学校生活

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星 卒業式予行

卒業式を明日に控え、今日は卒業式の式場設営と予行練習を行いました。

今年度の卒業生は63人ですお祝い

卒業生の入場から、国歌斉唱、祝辞、送辞・送辞、、、、と卒業式の内容を通した練習をしました。

高校にとって最も大きな行事が卒業式です。
明日は、卒業生の門出を在校生・職員、保護者それぞれの思いを込めて祝います。

グループ 同窓会入会式

毎年、卒業の前日である二月末日には、
本校同窓会の入会式を実施しています。

今年度も、
本校同窓会長をはじめとした役員及び同窓職員が出席して、
平成30年度同窓会入会式を実施しました。

入会生を代表して、
普通科B組の坂本君が

120年あまりの歴史ある同窓会に入会し、
16000人を超える同窓生の一員として、矢部高校の誇りを胸にがんばりたいと
入会に際しての誓いの言葉を述べました。

卒業生の皆さん、明日からは本校の同窓生の一員です。
同窓の先輩方はみんなで君たちを支えていく気持ちでいます。

社会人として共にがんばりましょう。

 

ひらめき 食農科学科 コサージュ作り

2月28日(木)

食農科学科の1、2年生は卒業生の為にコサージュを作りました。

卒業式で卒業生の胸につけるコサージュ、
赤、ピンク、オレンジそれぞれの学科で異なる色の花をつかって、
フローラルテープを使い一つひとつ丁寧に巻きました。

在校生の思いのこもったコサージュを胸に
卒業生は明日旅立ちますお祝い

緑科学科 シイタケ原木の玉切り

緑科学科では、
林産物利用の授業でキノコや炭焼きなどの特用林産物について学習します。

本校鍛冶床演習林には、シイタケ栽培用の原木であるクヌギ林があり、毎年この時期にシイタケ菌の接種(種駒打ち)の実習を行っています。

2月20日と26日の2日間の実習で、
昨年の11月に3年生が伐採して、葉枯らしをしたクヌギを2年生と1年生が玉切りして、演習林内の平坦な場所まで運搬しました。

今回玉切りした原木は3月中旬の2年生、1年生の演習林実習で種駒打ちの実習をします。
駒打ちした原木は1年半ほど山で伏せ込むとシイタケができるようになります。

普通科2年 課題研究発表会

26日(火)、5・6限の時間を使い、普通科2年による課題研究発表会を行いました。

これは、総合的な学習の時間(「通潤魂」)に、一年かけて取り組んだもので、各生徒が自分の興味・関心に応じて、「伝統・文化」「生命化学」「環境」など、さまざまな分野において課題研究を行い、その発表をしました。

観客は普通科1年生と職員です。

なお、テーマは以下の通りです。

・仏教行事について

・芸術的感動とは何か

・地震に強い構造を調べる

・火星に移住は可能か

・2大アレルゲン除去食を作る

・効率の良い掃除

・けがの対応と予防

・瞬発力の向上

ポスターセッション!

グラフの説明をしています

タブレットも使って分かりやすく説明します

ドキドキのプレゼンです…

先生からも質問が飛んできます

先生からのアドバイス…参考になります

それぞれに改善点や課題もありますが、研究の進め方や分析の方法を考えたことは、とてもいい経験になりました。

また、分かりやすく伝えるにはどうしたらいいかなど、発表からも学ぶことが多かったようです。

普通科2年生のみなさん、お疲れ様でした!

 

1年生 スキー研修

2月20日(水)

1年生はスキー研修を実施しました。

隣町の五ヶ瀬町に
日本最南端のスキー場「五ケ瀬ハイランドスキー場」があることから再編統合前の蘇陽高校から続く年1回の研修です。

 

ほとんどの生徒が初めてのスキー体験で、
4班に分かれてインストラクターの先生からスキーの基礎を教えていただきました。

暖冬の影響で、ゲレンデ以外は雪がなく前日の大雨で一部コースのみの使用となりましたが、朝の雪質は概ね良好で初心者の生徒にとっては練習しやすい状況でした。

生徒たちは、スキーの姿勢やブレーキのかけ方の指導を受け、ゲレンデで転倒しながらも何度も起き上がって練習していました。

午後は、各自で自由に滑りましたが次第に転倒が少なくなりスキーを楽しむことができました。
山都町では蘇陽地区の小学校ではスキー研修を実施しているため、数名の生徒は小学生のころからスキー研修を受けていることもあり、非常に上手に滑ることができていて、初心者の生徒のサポートをしてくれました。

今回の研修は山都町の矢部高校支援事業の一環として一部経費を支出していただいています。おかげさまでとても良い研修ができましたありがとうございました。また、送迎からレンタル用品の準備等五ケ瀬ハイランドスキー場のスタッフの皆様には大変お世話になりました。おかげさまで楽しいスキー研修を実施することができましたことを感謝いたします。ありがとうございました。

原付法令講習を実施しました

昨日12日(火)、1年生の原付免許取得希望者に対し、法令講習会を行いました。

山都署の交通担当の方にお越しいただき、交通法や原付の操作などについて、ご説明をいただきました。

この問題は…☓かな~!?

