日誌

芦高ブログ

U-18フットサル大会(サッカー部)

先日、JFA第10回全日本U-18フットサル選手権大会熊本県大会に出場しました。

現在サッカー部は、人数が少ない状況です。1月の県下大会や6月の高校総体では、他校との合同チームで参加しました。

それでも、しっかりトレーニングを重ね、両大会とも1回戦を勝利することができました。

今回、芦北高校「単独」で出場したいという選手の意向で、フットサル大会に初参戦星

          

試合では怪我人が出て、さらに人数が少なくなり・・・。

交代選手がいない中で、2試合とも終了間際まで勝っていましたが、最後は力尽き・・・。

1分1敗(4ー4、5-7)という成績でした。

決勝トーナメントを逃し残念でしたが、最後まで戦い抜いた選手は尊敬に値します。

今後はフットサルリーグ戦にも出場しつつ、サッカー大会にも合同チームで参戦し、選手1人ひとりが成長できるようサポートしていきたいです。

排泄支援&シーツ交換(福祉科)

福祉科の2・3年生は、実技テストに取り組みました。

  

この授業では、単に支援のやり方を学ぶだけでなく、利用者の心身の状況をしっかり捉え、それに応じた声かけや手順を考える力を身につけます。

そうすることで、利用者の自立や意欲向上につながり、豊かな生活を過ごしていただけます。

まさしく、福祉科のテーマである「『あたらしい幸せ』をデザインする」です。

この後は振り返りを行うことで、さらにより良い支援を考えていきますにっこり

福祉科全員で実習始め式を行いました。

 6月7日(水)、福祉科全員で実習始め式を行いました。昨年まで一部リモート形式での実施でしたが、今年度は福祉科全員が一堂に会して実施することができました。今年度の実習は、3年福祉科が6月15日から20日間、1・2年福祉科は7月19日から8日間を予定しています。(1・2年生は10月にも実施予定です。)

 心地よい緊張感のなか、それぞれの学年代表が実習に臨むにあたって、誓いの言葉を述べました。それぞれが実習の課題と目標についてしっかりと述べ、充実した実習にすることを力強く誓いました。また、校長先生からも温かい励ましのお言葉をいただきました。最後に福祉科主任から、「実習を通して成長したみんなの姿を楽しみにしています」との言葉があり、全員が実習への決意を新たにしました。

 お忙しいなか、実習生を受け入れていただいた施設の職員の方々に心からお礼申し上げます。

 生徒のみなさん、感謝の気持ちを忘れず、体調管理・感染対策を徹底し、それぞれの実習に臨みましょう!

    

北海道から大堀先生が来校されました(3年福祉科)

水俣・芦北地域水俣病被害者等保健福祉ネットワーク主催のもと、「介護研修会」が実施され、3年福祉科の生徒が受講しました。

講師は北海道の日本医療大学、大堀具視教授で、過去2年間はリモートでしたので、3年目にして初めて対面での授業となりました。

大堀先生は「動き出しは本人から。介護者がすべてやろうとせず、利用者様の自主性やできることを認めることが大切である」と話され、生徒は体位変換や車いす移乗の支援を実践しました。

  

ー利用者様に伺い、動き出すのを待つ。時間はかかっても、そのほうが利用者様は達成感を持つ。そして、できたことは褒めるー

なるほど。いくつになっても、褒められることは嬉しいものです笑う

  

 最後は、今回の講義を振り返って、2人の生徒が実演しました。

  

 ご協力いただいた県介護福祉士会(県南ブロック)の皆様、ありがとうございました。

男子新体操団体選手権初優勝!(新体操部)

5月26~28日に東京体育館で開催されたSASAKICUP第21回全日本新体操ユースチャンピオンシップ、第14回男子新体操団体選手権に新体操部が出場してきました。


個人競技に出場した3年林業科木下は、予選で出場者88人中6位で決勝進出を果たしましたが、最終的には10位という成績に終わりました。

団体競技には、3年林業科木下・松園、3年福祉科嶋田、2年林業科大竹野、1年林業科上野・鈴木・下田・山田が出場し、見事優勝を飾ることができました。
今回の大会、芦北高校新体操部として全国大会で初めての優勝という成績をおさめることができました。

選手それぞれの努力はもちろんですが、選手を支え応援していただいた保護者の皆様、指導していただいた芦北ジュニアの指導者の皆様、ご支援いただいた芦北町、多くの方々に感謝申し上げます。
今後も大会は続きます。これからも自己研鑽を積みよい報告ができるよう頑張りたいと思います。

ホタルが増えません・・・。(林業科)

林業科3年生の課題研究、ホタル・アマモ班は川や海の環境保全について研究しています。乙千屋川は、熊本豪雨災害後、河床の植生が戻り、ホタルの餌となるカワニナも増えてきました。しかし、ホタルは一向に増えません…。

歩いていると、何度もシカを見かけました。街路樹のサクラは樹皮が剝がれていました。
鳥獣被害を感じます。

高校総体頑張りました!(サッカー部)

いよいよ高校総体が始まり、サッカー競技が熊本工業高校で行われました。サッカー部は、これまで少人数で頑張ってきましたにっこり

八代農業高校との合同チームで試合に臨みました。連携が繋がり、素晴らしいゲームで南稜高校に6:1で勝つことができましたお祝い
次も応援しています!!!

全国大会に向けて(林業科)

林業科で第1回農業鑑定競技会が行われました。これは学校農業クラブ連盟の各種競技で、専門的な知識を問う大会です。ここ2年間、芦北高校が日本一になり、文部科学大臣賞を受賞しています。今年は、全国大会が50年ぶりに熊本で行われます。みんな頑張ってますね!

美味しそうにできました。

 5月25日3・4限目に3年農業科の生徒たちが食品製造の授業でパン製造を行いました。

今回は普通のパンにマーマレードを練り込んだ『マーマぱん』と『マーメロンぱん』を作しました。

生地が硬く、丸めるのに苦戦しましたが、美味しそうに膨らみ、焼き上がりました。

生徒たちは、ほんのりマーマレードの香りがして美味しいと食べていました。

   

「真相報道バンキシャ!」の取材がありました!(林業科)

林業科3年生、課題研究アマモ班が取り組んでいるアマモ場造成の取り組みについて日本テレビ『真相報道バンキシャ!』の取材があり、MCの桝太一さんが来られました。

本校のアマモ場再生の研究は、今年で21年目となり、多くのアマモ場造成技術(種子散布法や移植法、アマモ苗の栽培)を考案してきたことで県内外でも高い評価を得ています。

アマモ苗の栽培研究をしているアマモラボ(研究室)では、様々なアマモ苗栽培の実験水槽を説明しました。↑の写真は、2018年から本校と共同研究しているアグリライト研究所の先生方に今年取り組んでいるアマモ苗栽培実験用装置の説明を受けているものです。生徒たちが考えた仮説・検証のための実験装置や実験作法を提供いただくことで、私たちの研究はより専門的に取り組むことができています。

その後は、海に行き、本校の先輩が考案した「ロープ式下種更新法」というアマモの花枝(種が入っている穂)を集めてロープで沈める種子散布法を一緒に行いました。桝さんは、海洋生物に詳しく、様々な生き物について教えていただきました。

今回の取材をとおして芦北町の豊かな海について再発見し、今後の研究活動への力が湧いてきたようです。

今回の取材は、

5月28日(日)放送の真相報道バンキシャ!(18:00~18:55)
SDGs特集のコーナー(10分間)で放送予定です。
どうぞご覧ください!。

※放送日が急遽変更になる可能性もあります。

 

木村副知事が学校視察!!!(林業科)

芦北高校は、4年前からシカやイノシシの鳥獣被害対策について研究活動を行っています。今日は、その取り組みの視察に熊本県の木村副知事様が来られました。

林業科3年生の課題研究林家ハンター班が設置した峰崎農場の箱罠やくくり罠の説明を行いました。

また、林家ハンター班は、ICTやIoTを活用した狩猟技術の向上について研究しています。センサーカメラを設置し、chromebookに送られているデータを活用していることも報告しました。

日頃の学習成果の報告でしたが生徒たちにとっては大きな刺激になったようです。

最後にがんばる林業高校生表彰で林野庁長官賞を受賞した池田さん、上村さん、吐合さんの報告がありました。
木村副知事様からは、「農業、林業、福祉は繋がっています。芦北高校での学びをさらに深め、発信してください。」というお言葉を頂きました。

木村副知事様、お忙しい中の訪問、ありがとうございました。

 

令和5年度 芦北高校体育大会 (その3)

体育大会の花形の競技といえばやはりリレーです。芦北高校では、クラス対抗リレーと団対抗リレーがあります。

クラス対抗リレーは2年福祉科が優勝し、団対抗リレーは林業科が優勝しました。先生チームも参加し、大いに盛り上がりました。

表彰式、どの団も力を出し切ったようで、すがすがしい表情をしていました。

閉会式では、みんなで大きな声で校歌を歌いました。マスクを外して大きな声で校歌を歌うのがこんなに素晴らしいことだと再認識しました。

まさに桜花爛漫な体育大会となりました。応援に来ていただいた、保護者の皆様、地域の皆様、本当にありがとうございました。

中学生の皆さん、このように笑顔あふれる芦北高校に是非、来てくださいね♫

令和5年度 芦北高校体育大会 (その2)

芦北高校の体育大会の一番の目玉はマスゲームです。練習も一番、このためにやってきました。全校生徒で最高のパフォーマンスを見せることができたようです。

1年生 集団行動
練習では、なかなか息が合わないときもありましたが、自分たちの動きを動画で確認してしっかりと息を合わせることができました。

2年生 組体操
筋力やバランス感覚が必要なものもあり、練習ではうまくいかないときもありました。しかし練習を繰り返し、本番ではすごい集中力で素晴らしい演技を見せてくれました。

3年生 創作ダンス
春休みから各クラスダンスリーダーの元、練習をしていました。クラスごとにTシャツも作りました。担任、副担任の先生も踊り、最後の学年全体のダンスでは、体育の先生方も一緒に踊って最高の思い出ができました。

グランドフィナーレ
全校生徒が集合し、各団の団長の元、ウェーブを作りました。そして生徒会長の吐合さんより、「コロナも収まりつつある中、本日マスクを外しての体育大会を開催することができ、心から嬉しく思います。応援に来てくださったたくさんの保護者の皆様、地域の皆様、本当にありがとうございます。各団、一致団結した体育大会を最後まで楽しんでください。多くの先輩方から受け継いできたこの伝統ある芦北高校をもっと活気づかせ、日頃お世話になっている家族や地域の皆様に元気と勇気を与えられるような高校にしていきます。これからもよろしくお願いします!!!」と力強い挨拶をしました。保護者の中には、涙ぐまれている方もいました。

令和5年度 芦北高校体育大会 (その1)

5月14日(日) 雨のために順延となった芦北高校、芦北支援学校佐敷分教室の体育大会が行われました。
今年の体育大会のテーマは『桜花爛漫(おうからんまん)』
~心を一つに 咲き誇れ~ です。
(桜花爛漫:満開となった桜の花が咲き乱れる様子)

入場行進はどの団も堂々としたものでした。(福祉科:ピンク)(林業科:緑)(農業科:オレンジ)(分教室:白)

合同で選手宣誓をし、いざ競技開始です。

男子100m走、女子83m走
接戦の連続でした!。

5人6脚
みんな息を合わせて頑張っていました。

男女竹取合戦
それぞれの団が戦略を練って、竹を取り合います。すごい迫力でした。

芦高トライアスロン
生徒会が考えた技巧走です。先生方も協力して頑張りました。パン食い競争をしているこのメロンパンは、農業科の食品専攻が作りました!

