総合選択Aの科目「林産物利用」では、ダイオウショウの一際大きな松ぼっくりでクリスマスツリーを製作しました
モミやスギ、ヒノキの葉、ナンテンの実などをあしらって思い思いのクリスマスツリー
12月22日、太鼓部でウイングまつばせにて行われた第32回熊本県高等学校郷土芸能代表選考会に出場してきました。
コロナ対策のため無観客での実施、そして5人という少人数での出場でしたが、精一杯演奏し「優良賞」を頂く事ができました。
これからの活動も頑張っていきます
総合農業科1年生、総合農業科環境コース2年生の62名は、本校で開催された林業就業説明会に参加しました。
12事業体と、くまもと林業大学校の合計13団体に参加いただき、生徒は各ブースで事業内容の説明を受けました。
一言で「林業」といっても、森林で立木を伐採し木材を生産する仕事から木材を建築材に加工する仕事、木材の輸出入に関わる仕事、細かいチップに加工して製紙や発電の原料を生産する仕事、伐採跡地に植林するために苗を生産する仕事など多種多様な業種に溢れています。
人吉・球磨は全国でも有数の林業地域として地域の主力な産業となっています。各ブースを巡って、事業体の皆様方から説明を受けた生徒は、林業に対するイメージが膨らんだようで、自ら進んで質問する姿がありました
多くの生徒がこのような機会を通して林業に興味関心をもち、学びを深め、人吉・球磨の次世代の林業を担う人材として活躍してほしいものです
冬の晴れ間に恵まれた本日、熊本県やあさぎり町、地元猟友会、くまもと☆農家ハンター及び村上精肉店の皆様の御支援の下、『野生鳥獣被害対策研修』と題し、ジビエの調理教室を実施しました!
現在、環境省の調査でも全国的に野生鳥獣の生息頭数は著しく増加しており、分布域も日本列島を北上する形で拡大しています。
あさぎり町内でも農業・林業において被害が生じるなど、喫緊の課題です。
現在、環境コースでは小馬床演習林や地域の山林に駆除対策の箱罠2基・囲い罠1基・くくり罠を複数基設置しており、そこで捕獲したシカ・イノシシの活用について検討する中で、今回の研修が実現しました。
設置している箱罠に掛かったイノシシを前に、手を合わせる専攻生徒。
この後、止め刺しを行い、精肉処理工程を経て保管し、本日の調理教室でその”命”を全員で大事に頂きました。
今日は普段以上の「いただきます!」と「ごちそうさま!」だったはずです。
須恵小学校の児童約50人と共に、国鳥キジの放鳥も併せて実施しました。
おいしいご飯に、イノシシ・シカ肉を使った鍋、ホイル焼き、食べ比べBBQ!楽しく調理・試食会…♪
その後には…✎
もちろん、お勉強も!
野生鳥獣対策についての実態や模擬銃体験など、興味・関心が深まる内容が盛り沢山でした!
今後、3年生の有志は、1月に狩猟免許試験を受験し、高校生ハンターを目指します。
今回学ぶことができた知識・技術、そして経験を生かし、地域を守る人材へと成長していってくれることを期待しています。
昭和35年から、地域林業の振興を図るために続いている『球磨林業奨学会』。
郡市の森林組合や林業事業体、素材市場、製材工場及び木材運送業等の代表の皆様で組織され、将来の人吉・球磨地域、を、将来の森林・林業を担う人材を育成すべく、日頃より大きな御支援を頂いています。
現在、人吉・球磨管内の森林組合に就職内定を頂いている3年生2名が奨学生としての認定を受け、専門性の向上に向けて日々取り組んでいます。
また、2年生10名が候補生として、森林・林業に関連する大学進学や公務員、就職に向けて学業に励んでいます。
奨学会の堀川泰注会長をはじめ会員の皆様方には、日頃より林業専攻生徒への多大な御支援、誠に有難う御座います。
今後とも、生徒一人ひとりが自覚と誇りを胸に勉学に励んで参りますので、どうぞよろしくお願い致します。