食品科学科3年生が取り組んでいる、プラント焼酎の製造。これまで、
10月 4日(水) 製麹 10月 6日(金) 一次仕込み 10月13日(金) 二次仕込みを実施してきました。「二次仕込み」から2週間後の今日は「蒸留」です。
蒸留直前のもろみです。浮かんでいる米で隠れてしまっていますが、透明に澄んだ
琥珀色になっています。
もろみを蒸留機に移します。タンクからバケツに移し・・・
こぼさないよう注意して蒸留機に投入!これまでの仕込みと同様、全員が行います。
前班は常圧蒸留。約50Lのもろみから、20Lの焼酎を蒸留します。
レンコンの穴のような部分から、冷却されて液体になった焼酎が流れ出ています。
蒸留した焼酎を、貯蔵用のタンクに移します。
できたての焼酎はガス臭が強いため、数ヶ月間かけて「ガス抜き」をします。
留出し始めの部分(初垂れ)のアルコール度を測定します。
「76度?こんなに高くなるの?」
予想をはるかに超える結果に、生徒も驚きを隠せない様子でした。
初垂れと末垂れも均等にタンクに移します。
生徒がしっかりと責任感をもって取り組んでくれたおかげで、3週間にわたる焼酎
製造を無事に終えることができました!今後は、ガス抜き完了後にろ過と割水を行い
ます。そして、1月には品評会を行います。
後班の仕込みは、11月中旬から始まります。お楽しみに!