本校は全国でも珍しい「乗せて指導する」高校です。

交通安全を心がけて、自分と他者の命を大事にするドライバーになってほしいと思います。

そのために、まずは…しっかり勉強して、学科試験をクリアしましょう!ファイト!!

熊本県高等学校小倉百人一首かるた競技大会に参加しました

去る2月2日(土)、熊本学園大学研修所(合志市)にて、熊本県高等学校小倉百人一首かるた競技大会が行われ、本校からも食農科学科と普通科の2年生が7名参加しました。

開会式です

競技かるた経験者や部活動生による第一部と、それに該当しない第二部でそれぞれ競います。

本校の生徒は第二部で2チームが参加しました。

真剣な表情です!

 

1枚でも多く取りたい!

残念ながら入賞はなりませんでしたが、他校生との勝負や交流を通して、とてもいい経験ができました。

食農科学科 アジア・アフリカ支援米の出発式への参加

1月12日(土)熊本市中央区の古町小学校にて、アジア・アフリカ支援米の出発式に食農科学科1年から4名の生徒が参加しました。

本校ではアジア・アフリカ支援米として、食農科学科や1学年で取り組んでいます。今年度も1学年で6月6日に田植えを行いました。その後の栽培管理は食農科学科で行い、10月3日に稲刈り・掛け干しを行いました。

  

 

 今年度、本校では540kgを支援米として送ります。出発式では本校の取り組みについて、紹介することができました。

アジア・アフリカ支援米の取り組みは県内各地で行われており、今年度県内全体では1680kgが集まったことを知りました。今後とも少しでも飢餓に苦しんでいるアフリカの国々の人々に役立つために取り組みを継続していきたいです!

  

 

校内百人一首大会を実施しました

去る1月10日(木)、第42回校内百人一首大会を実施しました。

昨年は雪による休校で実施できませんでしたが、今年は無事に行うことができました。

武道場を舞台に、1・2年生と職員も交じって、熱い戦いを繰り広げました!

真剣な表情です!

生徒に負けじと札ゲット!

先輩相手に必死です!

優勝はO2A・O2Bでした。

 

各クラスより選抜メンバーを選出して代表チームを作り、そのメンバーは代表同士で対戦しました。

2戦しましたが、O2AとO2Bがともに2勝を上げ、同率1位となりました。

この優勝メンバーを中心に、来る2月2日に行われる県大会に出場します。

健闘を期待します!!

平成30年度第6回農業関係高等学校バスケットボール大会3位

 平成30年度第6回農業関係高等学校バスケットボール大会が熊本農業高校体育館で行われました。本校からは男子チームのみが参加しました。

 3年生が引退し、新チームとなり約6ヶ月、シュートやチームプレイなど繰り返し練習を行い、少しずつ上達していることを選手達自身も感じることができるようになってきました。

 予選リーグを勝ち上がり、準決勝では熊本農業高校を相手に戦いました。3点差で第1ピリオドを終わることができましたが、その後、点数を重ねることができずに逆転されてしまいました。 出だしが良かっただけに選手達はとても悔しかったようです。

 この悔しさをバネにして更に練習を重ね、1月に行われる新人戦に望みます。今後も応援よろしくお願いします。

 

緑科学科 みたけ竹灯りに参加

第7回みたけ竹灯り2018
今年は場所と日時を変更して開催中です。
場所:御岳保育園あと地
日時:12月23日(土)〜25日(火) 18時点灯

本校緑科学科の3年生が課題研究で製作した竹灯籠も展示しています。
今年は、来年3月に閉校する御岳小学校に感謝を込めて開催されています。

緑科学科の作品は3年生の竹資源活用班で課題研究の時間に製作しました。
メンバー:井上(矢部中)、園田(砥用中)、永本(御船中)
来年の干支「亥(イノシシ)」製作しています。

