学校生活 南稜NOW

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「熊本県庁(農業土木職)現場見学バスツアー」

  熊本県が主催する「熊本県庁(農業土木職)現場見学バスツアー」は、熊本県庁の業務(農業土木)に興味がある
高校生(大学生・大学院生)を対象に、農業土木職の仕事内容について一層理解を深めることを目的として実施され
ています。昨年より2回目で、今回2人参加をしてきました。

  見学した場所は、農地被害現場(阿蘇市)、橋梁下部工工事現場(阿蘇市)、大切畑ダム(ため池)(西原村)、鼻ぐり
井手(菊陽町)の4ヵ所です。

  農地被害現場では、2mほど道路が断裂し沈下している。また、広範囲に農地にクラック(亀裂)が入り、農業生産が
できない状況でした。農家の収入が無く、一刻も早い復興が必要である。そのため、平成30年には生産が出来る状態
にするそうです。しかし、クラックのしわ寄せや沈下した土壌の復元に技術的な難しさがあるそうです。

  大切畑ダムでは、水が溜まらないように低水管理の様子とドローンを使い上空からの被災状況を確認しました。
被災の調査結果によるとダム内に断層が存在しているため、今後の地震対策を検討すると高度な技術的が必要である
ため、有識者と協議を進めながら復興を進めているそうです。

  橋梁下部工工事現場では、竣工検査の方法を体験的に教えていただきました。

  鼻ぐり井手では、歴史的に貴重な文化遺産である水路の構造の説明と見学を行いました。

  バスの移動中には、県庁職員の業務内容や休暇の過ごし方、採用試験に向けた取り組み方法など教えていただきました。

南稜就農塾 先進地視察研修(畜産コース)

南稜就農塾はどの学科の生徒も参加できる活動です。「農業を勉強したい」「地域を深く知りたい」「多くの方々と交流をしたい」など自分を高めるために目標を持った生徒が参加します。

2月23日、南稜就農塾(畜産コース)の生徒は「ゼンカイミート」さん、「阿蘇ミルク牧場」さん、「林田牧場」さんに訪問させて頂き、学習を深めました。

まずはゼンカイミート。私たちが日頃、学習している牛に関わる仕事はどのようなものがあるのか、牛が肉になるまでどのような過程をたどるのかを学習しました。


「牛が好き」「牛は経済動物」自分の考え方を振り返るきっかけになりました。
そして、学んだ私たちの役割は「伝えること」。私たちが食べる、食べ物の裏側には貴重な命、多くの苦労があることを身近な人たちに伝えていく必要があると感じました。

次は阿蘇ミルク牧場。研修の目的は農業を楽しむこと。勿論、それだけではありません。観光牧場など、お客様を満足させる仕事をする上で大切なことを学ぼうと研修に挑みました。



うーん。勉強したのかな?楽しかっただけではないのでしょうか???

最後に阿蘇西原村で褐毛和種の一貫経営をされている林田牧場で研修をさせて頂きました。若い、後継者である林田さんは地震の時のことや後継者として必要だと感じていることなどを話して下さいました。


Q「なぜ、褐毛和種なのですか?」
A「うまいからです(笑顔)」
Q「地震の時、どう感じられましたか?」
A「この世の終わりだと思いました」
Q「地震の時、まず、何をしたんですか?」
A「倒れた牛舎から牛を救出しました。その次は牛の命をつなぐために水をどうにかして集めました」
Q「後継者として仕事をする上で大切なことは何ですか」
A「牛が好きであること。仕事を楽しむこと。そして友人を大切にすることです」

話は尽きません。たくさんのことを教えて下さいました。

今回の研修で就農塾生は貴重な体験を積むことができました。ゼンカイミートさん、ミルク牧場さん、林田牧場さん、本当にありがとうございました。

平成28年度聴講生修了式

今年度は、4名の聴講生の方々がいらっしゃり、本日無事に修了式を行いました。
聴講生の皆さんは1年間、園芸科学科の3年生「総合実習」の科目を受講され、野菜や草花について学習をされました。

野菜や草花の栽培について生徒たちに教わりながらも、時に人生の先輩として、生徒を温かい眼差しで見つめておられた聴講生の方々のお姿がとても印象的でした。

私たち教員にとっても、背筋の伸びる思いで聴講生の方々が来られる毎週金曜日を迎えており、大変良い刺激をいただきました。

1年間、ありがとうございました。

※聴講生制度はH29年度も募集しております。
興味があられる方は、学校までお問い合わせ下さい。

南稜就農塾視察研修(栽培コース)

