こんにちは!現場実習レポート第二弾をお届けします!
農業科では、今週、水俣・芦北地区の農家さんや企業での現場実習を実施中です 。この実習は、農業の現場でプロの技術や知識を学ぶことが目的です 。
今回は、中村さんの農園で実習をしている生徒2名の様子を紹介します!
甘~い「不知火」を学ぶ!
私たちが巡回指導に伺った時、生徒たちはちょうど「不知火(しらぬい)」という柑橘の収穫実習に取り組んでいました
不知火は、あのデコポン(登録商標)の品種名ですね!ビニールハウスの中で、きれいな黄色に色づいた不知火を、ハサミを使って一つひとつ丁寧に収穫していました
実習も中盤に差し掛かり、生徒たちは緊張がほぐれて、ようやく慣れてきた様子でした。
感謝の気持ちで最終日へ
この実習は、普段の学校での授業とは違う経験ばかりです。生徒たちが安全に、そして充実した実習を行うために、中村さんたちは実習の進め方や休憩の取り方など、様々なことに配慮してくださっています。
本当にありがとうございます
実習期間は令和7年(2025年)12月8日(月)から12月12日(金)まで。残りの実習はあと一日です!
実習で学べることは、農業の技術だけではありません。この体験を通して、将来について考えたり、社会で働くための心構えを身につけたりすることもできます。
生徒のみんな、最終日も体に気をつけて、がんばってきてください
11月28日(金)、「令和7年度熊本県がんばる高校生表彰式」が熊本県庁本館地下大会議室で行われました。本校からは井川くん(福祉科3年)が受賞し、木村知事から賞状を授与されました。
【受賞理由】
「人の役に立つこと」を自らの軸とし、学校全体の活動や地域ボランティア、介護アシスタント活動に、目立つ役職にこだわらず実直に取り組み、学校や地域に貢献した。
表彰式後には、井川くんが日頃から交流活動で共に学ぶ芦北支援学校の受賞者、高佐さんと顔を合わせ、互いの受賞を喜び合いました。
12月10日(水)視察研修を行いました
毎年県南広域本部のご協力のもと、県内の先進的林業地、木材市場、木材関連会社等の視察し森林・林業に関する興味・関心を高める目的で行われています
1・2年生同日に行われ、1年生は芦北・水俣方面、2年生は八代方面へ研修に向かいます
まずは氷川町にある「木工房ひのかわ」さんです
オーダーメイドの家具専門店で世界で一つだけの家具を作っています
約90種類の木材を利用して製造を行っているそうです
更に、古くなった家具の修理やリメイクなども行っており、思い入れのある家具を長く使ってもらえるようにと考えているそうです。
次に「有限会社田口技建」さんに向かいました
田口技建さんは「土に還るもので家を創ろう」をコンセプトに職人の手造り手刻みで伝統的構法による家つくりをしている会社です
金物に頼らない木組みの伝統構法をしており、壁部分も土壁を採用しているところが多く、技術を後世に繋いでいけるようにとも考えているそうです
次に「高原木材株式会社」さんです
こちらの会社は土木・建築木材資材製造・販売、近年では地盤調査・地盤補強工事に力を入れている会社です
木材を利用した環境負荷軽減工法「環境パイル(S)工法」を行っています実際に木材の製造などの現場を見学及び杭の作成体験も行いました
最後に再び「有限会社田口技建」さんです
今回は八代にある国の名勝に指定されている「松浜軒」の長塀修復の現場に行きました
古いもので再利用できるものは再利用し、新しいものも型を取り当時を同じ雰囲気を崩さないように修復を行っているそうです
金物を使わない木組みでの修繕方法を教えていただきました
そのあとは庭園内を散策しながらの日本庭園の魅力に触れることができました
ちょうど紅葉が見ごろを迎えており、生徒職員共に感動していました
今回多くの現場に視察をさせてもらい、更に林業に対する興味・関心を湧くことができました
ご協力いただいた企業の皆さん、お忙しい中対応していただきありがとうございました(K)
こんにちは!農業科2年生では、今週、水俣・芦北地区の農家さんや企業での現場実習を実施中です 。この実習では、プロの現場で実際に働くことで、農業や食品産業に関する知識や技術をしっかり学ぶことが目的です 。今日は、実習の様子をレポートします
今回紹介する実習先は、鶴田さんの農園です。この農園では、「みかん」や「レモン」など、なんと17種類もの柑橘を育てているんですよ!すごいですよね!
収穫は体力勝負!
実習に参加している生徒たちは昨日、柑橘の収穫を体験したそうです。鶴田さんの農園は斜面にあるため、急な坂道での実習になったようです。
採ったみかんを入れた袋はどんどん重くなるので、それを運ぶうちに「肩が痛くなった」と生徒からの声も聞かれました。農業は体力も必要だと、身をもって学んだようです
そして、今日の実習は「早香」(はやか)という名前の柑橘の選別です。
流れてくるみかんをよーく見て、色や形、傷がないかをチェックして、丁寧に分けていきます。二人とも真剣な顔つきで、集中して実習に取り組んでいました
大変な実習もありますが、生徒たちはこの経験を通して、もっと勉強したい!将来、農業に関わる仕事がしたい!という気持ちを高めているはずです
鶴田さん、受け入れていただき、本当にありがとうございます
秋になって、私たちが育てた果実が美味しくなる頃...。
なんと、自慢の果樹園に「招かれざる客」がこっそり入ってきているというウワサが!
第1章:事件発生!現場に残された「証拠」を探せ!
果樹園内を移動していると、地面に怪しい小さな穴や、草がボロボロにされた荒れた場所を発見しました。
穴掘り犯の痕跡?:地面にポッカリと穴が開いています。
誰かが暴れた跡?:一部の草が踏み荒らされてグチャグチャに。
「一体だれが、何のために?」とみんなで捜査を進めた結果、ついに犯人につながる決定的な「手がかり」を発見!
それは...「鹿のフン」でした。
これで犯人はシカやイノシシなどの野生動物だと判明!どうやら、お腹をすかせた動物たちが、私たちの美味しい果物や植物を狙って夜中に忍び込んでいるようです!
第2章:衝撃!「侵入経路」が判明!
さらに危険な場所はないかチェック!すると、すでに張ってあった柵(ネット)の一部が、力でグイッと押し広げられたような場所を見つけました。
「ここがヤツらの突破口だ!」
このままでは、頑張って育ててきた大切な果樹が食べられてしまうかもしれません。
第3章:ミッション発動!「鉄壁ガード」を完成させろ!
事件の犯人(動物たち)と侵入経路がわかったので、すぐに「果樹園を守る大作戦」を実行です!
まずは古い柵のワイヤーを慎重に外します。
そして、新しい、ネットを張る実習へ!ネットに隙間ができないように、力を合わせてしっかり固定。
野生動物は小さな隙間も逃しません。だから、みんなで支柱を強化したり、ネットを高くしたり、真剣に取り組みました。
これで完璧!人の侵入すら、許しません!!
最終章:事件解決!そして最高のエンディング!
ミッションコンプリート!
強くて新しいネットのおかげで、もう動物たちに大切な果樹園は荒らされません!これで一件落着です!
実習の最後には、みんなでスッキリきれいになった果樹園を眺めました。
今日の天気は最高!高台の果樹園からは、遠くの山や、眼下の学校を見下ろします。
青空の下、達成感いっぱいで会話が弾みます。
野生動物の対策は、農業高校で学ぶ大事なことの一つ。みんな、ただネットを張るだけでなく、「どうして動物が入ってくるの?」「どうすれば効果があるの?」としっかり考えることができました!
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