学校生活 南稜NOW

2020年10月の記事一覧

KAB「Do you のうぎょう」収録及びスマート農業に係る稲刈り実演会

KAB「Do you のうぎょう」収録が、あさぎり町で農業後継者として活躍している卒業生の圃場、および本校農場でありました。本日収録の模様は10月18日(日) 17:55~18:00、KABで放送予定です。

本校水田では、スマート農業に係る最先端コンバインによる稲刈り実演会も行われ、その様子も収録されました。

タブレットも使って操作するこのコンバインは、高能率・高精度作業を実現し、収量や作業工程も記録していきます。スマート農業に係るコンバインです。

 

 

 

牛部 直腸検査練習

放課後の神殿原農場の様子です。牛部の2年生は、授業で学んだ子宮の感覚を忘れないうちに、直腸検査の練習に励んでいました。その積み重ねが大きな力になることでしょう。

牛の子宮解剖実習

総合農業科2年生の強い要望により、子宮解剖実習を行いました。

牛は肉用牛にしても乳牛にしても、子を妊娠し、出産しなければ利益を生むことができません。その繁殖について学習を積むために、以前、ゼンカイミートさんから頂いた牛の子宮を解剖するなどの学習をしました。

まずは子宮の各部の名称やその役割を確認しました。みなさん、普通に見られるでしょ?よかった、よかった。インターネットでは臭いが届かないのでよかった、よかった。

牛から切り離された子宮を、牛に着いていると仮定して、道具を使う練習を行いました。ちつ鏡、子宮頸管拡張棒を初めて使った様子です。

今度は精液注入器とシース管を用いて「模擬人工受精」です。本来は片手を直腸に入れ、直腸越しに子宮に入った精液注入器を操作して、精液を子宮に送り込みます。本来は子宮を見ることができないので、本当に手探り。今回は目をつぶってやっていましたが、上手くいかないときには目が開いていました。

最後は子宮をはさみで切りました(画像、自粛)。子宮の内側のひだの様子がよく分かりました。

この学年は特に専門知識に対する学習意欲が高いと感じます。今回の実習は繁殖の入り口。今回見たことや触った感触を頭に焼き付けておくことが大切です。その記憶と今後の練習や学習によって、大きな知識を身につけることができるかどうかが決まります。練習を頑張って下さい。

休日の農場当番の様子

9月21日、本日は敬老の日です。学校は休みですが農場に足を運ぶと生徒が実習に励んでいました。

さて、次の写真、何の実習風景か分かりますか?

正解は汚れた温室の屋根を洗っているのです。「え?この生徒たち、そんなに大きいの?」

離れるとこんな感じ。草花にとって光があたることは生育に影響します。温室の中の植物たちが喜んでいるようでした。

別の場所には3年生。使った後の植木鉢を洗っていました。新品みたいにきれいにしています。

 

先日、県立農業大学校を受験する予定の3年生に対して面接指導を行いました。「朝5時からの実習がありますが、大丈夫ですか?」という問に、生徒は「それも農業ですので、勉強する気持ちで一生懸命頑張ります」と答えていました。総合農業科の学習活動では「農業を学ぶ」とともに「農業で学ぶ」。休日でも農作物や家畜は生きていますし、プロの農家の方々も頑張っておられます。命を大切にする学習を積んでいる姿が頼もしく思えました。

馬術部活動風景

馬の装蹄(蹄鉄の交換)の様子をご紹介します。

乗用として扱う馬は、蹄保護のためにほとんどの馬が蹄鉄をはいています。蹄鉄をはかせることは馬の第二の心臓とも言われる程、馬の健康には欠かせないものです。蹄鉄交換の目安は1頭40日に1回です。

本校では顧問が勉強のために数頭、自ら装蹄を行っています。

最近では、部員が興味を持ち、特に卒業後馬術や競走馬の世界に入りたいと希望し、少しでも自分の将来のために技術を習得したいと考え、部員が蹄鉄を外したり、釘を打ったりしています。

その様子をご覧下さい。

釘を蹄の裏から打ったのちに、表面にでた釘を短く切る工程を顧問の先生が行います。

次にクリンチャーという道具で釘を蹄にかませ、締めているところです。部員が実際にやってみます。

最後はやすりをかけ、仕上げをしているところです。

 

今後もアップします。