綱引き
各団とも拮抗した戦いで一勝一敗の好勝負でした。

長縄跳び
1分間で何回跳べるかを競い合います。跳んだ回数がそのまま点数になるので一発逆転の競技です!

芦高アベンジャーズ
新しくできた競技で、男子は30kg、女子は20kgの俵を担ぎ続けます。先生も飛び入り参加し、大いに盛り上がりました。

命をいただくとは(林業科)

3年林業科の課題研究、林家ハンター班は、学校横の峰崎農場に箱罠とくくり罠を設置しています。センサーカメラにシカの映像が映り、早速、止め刺し(命を奪う行為)をしに行きました。

農業や林業の食害の被害から守るためとはいえ、動物の命を奪うことには、葛藤がありました。止め刺しは無事終わりました。農地や森林を鳥獣被害から守り、捕獲した鳥獣の命をしっかりと活用することが大切ですね。

学びあい(2年福祉科×1年福祉科)

入学して早1ヶ月イベント

1年福祉科は、真新しい実習服を身にまとい、ベッドメイキングを学んでいますひらめき

ベッドメイキングもなかなかうまくいかず、四苦八苦急ぎ

そんな1年生を助けるために立ち上がったのが、2年福祉科グループ

ちょうど1年前は、ベッドメイキングを学んでいた2年生。

1年経つと、立派なものです王冠

しっかり手本を見せ、コツを教える姿は頼もしくもありましたにっこり

  

  

介護計画を作成中(3年福祉科)

施設にて介護実習が予定されてますが、その中で利用者様お一人おひとりの介護計画を作成します。

現在、事例をもとに作成(練習)しています。

これがなかなか難しい…。 

お互いの途中経過を見せ合いながら、考えを膨らませています。

  

いいヒントは見つかったかな?

着脱支援(3年福祉科)

3年福祉科は6月中旬から地域の施設にて「介護実習」が実施されます。

これまで学んだ知識と技術をフル活用できるように、復習をしています。

  

さすがは3年生!

自分たちで、話し合いしながらより良い支援方法を学んでいました。

初めてのスノーボールクッキー(農業科)

農業科一年生で初めての持ち帰り実習を行いましたピース

販売物と同じレシピの「スノーボールクッキー」を作りましたハート
皆で協力して楽しみながら取り組んでいました興奮・ヤッター!


今回は代表で緒方姫奈乃さんの感想を掲載します。
“バターをクリーム状にするのが少し難しかったです。また薄力粉を加えて切るように混ぜるところが楽しかったです喜ぶ・デレ

今後も楽しく学べる実習を継続していきます了解

トマトの定植(農業科)

5月1日

1年農業科の「農業と環境」で

中玉トマト“フルティカ”を

定植しました了解

トマトは決まった方向に

花をつける習性があります花丸 
収穫の時に、作業が効率的にできるよう

通路側に花の向きを揃えて植えましたひらめき


暑い晴れビニールハウスの中での

初めての管理でしたが、クラスメイトと

協力し合い、全てを植えることができたましたピース

 

大きく育て!ニヒヒ

熊本県空手道個人選抜選手権大会(空手道部)

玉東町民体育館において第46回熊本県空手道個人選抜選手権大会が行われ、空手道部が参加しました。

今年の4月から久々に女子部員も入部しました。最初は男女個人形に参加しました。新しい形に挑戦するなど高校総体に向けての実戦練習となりました。

結果

3年生 上村安寿磨さん 3位入賞

次に男女個人組手に参加しました。空手道部では、全国選抜大会後、「どんな相手に対しても自分の力を出し切る!」という目標を掲げています。今日は、その目標を達成することができたようです。

結果 

3年生 河野鉄笙さん 優勝

    石山 隼さん 3位

この大会は、国体の予選を兼ねており、成人の部(軽量級 中量級 重量級)も行われました。なんと全てのクラスで空手道部の先輩が優勝をしました。頑張る先輩の姿に刺激を貰ったようです。

あたらしい幸せをデザインする(3年福祉科)

3年福祉科は6月15日から介護実習が始まります。施設で利用者様の介護計画を作成します。

 

利用者様のその人らしい生活とは何か? どうすれば困っていることが解決できるか?

事例をもとに、練習中ですキラキラ

 

ちなみに、タイトルの「あたらしい幸せをデザインする」は、福祉科のテーマですハート

生徒は知識技術を習得し、利用者様の生活を支援する力を身に付けていきますにっこり

介護過程とは?(2年福祉科)

2年生になり、『介護過程』の授業が始まりました会議・研修

とは言っても、介護過程って何??

生徒は、初めて聞く専門用語に戸惑いの様子です。

アセスメント、ICF・・・・急ぎ覚えることがたくさん喜ぶ・デレ

 

徐々に、理解していこうねにっこり

命の大切さを学ぶ教室

4月21日(金)に熊本県警察本部主催の、被害者遺族による講演会『命の大切さを学ぶ教室』が実施されました。昨年11月に引き続き、2回目です。

講師の米村 州弘(よねむら くにひろ) 様は、平成15年に起きた事件で、当時大学生のお子様を亡くされました。米村様のお子様は、高校時代にインターネットを通じて、メール上で相談などのやりとりをしていました。その相手は20歳以上離れた年上の男性だったそうですが、当時は年齢を偽って、近づいてきたそうです。

米村様は「この20年間で一番きつかったことは、家族がバラバラになること」と話されました。

「なんで、あの時パソコンを買い与えてしまったのか」米村様は今でも自分を憎んでおられます。

知人には「あまり考えすぎないように。」と慰められたが、それを言われると「愚痴も言えなくなった」と。また、本来は喜ばしいことも、亡くした子どものことを思い出すと悲しくなってしまうこともあるとおっしゃっていました。

芦高生へ伝えたいこと 

人を傷つけるメールや嫌なことは止めよう!

家族や友人を大切にしよう!

君たちの命は、君1人のものではない。たくさんの人が関わっている。

もし、悩んでいることがあっても生きる糸口を見つけて欲しい。それを支えて欲しい。

  

この講演会を聴いて、米村様が受けた心の痛み、子どもを亡くした親の思い、命の大切さを感じることができました。

私たちは、現在も社会問題となっているSNS等の使い方について、今一度立ち止まって考えるべきではないか。

ペットの気持ちになって(林業科)

3年林業科の課題研究、木育森育班は、木材の有効活用について考える中で、ペットフードを作っている業者より「犬のおもちゃが作れないか?」という相談を受けました。

犬は棒などを噛んで遊ぶことがあるのです。今日は、大型犬が咥えられそうなヒノキのおもちゃの試作を作ってみました。ペットの反応が楽しみですね!

演習林にシカが・・・(林業科)

3年林業科の課題研究、林家ハンター班は、現在資料をまとめています。

芦北高校の鏡山演習林は、学校から18kmの場所にあります。箱罠やくくり罠がありますが、毎日見回りに行くのは大変です。しかし、今は、センサー付きのカメラが設置してあるので学校にいながらシカの様子を確認することができます。
それにしてもたくさんいますね・・・。

海を歩く(林業科)

3年生の課題研究アマモ班は、定期的にアマモの生育調査を行っています。この日は干潮の時間が予想よりも早く、調査中に潮が戻ってきました。

令和2年の熊本豪雨災害以降、芦北湾には、山からの土砂が溜まっているところがあり、歩き方にコツがいります。みんなぬかるみに足を取られながらも上手に歩いていました。

研究室の中では、播種したエコポットの確認です。早く芽が出てくるといいですね。

林業技術でアマモ再生(林業科)

芦北高校林業科のアマモを再生させる取り組みはなんと今年で21年目になります。課題研究のアマモ・ホタル班は今年度の調査の準備を始めました。昨年取ってきた種子を播種するのです。

これが昨年、採取しておいたアマモの種子です。人工海水に浸けて冷蔵保存しておきます。

豪雨災害後、芦北湾内に溜まったヘドロをポット(自然由来のも)に入れます。

一つのポットに種子を10粒ずつ入れていきます。嫌気性を好むため、1.5cm程度の深さに入れます。

今後、発芽率を調べ、ある程度成長したアマモ苗は、生育環境を代えて生育調査を行います。

課題意識を持って取り組む!(林業科)

3年林業科の課題研究の授業が始まりました。これは班ごとにテーマを持って、地域の課題に向き合って研究活動をしていくものです。長い研究は、21年目にもなります!!!

【木育森育班】

先輩方の取り組みを振り返り、今年度の年次大会プロジェクト発表会に向けて、資料作成を開始しました。

【林家ハンター班】

chromebookで演習林の箱罠近辺の写真データが見られるようにしました。年次大会プロジェクト発表会に向けてもデータ整理を始めました。

【アマモ・ホタル班】

海でのアマモ調査や川でのホタル調査のために必要な胴長を準備しました。サイズが合わないと干潮とはいえ、海の中を歩くのは大変です。

授業スタート!(2年福祉科)

10日に始業式、11日に課題考査があり、今日から授業がスタートしました学校

2年生になり、引き続き『生活支援技術』の授業です鉛筆

今日は「ベッドメイキング」と「車いす支援」についての復習をしましたグループ

5時限目のベッドメイキングでは、少し忘れているところもありましたが、徐々に思い出し、「そうだっね。」「こうじゃない?」と笑顔で話している姿が印象的でした1ツ星

 

6時限目は、校内を車いすで回り、段差やスロープの感覚を体験しました。

  

今年度もしっかり知識技術を身に付け、7・10月の介護実習で学びを深めていきましょうひらめき

新たな門出!(農業科)

4月10日

今日は新2・3年生は始業式

新入生は入学式が行われて

生徒みなさんの新たな門出と

なりましたお祝いキラキラ

 

フラワーアレンジメントで

学んだ知識と技術を活かし新入生の

新たな門出をお祝いするために

壇上花のアレンジメントを行いましたピース

新入生へのお祝いの気持ちを

作品にあらわせたかと思いますイベント

これから充実した学校生活を

一緒に過ごしていきましょう興奮・ヤッター!

