球磨工ブログ

2013年11月の記事一覧

理化研究協議大会2

 午後は会場を火の国ハイツに移し、研究協議大会が行われました。

全体会
 開会宣言、会長挨拶
 会長がいきなり実験されたのにはビックリしました。さすが会長。(会長は球磨商の校長先生です。)
研究協議1 研究協議2

 各種報告
 全国大会、九州大会、生徒研究発表、ブロック別活動、研究ノート編集、県下一斉テスト問題作成、部活動生徒研修会の報告がありました。
 参加できていない大会や活動の状況を知ることができ、役立つ情報を得ることができました。(N先生、起きてますか?)
研究協議3 研究協議4

研究協議5 研究協議6

 特別発表「サイエンスリーダーキャンプを終えて」
 南稜高校の化学の先生の発表でした。将来の熊本県の化学教育を担う一教師として、積極的に各種会議・研修に参加する行動力は見習わないといけないと感じました。
研究協議7 研究協議8

 化学分科会 研究発表
 「熊本理科実習教師サークル~化学実験の工夫~」
 松橋高校の先生の発表でした。定期的な活動の実施に裏付けされた実験のテクニックはすばらしいものばかりでした。
研究協議9 研究協議10

 「屈折糖度計の研究 第7報 ~酢酸エチルの合成~」
 ホームページ管理人の発表です。酢酸エチルは塗料の溶剤などに使われますが、パイナップルやバナナのにおい成分の1つであったり、食品添加物としても使われたりする物質です。
 酢酸エチルの合成は、高校化学でも定番の実験の1つで難しくないのですが、反応時間や収率を求めることは難しいので、それらを屈折糖度計で簡単に求めることを目的として研究したものを発表しました。
研究協議11 研究協議12

 「続・金属結晶モデルの製作」
 化楽の会を代表して、済々黌高の先生が発表されました。
 スチロール球を丁寧に加工し、金属結晶のモデルを分かりやすくつくっておられました。教科書に描かれた模型ではわかりにくい部分を、模型で立体的に見せることで、生徒の理解が深まることが期待できる模型でした。
研究協議13 研究協議14

 たくさんの報告・発表を聞くことができ、有意義な研修となりました。すぐにでも実践可能な内容もあったので、球磨工に戻ってから試してみたいと思います。