日誌

カテゴリ:農業科

お花売ってます!(農業科)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日ブログの更新ができてませんでした…。1日1回の更新できず反省しております。

本日は土曜ですが、育友会総会があるので出校日となっています。総会に合わせて、農業科で作られた花や野菜、加工品などが販売されてました。総会後にみたらほとんど完売でしたひらめき(K)

中庭の花壇手入れ(農業科3年)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は天気も良く、気温も現在23℃と暖かいというか少し暑さを感じる陽気となりました。

農業科の3年生が、管理棟の中庭の花壇の手入れをしていました。ここは、普段から事務職員が手入れをしていていつも綺麗にしてありますが、さすが専門的に学んでいる農業科のみんなは、手際よくかつ美しく手入れをしていました。

この花壇は、平成7年度の卒業生から贈られたもののようです。27年ほど経っていてもこのように手入れしていくと美しさを維持できるものですね。キラキラ(K)

農業科先進地視察研修

農業科2年生は先週、先進地視察研修を実施しました。この研修は農業や関連産業、県内の企業を視察し先端の技術やマーケティング手法、働き方(キャリア教育)などを学びます。

今年度はFFKベジテック株式会社様(大津町)と再春館製薬所様(益城町)を訪問しました。

FFKベジテック株式会社は大津町でキャベツやハクサイなど葉物野菜を中心に生産し県内外の中卸の会社に出荷をされている農業法人です。視察では社長の二子石様から軽トラックに野菜を積んで奥様と二人で事業を始め会社を大きくするまでの苦労や野菜の生産や品質へのこだわりなどをお話頂きました。様々な苦労を家族や従業員と乗り越え、更に事業拡大をめざす社長の姿から生徒たちはチャレンジすることの大切さを学んでいました。

午後から訪問した再春館製薬所では化粧品の製造過程や壁のないオフィスなどを視察しました。生徒たちは工場やオフィスを見て、説明してくださった社員の方に色々と質問をしていました。また、化粧品の体験コーナーでは男子生徒も興味津々でお肌の手入れをする姿も見られました。生徒たちは再春館製薬所の働いている方のいきいきとした姿や部署の垣根を越えて共にお客様のために一つになって働く姿が印象に残ったようです。


最後に今回の視察を受け入れてくださった会社の皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。

さっぱりとして疲れが吹き飛びますよ!

 学校の峰崎農場には梅園があります。農業科の食品製造と総合実習の授業で草刈や剪定、堆肥入れ等、
梅の実を収穫するために、様々な管理を行ないます。5月下旬に収穫した梅は、梅干しと梅ジュースに加工
しています。
 

① 冷凍した梅を半解凍の状態で殺菌したタルに、グラニュー糖→梅→グラニュー糖→梅…と交互に入れて
 いきます。最後、一番上がグラニュー糖になるようにします。  グラニュー糖の割合は梅の80%です。
 
 発売を楽しみにしています!絵文字:笑顔

  
 笹原さんは、栽培から加工まで取り組んで頑張っている芦高生を応援してくれる方々の1人です。
そんな方々のためにも、これからもどんなに暑くても、きつくても頑張ります!!

花丸 フラワーアレンジメント講習会


 7月3日(金)、芦北高校総合学習室にて、熊本県就業支援等プロジェクト事業を活用した
生徒の技術・技能向上講習会「フラワーアレンジメント」を、3名の講師にお出で頂き実施しました。

 今回使用した花は、
 ・カーネーション
 ・スプレーバラ
 ・カスミソウ
 ・ミモザ(グリーン)
 ・レザーリーフファン
この5種類です。
  

 まずは、花の処理から始めます。
 下葉の処理、枝の切り分け、扱いやすい長さにカットなど行います。丁寧にあつかわなければ、
水あげしたばかりの花は、ぽきりと折れてしまうこともあります。
 この作業だけで、30分かかりました。
 

講師の先生のお言葉に衝撃

「肥後グリーン」できました!!