1学期のスタート! 始業式・入学式

春休みが終わり、いよいよ新学期がスタートしました。

まず、新任式が行われ、4月に本校に赴任された12名の先生方の紹介が行われました。

新転任者を代表した挨拶では、坂井事務長より、「生徒のみなさんの夢実現のために精一杯頑張ります」と心強いあいさつをいただきました。

 

 

 

 

 

始業式での校長訓話において、草野校長より次のような話しがありました。

季節は流れ、サクラの淡い色で彩られた景色が、柔らかな若葉の季節となり、そして、力強い緑の季節へと移ろっていきます。植物の息吹に私たちも力強さを感じさせられます。

新年度の始まりあたり、いくつかお話をします。

本校は創立102年となります。昨年度は、新たな100年の歴史の第一歩を共に築いていきましょうと話してきました。

100年先に到達するためには、1年ごとの積み重ねが大切です。皆さんは、この1年間をどう過ごしていくのかを考えてください。1年後にどのような自分でいたいかと想像することはできると思います。3年生と2年生では、人生の中でこの1年間の意味合いに違いはありますが、1年間の計画を持って過ごしてください。

 教育スローガンは「私は挑戦する、夢を実現するために」です。

夢や目標は、10年先、1年先、半年先に叶うかも知れません。毎日健康で過ごすという目標は毎日叶っていくかも知れません。自分で抱く夢や目標はどんなことでもいいと思います。場合によっては、人には言えないことでも。人の夢や目標を笑うことは他人にはできません。自分の描いた夢に積極的に、時には勇気を出し、あるいは、ゆっくりでも良いので挑戦してください。

明るい話題の一つで、コロナ禍での学校生活も変化をしようとしています。しかしながら、感染症がなくなった訳でも、特効薬ができた訳でもありません。周囲の人たちへの配慮、何よりも自分自身の命を守る行動は引き続き必要です。正しい理解の上に、認識を持って、行動しましょう。

令和2年7月豪雨からやがて3年が経過します。熊本地震からは7年が経ちます。復旧・復興は着実に進んでいますが、本校で水害からの復興に力を注いでいただいた方たちは、確実に減ってきています。その当時の大変さを語り継ぐことは難しくなりますが、前に進みながらも、当時のことから学ぶことが多くあります。

予想もせず突然起こることに、私たちは、どのように対応していけばよいのか、その課題を解決する方法は何か。その方法は、過去、歴史に学ぶことができると言われています。過去にも同じようなことが起きており、その時々で知恵を出し合って乗り越えてきています。

現在も、他の国や地域で起こっていることを参考にすることができます。それらのことに学びながら、周りの人と情報を共有し、意見交換をしながら知恵を出し合うと解決方法が見えてきます。

歴史という縦軸と世界という横軸に学びながら、課題を発見、課題の解決、協働的に学ぶために、皆さんが普段の授業を通して取り組むことを大切にしましょう。

皆さんは、高校で多くの人と関わり、地域の方々からも力添えをいただきながら学びを深めていきます。そして、私たちは、多様化した世界で生きています。隣にいる人たちの多様性を理解し、尊重することが求められます。

先月、大いに盛り上がったWBCや今年開催されるラグビーのWorld Cupでは、それぞれの国や地域にゆかりのある人が出場できます。これは多様性の一つの例であり、多様性が混じり合うと強くなるという事例でもあります。

周囲の人を大切、自分のいる場所を大切にしていきましょう。

 それでは、日々、ワクワク、煌めく高校生活を過ごしていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 生徒代表あいさつでは、生徒会執行部の3年福祉科 廣田さんが、この1年間の目標について元気よく話をしてくれました。巧みな表現力で、聞いている人を笑顔にする素晴らしいあいさつでした!

 

 

 

 

 

最後に、各部担当の先生、担任・副担任紹介が行われました。

 

 

 

 

 

 さあ!1学期がスタートしました。ワクワクする学校生活を送っていきましょう!

 <入学式>

午後からは、入学式が行われました。

 

 

 

 

 

 

 

ステージ演台のフラワーアレンジメントは3年農業科 阪中さんの作品です。新入生のために心を込めて作製しました。 

 

 

 

 

 

 

農業科16名、林業科23名、福祉科14名の新入生が入学しました!

1年生の皆さん、初めは色々な面で戸惑うこともあると思いますが、わからないことは先生や先輩に尋ねてくださいね。芦北高校でのこれからの活躍に期待しています!

 

定期的に調査を行います。(林業科)

芦北高校林業科では20年以上前から海草であるアマモを育てるプロジェクト活動を行っています。海の干潮の時に実際に海の中に入って草丈を測ります。今回は、アグリライト研究所の他、熊本大学の先生も一緒に調査をしていただきました。

みなさんはこの白いものが何かわかりますか?これはイカの卵です。アマモは二酸化炭素吸収能力があるのはもちろん、このように海の生物のすみかとなるのです。

調査は、800mある防波堤の奥にあります。素敵な写真ですよね。この景色を見ているだけで癒やされます。

第42回全国高等学校選抜大会頑張りました!(空手道部)

福岡県の福岡市総合体育館において第42回全国高等学校選抜大会が行われ、空手道部が個人形、個人組手、団体組手の3種目に出場しました。

計量を終え、3年ぶりの抽選会や開会式が行われました。

 

個人形では、上村君が九州地区の代表として参加しました。第一ラウンドは、見事突破し、入賞を目指して第二ラウンドに出ましたが、入賞とはなりませんでした。

 

個人組手は、-76kg級で河野君が、+76kg級で石山君が参加しました。それぞれの地域の代表ということで、厳しい戦いとなりましたが、石山君が見事5位入賞を果たしました。

 

最後の団体組手は、ベスト8を目標にしてきました。一回戦は勝利しましたが、二回戦で敗れてしまいました。高いレベルの中で自分の組手ができず、課題が残ったようです。次は、高校総体です。またインターハイに行くためにも気持ちを一つにしたようです。

第38回全国高等学校選抜大会頑張りました!(新体操部)

静岡県の草薙総合運動場体育館において、第38回全国高等学校選抜大会が行われ、新体操部の木下君が出場しました。これまで何度も繰り返し、練習してきた成果を発揮し、個人総合5位に入賞することができました。いよいよ3年生になり、インターハイに向けて意識が高まっているようです。

 

新入生をお迎えするために!(農業科)

3月22日

今日は新たに芦北高校に入学する

新入生の方々のために、入学式で

装飾する壇上花制作の練習をしましたピース

入学式はなんと言っても「桜」お祝いキラキラ

春やお祝いの気持ちを表現するため

明るく優しい色合いの花材をチョイス了解

素晴らしい入学式となるよう

壇上花制作の練習に励みます花丸

第74回全国高等学校相撲新人選手権大会出場(相撲部)

令和5年3月18・19日に高知県で行われた第74回全国高等学校相撲新人選手権大会に出場してきました。

18日の無差別級に農業科1年 林田 君が出場しました。

無差別級とは体重制限のない階級になります。

結果としては3回戦敗退となりましたが、出場選手228名のなかベスト64という結果を残すことができました。

19日の体重別個人戦80kg級には農業科2年 土屋 君が出場しました。

結果としては1回戦敗退となってしまいましたが、最後まで全力を尽くした取組みになりました。

今回の大会に出場することができ、選手は大きく成長することができました。多くの方々から応援をいただき、誠にありがとうございました。

今後も芦北高校相撲部を盛り上げていきたいと思いますので応援よろしくお願いします。

でこぽん祭り

3月18日(土)及び3月19日(日)、「でこぽん祭」に参加しました。

 

 

 

 

 

 

当日は大盛況で、準備していた農産物はすべて完売しました!

 

介護職員初任者研修修了(1年福祉科)

今年度入学した1年福祉科の生徒。

1年間、福祉について基礎的な知識技術を学んできましたグループ

その学びの中で、「介護職員初任者研修」の資格取得があり、みんなで頑張ってきました鉛筆

課題レポートや補講など苦労もありましたが、見事、本日全員修了することができました花丸

来年度からは、どんな成長を見せてくれるでしょうかにっこり

新入生も入ってきます。先輩、よろしく!

がんばる林業高校生表彰、林野庁長官賞

今日は、がんばる林業高校生表彰、林野庁長官賞の授賞式が行われました。農林水産省林野庁の濱本様や全国林業研究グループ連絡協議会の本永様が来校され、校長室で表彰式を行いました。

お土産に自分たちで作った木製バインダーをお渡ししました。

その後、もう一度、発表時の動画をみんなで見ました。年々深刻化するシカによる鳥獣被害を防ぐためにICTやIOTを使って鳥獣を捕獲し、ジビエ料理にして有効活用するというものです。

地域の課題に高校生の目線で向き合っていることに大きな評価を頂きました。

これからもさらに研究活動を進めていこうと思います。

シイタケ種駒打ち交流授業(林業科)

2年林業科が芦北支援学校佐敷分教室の1.2年生と交流授業を行いました。テーマはシイタケ栽培についてです。最初にシイタケについての説明を行いました。

その後は、演習林実習で伐採、玉切りしたクヌギの原木にシイタケ種駒を打ち込むための穴をドリルで開けました。

この原木にシイタケの菌糸が広がって2年後にシイタケが発生するのです。とてもよい交流ができたようです。

これからはドローンが大切!(林業科)

これからの林業にはドローンが必要と言われています。今日は、林業科1.2年生が体育館でHIGH PEAKの高峰様とAgrid矢尾板様を講師にドローンについて勉強しました。

ドローンは色んな種類があります。最初にドローンでどのようなことができるか、ドローンの資格について勉強しました。

その後は、実際にドローンを操作してみました。ドローンでは、測量もできるし、苗などを運搬することもできます。生徒たちは短時間で上手に操作していました。

クヌギ苗を植えました(林業科)

1年林業科が鏡山演習林に行き、実習を行いました。今回は、苗畑で育ててきたクヌギの苗を植林しました。この苗は、クヌギのドングリから育てたものです。このクヌギは将来シイタケ原木になります。1年生も山仕事がうまくなってきたようです。

県立高校学びの祭典(農業科 林業科)

グランメッセ熊本において、第1回熊本スーパーハイスクール全体発表会、県立高校学びの祭典が行われました。芦北高校が行っている鳥獣被害対策(ジビエ料理普及等)研究をポスターにまとめて発表しました。様々な質問に答えることで、今後、どのような取り組みをしていけばよいか考えることができたようです。

金網柵を設置しました!(農業科)

農業科では、田畑や果樹園で農作物を生産していますが、最近は、シカやイノシシの獣害を受けています。そこで、くまもと☆農家ハンターの稲葉さんの指導のもと、金網柵を設置しました。120m張ったのですが、慣れるまでは大変でした。これがスタートなのでしっかりと農地を守っていきます。

熊本県庁現場見学バスツアー(林業科)