 2月23日(木)に南稜就農塾(栽培コース)で宮崎県へ視察研修に行きました。
 はじめに南九州大学を訪問し、大学でどのような研修が行われているのか視察しました。







 大学とはいったい何を学ぶ場所なのか、今まで関心を持っていない生徒もいましたが、今回の研修で「大学も楽しそうだ!」と興味を持ったようでした。

 続いてJR九州ファーム新富農場を訪れました。「JRと言えば鉄道」のイメージですが、現在はそのJRグループも九州各地で農業事業を展開されています。新富農場は開業4年目ということでしたが、立派なハウスが並び、一面に広がるピーマンは圧巻でした。


 本研修の実施にあたりご協力いただいた南九州大学の皆様、JR九州ファーム新富農場の皆様に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

先週の短期寮☆

水曜日で短期寮は入れ替わっていますが、先週の短期寮生の研修状況についてご報告。
ボランティア活動では水路の掃除を行いました。冬になり落ち葉はさほどありませんでしたが、砂利や砂を片付けました。



昼からはレクレーションでサッカーを行いました。2年生対1年生で試合を行いました。結果は1年生が勝ったとか。1年生の勢いが、2年生の意地を上回ったようです。


鶏の解体実習

「いただきます」
食事の前に、当たり前のように発している言葉です。その言葉の意味を考えるために、2年生産科学科では鶏の解体実習を行いました。


「ニワトリの温かい感触が、心に残っています。」生徒の感想。

私たちが食する、食べ物には多くの方が関わっています。言葉にすると簡単ですが、「命に感謝する」、「私たちの食べ物を食卓に届けてくれる方々に感謝すること、忘れません。そして、伝えていきます。

・第19回 学校華道インターネット花展 表彰式 (2017/02/22)

・第19回 学校華道インターネット花展 表彰式   (2017/02/22)
2月22日(水)  第19回 学校華道インターネット花展で、華道部3年生活経営科の大瀬さん、尾方さんへ表彰状、副賞などが授与されました。
幼稚園から大学院までの1150校、7268作品の応募の中から、まず、867作品をノミネートし、個人賞を32名に授与。32名の中に、大瀬さん、尾方さんの2名が入るという快挙です。大瀬さんが、九州沖縄ブロックで1名の西日本新聞社賞、尾方さんが高校の部7名に入る入賞を果たしました。ご指導いただいている多田先生もご出席。南稜高校から10名が出品し、6名がノミネートされるという高いレベルでした。

農業関係教職員研修 食品科学系実施

 2月21日(火) 有限会社ワールドベーカリー・株式会社ナチュラルの代表取締役 恒松親一郎氏 を講師にお迎えして、
本校食品科学科の製パン室で県内食品科学系の先生方の製パン技術研修会が開催されました。

 良い製品を作るための生地作りのポイントや仕上がりの見極めなど詳しく御指導いただきました。また、授業でパン作りの
指導をする際のポイントも教えていただきました。


 参加した先生方は、一つ一つ工程の写真や動画を撮り、質問をしてはメモを取っていました。

生地を円く伸ばすのも技術が必要!    軟らかいパン生地にきれいにクープを入れるのも切れ目を入れて中身を見せるのも難しい!

 
できあがったパンは、どれもお店に並んでいるようなできばえでした!

講師をしていただいた恒松様は、人吉市と多良木町に、「パンとお菓子の工房ナチュラル」を経営れており、地元で大人気のお店です。
恒松様には大変お忙しい中、講師をしていただき本当にありがとうございました。

この技術研修会に参加した先生の指導で、南稜高校でも写真の様なパン作りの指導ができるようにがんばります。

・消費者教育 3年生 (2017/02/22)

・消費者教育 3年生     (2017/02/22)
2月22日(水)3年生に対して、「消費者教育」を実施しました。講師は、熊本県銀行協会 塩塚英司事務局次長。社会に出て気をつけたいお金のこと、お金に関する基本的な注意事項、金融犯罪に巻き込まれないために・・・等々、卒業後、必要となる重要なお話でした。

・漬け物 食品科学科1年 (2017/02/21)

・漬け物 食品科学科1年   (2017/02/21)
2月21日(火)食品科学科1年生の家城さん、石川さん、米澤さんらがつくった漬け物をいただきました。通称「はりはり漬け」、「つぼ漬け」。おいしくいただきました。