 3年農業科野菜専攻生が栽培管理を行なってきた「肥後グリーン」を収穫しました。

 「肥後グリーン」は熊本限定の品種で、1月下旬の播種(種まき)・鉢上げ・定植・誘引などなど
たくさんの実習を行なってきました。収穫から1週間ほど追熟させるとより甘く、果肉もやわらかく
なり最高のおいしさとなります。

   
 収穫した肥後グリーンは販売中です。残りわずかですが、ご購入希望の方は農業科野菜担当(宮﨑)まで
ご連絡ください。価格は一玉1100円~800円です。

今年の田植えは、一味違います。

6月5日(金)
 朝から芦北はどしゃぶりの雨でした。しかも6月にして最高気温「22℃」
長袖でも肌寒い日でした。しかし、田植えは農業科の中でも大切な行事の一つ。
生徒も先生も「やるぞ!」という気持ちで、雨には負けません。

 この田植えでは、昨年から、芦北支援学校佐敷分教室の1年生との交流学習も行っています。
今年も9名の生徒と8名もの先生方が参加をして下さいました。
みなさんこの日をとても楽しみにしてくださっていたようで、「雨が降っても、カッパを着てでも参加
するって生徒たちは言ってます」と、先生からの一言。ありがたく、力強いお言葉でした。
  
  
今年の農業科は全学年で60名。
全員で一つひとつ、丁寧に苗を植えていきます。
途中寒くて、水に入れた手が段々とかじかみます。(6月なのに!)
追い討ちをかけるように、突風が吹き、雨脚は強まります。
それでも最後まで、誰も弱音を吐かず、逃げ出さず、植えきることができました。

悪天候の中でも、楽しもうと笑顔で頑張ってくれた農業科や分教室の生徒たちを、心から誇りに思います。
収穫を迎える頃には、きっとさらに成長した君たちになってくれていることでしょう。
そのときが、今からすでに楽しみです。
   

   





爽やかな味でおいしいんです!


 農業科3年生「食品製造」では“牛乳の加工”という単元で『乳酸飲料』の製造学習を行ないます。
市販されているもので言うと「カルピス」みたいなもの・・・といえばお分かりいただけるでしょう。
 水で4~5倍に薄めて飲みます。でも、カルピスは企業が開発した乳酸菌で発酵させ、独自の配合
で作られていますので同じものではありません。本校は乳酸発酵をさせずに、有機酸を添加して製造
しています。ちなみにこの飲み物は日本独特の飲料です。
  
【製造方法】
①脱脂粉乳(スキムミルク)を水に溶かし、加熱して60度くらいになったらグラニュー糖を加え、
 よく混ぜ、80℃~85℃に30分間保持しながら殺菌します。
②その後、40℃以下になるまで冷却します。
③温度が下がったら、有機酸(乳酸・クエン酸・酒石酸)を少量ずつ加えて撹拌します。
④香りづけとして、バニラ・レモン・ネーブルオレンジなどの香料を加え撹拌します。
⑤殺菌したビンに入れ、フタをしてもう一度加熱殺菌し、冷却して出来上がりです。

    

 生徒みんな大好きな飲み物です。もちろん一番に出来立てを氷水で割っていただきました。

           
  一番多いのをみんな狙ってます!!   いただきま~す!!おいし~い!!
 暑い日はこれが一番です。

 1本350円(500ml入り) ご購入を希望される方は農業科(宮嵜・川上)までどうぞ☆

「マフィン」ふっくら焼きあがりました!


 農業科2年生「食品製造」では小麦粉を使ったお菓子作りを学びます。
 5月19日(木)の実習では「マフィン」を作りました。マフィンはイギリス発祥の焼き菓子です。
実習では、先ず使用する器具の名前や役割を学び、次に作る手順や生地の混ぜ方、そして
なぜふっくら焼きあがるか?などを学びます。
【製造方法】
①無塩マーガリンをやわらかく練って砂糖を加え、白っぽくなるまで混ぜます。
②割りほぐした卵を分離しないように少しずつ加え、ホイッパーでさらに混ぜます。
③ふるった粉を2回に分けて加え、ゴムヘラでさっくり混ぜます。粉っぽさがなくなったら
 マフィン型に入れて180度で20~25分焼きます。
   
 初めて自分でお菓子を作ったという人がほとんどで、「こんなにマーガリンがいるの?!」
とか「混ぜるのきついです!!」などなど、食べるだけでは分からない事がたくさんあった
ようです。出来上がったマフィンはどれもふっくら焼きあがり、大満足の出来上がりで
各自持ち帰りました。
   
今後、大量生産して販売する予定です。お楽しみに!!

☆今週は農業科全てのクラスで5月初旬に摘んだお茶を試飲しています☆
自分たちで摘み取ったお茶ということでよりおいしく感じます。100g入り300円です。
    

 ご購入は農業科 宮嵜・川上までどうぞ。

ニヒヒ 今年も良いお茶を摘めました!