3年ぶりに熊本県庁現場見学バスツアーが行われ、2年林業科が参加しました。熊本県職員の林業職といっても仕事は様々です。今日は、熊本市や阿蘇市、南阿蘇村にある木材市場や治山工事施工現場、樹苗園などを見学しました。仕事のイメージが膨らんだようです。

令和4年度卒業式

3月1日

芦北高校の卒業式が行われました。

新型コロナウイルス感染症や熊本豪雨災害で全校生徒が集まっての卒業式は3年ぶりとなりました。農業科、林業科、福祉科の代表が卒業証書を授与されました。

在校生送辞では生徒会長の吐合さんが先輩との思い出を話してくれました。

それに対し、卒業生答辞では、農業科の川本さんが涙ながらに思いを伝えてくれました。

最後は、3年ぶりに校歌や式歌を歌いました。

卒業式後は、震災直後、芦北高校を支えてくれた芸能人やアーティストなどのビデオメッセージが流れ、歓声があがりました。素晴らしい卒業式となりました。卒業生の皆さん、社会に出ても頑張ってくださいね。

 

答辞

 春の暖かさが感じられ、峰崎の桜も開花を待ちわびる今日の良き日に、私達3年生は卒業の日を迎えました。私達卒業生のために、このように晴れやかな卒業式を挙行していただき、誠にありがとうございます。ご臨席いただいたご来賓の皆様、先生方と保護者の皆様、在校生の皆さんに心より感謝申し上げます。

 本日いただきましたご祝辞に込められた励ましのメッセージや在校生代表からの餞の言葉に、卒業生一同大変勇気づけられました。そして、この3年間芦北高校で過ごした日々が思い出されました。

 私は、興味を持っている草花について学ぶことができることを知り芦北高校への進学を決意しました。教室の授業だけではなく実習や交流学習などの体験的な学びができる農業科に魅力を感じました。それまでの私には全く関わりの無かった農業の道に進んだことは、今思うと私の人生を大きく変える大切な決断となりました。

 高校に入学し、新しい環境や友達との出会いに期待を膨らませていましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴う臨時休校、そして、登校再開から僅か2週間後、熊本豪雨災害に見舞われました。

 私は水俣市から通学しており、すごい雨が降っているなというくらいにしか感じていませんでした。しかし、テレビに映った光景は、学校近くの道路が泥水で溢れ、事の重大さを実感し体が震えました。

 私には他校に通う双子の姉がいます。水害の後、学校で復旧作業をしている私の生活と比べて、毎日普通に学校で授業を受ける姉の姿に、羨ましい気持ちや、時には悲しささえも感じていました。

 しかしながら、復旧に向けて先生も生徒も泥だらけになりながら農場の溝上げや校舎の清掃活動をしていると、皆が一丸となって、日常を取り戻すために必死に頑張る前向きなエネルギーを感じました。今こうして、生活を送っているのは、あのときを皆で乗り越えたからこそです。

 この経験から、当たり前の有り難さを知りました。また、苦く辛い経験であったかも知れませんが、成長のきっかけを得ることができました。どんな苦境に立たされても諦めず、何が何でも前向きに生きようとする思いは、私たちは誰にも負けないと思っています。このことをこれからの人生の糧にします。

 通常の高校生活を取り戻し、私が打ち込んだ事は草花の学習活動です。フラワーアレンジメントの大会では、私にしか作れない唯一無二の作品を作りたいと思い、何度も何度もデザインを練り直しました。納得できず、最初からやり直し。自分が好きで始めたことなのに投げ出したくなったこともありました。それでも諦めずに、頑張り続ける事ができたのは、共に練習に取り組む友人がいたからです。一つのことに、一切の妥協なく打ち込む、私にとって初めての経験をして、自信が身につきました。他の人たちも同じような経験をして、今、この場にいます。

 3年生になると、進路決定に向けた活動が本格的に始まり、未来への一歩を定めなければならない不安と重圧がありました。想像もつかない未来への一歩を、自分の意思で決定しなければならない緊張感。面接などいくら練習を重ねても、自分の中にある不安が消えなかった日々。そんな時、生徒のためにいつも真剣に向き合ってくださる先生方の姿がありました。私がそうしてもらったように、生徒に目標や夢を持たせる、そんな仕事がもし私にできたら幸せなことだと考え、農業を教える先生になることを将来の目標に定めました。

 大学進学を決意し、受験のための学習や面接練習に励み、志望大学の合格を勝ち取ることができました。ただ、今の私には農業の先生の仕事をするうえで、まだ沢山学ぶべき事があります。目指すからには自信を持って生徒に向き合う先生になるために、大学生活で多くのことに励みます。

 今ここにいる卒業生のそれぞれが、これからの生活に期待や不安を持っています。この芦北高校で一緒に学んできた仲間の存在を心の支えに頑張ります。

 別れの時が近づきました。入学式の緊張感、教室では見られない姿が見えたクラスマッチや体育大会。収穫感謝祭で食べたカレーの味。修学旅行の代替旅行で行ったグリーンランド。改めて3年間を振り返れば、なぜか楽しかった事だけが思い出されます。二度とない高校生活を共にした皆さん、芦高でしかできない、体験と思い出をありがとうございました。

 在校生のみなさん。先輩らしいことは、できていませんが私達は、上級生として、手本を示さないといけないと努力することで、私達自身を高めることができました。そう思わせてくれる、明るく元気な皆さんの存在に感謝しています。これからの芦高を盛り上げていって下さい。

 いつも支えてくれる保護者の皆さん。酷いことを言ってしまった日もありました。それでも支えて、見守ってくれてありがとう。辛いことがあっても、安心できる居場所を作ってくれたから、今日まで頑張ってこれました。どんな感謝の言葉でも伝えきれないほど、当たり前に支えてくれる人のありがたさは、かけがえのないものです。

改めて保護者の皆さん、そして先生方。どんな時も私達を支えて下さりありがとうございました。これから、少し遠く離れてしまいますが、変わらず見守って下さい。いつか成長した姿を見せられるように、これからも精一杯頑張ります。

 結びに、歴史ある母校、芦北高校が、今後更なる発展を遂げることを願いまして、答辞といたします。

                令和5年 3月1日 卒業生代表 川本 愛美

目指せ!全員合格!!(医療的ケア)

 2年福祉科の生徒は4月から医療的ケア(かく痰吸引、経管栄養)の授業を受けています。10月までは座学で基礎・基本を学び、11月からは実技の練習に励んでいます。最終的には実技の試験があり、合格しなければいけません。全員合格を目指し、放課後等も利用し、お互い教え合っています。

  

 来年度6月からは、約1ヶ月間の介護実習が始まります。今回の実技練習の成果を十分に発揮できるよう、期待しています!

第13回「熊本県介護技術コンテスト熊本県大会」で優良賞を獲得しました!

 3月8日(水)、しろやまスカイドームで「第13回熊本県介護技術コンテスト熊本県大会」が行われ、1年福祉科の3名が出場しました。校内予選で選ばれた3名は、本番までの間、放課後や休日を返上して、話し合いと練習を何度も重ねてきました。

「糖尿病性網膜症の花岡さんへレクリエーショを実施してください」という課題に対して、花岡さんの心身の状況に関する情報から支援方法やレクリエーションの内容を自分たちで考え、実践しました。また、根拠を示した支援方法についてアピール文を作成し、堂々と発表しました。さらに審査委員の質疑にも的確に答えることができました。3名はこれまでの学びの成果を遺憾なく発揮でき、多くの賞賛の言葉をいただきました。 

  

 目標とした賞を獲ることはできませんでしたが、温かく思いやりにあふれた支援やレクリエーションは多くの参観者の心に響きました。出場校8校のうち、唯一の1年生メンバーながら、最後までやり遂げた3名に心から拍手を送ります。

 今回は地元芦北での開催だったため、会場の準備、片付けから運営までを、福祉科1・2年生が全員で力を合わせて行いました。芦高生の頑張りと団結力が、介護コンテストを成功に導いたと言っても過言ではありません。

  

 今回の経験を通して、生徒たちは多くのことを学ぶことができました。きっと今後の学校生活に生かしていってくれるものと期待しています。

Google for Education 講習会

Google for Education 認定トレーナーの3名の方に来校いただき、1年生を対象に、学科紹介のための Google サイトの作成方法について講習をしていただきました。

 まず、自分が見やすいと思うサイトをクラスメートとシェアし、理由を発表しました。「写真がたくさんあってわかりやすい」、「コンテンツごとに分かれていて見やすい」などの理由が挙げられました。トレーナーの方から、「見て欲しい人に届いて、見る人に必要な内容がわかりやすく盛り込まれているか」がサイト作成のポイントになることを教えていただきました鉛筆

 その後、グループに分かれて学科の紹介サイト作りをしました。まずは Google Jamboard を使ってアイディアを出し合いました。「見る人が知りたい情報はどんなものかな」、「どんな内容を掲載したら魅力が伝わるかな」と見る人の立場になって考えていました花丸

 次に Google サイトの使い方を教えていただき、写真や文字を入れ始めました。みんな楽しそうに活動していました。

完成したサイトはどこかでお披露目できたらいいですねにっこり 

3年間の集大成!(農業科)

3月は出会いと別れの季節晴れ

卒業式のために練習してきた壇上花制作

初めての2人での共同制作も練習を重ねる度に

少しずつ上達してきましたイベント

そして、いよいよ卒業式前日花丸

実際のステージ上での制作ともあり

照明の当たり具合やバランスを整えながら、

近くや遠くからだけでなく

左右の様々な視点からみても

きれいに見えるように何度も何度も

確認をし、制作に臨みましたグループ

3年間のフラワーアレンジメントの

知識と技術を活かし、納得のいく作品を

作り上げることができましたピース

 卒業生の新たな門出をお祝いする

華やかな装飾をすることができたと

思いますお祝い了解

1・2年生、これから芦北高校に入学するみなさんキラキラ

これからもフラワーアレンジメントについて学び

お花にたくさん関わってくれると嬉しいです興奮・ヤッター!

 

 

 

先輩も頑張っています!(空手道部)

空手道部の卒業生で大学へ進学している弓削先輩がこの度、-75kg級でナショナルチーム入りしました。芦北高校空手道部としても初の快挙です。長期休みに道場にも来てくれて一緒に汗を流していた先輩の活躍に後輩達は刺激を受けたようです。

狩猟免許を取りました!(林業科)

林業科3年生は罠猟の狩猟免許取得に挑戦しました。今日は、実際に最終の研修で、箱罠やくくり罠の設置の仕方を学びました。筆記試験、実技試験を無事合格し、全員が免許を取得することができました。それぞれが地域の山を守っていけると心強いです!!!

お別れ試合(空手道部)

いよいよ卒業が近くなってきました。空手道部では、3年生の送別会を兼ねたお別れ試合が行われました。

道場には、外部コーチ陣や保護者も集まり、最後の先輩後輩の試合を見守っていました。

体力が落ちてしまったものの、笑顔で試合をする3年生が印象的でした。

芦北町は空手道の町!!!

