2022年12月の記事一覧
林業科学科 新しい林内作業車の納品
林業科学科では、演習林で間伐実習を行っています
間伐材は、4mの長さに玉切りして林道まで運搬しています。
運搬には、林内作業車というウインチとワイヤロープがついた運搬車を使っています
現在使っている林内作業車はまだまだ使えますが、
20年以上使っており故障もでてきたので更新の要望を県教委にお願いしていたところ
今回、新しく購入することができました。
今日は、新しい林内作業車の納品があり、1年生の総合実習の時間と重なったため
1年生も一緒に納品された業者から使用方法の説明を受けました。
新しい林内作業車は、ラジコン操作(離れたところからリモコンでウインチを操作)できる製品で
林内での作業効率が上がります。ダンプ装置もついているので運搬した木材を土場で簡単に下ろすことができます。
安全性も向上しておりこれまで以上に安全な実習をすることができます。
この機械を活用してこれからも林業・木材産業の担い手、公務員林業職の担い手の育成をがんばります。
林業科学科 石材加工の技術を学習
林業科学科2年生が授業で取り組んでいる「石橋石工研修(全5回)」は、今回が最終日です。
前回の授業で石を削って、扇形にする実習を行いましたが、
最後まで完成させる事ができませんでした。
途中までできた要石を、講師の山下さんと藤原さんが仕事の合間をぬって形を整えていただき、
今日は、高さをそろえる作業と石の幅をそろえる作業を行ないました。
削りたい場所を大きく削って一気に仕上げたいところですが、なかなかうまく割る事ができません。
少しでも凸部があると石と石を組み合わせたときに隙間が空いてうまくいきません。
初めての石の加工のためなかなか進みませんでしたので、講師の先生に手伝ってもらいながら仕上げました。
完成した要石を使って実際の石橋にはめ込みました。
微調整をしながら完成させることができました。
研修の最後に修了証をいただきました
林業科学科 ものづくりマイスターによる「林業機械整備」講習会
林業科学科では、熊本県職業能力開発協会 技能振興コーナーの協力で
ものづくりマイスター制度を活用した取り組みを行っています。
林業科学科3年生は
12月5、7、9日の3日間、5、6限目の授業で
林業に関する機械の整備の講習を受講しました。
今回いらっしゃったものづくりマイスターの先生は
農業機械整備のマイスターで
御船町で農業機械の販売、整備を行っておれれる吉田様です。
チェーンソーと刈払い機の日常メンテナンスを主体に
エアフィルターやスパークプラグなどについて詳しく教えていただきました。
生徒たちは、普段使う機械の仕組みやメンテナンスのポイントを聞き
真剣に実習に取り組んでいました。
吉田様、お忙しいところ3日間、生徒たちのために来校いただきありがとうございました。
林業科学科 熊本県教育長を表敬訪問
”農業高校の甲子園” 日本学校農業クラブ全国大会令和4年度北陸大会の
意見発表会分野III類(ヒューマンサービス)で「最優秀賞」「文部科学大臣賞」を受賞した
林業科学科3年の 岸本さん(吹田市青山台中)が
12月13日熊本県教育委員会を表敬訪問しました。
農業鑑定競技会(分野「森林」)で最優秀賞だった芦北高校林業科の村上さん
と二人で白石教育長に受賞を報告。
白石教育長から激励の言葉をいただきました。
普通科 ビジネス実務の授業⑤(プレゼンテーション)
3年普通科ビジネス類型の「ビジネス実務」の授業風景、第5弾です。
今回は「プレゼンテーション」の実習です。
プレゼンテーションは、これまでも総合的な探究の時間や各授業で行ってきましたが
ビジネスにおける効果的なプレゼンテーションについて学習しました。
コンセプトの設定から作業の進め方、発表方法などを詳しく教科書で学んだ後
2グループに分かれて「卒業旅行」をテーマにプレゼンテーションを行いました。