 本日、農業科1年生、2年生、3年生全員で乙千屋茶園の茶摘を行いました。
  
 生徒から「茶摘をしているとお茶の匂いを感じます。」
 「一芯三葉をとるのが難しい」などの声を聞くことができました。
  
 おいしいお茶ができるように願いを込めて実習を行いました。

 午後からは3年生がお茶の葉を選別しました。
 これから水俣の製茶工場で製茶され、出来上がった茶葉を袋に入れ芦高ラベルを貼れ
ば、芦高ブレンドのお茶が完成です!

今日の茶摘実習で収穫したお茶は5月下旬ごろに販売予定です。

おいしいお茶を楽しみに待っててください!

ガスで炊いたご飯!


 1年福祉科の家庭総合の授業で調理実習が行われました。メニューは白ご飯、味噌汁、サラダでした。芦北高校に入学して初めての調理実習です。班のみんなと協力して手際よく、美味しく調理しました。
 家庭では、炊飯器で炊くご飯ですが・・・今日はガスでご飯を炊くことに挑戦!!沸騰してぶくぶくしているなべを見て感動している生徒達でした。
 炊き立てのご飯を山盛りついでいただきま~す!みんなで美味しくいただきました。

いちごジャムできましたよ

イチゴの収穫・苗の片付けの実習の後は、いよいよ「いちごジャム」製造です。
農業科3年生「食品製造」の授業で、二重釜という大きな釜にイチゴとグラニュー糖、ペクチン、クエン酸を加えて煮詰め、
糖度60度に仕上げます。殺菌したビンに詰めて、しっかりフタをします。芦北高校のいちごジャムは果肉を潰さずに丸の
ままゴロゴロと残したタイプ「プレザーブスタイル」です。

           

加工実習室は甘い香りが充満し、生徒たちは瓶詰めをしながら「おいしそー!!食べたーい!!」と連呼していました。
いつも通り生徒たちみんな、安全で丁寧な実習を心がけてくれたので、出来立てを一番にいただきました。
「おいしーい!もっと食べたーい!」という声がいつまでも響いていました。
                    
瓶詰めされたいちごジャムは細菌検査を受けた後、販売します。
購入を希望される方は農業科(担当:宮嵜・川上)までお知らせください。
200g入り 350円です。

イチゴ!イチゴ!イチゴ!

今日は、芦高農業科2年生16名で芦高の近くにある「高峰農園」さんにイチゴの収穫体験と株の片付けにいきました。
高峰農園さんには、芦高の実習製品「イチゴジャム」の原料を提供していただいたり、
毎年2年生を現場実習で受け入れてくださったりと、大変お世話になっています。


高峰農園代表の高峰さんは、ごあいさつの中で、
今年は気温差や日照不足の影響でこの10年間の中で最も出来が悪かったとおっしゃられました。
生徒たちも昨年より一回り小さな株や果実を見て、農業の厳しさを肌で感じたようです。



ただ、収穫用の箱を一つずつ手渡されると表情も一変!
  
小ぶりながらも、宝石のように赤く輝くイチゴを、我先にと競うように摘んでいきます。
摘みながら途中で口の中に放り投げ、その甘さに顔をほころばせていました。
 

収穫を終えた後は、株のお片付け。
イチゴの株を一つずつ手折ってマルチの上に置いていきます。
生徒たちは、お腹に入れたイチゴパワーで普段の実習の倍速で動き、あっという間に終えることが出来ました。
 
(片付けの途中でも、株に残っているイチゴパワーを注入している人もちらほら)
   

このような貴重な体験を毎年させていただく高峰農園さんに心より感謝申し上げます。
また、生徒が作る芦高のイチゴジャム。皆様よろしくお願いいたします。

お待たせしました!

すっかり桜も散ってしまいましたが、まだまだ春真っ盛りですね。
ちょっと残念な雨が続いておりますが、そのおかげで芦北高校を囲む森の木々は、
なんとも鮮やかな緑をきらめかせ、見ていてすっきりとした気持ちにさせてくれます。
そんな今日この頃。農業科では生徒たちが栽培している春花苗の販売を準備しています!
が、今日フライングして、近所のファーマーズマーケットでこぽんさんへ納品してきました!

 

軽トラックいっぱいのマリーゴールドになんだかウキウキしてしまうのは私だけでしょうか?


