船高日記

2015年6月の記事一覧

2学年進路講演会

 6月10日(水)2年生214人及びその保護者を対象とした進路講演会が開かれました。白鷺電気工業株式会社代表取締役社長の沼田幸広さんが「夢を叶えるには」という演題でご講演下さいました。「企業が求める人材の第1位はコミュニケーション能力が高い人」「苦手なことから逃げないことが大事」などとお話しされ、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。今日聴いたことを、これからの生活に生かしていってくれるものと思います。
~生徒の感想より~
・就職も進学も求められていることはあまり変わらないのだと思った。資格を持っている ことやコミュニケーション力などが就職に役に立ったといわれていたが、それは大学にも言えることで、結局は今のうちから進学だけを見るのではなく、その先の就職まで見通して取り組むべきだと感じた。
・私はすぐに流されて、このくらいしなくてもいいだろうと楽な道ばかり選んでしまいます。しかし、それでは自分のためにはならないんだなと思いました。
~保護者の感想より~
・諦めず自分の得意なこと、興味あることを追求したり、できることは何でもやってみる (資格など)という前向きな気持ちを持つ人が、夢を叶えていけると言うことを強く感じた。御船高校の生徒みんなにも沢山の可能性があり、成功へ導くのは自分。諦めずどんどん前へ進んで欲しい。

電子機械科集会

本日ものづくりLABOにて、1年生から3年生までの電子機械科の生徒を対象とした、合同集会がありました。
 米納校長先生、電子機械科主任の大橋先生の挨拶で集会は始まりました。

 校長先生からは、伝統と誇りを胸に、日本や世界で活躍できる力を身につけられるよう、日々の学校生活を過ごすようにと、お言葉をいただきました。

 大橋先生からは御船高校の電子機械科は普通科との併設であるがゆえ、様々な選択肢を持って学校生活をおくることができる。しかしそれゆえに、工業学校のような科に所属する意識が低く感じるため、もっと科としての意識、他の工業学校生との競い合いを意識するよういわれました。

 ものづくりコンテストの推戴式では、電気工事に出場する2年B組宮部浩一くん、旋盤に出場する2年B組江本優作くんの2人から、コンテスト内容の説明や決意表明がありました。

 
 2人とも金賞目指してがんばってください。

 集会の最後では、川添先生から、資格試験に向けての説明がありました。1年生は工業関係の資格についての説明を聞き、自分たちの将来に向けて考えを深めていました。
 
 各先生方、様々な面からのお話をされましたが、どのお話でも共通して言われたのは、日々の学校生活をしっかりと過ごすということでした。遅刻、欠席はもちろん、提出物や服装、頭髪と、その一つ一つが日々の学校生活でできていなければ社会に出ても通用しない、しかしそれができれば、どんな会社に行っても活躍することができる。

 今日話されたことをしっかりと受け止め、御船高校電子機械科の伝統と誇りを胸に、社会で活躍できる人材へと成長していってほしいものです。

電子機械科3年生が企業・学校見学に行ってきました

就職を希望している生徒は、九州旅客鉄道(株)熊本総合車両所と本田技研工業(株)熊本製作所に見学に行きました。

九州旅客鉄道では、新幹線を整備されているところやグリーン席に座ることができ、貴重な体験ができました。


本田技研工業では鋳造、溶接、エンジン組立てから、バイクが完成するまでの一連のラインを見学し、2年次の「機械工作」で学習したことが実際に見ることができました。今後の進路決定に対して大いに参考になりました。




また、進学を希望している生徒は、崇城大学と熊本県立技術短期大学校に行きました。
崇城大学では大学の概要、機械工学科の概要と実習工場の見学、学食体験をさせて頂きました。高校とは全く違う授業システムや充実した設備にみんな大変驚いた様子でした。



県立技術短期大学校ではそれぞれの科を詳しく説明して頂き、また実際の授業を見学することができました。レベルの高い授業・実習内容、ピカピカに磨き上げられている旋盤等設備の充実に目を見張っていました。


各々の進路実現に向け、今後も努力を重ねてほしいと思います。

SST(シンガポール)視察団が来校されました

 6月2日(火)、シンガポールのSST(The School of Science and Technology)校の先生と、連携校である本県SSH(Super Science High School)の熊本北高校の先生方が、本校マイコン制御部の活動の視察のため来校され、全国大会で優勝したロボットやマイコンカーの実演をご覧いただきました。


10月にはシンガポールのSSTの生徒30人ほどが来熊される予定で、ものづくりや工業技術を通じた国際的な交流ができればと思います。