2月18.19日、芦北町のスカイドームで3年ぶりに『芦北うたせ杯ジュニア空手道大会』が行われ、

1500人近い小中学生が集まりました。空手道部はスタッフとして参加しました。

18日は、豪雨災害復興祈念として日本のトップ選手が集まりました。一流の動きに部員たちは大きな刺激を受けていました。

東京オリンピックにも参加された清水選手の形も披露され、その圧倒的な迫力に会場は静寂に包まれ、その後大きな拍手に包まれました。

19日は、小中学生の大会でした。空手道部はもちろん、たくさんの生徒が大会スタッフとして参加していました。

芦北町では、中学校の体育の授業でも空手道があるそうです。まさに空手道の町ですね!!!

木育講座は勉強になります(林業科)

林業科1.2年生を対象に木育講座が行われました。最初に校長先生より木育の意義について話がありました。

講師は、熊本大学の田口浩継先生です。

木育とは、木の重要性を知って、木に触れてもらうプログラムのことです。授業では、実際にたくさんの木材を使って、木の特性を学ぶことができました。

会場には、熊本大学の学生さんも来ていました。工業高校の先生になるそうです。

木がいかに素晴らしいものかについて再発見することができました。日頃、林業について学ぶ生徒たちにとって深い学びとなりました。

代表生徒のあいさつでは、「私たちが木育を広めていきます!」という力強い言葉がありました。

快挙 林野庁長官賞受賞!!(林業科)

がんばる林業高校生表彰という研究発表会に林業科3年生から引き継いだ2年生の狩猟班が参加しました。動画による発表で、質疑応答もしっかりできたようです。そして、結果発表では、なんと林野庁長官賞を受賞することができました。素晴らしいですね!!!

 

理学療法士による講演会(福祉科1・2年生)

済生会熊本病院で理学療法士としてご勤務されている佐藤様をお招きし、講演会を開きました会議・研修

熊本病院の救急外来やドクターヘリのこと、そして理学療法士や作業療法士、言語聴覚士の専門業務・多職種連携について教えて頂きました。

  

福祉科の生徒は、就職率・進学率がほぼ50%ずつです。進学希望のほとんどは、理学療法士等のリハビリ専門職の道に進みたいと考えている生徒が多いですグループ

今回の講演会を食い入るように聴く姿を見ると、自分の進路をしっかり考えているんだなと感心しました。

佐藤様、本日はありがとうございましたにっこり

校内介護コンテスト(福祉科1年生)

日頃の学習成果を発揮する場ー「校内介護コンテスト」花丸

1年生の学びの成果として、グループをつくり、課題や利用者像をもとに、支援内容やコミュニケーションについて考えます。

今年もこの時期がやってきました晴れ

  

課題は、「視覚障がいのある男性が入浴後、椅子に座っています。これからレクリエーションがあるため、その場所に移動し、レクリエーションを実践してください」です。

1年生は、約10日前に発表された課題について、各グループでしっかり準備してきました。

競技後は、自分たちの支援についてのアピールをし、審査員の質問に答えなくてはなりません。

どんな質問があるか分からないながらも、「視覚障がいのある男性」へ根拠を示した支援を考えることができていたので、しっかり対応できていました。

福祉科職員で審査をしますが、今年は福祉科3年生も審査員や利用者役として手伝ってくれました。

さすがは、3年生キラキラ「目の付け所」が良く、1年生の動きを細かく観ていました了解

最後は、サプライズで3年生にも「課題」にチャレンジしてもらいましたひらめき

パッとコミュニケーションをとおして支援ができる姿に、1年生は感心しきりでした星

  

「介護」は正解が1つではありません。今回、3年生も含め5つの班が発表しましたが、それぞれ様々な支援や声かけ方法があり、どれも根拠を示した内容になっていたと思います。とても素晴らしかったですキラキラ

3月8日には、地元の「芦北町民総合センターしろやまスカイドーム」で県大会が開催されます。

ぜひ、福祉を学ぶ県内高校生の熱い姿を観に来てくださいグループ

車いすバスケットボール体験会(福祉科)

車いすバスケットボール体験会を2年ぶりに実施しましたピース

日本の車いすアスリートの先駆者でもある山本 行文 様を講師にお招きし、車いすバスケのルールや操作方法をレクチャーしていただきましたキラキラ

 

生徒は、慣れない車いすに四苦八苦・・・。

山本様がトップスピードから急停止すると、生徒の歓声が鳴り響きました王冠

  

  

後半は、1・2年合同のチームで試合形式のゲームをしましたにっこり

車いすから放たれるボールは、ゴールまで届かずなかなか点が入りません急ぎ

やっと1点入ると、敵味方関係なく、みんなで喜び合っていました。お祝い

  

今回の学びは、生徒にとって大きなものとなりました。

「障がい」を理解し、できることは何かを考えられる支援者になってほしいと願います。

山本様をはじめ、御協力頂いた熊本機能病院の若本様、車いすを貸して頂いた熊本保健科学大学様、

ありがとうございました。

※2月9日の熊本日日新聞にも掲載されています。ぜひ、ご覧ください。

第2回ジビエ甲子園頑張りました!!!(農業科 林業科) 

2月5日(日)

熊本市のSDGs広場において『第2回ジビエ甲子園』が行われました。シカ被害対策について学ぶ、芦北高校と八代農業高校泉分校の生徒がシカ肉普及のためにレシピ開発をして、どちらがたくさん販売するかを競いながら、シカ被害やジビエ料理の重要性を伝えるものです。

最終打ち合わせを行い、いざ、開会式です。自分たちの思いをしっかりと伝えました。

なんと会場には、副知事も来られており、自分たちの思いを伝えることができました。新聞やテレビ局も来ていて、反響の大きさを感じました。

準備はしてきたつもりでしたが、調理や配膳、接客等、慣れるまでは大変でした。みんなで話し合い、少しずつ流れがわかってきました。お客さんからは、「ありがとう」「素晴らしい取組みだね」「おいしいよ」などと温かい言葉をいただき、笑顔が溢れました。

今回は、電車通りまで出て、PRもできるようになり、自分たちの取組みについて声かけも行いました。道行く方々に興味を持っていただけるような声かけはどうすればいいのか考え、とてもうまくPRしていました。

無事、販売が終り、泉分校生と共に達成感に包まれました。同じ課題解決に向けてこれからも高校生の頑張りに期待が持てます。この販売会にご協力いただいた皆様。本当にありがとうございました!!!

ジビエ甲子園に向けて!!!(農業科 林業科)

芦北高校は、シカによる農林業被害防止のため、シカの捕獲とその有効活用について活動しています。同じテーマで活動している八代農業高校泉分校と昨年より「ジビエ甲子園」を開催しています。

今日は、八代市のマルコーフーズ様において、今年のジビエ甲子園にむけてレシピ開発をした「シカ肉のコロッケ(プレーン)(カレー味)」と「キーマカレー」を作りました。みんなとても手際よく作っていました。

試作を繰り返し、ここまできました。ついに本番です。

春を連想させる花束づくり(農業科)

2月4日

第15回フラワーアレンジメント講習会

今回は『ブーケ』ピース

フラワー装飾技能士の検定課題に

取り組みましたイベント

 前回作った時よりも、スムーズに

つくることができるように

なりましたキラキラ

リボンワークも繰り返し練習し

思うように作ることができるように

なりました了解

あとは精度を高め、よりスピーディに

つくれるように頑張ります興奮・ヤッター!

 

卒業式も近くなってきました

みなさんも大切な人に花束を

送ってみてはいかがでしょうかピース

 

課題研究発表会(林業科)

3年生の課題研究発表会が行われ、3年ぶりにリモートではなく、同じ会場で実施することができました。草野校長先生より課題研究の説明がありました。芦北高校林業科は、50年以上前からこの取組みをしており、学びの記録として「みねさき」という冊子を作っているそうです。

3年生は、一年間「木育森育班」「狩猟班」「ホタル班」「アマモ班」に分かれて研究活動を行ってきました。研究の中での失敗や発見などがたくさんあったようです。

最後に学科主任の前島先生から講評があり、芦北高校の研究は、「森」「川」「海」と繋がった研究活動が長年かけて行われているという話もありました。アマモ班については、今年で20年目になり、日本学士会の表彰を受けているそうです。

この先輩や先生の思いは、1.2年生に引き継がれていきます。1.2年生の感想文には、たくさんの思いが綴られていました。このようにして伝統が引き継がれていくのでしょうね。

 

1.2年生大会(空手道部)

菊池市総合体育館において1.2年生大会が行われ、空手道部が参加しました。最初に個人形が行われ、上村君が参加しました。高校総体、新人戦と1位でしたが、今回は、2位という結果でした。

次に個人組手です。1,2年生全員が参加しました。2年生の部では、なんとベスト4に芦北高校生が全て入りました。日頃から練習をして、手の内を知り合った中での真剣勝負は見応えがありました。
石山君 優勝  河野君 2位  橋本君・上村君 3位

最後は、団体組手です。3人制なので、2チームでました。どちらも予選リーグを勝ち上がり、決勝トーナメントに入りました。同校決勝というわけにはいきませんでしたが、日頃の練習の成果を出すことができたようです。

芦北高校A(橋本君 石山君 河野君) 優勝

芦北高校B(上村君 石井君 吉野君) 3位

いよいよ3月に福岡県で全国高等学校空手道選抜大会が行われます。頑張れ! 空手道部!!!

地域の伝統に触れる(林業科)

1月28日

大野地域において、地元小学生と里山ボランティア活動の予定でしたが、雪の舞う寒さで小学生が参加できなくなってしまいました。そのため高校生は、大野地域の炭づくりの文化について学ぶことになりました。

実際に公民館横の炭窯の炭を出そうとしましたが、まだ熱を持っていたために外から見るだけにしました。それでも林業で製炭について勉強するのでとても良い研修となりました。

最後は、地域の方々が炭用の薪割りをしているところにいきました。地域の伝統に触れる素晴らしい時間となりました。

ブートニアをつくろう(農業科)

1月28日

第14回フラワーアレンジメント講習会を

行いました晴れ

今回のテーマは『ブートニア』キラキラ

 

ブートニアとは、結婚式で新郎の

左胸に飾る小さな花の装飾です花丸

 

フラワー装飾技能士の検定課題で

細かい作業が多く、慣れるまで苦戦汗・焦る

リボンワークやワイヤリングをメインに

何度も繰り返して挑戦しましたピース 

 経験豊富な3年生は様々なコサージュを

つくっていました美術・図工

さりげなく、暮らしの中で

アレンジできると素敵ですねイベント

 

ジビエ食肉加工場を見学(農業科 林業科)

芦北高校は、学校演習林や果樹園でシカやイノシシの被害に遭っています。そこで2学期より2年生の農業科と林業科で鳥獣対策について研修をしてきました。今回が最後の研修で、狩猟で捕まえたシカやイノシシをどう活用するかです。八代市にあるジビエ食肉加工場に行き、実際に解体する様子を見学しました。せっかくいただいた命を粗末にはできません。今後、ジビエ料理のレシピを開発する予定です。

全国選抜大会に向けて(空手道部)

3月に、福岡市で第42回全国高等学校空手道選抜大会が行われます。1月22日(日)に芦北町の交流会館に福岡県と鹿児島県で選抜大会に出場する高校が集まって練習試合を行いました。一日、何度も団体戦を組んでお互いに試合を通して技の確認を行っていました。どの学校も頑張って欲しいですね!!!

