学校生活 南稜NOW

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東京での報告会

 全国で80校を超える専門(農業・商業・工業・水産)高校・高等専門学校が実践している知的財産学習の推進。知的財産とは、個々のアイデア、創造物そのものであり、人格そのものです。
 本校は展開型という3年間の指定を受け、いかに学習効果を高めたか?その実践内容を発表しました。

 本校の取組みは、全国の高校からも注目され、多くの質問がありました。

 今後、社会で生きていくうえで益々欠かす事の出来ない知的財産。もっと身近なものとして捉えることができるよう、工夫が必要ですね!

・農業部会研究発表大会 (2018/1/26)

・農業部会研究発表大会 (2018/1/26)

126()熊本農業高校で、平成29年度熊本県高等学校教育研究会農業部会研究発表大会が行われました。会の中で、海外視察研修会報告で、2年普通科総合コースの前田君が、NICCでオーストラリアにファームステイした体験を報告しました。八代農業高校食品科学科2年の椎葉さんと2人での発表で、20分間、分かりやすく発表しました。

講演会では、東海大学農学部特任教授の田中孝幸先生が「38年の農業教育を振り返って」と題し講演をいただきました。
前田君らの発表 海外派遣研修の報告



東海大 田中特任教授の講演

COC+微生物実験技術研修Ⅲ(2018/1/26)

・食品科学科SPH COC+微生物実験技術研修Ⅲ(産学連携)

 食品科学科2年生を対象に、3回目となる微生物実験技術研修を行いま
した。講師は林田安生様(熊本大学くまもと地方産業創生センターCOC+
推進コーディネーター)です。堤酒造の堤有史様が聴講に来られました。

 
 この研修は、くまもとCOC+事業特別プロジェクト「地域産業及び教育
機関と連携した地域の人材育成と産業支援」と連携して実施されており、
今回は「酵母の培養と観察」「産業界における酵母の利用」がテーマです。

 
 まずは培地の調整方法について説明を受けます。

 
 酵母エキス、ペプトン、ブドウ糖、寒天を水に加えて…

 
 アルミホイルでふたをして殺菌します。

 
 
 殺菌している間に、酵母の特徴や酵母利用の目的・意義等について学び
ました。

 
 続いて、酵母液の調整です。乾燥酵母を使いますが、酵母特有のにおい
に戸惑う生徒も。

 
 
 温度に注意し、15分ほどかけて復水します。

 
 酵母を復水している間にプレートを作成します。殺菌した培地が冷えて
固まってしまう前に、滅菌シャーレに流し込みます。

 
 林田先生にお手本を見せていただきました。手早く無駄のない動きを、
生徒たちは食い入るように見ています。

 
 培地のにおいは…「チキンラーメンみたいなにおい!」

 
 酵母の復水も完了。準備が整いました!

 
 
 プレートに酵母を塗布します。慣れない操作のためか、滑らかに動かす
のに苦労した生徒もいましたが、全員が自分の力でやり遂げました!

 プレートは25℃前後で培養し、29日(月)に実施する研修Ⅳで観察
します。酵母の増殖が順調に進みますように。