2グループともよく考えられたプレゼンテーション資料ができていました。
発表時にも、ジェスチャーを加えたりアイコンタクトを取ったりと工夫が見られました。
全員の意見をまとめることが難しかったようですが、とても良い経験になったと感想を述べていました。
林業科学科 九州中央自動車道矢部清和道路の中心杭を揮毫
九州の中央を横断し熊本県と宮崎県を繋ぐ「九州中央自動車道」の
山都通潤橋ICから清和IC(仮称)の区間で事業化された「矢部清和道路」の中心杭打ち式が
清和文楽館で開催されました。
この式典に際して、国土交通省熊本河川国道事務所から
本校林業科学科1年の佐伯さん(五ヶ瀬中)に
中心杭への揮毫が依頼され、合計9本の中心杭の揮毫を行いました。
式典では、蒲島郁夫熊本県知事から佐伯さんに感謝状が授与され、
佐伯さんから会場の皆さんに向けて揮毫に込めた思いを発表しました。
式典には蒲島知事、梅田町長、坂本衆議院議員(代理)など多くの関係者が出席され、
佐伯さんに蒲島知事から声をかけていただくなど
佐伯さん自身が非常に良い経験をすることができました。
蒲島知事の名前の入った中心杭は矢部高校に贈呈され
玄関に展示してあります。矢部高校にお越しの際は是非ご覧ください。
矢部高校のすぐ近くに開通する”山都通潤橋IC”は令和5年度中に供用予定です。
九州の各地域とますます近くなる山都町の活性化のために
これからも矢部高等学校は頑張ります。
林業科学科 火の国ボランティアフェスティバルin葦水
火の国ボランティアフェスティバルin葦水(Web開催)に際して、
山都町内でボランティア活動をされている方々がWeb視聴を行われるということで、
本校林業科学科と食農科学科食・生活コースに社会福祉協議会との連携に関する発表の依頼があり、
12月10日に矢部保健福祉センター千寿苑で
認知症予防パズル「好き!通潤パズル」の取り組みを発表しました。
今回から2年生に発表者をバトンタッチして初めての発表です。
発表したのは 林業科学科2年 坂本さん(蘇陽中)、上田さん(桜木中)、森崎さん、堂上さん(矢部中)の4人です。
初めての発表でしたが、堂々と行うことができました。
また、家庭クラブの全国大会3位の発表DVDの視聴もあり、
町内のボランティア組織の方々に矢部の取り組みを紹介することができました。
2年生修学旅行:3日目
7:00 今日は一日自主研修です。19:30までの長丁場なので、
朝食をしっかり食べて行きましょう!
8:40 各班準備をして、意気揚々と出ていきました。(写真はありませんが)
10:30 秋葉原で生徒発見!
18:30 生徒が続々と帰ってきました。
全員時間内に、無事帰着しました。
一日中歩き回ってかなり疲れていますが、表情はみんな満足げです!
明日は最終日、国会議事堂とお台場で最後の研修を終え、18:40ごろ
帰ってくる予定です。
2年生修学旅行:2日目
2日目
9:00 全員元気に出発しました。
9:40 浅草では、それぞれお参りをしたり、おみくじを買ったり、好きなものを
買って食べたりして過ごしました。
東京はとてもいい天気です。
東京はとてもいい天気です。
11:30 スカイツリーでは、地上350m(450m)からの眺望を堪能しました。
15:00 新国立競技場では、美しい建築に圧倒されました。また、選手のサインや
撮影スポットがあって気分はアスリート!
18:00 今日はホテルで、みんなそろっての夕食(バイキング)です。
会話をしながらとはいきませんが、楽しく食べていました。
明日は、一日自主研修です。
2年生修学旅行:1日目
8:10 予定通り学校を出発しました。
出発の挨拶はF科の境さんが担当しました。
空港はたくさんの修学旅行生であふれかえっています。
14:00 ディズニーランドに到着。園内はクリスマス一色です!