また、昨年度製作した「ドラえもん」製作者:木村、松永(砥用中)2018年3月卒業
も展示しています。


クリスマスの夜を山都町のイルミネーション(ライトアップ)で彩ります。
通潤橋や矢部高校、みたけ竹灯りなど、ぜひご覧ください。

高速道路も山都中島西まで開通しました。
熊本市からも近くなった山都町に皆さんぜひお越しください。

クリスマスコンサート&イルミネーション点灯式

12月20日(木)

今年も、本校第2体育館周辺でクリスマスイルミネーションを点灯しています。
点灯期間は、12月17日(月)〜2019年1月4日(金)
ぜひお越しください。

今日は、地域の方を招待してイルミネーションの点灯式を行いました。
あいにくの雨でしたが、多くの方々に来校いただき校長先生による点灯を行いました。

第2体育館1階の武道場では、
今年も、本校吹奏楽部によるクリスマスコンサートを実施しました。
吹奏楽部は部員4人(3年2人、2年2人)と少ない人数でがんばっています。
今日は、先生方の助っ人もあり無事コンサートを実施できました。

曲は、
部長の岩部さんのソロで始まり
絵文字:星クリスマススイングメドレー
絵文字:星HANABI
の2曲を演奏しました。

来場者には食農科学科で製造している「ゆずマーマレード」をお湯で溶かした
「ゆず茶」を本校学校農業クラブ役員の生徒たちがふるまいました。
雨が降り冷えた体に温かいゆず茶と吹奏楽部の演奏、イルミネーションで心も体も温かくなりました。

来場者のみなさん
足下の悪いなか御来校いただきありがとうございました。


クリスマスイルミネーションは、1月4日まで点灯しています。
年末年始で帰省される方々もぜひ矢部高校に足を運んでください。

なお、クリスマスコンサートの様子は、
本校Facebookで公開しています。ぜひご覧ください。
2018吹奏楽部クリスマスコンサート

校内ダンス発表会

12月20日(木)

2学期の最終授業日の本日
LHRの時間を利用して校内ダンス発表会を開催しました。

体育の時間を活用して、
1、2年生の女子が自分たちで曲目、構成などを検討し練習を重ねた
創作ダンスをクラス単位で発表しました。

生徒たちは、
有名なダンスユニットやダンスグループを参考にした振り付けなどを
放課後の時間も使って練習をしてきました。

職員と3年生の投票で審査をしました。

結果は、
1位 普通科1年
2位 食農科学科2年
3位 普通科2年
   食農科学科・緑科学科1年

でした。見事1位となった普通科1年生は1月に開催される。
熊本県ダンス発表会に出場します。

普通科1年の皆さんおめでとうございます。

学校献血を実施しました

本日、熊本県赤十字血液センターによる学校献血を実施しました。
生徒と職員、地域の方にもご協力いただいて、毎年冬に実施しています。
献血バスで実施しているのは「400ml献血」です。
17歳以上の男性、18歳以上の女性(ともに体重50キロ以上)が参加可能です。

 
 ↑ 献血バスがやってきました!    ↑ 献血前の手続きをしています。

 
 ↑ 初めての献血、どきどきです☆   ↑ 職員も協力させていただきます!

生徒達は、献血する前はかなりドキドキしていた様子でした。
しかし献血後は、自分も社会貢献ができたんだという気持ちからか、誇らしげに水分補給をしていました☆
終わった後は、カップラーメンや歯磨き粉、山都町からも記念品(ペン)をいただきました。
ぜひ2回目、3回目の献血にもチャレンジしてほしいと思います。

普通科1年 ワークショップを実施しました

去る12月13日(木)、山都町役場や山の都地域しごとセンターのご協力で、ワークショップを行いました。
ICT事業などを行う「株式会社MARUKU」の小山光由樹代表取締役社長をお招きし、
「将来の働き方を考える」をテーマにグループワークをしました。

  

5年後、10年後、どんな仕事をしているのか、どこで、どんな形で働いているのか…
今まで考えたことのないことを考えるきっかけになりました。
また、小山社長の体験談を聞き、起業するなど「正社員」以外の働き方にも気付いたようです。
今描く未来と実際やってくる未来は違うかもしれません。
でも、イメージすることで新たな未来が拓ける可能性があります。
みなさんが矢部高から巣立ち、これから描いていく未来予想図は、どんなものになるのでしょうか?
10年後の自分のために、今できること、すべきことを考え、行動に移しましょう!

