中学生の皆さんは「森の役割」と聞いて、何かわかりますか?令和2年7月豪雨災害後、南稜高校環境コースは、東京大学の蔵治教授と共に、学校演習林の調査を行っています。森の役割の一つである「森の水を溜め込む力」を確認するのです。雨が降った後の森に入り、実際に備え付けた装置を通して、一本の樹木がどのくらいの雨水を溜めていたのかがわかります。森ってすごいですね!
蔵治教授から説明を受けます。
一本一本の木に備え付けてある装置で溜まった雨水の量が分かります。
これからも調査を続けていきます!!!
総合農業科環境コースはありぎり町社会福祉協議会より依頼を受け、1学期の間、ベンチ3台と健康福祉台(麻雀台)3台を製作してきました。今日は、肥後銀行とあさぎり町役場で寄贈式を行いました。町長様から直接感謝のお言葉をいただき、生徒たちは達成感に包まれていました。
肥後銀行にて(3年生林業専攻制作のベンチ)
あさぎり町役場にて (ベンチ)
あさぎり町役場にて (2年環境コース製作の健康福祉台(麻雀台))
7月10日(水) 午後、進路活動の一環として、面接講座を実施しました。
前半は、体育館での全体指導です。
講師の先生の「意欲は目に見える」という言葉をスタートに、姿勢やお辞儀、声の出し方などを具体的に実践していきました。
少し蒸し暑い体育館の中でしたが、みんな元気に学んでいました
後半は、進路希望先に分かれての模擬面接練習です。
声が小さい、何を言っているのか伝わらない、手をぶらぶらさせて落ち着きがない、など、講師の先生から的確に指摘をしていただきました。
講座終了後の生徒の声
まじむずかった(本当に難しかった)
全然言いたいことが言えなかった
失敗ばかりした
まじがんばらんばってなった(本気で頑張らないといけないなと思った)
今回の経験を通して「自分はまだまだできてない」ことに気づいたのは、大きな収穫ですね
ここからは、模擬面接練習の様子です。
まずは基本的なことから
みんなに見てもらいながら
入退室、難しい
熱いご指導のもと、みんなの集中力も高まります
10日(水)1限目LHRの時間で今年度入学生を対象に1回目の総合選択制説明会を開催しました。朝から雨上がりの天気で蒸し暑く気温も上昇するなかでしたが、1年生一同しっかりと説明に耳を傾けていました。
ここで、簡単ではありますが本校の総合選択制とはどのような内容なのかを記しておきます。
【総合選択制とは?】
・学科の専門性を持ちながら、他学科の科目を、学科の枠を越えて、互いに選択できる制度。 生徒の進路希望や興味・関心に応じて選択することができる。
【具体的にはどのように選択するのか?】
(1)各学科が提供した総合選択科目から2年次に「A時間帯:週2時間」の授業1科目、3年次に「B時間帯:週2時間」の授業1科目の合計4時間2科目を学科の枠をこえて選択する。
(2)自分の学科の専門科目を更に深く勉強したい人は、専門性の高い「自学科選択科目」から選択する。他の学科の科目を勉強したい人は、基本的内容の「他学科選択科目」から選択する。
自学科選択科目:自学科の専門性を高めるために設定し、自学科生徒のみ選択可。
他学科選択科目:自学科の専門性を他学科に提供するために設定し、他学科生徒のみ選択可。
(3)自学科、他学科の区別なく選択できる「フリー」科目もある。
フリー:生徒の進路や興味・関心などに応じて設定し、全学科選択可。
今回の説明会では、担当の松本先生が「南稜高校の総合選択制とは?」ということについてしっかりと説明していただきました。制度の細かいところについてもわかりやすくお話しされ、説明終了後は各クラスで補足説明や今後の日程確認等が行なわれました。9月には2回目の説明会が開催される予定で、その際には各開講科目の具体的な履修内容等が説明されます。その後10月の選択科目決定に向けて自分がどの科目を選択するのかをしっかり考えていくこととなります。
進路希望や興味・関心に合わせて自分自身で授業科目を決められる数少ない機会です。自分にとって何を勉強することが必要なのかを決めて、今後も学習に取り組んでいってもらいたいと思います。
8日(月)にあさぎり町にある蓑毛ブルーベリー農園にてブルーベリージャムの原料となるブルーベリーの収穫を行いました食品科学科では、野菜や果物等栽培管理にふれる機会が少ないことから、以前から蓑毛様にご協力をいただきこのうような体験を授業の中で行っています気温も上昇しましたが、よく頑張りました。生徒たちの頑張る様子をぜひご覧ください