球磨工ブログ

カテゴリ:進路指導部

人権学習 ~言わない・書かない・提出しない~

 

6月18日(金)6時限目に、3年生が人権学習をしました。

 

3年生は、9月から就職試験を受けますが、

その際に履歴書を提出したり面接を受けたりします。

かつては、家の資産や既往症他、個人情報をたくさん記入した「社用紙」を提出したり、

本人能力や資質と関係のないことを面接で聞かれたりし(違反質問)、

辛い思いをした受験生がいたといいます。

 

現在では、必要のない情報の記載をなくした「全国高等学校統一用紙(履歴書)」を提出します。

また、面接においても、面接官は人権の侵害につながる「違反質問」をすることは禁じられています。

しかし、今もなお、全国の面接会場において、違反質問はゼロにはなっていないのが現状です。

受験者が、違反質問と分かっていながら答えることは、人権の侵害を認めることになるので、

決然と断ることが人権を守ることにつながる重要な行動となります。

 

たくさんの違反質問の例を見ながら、

どのような質問が違反に当たるのか否か学習することができました。