修学旅行四日目(その2)

 学科別研修が終わり、名残惜しかったですが、東京を出発しました。鹿児島空港に到着し、解団式を行いました。草野校長からは、「一人ひとりが成長しました。その成長を大切にしていってください。」という話がありました。生徒会長の吐合さんからは最後のあいさつで「ルールや時間を守ることで集団生活の大切さを学びました。学科を越えた交流ができたので、この学年の結束力を大切にしていきましょう!」という話がありました。2年生にとって最高の思い出ができたようです。

最後に全体の感想です。 

2年福祉科 山﨑さん

 私は、今回の修学旅行で人との関わり方を学び、改めて命の大切さを実感することができました。
 福島県での震災学習では、伝承館で当時の写真を見たり、フィールドワークを通して被害の大きさ、人を助けるために必死だった人たちの思いを知ることができました。
 東京での班別自主研修では、班員が行きたいところ、自分が行きたいところなどを出し合って時間内に帰ってくることができました。しかし、どうしたら思っていることや意見を言ってくれるのか分からないことがありました。また、自分が伝えたいことをうまく伝えられないこともあり難しく感じました。
 学科別研修では、Google本社に行き、社内を見学しました。和と洋のレストランがあったり、社員の方々が色々な場所で仕事をされていたので、びっくりしました。学校でChromebookを使って授業を受けたりしているので、これからも使い方を考えて大切にしようと思いました。

修学旅行四日目(その1)

修学旅行最終日は、学科別研修です。農業科は豊洲市場、林業科は林野庁、福祉科はGoogle本社に行きました。進路に直結した内容の生徒もいたようです!

 

農業科 濱﨑さん

学科別研修で豊洲市場に行きました。屋内には約2m以上のマグロのオブジェがあり、市場で取引された最大のサイズと知り、驚きました。見学通路では、World SUSI cup japanという外国の方が日本料理の技術を競う大会があり、大根の桂剥きや刺身を捌く姿がかっこよかったです。施設の屋上からは富士山も見えてみんな楽しく研修を行うことができました。

 林業科 松島さん

今日の学科別研修では、林野庁に行きました。芦北高校林業科の先輩がたくさんいて、校長先生と同級生の方もおられたので驚きました。業務内容の説明や庁舎の見学があり、林野庁長官や国有林野部長と会うことができました。普段授業で聞いている説明を詳しくしていただき、実際に政策を作っている人がいるのだと実感しました。自分の進路について考える素晴らしい機会となりました。

 

福祉科 岩坂さん

私達はGoogle渋谷ストリームを見学させていただきました。会社説明の映像を見たあと、本社内の各階の見学をしました。この会社は、働いている社員さんをとても大切にしていると思いました。外国の方も多く、宗教の都合上部屋があったり、休憩スペースや筋トレ、ゲームをする部屋などあり驚かされました。社内には77個のアート作品が展示されており、すごいと思いました。また通信機器を扱っている会社と言うことで、堅いイメージがありましたが、エイプリルフールに向けて面白い動画を作るなど遊び心に溢れた会社でした。学校でもGoogleアプリを使うことが増えていくので、会社のことを知ることができてよかったです。 

〜春の贈り物〜(農業科)

1月21日

第13回フラワーアレンジメント講習会

今回のテーマは『春の贈り物』晴れ

今日は器を使わない初めての方法で

アレンジメントを行いました

フィルムで吸水スポンジを覆い

ドラセナの葉で側面をカバーし

暖色系のお花や菜の花を使って

暖かい春をイメージしてアレンジ

しました花丸

3年生は卒業式のステージ壇上の

アレンジメントに向け練習をスタートキラキラ

今年は2人でひとつの作品づくりに

挑戦します!

花の配置や向きなどお互いに

話し合いながら試行錯誤…グループひらめき

最後の卒業制作キラキラ

きれいなアレンジメントができるよう

練習に励みますピース

 

暮らしの中にお花の癒しを〜興奮・ヤッター!

 

 

 

修学旅行三日目(その2)

修学旅行は学びの旅といわれています。毎晩、クラス委員長、班長、保健委員が集まって会議を行います。団体での旅行ですから、細かいところまで確認をしながら進めていかなければなりません。ここまで旅行の行程は順調に来ており、全員が体調管理にも努めることができています。素晴らしいですね。

修学旅行三日目(その1)

修学旅行三日目、今日は生徒たちにとって待ちに待った都内班別自主研修です。朝食からみんなとても嬉しそうでした。

班ごとにどこに行くかを事前に調べており、いざ出発です!!!

各クラスの感想です。

2年農業科 古川さん

私たちの班は、浅草と原宿竹下通り、東京スカイツリー、新大久保、ふれあい動物園に行きました。テレビで見るようなスイーツを食べることができ、たくさん食べ歩きができました。ふれあい動物園では、ミーヤキャットとフェレットと触れ合うことができました。様々な体験ができ、とても充実した研修となりました。

2年林業科 池田さん

東京駅や新宿などで様々な場所に行く中で、電車やタクシーなどを使うことが多くありました。事前にたくさん調べてきたつもりでしたが、とても難しかったです。都内の公共交通機関を利用して、乗換の大変さや電子マネーを使うことの便利さなどを学ぶことができました。これからの生活で活かしていきたいです。

2年福祉科 梅原さん 

修学旅行3日目の今日は、班別自主研修でした。私たちは、まず浅草駅から渋谷駅に行き、それから109に向かいました。109では、班の人とイチゴ飴を食べ、買い物をしました。次に原宿に行き、ガシャガシャの森とTRIOというお店に行きました。最後に浅草に戻り、お土産を買いました。

最後は三人とも同じ感想を書いていました。

しっかりと楽しむことができたので、明日の学科別研修はしっかり集中して取り組みたいと思います。

交流会(1年福祉科)

佐敷分教室1・3年生と百人一首大会をしましたにっこり

なかなかの白熱した大会急ぎとなりましたグループ

  

   

修学旅行二日目(その2)

福島県を出発し、東京に戻ってきました。今回は、浅草の東京スカイツリーの近くのホテルです。夕食前に浅草寺に行き、ライトアップされた夜景にみんな魅了されていました。

夕食もとても美味しくみんなあっという間に食べていました。いよいよ明日は、都内班別自主研修となります。

修学旅行二日目(その1)

今回修学旅行で福島県に来た最大の理由は、震災学習でした。双葉町にある東日本大震災・原子力伝承館では、東日本大震災とその後の原子力発電所による避難の話を伺い、様々な資料を見せていただきました。

たくさんの写真もあり、生徒たちの中には涙ぐむ子もいました。

その後は、語り部の方と一緒にバスで双葉町と浪江町のフィールドワークを行いました。

まだまだこの地域は、復興が進んでおらず、空き家がたくさんありました。

人間は、自然には勝てないということを改めて感じることができました。

この大切な問題を忘れないようにしてほしいですね。

排泄支援(1年福祉科)

ポータブルトイレを使用した排泄支援について学びました。

まず、「どのようなことに気をつける必要があるか?」「必要な物品は何か?」など、

自分たちで意見を出し合いました。

その後、ペアに分かれ、支援方法を考えました。

  

4月から「介護」について学び始めた1年福祉科。

最初は、声かけすらうまくいかなかった生徒たちですが、互いに協議し、

よりよい支援方法を考察しようとするその姿に成長を感じました。

まさしく、芦北高校福祉科のテーマである「あたらしい幸せ」をデザインするですねハート

今後の「福祉」を担う宝王冠 頼もしいです星

  

修学旅行一日目(その2)

一日目は、福島県に向かいました。とても天気が良く、都心から自然豊かな福島県の景色を楽しみました。今日の宿泊地はJヴィレッジというスポーツのナショナルトレーニングセンターです。

なんと施設のご厚意でナイター設備のある人工芝のグラウンドでサッカーをすることができました。

体を動かした後は、みんなで夕食をとりました。とても美味しく、みんな笑顔になっていました。

修学旅行の間、生徒に感想を書いてもらっています。

今日は、2年農業科の酒井さんです。

1日目は早朝からたくさんの先生方が見送りに来てくれました。バスや飛行機で移動し、お台場を散策し、福島県に行きました。お台場は、テレビでみるところをいくつも見ることができてよかったです。Jヴィレッジでは、みんなでサッカーができてよい思い出になりました。ハードな一日でしたが、明日も楽しみたいと思います。

 

3年ぶりの修学旅行

3年ぶりの修学旅行が行われることになりました。色々と変更することもあったのですが、どうにかこの日を迎えることができました。結団式では、草野校長先生より「感謝の気持ちを忘れず、みんなで楽しい思い出を作りましょう。」という話がありました。

当日は、早朝5時集合だったのですが、たくさんの先生方が駐車場整理などをしてくれました。

飛行機からの景色はとても奇麗でした。

最初のお台場散策は、気候にも恵まれ、とても楽しそうにしていました。生徒たちはこれから福島県に向かいます。

介護福祉士国家試験 激励会(福祉科)

1月29日(日)に介護福祉士国家試験を受験する3年福祉科の生徒を応援するために、「激励会」を実施しました。イベント

  

教頭先生や学年主任から、自身の受験の経験談や心構え、体調管理についてお話がありました。

また、福祉科1・2年の代表生徒から激励の言葉がありました。

  

最後に、受験生代表による決意の言葉が述べられました。

  

この3年間、コロナ禍で苦しい思いをしてきた学年です。高校入学前に思い描いていた高校生活が、ほとんどできず、それでも我慢してきました。

また、令和2年7月豪雨によって被災し、教科書が揃わない日もありました。

まともに元の教室で授業を受けられるようになったのは4月からでした。

それでも、この子たちは前を見て自分の夢に向かって頑張ってきました。

そして、いよいよ国家試験を迎えます。残り2週間を切りました。

体調管理をしっかりし、最後まで闘おうお知らせ 

君たちならできる!