平成30年度 校内長距離走大会

12月14日(金)

冬晴れの好天に恵まれ
平成30年度 矢部高校 校内長距離走大会を開催しました。

長距離走大会は、
矢部高校をスタートし、畑方面へ
潤徳小学校を通り入佐、黒川方面で折り返し
矢部高校正門をフィニッシュするコースで、

男子 13km
女子 11km を走ります。

地域の方々の暖かい声援もあり
出走した男女全員が無事完走しました。

フィニッシュでは、本校育友会による豚汁の振る舞いがあり、
生徒たちは、長距離を走破したあとの疲れた体に染みる愛情たっぷりの暖かいお汁で
お腹も心も満たされました。
育友会皆様ありがとうございました。

結果は以下の通りです。

個人成績(男女上位20位)
順位 <男子>           <女子>
1  普通科1年   仁田水    普通科2年B組 岡本
2  緑科学科1年  西村     普通科2年B組 藤原
3  普通科2年B組 今村     普通科3年A組 甲斐
4  食農科学科1年 藤岡     普通科1年   野口
5  普通科2年A組 赤星     普通科1年   水田
6  緑科学科1年  藤川     食農科学科1年 野口
7  普通科2年B組 中村     普通科3年A組 黒田
8  食農科学科2年 荒牧     普通科1年   大谷
9  緑科学科1年  草野     普通科3年B組 佐藤
10 普通科3年A組 井手     普通科1年   田中
11 普通科2年A組 荒木     普通科1年   松本
12 普通科2年B組 藤岡     普通科3年A組 吉村
13 食農科学科3年 木村     食農科学科3年 吉村
14 普通科2年A組 宮本     普通科3年A組 水田
15 緑科学科1年  佐藤     普通科1年   吉見
16 普通科1年   中川     普通科1年   坂口
17 普通科3年B組 佐藤     普通科3年B組 梶原
18 普通科1年   上田     普通科2年A組 山下
19 緑科学科1年  吉永     普通科3年B組 石井
20 食農科学科3年 佐藤     食農科学科1年 田島

団体(クラス対抗)成績
順位 <男子>      <女子>
1  食農科学科3年   普通科1年
2  普通科2年A組   普通科2年B組
3  普通科2年B組   普通科3年A組

応援していただいた皆様ありがとうございました。
豚汁を振る舞っていただいた育友会役員の皆様、お仕事のお忙しい中、準備から片づけまでお手伝いしていただき本当にありがとうございました。

緑科学科 山都町内の林業の現場を視察研修

12月12日(水)

緑科学科では1、2、3年生を対象に「林業視察・体験研修」を実施しました。
これは、熊本県上益城地域振興局林務課の協力により毎年実施している研修です。

今回は、山都町内の製材所、指導林家、シイタケ栽培企業を見学しました。

まず始めに、
山都町産をはじめとした熊本県産ヒノキを専門に取り扱う
「ランバーやまと協業組合」の本社工場と高月工場を見学しました。
製材の行程や乾燥、製品梱包の流れを2ヶ所の工場で見学しヒノキ材に特化し、
省力化が進んだ製材工場が町内にあることを生徒たちは初めて知りました。

次に、
山都町(旧蘇陽)東竹原で林業を営む、栗屋克則氏の山林を見学しました。
栗谷氏は、全国でも珍しい挿し木のクローン品種”ナンゴウヒ”を独特の枝打ち手法等を用いて管理・生産する林業家です。
今回は、50年生のナンゴウヒの森林を見学しその通直な幹を見学しました。通常のヒノキは実生の者が多くほとんどの木の幹が曲がってしまうのですが、挿し穂を直挿しで植林するナンゴウヒはまっすぐに育つ特性があります。そのため、神社仏閣や文化財修復などの現場に使用されることが多く高価で取引される材がとれます。

栗屋氏は100年のスギ林も所有されています。50年生のナンゴウヒ林から100年生のメアサスギ林までのルートはフットパスのコースにもなっており、今回の見学ルートはそのコースをたどりました。生徒たちは、樹齢100年のスギの巨大さに大変驚いていました。

最後にシイタケ栽培を行う農業法人を2ヶ所見学しました。
始めに、原木(ほだ木)栽培を行う「農業組合法人 九州ネイブルファーム」を見学し、
効率的にシイタケ菌の摂取を行い、周年栽培ができるように工夫された施設を見学しました。
その後、菌床栽培を行っている「農業生産法人 合資会社あぐ里」を見学しました。
生徒たちは、おがくずを主な原料に使用した菌床にシイタケ菌を摂取して行う「菌床栽培」を初めて見学し大変驚いていました。

終日、町内のさまざまな林業関連の企業等を見学し、将来の進路決定の参考になりました。林業を学ぶ生徒たちへの地元企業の期待は大きく、来年も求人を出すので受検して欲しいという企業もありました。

