明けましておめでとうございます。総合農業科・牛部では和牛甲子園に向けて肥育牛を肥育しています。年末・年始にかけていくつか取材がありました(人吉新聞、熊日新聞、読売新聞、KKT)。ご覧になられましたか?
取材の中にもありましたが、昨年はコロナや水害の影響で休校があるなど、例年通りに活動が継続できなかった生徒が多かったように思います。また、昨日、1都3県では非常事態宣言が出されました。九州各県も被害が広がっているようです。ふと思いました。「このまま、全世界、全部の仕事が自粛になったらどうなるんだろう」
学校が休校になったら何しよう。スマホやゲームがなくなったら暇かな。灯油がなくなったら寒いだろう。電気がなくなったら。輸入や輸出が出来なくなったら。それでもコロナが終息するまで自粛になったら・・・。
考えてみると様々な仕事で自粛が騒がれる中、農家が仕事を自粛したという話を聞いたことがありません。農業の役割は沢山ありますが、一番は「食量の安定供給」。仮に様々な仕事がなくなったとしても、人間は生きている以上、食べ物だけは必ず必要です。仕事に優劣はありませんが、農家の方々には感謝してもしきれないぐらいありがたい仕事を背負っていただいているのです。
農業・農家の価値を再確認する。こんな世の中だからこそ、分かることがある。だから本校の活動が注目され、取材していただけたように感じています。
総合農業科はそんな大切な役割を実践しながら、地域と関わりながら、楽しみながら学ぶ学科です。
12月26日(土)に宇城市総合体育文化センターウイングまつばせにて開催された、吹奏楽新人コンクールに出場してきました。
3年生が引退し、1年生2年生合わせて10名での演奏でしたがこれまでの練習の成果を最大限に発揮し、見事“銀賞”を頂く事ができました!
新人コンクールで銀賞を頂くのは南稜高校吹奏楽部にとって初めてです!
この賞を励みにこれからの活動も頑張っていきます!
今年も卒業証書は、ミツマタの木を原料に手漉きした和紙を使用します。和紙の製造を依頼した多良木町槻木の椎葉さんが来校され、手漉き和紙を納品されました。また、ミツマタの幹を利用した飾りもいただきました。ありがとうございます。手漉き和紙の卒業証書を手渡す日が待ち遠しですね。
椎葉さんが手がけた様子や制作課程が載っているURLはこちらです。
https://tsukigi-mitsumata.com/media/category/mitsumata/
今年一年、大変お疲れ様でした。
今年を表す漢字は「密」…。コロナウイルスの世界的大流行に加え、7月の豪雨災害もあり、本当に大変な一年でしたね。
そんな2020年も、いよいよ年の瀬を迎えました。
来たる2021年が、人吉・球磨地域に生きる私たちにとって素晴らしい一年となりますように…。
大切な故郷が、創造的復興へと力強く歩みを進める一年になりますように…。
そんな大切な願いを込め『おかどめ幸福駅』と『あさぎり駅』に門松を寄贈しています。
年明けまで飾らせて頂きますので、近くを通られた際には是非ご覧下さい!
最後に、南稜NOWを御覧いただいている皆様の御健康と御多幸を願います!
来年も南稜高校をよろしくお願い致します。
それでは、良いお年をお迎え下さい!
12月27日(日)生徒生物研究研修会に科学部2名が参加しました。
始めに江津湖周辺の散策をし、野鳥の研究の仕方や植物の生育と人間生活の関係、
水生動物の採取方法のレクチャーを受けました。
その後肥後野菜の水前寺もやしの収穫の見学をしました。
午後からは、校内の生物の研究のレクチャーを受けました。
様々な角度から生き物について学ぶ機会となりました。
小さな気づきが大きな発見を生むことを改めて感じた1日でした。