発表会(2年福祉科)

2年福祉科の生徒は、これまで介護実習先で施設利用者様の支援をしました。

その中で、利用者を「観察」することの重要性を理解することができました3ツ星

そこで、食事や排泄、入浴時にどこを観察する必要があるかをグループで考察し、Chromebookにまとめました。

  

さすがの2年生星

各グループ、観察ポイントをしっかり押さえており、わかりやすくまとめて発表することができました会議・研修

県下高等学校剣道大会(剣道部)

山鹿市総合体育館において県下高等学校剣道大会が行われ、剣道部が参加しました。1月3日の練習初めから頑張ってきた剣道部の団体戦が始まりました。

一回戦 第一高校戦   3-0 勝利

二回戦 秀岳館高校戦  3-0 勝利

いよいよ準々決勝で文徳高校とでしたが、0-3で負けてしまいました。

ベスト8でシード権を奪還することができましたが、ベスト4を目標に掲げていたので、選手たちは悔しそうでした。総体までまだ時間があります。頑張れ剣道部!!!

リモートで県職員の説明会(林業科)

鹿児島県職員の説明会がオンラインで行われ、林業科1.2年生の希望者が参加しました。どのような種類の仕事があるのかや、実際の仕事風景の動画など非常に分りやすい内容でした。実際に他県の県職員の説明会に行くのは大変ですが、このようなリモートであれば移動することなく参加できるのでとても便利です。生徒達はとても刺激を受けていました。

みんなで鳥獣防護柵を設置しました!(林業科)

2年林業科は、学校裏の峰崎農場において鳥獣防護柵設置の研修会を行いました。

クヌギとセンダンの林は、2学期に研修で設置した箱罠にイノシシが4頭も入っていた場所です。

最初に専用の器具を使って杭を打ち込んでいきます。みんな力強く打ち込んでいました。

杭を打ち終わるといよいよネットを張っていきます。ここでネットが絡んでしまってはいけないので、細心の注意を払わなければなりません。またネットの上に通しているロープを杭に巻き付けていくのはコツが必要でした。森林組合の方の指導を受けて徐々に上手くできるようになりました。

ネットを張り終わると補強でヒモを結び、ネットの下に杭を打ち付けていきます。

クヌギ、センダンの林にそれぞれ防護柵を張ることができました。

最後に生徒代表挨拶がありました。

県南広域本部、芦北地域振興局、株式会社イノP、水俣芦北森林組合などたくさんの方々のお陰で素晴らしい経験を積むことができました。設置することがゴールではないので、これから観察をしていきます。

みんなで協力して(林業科)

3年林業科の森林経営という授業では、最後に課題が与えられます。『樹幹解析』といって一本の樹木の成長の様子を輪切りにした円板から調べていくというものです。班ごとに実際にスギの木を伐採して円板を取り、年輪を数えてきました。みんなで数値を確認しながら図面を仕上げていきます。みんな協力していますね!

三学期 始業式

三学期の始業式がリモートで行われました。このリモートによる形も定着してきていて、各クラスのICT委員がchromebookの準備をしてくれます。最初に学校農業クラブ役員の任命式が行われました。

今年は、いよいよ学校農業クラブ全国大会熊本大会が行われます。

始業式では、草野校長より次のような話がありました。

 皆さん、新年明けましておめでとうございます。

 今年のお正月は穏やかな天候で、清々しく過ごすことができたのではないでしょうか。日本全国では大雪に見舞われた地域があり、また、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの流行もあるなど、思うようにならなかった人たちもおられたことと思います。
 「一年の計は元旦にあり」ということで、2学期の終業式の際に、「元日には1年の目標や夢を考えてください」と話をしました。初詣に出かけた際に神様や先祖にお願いや約束をしたことが一つはあったのではないかと思います。
 私は、年末に体調を少し崩したので、休みの間にしたいと考えていたことをすることができませんでした。そして、毎年、初詣に行っている所には行けませんでしたが、近所の神社に出掛けました。その神社は鳥居などが以前よりもきれいに整備されていて、とても気持ちよくお参りをすることができました。
 初詣では、神様に見守りいただいていることのお礼をし、世界平和と家内安全などをお参りします。昨年までは、「今年も世界が平和でありますように」とお願いしていましたが、今年は「世界が平和になりますように」とお願いしました。時代のとても大きな変化を感じました。
 年末年始をゆっくり過ごしながら、私の今年の目標を考え、「変化していく」という目標を立てました。少しずつでも変化を受け入れ、自分自身を変化させ、進歩していきたいと考えています。そのためにも様々な情報を収集しながら、周囲の人々の話と忠告を聞き、その上で、挑戦していきたいと思っています。
 新年のニュースなどを見ると、今年の景気についてどう予想するか新聞の一面に掲載してありました。「良くなる」と回答している企業の方が多かったようです。
 物の値段が上がり続ける中ですが、これまでのコロナ禍での行動制限が緩和されることで人の動きが活発になり、景気が良くなると期待を集めているようです。海外から日本を訪れる人も増えてきました。景気は人の動きが運んで来るようです。
 また、地域によっては、「二十歳のつどい」のニュースがありました。成人年齢が18歳になり、これまでの20歳での成人式の開催方法が自治体ごとに工夫して実施されることになり変化がありました。
 振り返ると1年前は、北京での冬季オリンピックを控え、日本選手の活躍への期待が高まっていました。しかし、平和の祭典が終わると戦争が勃発し、世界が大きな混乱の渦に巻き込まれていきました。そのときから世界のつながりをそれまで以上に強く感じたことと思います。
 世界で人口が最も多い国は中国ですが、今年中にはインドが1位になるとニュースになっていました。人の数は国の勢いと経済力につながります。エジプトがテレビで紹介されていましたが、首都のカイロの人口が3倍になり、その隣に新しい首都を建設していました。沢山の建物が建設中で、活気に満ちていました。
 一方で、人口が減少を始めている日本は工夫することが求められています。皆さんも人や何かに頼り、依存するのではなく、自分の力で歩んでいける知恵を身に付けることが重要だと理解してほしいと思います。
 3学期、皆さんが学校生活を送る上でのキーワードは「共有」です。「ともにある」と考えても良いかと思います。以前にも話したようにグローバル化が急速に進んでいます。それは当然のこととして受け入れる必要があります。グローバル化で起こるのが、人の交流の増加です。そして、多様化が進み、複雑化していきます。皆さんの生きる世界は、皆さんが思っている以上に複雑です。人には様々な考え方があること、多様性があること、それは単純なことではないということを正しく認識し、受け入れることで自分の中のグローバル化がなされます。新たな価値観のもと変化し、成長をしていきましょう。その上で、自分の考えをシンプルにまとめていくことが大切です。自分が認識できたことを周囲の人と共有していけるようにしてください。共に在るということを皆で考えていきましょう。

 それでは、ワクワクする3学期にしていきましょう。 

最後に生徒代表の挨拶がありました。

生徒会副会長 2年林業科 一川さん

 明けましておめでとうございます。みなさん年末年始はいかがでしたか?私は家族とともに有意義な時間を過ごすことができました。新しい一年が始まり皆さんは何らかの目標を定めましたか?私は改めて昨年のことを振り返ってみました。
  昨年私は聞き書き甲子園に挑戦させてもらう機会を頂きました。これは山や川、海で長年仕事をされている名人さんに話しを伺って記事にまとめて発表するというものです。そこで私は八代市泉町に住んでおられる白石さんという林業の名人に取材をすることができました。白石さんのお住いの岩奥地区というところは70名、33戸の小さな集落で、とても素敵なところで植生も生き物も豊かでした。
  白石さんが林業を始めるまでや林業を続ける話を伺うことで、私はたくさんのことを学ぶことができました。その中でも一番学んだことは「完璧なことはないが、向上心を持つことの大切さ」です。白石さんは、釈迦院杉の苗を自分で作っておられます。スギの苗木を育てるのは簡単ではなく、とても時間がかかるそうです。その中で白石さんはたくさん失敗をされたそうです。失敗を繰り返してやっと良い苗ができるようになったそうです。それでも「これは完璧な苗木!」と思えるものはできないそうです。白石さんの話では「一生涯、完璧なものはできないのではないか」ということでした。ただ、「次はもっと良くしていこう」という気持ちを持って完璧を求めていくそうです。私は、名人のお話を聞いている中で思った事は人生は右往左往で完璧に進むことはないということです。時の流れに沿ってなるようにしかならないのです。その中で向上心を持って、自分がどう考えて、どう動くかが大切になってくるのだと思います。
 学校でも家庭でもまだまだ失敗が多い私ですが、白石さんから学んだことを大切にして頑張っていこうと思います。
  皆さんも、今年一年を過ごす上で、向上心を持って、失敗を恐れず挑戦してみてください。そしてみんなで素晴らしい芦北高校にしていきましょう。

新人戦(サッカー部)

1月7日、県営八代運動公園にて新人戦サッカー大会1回戦が行われました晴れ

本校と八代農業高校との合同チームで参加し、南稜高校に3-1で見事、勝利しましたピース

部員全員が出場し、攻守に貢献しました。

昨年10月の選手権大会後から新チームとなり、しっかりトレーニングに励んできました。

その成果が結果として表れた大会となり、部員全員が喜んでいました。今後も頑張りますお知らせ

新人戦(バスケットボール部)

冬休みの間も部活動は頑張っています。バスケットボール部は熊本農業高校体育館において新人戦に臨みました。相手は、牛深高校で、前半10点差以上をつける場面もありましたが、徐々に追いつかれ、最後は押し切られてしまいました。3年生も応援に駆けつけ、部員6人で最後まで意見を出し合い、走り続けました。最後の総体までまだ時間はあります。頑張れ、バスケットボール部!!!

きれいな花束

第12回フラワーアレンジメント講習会を

1月7日に行いましたキラキラ

今日のテーマは『花束』イベント

長さを揃えた花材を

斜めにスパイラルさせながら

組む花束に1.2年生は苦戦グループ

黒板の説明は、以前に3年生が

復習するために書いたものです会議・研修

経験の豊富な3年生は

手際よくきれいな花束をつくる

ことができました了解

暮らしの中にお花の癒しを〜ピース

 

久しぶりの木育教室(林業科)

3年林業科の課題研究、木育・森育班は久しぶりとなる木育教室を芦北町のコミュニティーセンターで行いました。たくさんの親子連れに参加していただき、最初に森の役割を説明しました。

その後は、学校の裏山からとってきたカズラや木の葉、木の実などを使ってクリスマスリースを作りました。子ども達は一生懸命作っていました。みんなとてもいいリースができました。森の魅力を伝えることができる素晴らしい時間となりました。

 

後輩に思いを伝える!(2学年)

2年林業科の上村君は、母校である水上中学校で、講話を行いました。芦北高校に来ての専門の学びや、空手道をとおして学んだことを5つの柱にして話しました。最後は、先日の空手道九州新人大会で3位入賞したときの形の映像も披露したそうです。後輩に思いを伝えることで逆に学ぶことがたくさんあったそうです。

一緒に森林整備を(林業科)

林業科3年生が大野小学校の山の整備を、児童と共に行いました。芦北高校と大野小学校は共に、肥後の水とみどりの愛護賞を受賞した学校同士で、今回の合同実習が実現しました。大野小学校卒業の生徒もおり、久しぶりの森の様子に懐かしさを感じていました。みんなで森を管理する。素晴らしい取組みですね!

