校庭の桜が若葉へと姿を変え、春の息吹を強く感じる季節となりました。
本日、本校では令和8年度(2026年度)の新任式および第1学期始業式を挙行いたしました。
新学期のスタートを切る生徒たちの表情は、どこか誇らしげで、新しい1年への期待に満ちあふれていました
まず行われた新転任式では、今年度より本校に加わった教職員が紹介されました
新しく着任した先生方を代表し、挨拶の中で「皆さんと共に学び、成長できることを心から楽しみにしています。いろいろなことに挑戦していきましょう」という力強いメッセージが送られました
生徒代表の歓迎の言葉では、「本校は生徒一人一人が輝く、楽しい学校です。先生方との学校生活の中で多くのことを学びたいと思います。」という、温かくも頼もしい言葉が述べられました
続いて行われた始業式。校長式辞では、(全文はこちら⇒20260408 第1学期始業式あいさつ.pdf)
1. 学年ごとの期待 2. 教育スローガン:「私は挑戦する、夢を実現するために」3. 安心・安全な学校づくりの話をされていました
その中でも、半歩先の身近な目標を定め、着実に歩みを進めることで、必ず成長へと繋がります。そのための「成長のコツ」として以下の3点を意識してください。
「気を利かせる」:一段上の自分を目指す。
「幸運を引き寄せる丁寧な生活」:身の回りを整え、感謝と謙虚な心を持つ。
「美しい心を持つ」:美しい心とは何かを考え続ける。
静まり返った体育館に、生徒たちが真剣に耳を傾ける姿が印象的でした
生徒代表のあいさつでは3年農業科の告くんが
高校生という貴重な時間を目標を持って過ごしてください。私は新体操部としてインターハイに出場することが目標です。そのために日頃から練習はもちろん、充実した学校生活を送り、周りの人に応援して盛られるように頑張りたいです。皆さんも小さなことで構わないので自分なりの目標を決めて取り組んでいきましょう
という挨拶をし、こちらも身が引き締まる思いがしました
担任発表!期待と緊張の瞬間
式の最後には、待ちに待った担任・副担任の発表が行われました
自分のクラスの担任の名前が呼ばれるたびに、会場にはどよめきと笑顔(そして少しの緊張!)が広がりました
今日から新しい先生との生活が始まります今年1年よろしくお願いします。
今日も農場では、3年果樹専攻の生徒たちが「不知火(しらぬい)」の出荷準備に追われています。
■技術とテンポの真剣勝負
実習台に向かい、集中した面持ちで不知火の計量を行う生徒。
50g刻みで細かく分けられたコンテナへ、迷いのない手つきでテンポよく仕分けしていきます。
その一方で、専用の装置を使い、糖度と酸度を測る「非破壊検査」で品質検定を行う生徒も。
一玉一玉の個性に科学の視点で向き合い、最高の一品を選別していきます。
■出番を待つ「主役」たち
農場にある大きな貯蔵庫。
現在は3つの貯蔵庫が、出荷の出番を待つ不知火で天井近くまで埋め尽くされています。
この膨大なコンテナの山は、これまでの地道な管理の結晶です。
■同じ道を進む、妹たちへ
その中で、協力して実習を進める二人の生徒。
実はこの二人には、素敵な共通点があります。
なんと、明日の入学式で、それぞれの妹さんが同じ「農業科」へと入学してくるのです。
家では頼れる「お姉ちゃん」でしたが、明日からは同じ学び舎で、同じ志を持つ「高校の先輩」へと変わる二人。
「先輩としてのアドバイスは?」と尋ねてみました。
「高校生活は、本当に時間が経つのが早い。だから、一日一日を大切に、全力で楽しんでほしい。」
真剣な表情で語ってくれたその言葉には、この2年間を全力で駆け抜けてきた最上級生としての重みがありました。
■感動、そして……
まじめなコメントでビシッと決めてくれた後、ふと一人が呟きました。
「……次は、私らが(卒業式で体育館に)座るんかぁ。……絶対泣くわ。」
その言葉に、すかさずもう一人がツッコミを入れます。
「そっちは誰の卒業式でも泣くやろ!」
「あはは、確かに!」と弾ける笑い声。
静かな実習室に響いた、最上級生としての自覚と、卒業への実感、そして変わらない友情が交錯した、少し大人びた(?)昼下がりの一コマでした。
Global Series Vol. 3:Ashikita Seasons
[JP]
芦北高校農業科の活動を世界へ届けるシリーズ。
私たちが大切にしている活動の記録を厳選し、月に一度、英語版としてお届けします。
第3回は、3月9日の「不知火(しらぬい)の袋詰め実習」の記録です。
[Global Series Vol. 2:Bright Smiles, Blooming Together はこちら]
[EN]
Sharing the passion of Ashikita Agricultural High School with the world. Once a month, we present an English edition of our specially selected stories. Vol. 3: Shiranui Citrus Packaging Practice (Mar 9th).
[Click here for Global Series Vol. 2:Bright Smiles, Blooming Together]
— Shiranui Citrus: Hand-wrapping Practice for the Coming Spring —
The air in the orchard has begun to soften, yet inside the practice building, the energy remains high, as if to say, "The real work is just beginning." Looking up, containers are stacked high, filled with golden "Shiranui" citrus, waiting for their turn to be shipped. The students' hands move rhythmically, carefully wrapping each fruit in a protective polybag.