芦高では生徒たちが毎日一生懸命実習に取り組み、生物とともに日々成長しています。
ぜひ、その様子をのぞきに芦高農場まで足を運んでいただければ幸いです。
(播種の様子と種まき1週間後のマリーゴールド。これが上の写真のようになるまで根気強い管理が必要です。)
 


一般販売は以下の通りです↓↓

~草花苗販売のお知らせ~
販売期間:4月20日~5月中旬
※種類によっては数に限りがありますので、ご了承ください。
直売時間:平日16時~17時(芦北高校農場まで直接お越し下さい)
※数が多い場合や時間等は、電話にてご相談下さい。
価格:50円/1ポット
花の種類:マリーゴールド、ペチュニア、ニチニチソウ、メランポジウム、サルビア、ブルーサルビア、マツバボタン、トレニア

~窓口~
芦北高校農業科(門田・井上)
芦北町乙千屋20-2
TEL(0966)82-2034





芦北町産業祭 デコポン祭

 本日、芦北町のJAファーマーズマーケットでこぽんで、デコポン祭が行われました。
 

 デコポン祭に芦北高校の販売ブースが設けられ、農業科1年生の生徒達が販売を行いました。
 生徒達は、農業科の生徒達が育てた鉢花や製造された加工品などの販売を行いました。
 また、林業科からは生しいたけやなんでも掛けなどを販売しました。
 

 会場では、アンパンマンショーなどの様々なイベントが行われ、多くの人でにぎわっていました。
 また、生徒達は、販売とは別に、アンケートなども行っていました。
 農業科の1年生の皆さん、実習販売大変お疲れ様でした。
 また、芦北高校の生産品をお買い上げ頂いたお客様、誠にありがとうございました。

農場に春よ来い

3月1日に卒業生を見送りましたが、今日は多くの中学生が芦北高校を受験しに来てくれています。朝から寒の戻りで雪がちらつく場面もありました。そんな寒い芦北高校ですが、農場にはもう春が来ています。
 
上の写真は種まきの様子です。
農業科1年生で昨年末~年明けにかけて春に咲く草花の種をまきました。
草花の種はとても小さいのでピンセットを使います。
種をまくのは、「セル成形トレイ」といわれる小さく仕切られた箱が連結しているトレイです。
芦高で使用しているのは288連結のトレイで、1トレイ種をまくのに、慣れた人でも40分かかります。まさに根気のいる作業です。

 

それから2週間程度ハウスの中に作った育苗トンネルの中で育苗するとこうなります。
外の気温はマイナスまで下がりますが、トンネルの底には電気で温める温床になっており、5度以下にはならないよう管理していきます。みんなお日様の光を求めて葉を広げています。

葉が展開したら、3号のポリポットに鉢上げします。細くてか弱い苗を傷つけないよう一つずつ丁寧に行います。そしてそのまま春まで大切に育苗します。

そして現在・・・(種まきから約2ヶ月経過)
 メランポジウム↓                                      ペチュニア↓葉には毛がびっしり。寒さに強い。
 
松葉ボタン↓  この葉に癒されます。                 トレニア↓                                                 
 
マリーゴールド↓硬いつぼみを付けています。



みなさんに特に紹介したいのが、下の写真の「ポリアンサ」です。
今年芦高で栽培しているポリアンサは、バラの花のように花びらが重なって咲く八重咲きの品種で、その小さくも華やかな美しさから人気があります。
 
ハウスに来る生徒たちはみな口を揃えて「先生、これすっごくかわいいですね。」と言ってくれます。プラスチックポットに上げても手のひらサイズなので一層愛くるしい姿です。
葉もフリルが付いているので、まるでドレスをまとった女の子のようです。

寒い中でゆっくりと成長する花たちも、私たちが「可愛い!」と言っているのを理解しているように堂々としています。
まだまだ寒い日が続きますが、もう春はすぐそこです。

先進地視察研修(1年農業科)

先日農業科1年生16名が先進地視察研修に出向きました。
まず訪れたのは、宇城市三角町戸馳の有限会社宮川洋蘭さん。
こちらでは胡蝶蘭をはじめデンファレ、カトレア、オンシジュームなどおよそ300品種を栽培され、その中でもエピデンドラムでは育成品種で特許を取得し、全国コンクールでは農林水産大臣賞を受賞された経験もある農業法人です。
見事に仕立てられた洋蘭を前に、蘭にあまり親しみのない生徒たちも圧巻されて、担当の西さんのお話に一生懸命耳を傾け、メモを取っていました。
  

次に訪れたのは、宮川洋蘭さんから車で10分ほど走ったところにある「食と農の体験塾」です。こちらでは、クッキー、ピザ、パンの石釜焼き体験ができます。塾長の宮田さんに出迎えられ、まずはパン生地をこねます。
「あっという間にピザ、パン、クッキーをつくるけんね!」
との宮田さんのお言葉の通り、40分ほどですべて作ることが出来ました。
お手製の石釜に生地を入れれば、数分で焼き上がり、そのあまりの美味しさに生徒も職員も大興奮!!
        

