学校生活

中学生体験入学を実施しました

本日8月1日(木)、令和元年度中学生体験入学を実施しました。
最初に全体の説明を行い、教頭挨拶(校長は南部九州総体のため出張中)と生徒会長による学校説明の後は、食農科学科、林業科学科、普通科の各学科の授業を体験してもらいました。
中学生のみなさんは、驚いたり笑ったり、真剣な表情を浮かべたりしながら、授業を楽しんだ様子でした。

生徒会長の普通科2年野口さんの説明です。

 

食農科学科では、学科の説明のほか、矢部高で栽培した草花の寄せ植えを行いました。また、製品でもあるいちごジャムやブルーベリージャムなどの試食もありました。
自分で寄せ植えをした鉢はお土産としてお持ち帰りいただきました。

食農科学科の様子。在校生が説明をしました。

 

林業科学科(昨年度入学生までは「緑科学科」)では、学科や林業についての説明のほか、かどっこ♥くまモンのストラップ作りを行いました。

積み木をサンドペーパーで磨き、はさみで切ったくまモンのシールをずれないように慎重に貼り付けます。ひもをつけて完成です。

細かい作業もあって、中学生のみなさんは(保護者・引率の先生方も)真剣な様子で作っていました。作ったストラップ、ぜひ使ってみてくださいね!

(ちなみに、かどっこ♥くまモンはくまモンオフィシャルホームページからダウンロードできます。矢部高校の元校長先生が考案しました。)

本校の生徒が作り方を説明しています。上手にできたかな?

                  

普通科は、学科説明の後、「動物の鳴き声に見る現代語と古語」をテーマに、国語の授業を行いました。
擬音語(犬がワンワン鳴く)や擬態語(星がきらきら光る)といった、音や様子の表現の仕方をもとに、古典に出てくるさまざまな擬音語・擬態語をクイズを交えて学びました。

予想外だったクイズの答え(例:赤ちゃんの泣き声は「イガイガ」、人が高い木から落ちるときは「フリフリ」)には「えーっ!?」という反応も…

「難しくてよく分からない」というイメージを持たれがちな古典ですが、古典の言葉の面白さに気付くきっかけになったのではないでしょうか。

国語科の体験授業の様子。中学生のみなさんにクイズに挑戦してもらいました!

 

三学科の授業の後は、希望者に部活動見学のご案内をしました。
矢部高校は部活動が盛んで、生徒の多くが部活動に所属しています。

また、今回は山都町内の中学生だけではなく、熊本県内、宮崎県、福岡県、遠くは大阪府や神奈川県からも体験入学に参加していただきました。

体験入学終了後、寮の見学会を行い、御希望の方には、今年度オープンした「やまと令和寮」を御案内しました(下の写真参照)。写真中央は、寮を設置・運営されている「NPO法人山都町を元気にする会」の甲斐代表。

 

 体験入学を通して「矢部高校っていいな」「ここで高校生活を送ってみたい」と思ってもらえたら嬉しいです。
先輩たちは、毎日いきいきと高校生活をエンジョイしています!
ぜひ、矢部高校へ!生徒一同・職員一同、大歓迎します!!