During this practice, as they focus all their senses on their fingertips, a natural relaxation seems to take hold. Curiously, their hearts feel closer here than they do in the classroom.
"Sensei, I went to my sister's graduation ceremony the other day."
"Do you still remember the lyrics to your junior high school song?"
"Man, that sore throat from the flu was seriously brutal..."
From casual reports of daily life and lighthearted memories to serious discussions about their future paths, and even grand dreams of crossing the ocean—"I want to live in Korea someday!"
Their hands never stop, yet their expressions are far softer than those seen in the classroom. The way they handle each fruit with care seems like a reflection of their will to cherish and weave their own futures in the same way.
Practice is not merely a place to learn technical skills. Through the "Shiranui" citrus, we touch the rich inner colors of our students. Surrounded by these golden fruits, their dreams, too, begin to take shape.
We get to see expressions and hear thoughts that rarely emerge in a typical classroom setting. This "time for dialogue" is an irreplaceable charm of these practical lessons for us as educators as well.
新年度がスタートし、校内の桜もちょうど見頃を迎えた絶好のタイミングで、来年度入学生向けの「スクールガイド(学校案内)」の表紙撮影を行いました
今年の撮影場所は、町内にある見事な桜のある「佐敷川緑地公園」
青空と、満開の薄ピンク色のコントラストが本当に綺麗で、まさに「青春」を絵に描いたようなロケーションになりました
モデルを務めてくれたのは、各学科代表の生徒4名
最初はカメラを前にして少し緊張した面持ちでしたが、カメラマンさんの「もっと笑って!」「普段通りに喋ってみて!」という声かけに、次第にいつもの明るい笑顔が溢れ出しました
今回の表紙は、「新しい一歩を踏み出すワクワク感」が伝わる、非常に華やかで温かい仕上がりになりそうです
どんなスクールガイドになるか楽しみですね
完成したスクールガイドは、地域みらい留学【高校進学】フェスやオープンキャンパス、学校説明会で配布予定ですので、どうぞお楽しみに
二十四節気では、5日に「清明(せいめい)」を迎えます。
この季節を象徴する「清浄明潔(せいじょうめいけつ)」という言葉。
万物が清らかに、明るく生き生きと輝く季節という意味が込められています。
その言葉を体現するかのように、春休み中の農場では、新しい仲間を迎える準備が着々と進んでいます。
農業科の更衣室では、新一年生が気持ちよく最初の一歩を踏み出せるようにと、ロッカーの隅々まで丁寧に掃除し、場を清める生徒の姿がありました。
新しい風を最高の状態で迎え入れようとするその誠実な姿に、本校が大切にしてきた伝統の「土壌」を感じます。
■ 命を繋ぎ、輝きを創る
来週4月8日に挙行される入学式。
その式典を彩るため、実習棟ではフラワーアレンジメントの制作が行われていました。
制作に励んでいたのは、先月の卒業式でも見事なアレンジメントを手がけてくれた一人の生徒です。
普段から指導していただいている講師の方のアドバイスを真剣な眼差しで受け止めながらも、自ら考え、一輪一輪の花と対話するように向き合う。
その横顔には、春の柔らかな光に負けないほどの凛とした「輝き」が宿っていました。
皆さんは、花の軸を支える「ワイヤー」の存在を知っていますか?
美しい花を、最も輝く角度で、そして式典の間も長く咲き続けさせるために。
生徒は、見えないところで茎に細いワイヤーを巻き、軸を一本ずつ補強しています。
講師の教えを自分のものにしながら、迷いなく花を切り、挿していく。
その一連の動作の裏側にある、繊細で気の遠くなるような手間。
それは、自分たちが大切に育てた、あるいは誰かが想いを込めて育てた命を、自らの技術でさらに美しく昇華させ、新しい誰かへと繋いでいく尊い作業です。
「私にはとても真似できないな」と圧倒されるほどの集中力と、花を扱う優しい手付き。
卒業式からまた一歩、その技術と想いを深めた生徒の献身的な姿こそが、入学式というハレの舞台を本当の意味で輝かせる「魔法」なのだと、深い驚きとともに感動を覚えました。
■ 新しい「光」を待つ農場
清らかに整えられた場と、魔法をかけた花たちが、来週、新しい仲間という名の「光」を温かく迎え入れます。
新しい光が伝統という土を温め、土が光に応えて新たな命を育む。
この清明の季節にふさわしい、瑞々しい物語がもうすぐ始まろうとしています。
■ 輝く明日へ
万物がその命を輝かせる、この佳き日に。
生徒の誇らしい輝きを糧に、私たち農業科一同も、共に一歩ずつ成長していきたいと思います。
皆さまの周りでも、何か新しい「輝き」が見つかるような、清らかな春でありますように。
「清明(せいめい)」
万物の輝きとともに、新しい一歩を待つ芦北高校より。
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熊本県葦北郡
芦北町乙千屋20-2
熊本県立芦北高等学校
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校長 草野 貴光
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