校訓


  ・豊かな心   ・勤労の喜び

  ・創造の喜び  ・不屈の意志

   矢部高等学校は、校訓として、豊かな心、勤労の喜び、創造の喜び、不屈の意志を表す「通潤魂(つうじゅんこん)」を旧矢部高等学校から引き継ぐとともに、蘇陽高等学校からは、校訓「自立 創造 礼節」の精神を受け継いで、新たに次の三綱領を制定しました。

  ・誠実にして 礼節を重んずる
  ・勤労を尚び 自立を目指す
  ・創造の喜びを求め 不屈の意志を培うです。

 これら通潤魂や三綱領の元になっていますのは、通潤橋の完成までの道のりです。通潤魂や三綱領の実践があったからこそ、通潤橋は完成したのです。

 通潤橋完成に力を尽くした布田保之助に、「豊かな心」があったからこそ、人々のために白糸台地へ水を引きたいと決意し、「創造」、「不屈の意志」、「誠実、礼節」があったからこそ、橋造りの緻密な計画もでき、その結果、藩を納得させお金を出してもらうことができ、そして、たくさんの人々の「自立を目指し」た「勤労」があったからこそ、通潤橋は完成したのです。

 今後、勉強すればするほど、経験を積めば積むほど、たくさんの人々を巻き込んで、何かを成し遂げるということの大変さが理解できるようになると思います。

校章

  黄金の稲穂は、矢部の誇りを表し、生徒の高校生活が実り多きものとなるようにとの願いを込めています。矢部高等学校の校章は本来稲穂でした。イチョウの葉は、蘇陽高等学校の校章のイチョウを引き継ぎながら、「通潤橋」を形づくっています。イチョウは大きく育ち、生命力が強いことから学問を表す木で、葉の若緑色は、生命力溢れる高校生を表すとともに、蘇陽高等学校のスクールカラーを引き継いでいます。アクセントとなっています2つの葉を繋ぐ赤い丸は高校生の情熱を表し、そこから溢れる水色は、通潤橋の放水、緑川や蘇陽峡の清流、地元の滝を表しています。ベースの紫色と「高」の字は、矢部高等学校のスクールカラーと校章の字を引き継いでいます。

校歌