20:50 閉園の花火に見送られ、名残を惜しみながらディズニーランドを後にしました。
21:20 ホテルに到着。みんな疲れていますが、今後の指示をしっかり聞いています。
明日は都内研修(浅草、スカイツリー、国立競技場)の予定です。
1学年 建設現場見学
食農科学科1年と普通科1年で、建設現場見学に行きました。
熊本県建設業協会上益城支部のご協力で、山都町の建設現場を直接見学することができました。
最初に、山都町北中島の新しく作られている高速道路です
国土交通省の方から山都町に高速道路ができるまでの道のりを教えていただきました。
現在、高速道路には多くの企業が関わっておられ、今回は地元の坂本建設さんから、工事の方法やICTを活用した方法
ドローンの操作まで教えていただきました
次に、山都町運動公園(仮称)の建設と近隣道路の整備について、山都町建設課と矢部開発さんに説明していただきました。
最後に、矢部開発さんで建設業の魅力について教えていただきました。私たちの暮らしを支えるインフラ整備が建設業であり、
熊本地震の時は、いち早く益城町の道路補修に行かれたのも建設業の皆様でした。学校では学ぶことができない貴重な話が
沢山心に残りましたありがとうございました
食農科学科 1年☆夢農業講座コース別研修
12月1日 上益城地域振興局主催で夢農業講座コース別研修を実施しました。
2つの班に分かれて、上益城地域の企業や農家さんでの研修をしました。
1班「湖池屋九州工場と嘉島町のイチゴ農家」
工場長から歓迎の言葉を頂き、いざ工場内へ!完全に防備して、入りました。ワクワク
オリジナル味のポテトチップスを作りました♪みんな楽しく作りました♪
湖池屋の従業員さんとも、仲良くなり最後まで楽しい研修にでした
昼食は益城ファーマーズヴィレッジの地元野菜のランチ
午後からは嘉島町のイチゴ農家さんの所に行きました。
イチゴ栽培の魅力を沢山教えていただきました!!
2班「農業生産法人コウヤマさん、益城町スイカ農家さん、清住ファームさん」
益城町のサツマイモで6次産業を行っているコウヤマさんを訪れました。
サツマイモの管理や挑戦をする言葉に感動しました
スイカ農家さんの圃場と選果場を見せていただきました。AI技術に驚きました!!
色とりどりのシクラメンにとても感動しました。栽培の工夫など沢山教えていただきました!
研修をさせていただいた、企業、農家の皆様ありがとうございました
Oneteam プロジェクト 人権フェスティバルのボッチャコーナーに参加
矢部高校林業科学科と上天草高校福祉科の共同事業
「林業のちから×ふくしの心」
林業科学科2、3年生は福祉について学ぶ高校生との交流を行い、
実際に介護の現場で仕事することを目指す高校生と交流して、
認知症予防や福祉に関する広い分野で林業の力を活かすために、
上天草高校の福祉科との交流を行っています。
今回、
老若男女、障がいのあるなしにかかわらず、すべての人が一緒に、そして競い合えるスポーツ「ボッチャ」を
上天草高校の生徒が交流している肢体不自由の小学生が友達と遊べるようなぼっちゃ「ランプ」を林業科学科で試作しました。
共同で製作したボッチャランプをぜひ紹介したいと、
熊本ボッチャ協会に相談したところ
熊本県人権フェスティバルのボッチャコーナーに参加して、
来場者の皆さんに紹介する機会をいただきました。
県人権同和政策課の皆さんの協力もあり
12月4日、熊本テルサで開催された熊本県人権フェスティバルの会場で、
矢部高校と上天草高校の生徒がボッチャコーナーの運営のお手伝いをさせていただきました。
小学生や来場した方とボッチャを楽しんだり、「ボッチャランプ」の紹介をしたりと
大変貴重な体験をさせていただくことができました。
関係者の皆様、突然のお願いにも関わらず
ご協力いただき、参加させていただきありがとうございました。
今後は、試作したボッチャランプを上天草の小学生に使っていただき、
特別支援学級の先生からアドバイスをいただいて
改良を行い、完成したものを小学校に寄贈する予定です。
林業科学科 石材を切る体験を実施〜要石(キーストーン)の製作
林業科学科の石橋石工研修は、
4日目の要石(キーストーン)の製作体験に入りました。
要石とは、石橋を構成する最も重要な部品の一つで、
アーチの中心にはめ込んで輪石をつなぎ留める重要な役割があります。
ものづくりマイスターの山下さんと藤原さんに教えていただきながら、
墨付けをして石材をたがねと石頭ハンマーを使ってコツコツと石を削っていきます。
石橋で使う石材は阿蘇の噴火でできた溶結凝灰岩です。
林業科学科では、林産物利用の授業で木材の繊維について学習し、
繊維の方向によって木材の強度が違い、繊維方向を考えて木材を使うことを学習します。
今回学習する、石材も「目」の方向があって、
石の「目」を考えて加工します。
ものづくりマイスターの山下さんと藤原さんの指導で、
生徒たちは、1人一つずつの石材を
石ノミやコヤスケ、ビシャン等の道具を使って、
石を削り、表面の加工をしました。