達は夏休み返上で引き運動をしたり洗ったり。朝・夕、神殿原農場に通い牛の調整に励みました。
今日も朝から最後の牛洗。「がんばってよ、なわしらひさ」
「ちゃんと、まっすぐ立ってくれよ、はつこ」
8時に「上畜産センター」に移動。いよいよ審査が始まりました。
審査員の方々が来るまではリラックス。
審査員の方が来られたら「気をつけ!」牛の魅力を最大限に見せられるかどうかが私たちの役割です。
2頭並んで。「私たち、どうだったかな?(牛)」
さて、いよいよ結果発表!
なんと!
「黒毛和種の部 育成牛一部(12ヶ月以上16ヶ月以下)」の部ではつこ号が名誉賞首席!
生徒達は農家さん達の牛に圧倒され、途中で「もうだめかも」と思っていたため、とても驚きました。
表彰式の様子。
学校に戻ってきて記念写真をパシャリ。
なわしらひさ号は3位入賞は逃しましたが、8月13日に行われる第67回球磨畜産共進会への出場権はいただきました。
品評会への取り組みを通して、牛と関わることができました。これからも牛をかわいがり、良い牛を育てようという意欲が湧きました。
参加させていただくことで良い体型の牛をたくさん見ることができ、勉強になりました。
そして、牛や地域を大切にしておられる農家さん方に声をかけていただくことで、励みになりました。
生徒達は「牛を通して成長する」ことを学んだようです。地域の方々、今後ともよろしくお願いします。