最後に有機栽培されているお米をお手製の釜で炊いて、みんなでおにぎりを作りました。
炊きたてのお米はとても美味しくて、パンにピザにクッキーを食べた後でしたが、
女子でも大きなおにぎり2個をぺろりと食べていました!
  

おなかいっぱいになった後は、塾長の宮田さんから「食べることの大切さ」についてお話を頂き、その中でも「なにがなんでも健康が一番。そのためには美味しくて体にいいものを食べること」というお言葉が、生徒たちにはとても印象的だったようです。

 
素晴らしいお話を聞かせていただいた宮田さんにお礼を伝え、最後に向かうは、熊本県営畑地地帯総合整備事業大口地区果樹園です。

  
およそ11haの広大な土地は、スピードスプレーヤ(乗用薬剤散布機)がすべての区画が通れるよう整備がされていたり、高品質なミカンを栽培できるようにかん水(水やり)の量が調整できるようになっていたりと様々な工夫がされていました。
また過去に台風で壊滅的打撃をうけた経験から、全区画に防風ネットと防風林が設置されていました。

すべての研修を終え学校に戻った生徒たちは、みな「勉強になりました!」と口を揃えていました。この研修を通して、また一つ生徒たちの成長が見られた1日となりました。

農業科 食品製造(甘夏マーマレード)


農業科1・2年生全員による、芦北産の甘夏みかんを使った「甘夏マーマレード」の製造が始まりました。この芦北高校の「甘夏マーマレード」は地域の特産物「甘夏みかん」を活用し町の特産品となるようにと62年前に開発されました。さわやかな酸味・ほろ苦い果皮と砂糖の甘さが程よく合わさった逸品です。毎年全国各地からご注文をいただいています。丁寧に皮をむき、安全・安心をモットーに真心を込めて今年も製造しています。1ビン200g入りで300円です。ご購入を希望される方は早めに農業科までご連絡ください。

「あしぽん」鋏入れ

みねさきから吹く風に、梅や水仙の豊な香りが混ざり、寒いながらも、
小さな春の訪れを感じます。

そんな農業科では、先日毎年恒例である不知火(通称:あしぽん)の
収穫を祝い、鋏(はさみ)入れを行いました。
今年度初めてのあしぽんの収穫に、校長先生はじめ、多くの先生方に
みねさきの傾斜に建つハウスまでお越し頂きました。
果樹専攻生たちの努力と、天候に恵まれ、今年のあしぽんはとても良い出来◎!

不知火は実をつけると枝が重くなります。
そのため、枝が折れることを防止するために、良い実を残し一玉ずつ麻紐で吊り上げます。
大変な管理ですが、そのおかげで、大きくて艶のある美しい果実ができました。


まずは、校長先生が枝に鋏をいれます。
校長先生もあしぽんの出来に大満足のこの表情で、思わず笑顔がこぼれます!



今年度卒業する果樹専攻生4名が代表して鋏入れを行いました。
1年でもっとも嬉しい収穫の喜びを感じられたひと時でした。
  
 
これから毎日あしぽんの収穫実習が始まります。
生徒にとっても、職員にとっても怒涛の日々ですが、
この収穫があるから、夏の暑い日の灼熱ハウス地獄や高所での台風対策も、
手足が凍るような寒さでの実習も励めるのです。
生徒が手塩にかけて栽培している「あしぽん」、ぜひご賞味下さい!!

佐敷中学校一人一鉢運動その後・・・


去る12月8日に佐敷中学校にて行った「一人一鉢運動」。
その活動の記録を1枚のパネルにまとめました。
それをぜひ佐敷中学校に飾ってもらおうと、
農業科1年生を代表し3名の生徒が、佐敷中学校を訪問させていただきました。

佐敷中学校の門をくぐると、吉海校長先生はじめ、2名の先生方と
環境美化委員会の生徒さんに迎えられ、校長室にて無事お渡しすることが出来ました。
校長室に置かれたテーブルの中央には、芦高シクラメンが飾られていました。

吉海校長先生から
「お越しいただくお客さまに、芦高のシクラメンだと紹介しています。
これからも頑張ってください!」
との力強いお言葉を頂き、生徒ともども大変誇らしい気持ちになるとともに、
これからも良い実習製品の生産にむけて、気の引き締まる思いでした。