二学期 表彰式、終業式

12月23日、二学期の表彰式と終業式がリモートで行われました。表彰式では、農業鑑定競技の3年林業科の村上さんや空手道部の新人大会優勝など、たくさんの表彰が行われました。

表彰式後、終業式の校長訓話において、草野校長より次のような話しがありました。

皆さん、おはようございます。

今日は2学期の終業式で、大切な式典です。本来であれば体育館で行うところですが、皆さんの体調に考慮してリモートで行うこととしました。

この2学期も皆さんの様々な頑張りに触れて嬉しくなり、また、困っている様子などに心配をしながら過ごしてきました。今日もいくつか話をさせてもらいますので、一緒に考えていきましょう。

 2学期の始業式で次の話をしました。

1つ目に、聞く力が大切だということです。成長するためには聞く力を身に付け、聞くことで学びを深められます。今もしっかりと聞く力を発揮してください。

2つ目に、心の鍛錬が必要で、学校は、心身ともに成長期にある皆さんが集う場だからこそ、人と人との関わり方に悩みますが、その関りで心の鍛錬ができます。

3つ目に、ルールを守ること。一日の多くの時間を過ごす学校だから、お互いを大切にするルールや約束は大切にします。

4つ目に、農業科、林業科、福祉科の学びは実学で、実際の現場やものから学ぶことで技術を身に付け、高めます。実際から学ぶことが大切だと話しました。

1つでも意識して学校生活を送れたでしょうか。

さて、全ての人と仲良くなるのはとても難しいことです。世界を見渡してニュースなどを見ても分かることです。今現在、世界でどのようなことが起き、話題となっているかを知ると私たちがとる行動の参考になります。楽しんだ人も多いサッカーのWorld Cupでも、国ごとに熱量も関わり方も違うことを知ることができます。

ときに、誰かと親しくなりたい場合、その人を引き付けるにはどうしたらいいのでしょう。趣味や話題が同じや部活動が同じなど、仲良くなるきっかけを見つけることができます。そして、その関係を継続させていくためにはどうすればいいか。それは、自分の魅力を高め続けていくことです。相手にだけ求めるのではなく、自分に求め、自分を磨いていくことが大切です。知っておくと楽になりますよ。

話は変わりますが、童話「王様の耳はロバの耳」について、あらすじはこうです。

ある国の王様は帽子の下にロバの耳が生えており、床屋さんは王さまの髪を切るときにその秘密を知ってしまいました。

床屋さんは王様から「秘密を誰にも言うな」と言われましたが、我慢できず地面に穴を掘りそこへ「王さまの耳はロバの耳」と叫びました。

不思議なことに、「王さまの耳はロバの耳」という言葉は草木や子どもを通して町中に広まりました。

王様は怒りましたが、いっそのことみんなの前で帽子を脱ぐことにすると、とてもすっきりした気分になりました。

王様の勇気は素晴らしいと思います。ここで皆さんと注目したいのが、床屋さんの取った行動です。床屋さんは、誰かに言いたくてたまらなくなりましたが、王様との約束を破るわけにはいかず、森の中へ行き、深い穴を掘って、そこへ叫びました。床屋さんは掘った穴が秘密を隠してくれると考えたのかも知れませんが、結果的に王様の秘密はばれ、町に広まりました。

SNS上への書き込みやトラブルと聞く度にこの話と重なります。投稿した言葉や画像は、SNS上で拡散し、完全に消し去ることはできず、秘密にしておくことはできません。発した言葉や画像は自分から離れていきます。誰が聞いても気持ちいの良い言葉や楽しい画像であれば良いのですが、そうでない場合、人と自分を深く傷付け、犯罪になることもあります。自分の言葉には責任が伴い、その責任を果たさなければなりません。だから正しく理解して欲しいと願います。今、発するその一言は大丈夫なのか、責任を持てるか、一瞬の間でいいので考えてからでも遅くありません。その一瞬の間が自分を救ってくれます。

先日の長距離走大会は皆さん、それぞれの力に合わせてよく頑張りました。一緒に走れてとても気持ちが良かったです。頑張った自分を褒め、認めてあげてください。きついことをさせられたと考えるよりも、「きつかったけど私はよく頑張った」と自分に言ってあげてください。私は、練習不足を反省してますが、来年は「もっとやれる」と自分に言い聞かせて頑張ります。

言葉は、自分の口から出て、耳で聞き、脳に届きます。褒め言葉は脳を喜ばせ、元気にさせます。ポジティブな、前向きな言葉は自分へのご褒美です。逆にネガティブな、後ろ向きな、悪い言葉を言ってしまうと自分を傷付けます。言葉は木霊ですから、良いことも、悪ことも自分に返ってきます。繰り返しになりますが、人を守り、自分を大切にするためにも言葉を大切にし、良い言葉を自分へのクリスマスプレゼントにしてください。

結びに、「一年の計は元旦にあり」と言います。どんなことでも1年の始まりの元旦に目標や夢を持ちましょう。明日は今日よりも良くなると誰もが願っています。今は一瞬ですが、未来と過去に続いていることを意識し、どんな自分になりたいのか、なりたい自分になるために自分に期待をしましょう。

それでは、ワクワクできる3学期を迎えましょう。以上で終わります。

みんな真剣に聞いていました。

最後に生徒会長より一年を振り返った挨拶がありました。

生徒会長 2年林業科 吐合陽海さん

こんにちは。生徒会長の吐合です。

長距離走大会を終え、今日で二学期が終わります。長いと思いながらも、あっという間の二学期だったと思います。皆さんはこの2022年はどうでしたか?

これから私の2022年を振り返っての話をしようと思います。

私は「何事にも挑戦!」を今年の目標にしていました。一年を振り返ってみてたくさんのことに挑戦できたと自分でも達成感があります。今年一番の挑戦は農業クラブの意見発表大会に学校代表として出場したことです。全国大会で最優秀賞を取ることを目標にこれまで私が体験してきたことを題材にして意見発表の原稿を作り、まずは2000文字ほどの意見を覚えることから始まりました。私は長い文章を覚えるのが苦手だったのでこれも私の新たな挑戦になりました。また覚えてからは表現の練習をしました。私が思っていたより表現するというのは難しく、簡単なものではありませんでした。

色々な先生方に指導していただき、県大会で最優秀賞を取ることができ、九州大会への切符を獲得しました。県大会が終わってからは九州大会に向けて原稿を少し変えたり、県大会のときに表現力の高かった人の動画を見たり、県大会のときよりも表現力に磨きをかけ、力強さも身につけて県代表として自信も持って大会の挑むことができました。しかし、全国大会への壁は高く、結果を残すことができませんでした。勉強や部活動以外でここまで時間をかけて本気で取り組めたことがなかったのでとても悔しかったです。来年こそは全国大会で最優秀賞を取ることができるようにまた頑張りたいです。

他にも生徒会長になり、今までよりも責任を持った行動が求められたり、生徒会をまとめて行事の準備や片づけなど失敗することもありますが、挑戦することでとても充実した一年にすることができました。

みなさんも一年を振り返り、良かったことは来年を継続し、良くなかった、悪かったことは改善して来年更に成長できるようにしてほしいと思います。

来年も新たに目標を決め、芦北高校を生徒全員で盛り上げていきましょう!

長距離走大会がんばりました!

12月20日、長距離走大会が行われました。今年の冬はとても寒いのですが、芦高生には問題なかったようです。みんな元気にスタートしていきました。

男子のスタートです。

女子のスタートです。

芦北高校の長距離走のコースはなんといってもロケーションのよさと地元の応援です。

みんな気持ちよさそうに走っていました。

なんと校長先生も一緒に走っていました!!!

学校では、保護者が温かい豚汁で迎えてくれました。

表彰式、男子は2年農業科の酒井さんが二連覇でした。女子は、1年農業科の濱崎さんが優勝でした。

みんな本当によく頑張りました!!!

 

 

芦高祭

11月11日に芦高祭が実施されました美術・図工学校音楽

感染症対策のため、なかなか以前のようにはできませんが、久しぶりに「カレー作り給食・食事」ができ、生徒も楽しそうでした。

  

また、「弁論大会」や「大正琴演奏」は例年以上の素晴らしいものとなりましたにっこり

  

  

他にも、教科・学科・委員会の展示物や全クラスの壁新聞、クラスで作成した動画を流したり、手話ソングやダンス、バンドなどのステージ発表をしたり、サプライズもあったり星

生徒にとって良い思い出となったようです。

  

  

  

  

  

  

  

クリスマスツリーをつくろう!(農業科)

12月21日  2年農業科で

フラワーアレンジメント講習会を行いました2ツ星

テーマは『クリスマス音楽

ほとんどの生徒が初めてのアレンジメントで

うまくできるかドキドキでしたが

やってるうちに…

黙々と熱中して取り組み…

個性豊かなアレンジメントが完成花丸

生活を彩るお花や緑を、身近に

感じることができた講習会となりました了解

『難しかったけど楽しかったピース

みんなとてもいい表情でつくることが

できました!

みなさん、すてきなクリスマスを記念日キラキラ

合格祈願(3年福祉科)

3年福祉科の生徒は来年1月29日に介護福祉士国家試験を受験します。

それぞれ合格合格を目指して、寒さ、キツさに負けず頑張っていますにっこり

 

世間はクリスマスやら、正月やらで盛り上がっているが、君たちは目の前のことをコツコツやっていくんだお知らせ

正しい努力を続ければ、必ず新しい景色が見えるはずだ!

VR認知症体験会(福祉科)

千葉県にある「株式会社シルバーウッド」によるVRを使ったオンライン体験会会議・研修を実施しました。

1年福祉科は専用ゴーグルとヘッドホンで「幻視」を体験しました。

いないはずの人が見えたり、ないはずのものが現れたりとご本人にとっては当たり前の出来事を体験することができました。

  

3年福祉科は若年性アルツハイマー型認知症を一人称体験し、「自分がその立場だったら、何を感じるか」という視点で考えました。さらに、ドキュメンタリー「看取り」を体験し、多くの生徒が涙ぐんでいました。

  

今回のVR認知症体験会をとおして、生徒は「症状を知ること」よりも「本人を理解すること」の大切さを感じていました。

株式会社シルバーウッドの黒田様、ありがとうございました星

久しぶりの森林教室(林業科)

コロナ禍でしばらくできていなかった森林教室を学校横の峰崎農場で行いました。
湯浦小学校の5年生を招いて、3年林業科の課題研究、木育・森育班とアマモ班が対応しました。

木育・森育班は森の役割について説明し、森のクイズを行いました。

その後は、実際に森の中に入り、ネイチャーゲームを行いました。

アマモ班は、シイタケ原木となるクヌギの伐採を実演し、種から育てたクヌギの苗の植林も行うことで森を育てることについて説明しました。

森の魅力や大切さが小学生の皆さんにも伝わって良かったです。