お忙しい中、生徒たちのために準備をしていただき、丁寧に説明していただいた皆様
ありがとうございました。日ごろから矢部高校の林業教育のバックアップをしていただきありがとうございます。今後もどうぞよろしくお願いします。

緑科学科 愛媛県宇和島市の仮設住宅への支援活動

緑科学科3年生の課題研究班木材利用研究班は、
「西日本豪雨災害被災地仮設住宅で暮らす高齢者にミニ椅子を送るーつながりプロジェクトー」
に参加しています。

12月7日〜8日(1泊2日)の日程で、
愛媛県宇和島市吉田町の応急仮設団地を訪問、
隣接する吉田公民館で椅子づくりのワークショップ等を実施しました。
10月7日に益城町の介護老人ホーム「ひろやす荘」で最初のワークショップを開催し、熊本地震で仮設住宅に入居している方々の協力で椅子のサイズを決定し、
県立大学の学生組織「くまの恩返しプロジェクト」と本校緑科学科3年生がそれぞれ設計した椅子を11月11日にひろやす荘で製作しました。
製作した椅子を計12脚を仮設住宅で暮らす家庭に1脚ずつ贈呈しました。

8日のワークショップでは、公民館で毎週開催されている「土曜塾」に参加している子供たちが10人ほど参加して椅子づくりを体験し、お昼は県立大学の防災カレーを試食しました。
また、同館内で実施されていた防災士の研修会に参加された方々や徳島大学の学生にも私たちの取り組みを紹介しました。

当日は町内で他にもイベントが開催されており、仮設住宅で暮らす全員の方に直接椅子を手渡すことはできませんでしたが、
ご在宅の方々に贈呈し喜んでいただきました。

また、仮設住宅生活で抱える困り感を聞き取り、今後の活動に活かすためのグループワークを実施しました。

つながりプロジェクトは、今回の経験と課題を活かして、今後も継続して行く予定です。

生徒たちは、この取り組みを通じてさらに成長しました。
今後は、1月に実施する課題研究発表会に向けて研究のまとめに入り、後輩たちへの引継ぎの準備を行います。

〜つながりプロジェクトについて〜
熊本地震から2年半余が経過し、県内では地震の記憶が薄れつつあります。熊本地震では、全国の自治体やボランティアからの支援を受けた経験を活かして、今後は私たちが被災地を支援するべきだと考えこの取り組みがスタートしました。

熊本地震の際に福祉避難所として活動した益城町の特別養護老人ホームが設立したNPO法人「チーム安永」
熊本県立大学が他の被災地を支援するための学生組織「くまの恩返しプロジェクト」
良質な木材の産地山都町と地元で林業を学ぶ矢部高校
が連携し、西日本豪雨災害被災地を支援する「つながりプロジェクト」がスタートしました。

食農科学科 第18回アジア農業シンポジウム


東海大学主催、第18回アジア農業シンポジウムが東海大学熊本キャンパスで開催され、食農科学科1年の4名がショートトークとポスター発表を行いました。

 

 基調講演では蒲島知事が「熊本地震からの創造的復興」と題して、自己紹介やこれまでの取り組みの成果についてユーモアを交え英語で講演をされました。話の中で「不可能を可能にする」前向きな取り組みが重要である事を繰り返し強調されました。会場に入りきれない程の聴衆が集まり、サテライト会場でも多くの人が聞き入っていました。
 

 ショートトークは、ポスター発表を行う高校や大学、企業のうち希望した団体が行いました。

発表順になり、4人が英語で発表を始めると、初々しくほほえましく感じられた様で聴衆からは笑顔がこぼれていました。しかし、4人が交代しながら、慣れない英語ながらも一生懸命発表する姿に、聴衆から笑顔は消え、真剣な表情で聞き入ってくださいました。練習通りに精一杯、発表を負えることができた4人は押しつぶされそうな程の緊張から解放され、ようやく笑顔が見られるようになりました。
 

 ポスター発表会場は教室一面に掲示されたポスターと圧倒されるほどの人で埋め尽くされました。棚田修復の取り組みに興味を持っていただいた方からの質問に対して、生徒はできる限り丁寧に答えようと頑張りました。
  

 大会全てが終了した後は懇親会が行われ、他に発表した高校生と共に食事を楽しみました。大きな緊張から解放された4人は終始笑いが絶えませんでした。

 

4人は発表に向けた練習や始めて経験したショートトークとポスター発表を通して大きな自信を手に入れたようです。この経験を生かして、さらに様々なことに挑戦したり積極的に活動したりすることにつなげて欲しいと願っています。

 このような貴重な機会を提供いただきました東海大学関係者の皆様に心より御礼申し上げます。