牛部の生徒は放課後、神殿原農場で牛の調教や飼養管理い励んでいます。
そんな中、11月6日分娩予定の褐毛和種の「りお」の異変に気付いたようです。
2時破水から3時間が経過しました。お母さん牛の体力が心配だったため、みんなで引き出しました。そのあとは稲わらでマッサージ。ぬれた子牛の体を拭き上げました。
へその緒(臍帯)は結んでイソジンで消毒。
分娩時の体重は?
35㎏と黒毛和種にしては大きな子牛でした。
突然ですがみなさんに問題です。
「なぜ、褐毛和種の母親から黒毛和種の子牛が生まれたのでしょうか?」
答えは総合農業科の生徒に聞いてみて下さい。きっと、答えてくれるはずです。
3年生の畜産専攻生は牛の直腸検査に取り組みました。
今週15日には宮崎大学の北原先生に来ていただいて、繁殖技術講習会を実施していただく予定です。先日、学んだ子宮の解剖のイメージがある内に、直腸検査に取り組んでみました。
これまでの練習では子宮をイメージできなかったので何が何だか分からなかった生徒も、前回の学習で子宮を観察したことにより、イメージしながら取り組むことができました。中には子宮頸管、子宮角が触れた生徒もいました。
15日に行われる繁殖技術講習会にむけて、学習を積みます。
11月12日、早いもので3年生は卒業アルバムの作成に取組み始めました。一部の進学希望者等以外の大半の生徒が進路も決定し、高校生活(登校日数)も残り2ヶ月程度です。たくさんの思い出が詰まったアルバムになることでしょう。
熊本市流通会館で開催された建設産業ガイダンスに、2年総合農業科環境コース15名の生徒が参加!
このガイダンスでは、県内の建設産業に関わる15団体が仕事内容を説明し、
熊本の未来を支える人材の育成を目的に実施されています。
先輩による座談会 真剣に聞いています
それぞれのブースで本校生徒をはじめ多くの高校生が真剣に話を聞いていました。
環境コースは、来年の進路決定に向けて動き出しています!
ご来校誠にありがとうございました。
11月10日、南稜祭2日目です。今日は日頃の学習成果である農産物等の販売がメインでしたが、たくさんのお客さんが来校していただきどのブースも長蛇の列の大盛況でした。来校いただきました皆様方、ご満足いただけましたでしょうか。ありがとうございました。
南稜祭1日目にお茶会を行いました。
茶道体験では自分でお茶を点ててもらい、楽しんでもらうことができました。
県立農業公園(カントリーパーク)で開催されたくまもと農業フェアでシクラメン、花苗、スイカ、南稜米を販売しました。
KABテレビ生放送にも出演しました。
農業高校学科体験コーナー「寄せ植え」も行い、大盛況でした。総合農業科での日頃の学習の成果を発揮しました。
11月9日、南稜祭が始まりました。今日は午前中がステージ発表、午後が一般公開でした。ステージ発表では文化部やクラス、有志などによる熱のこもった発表が見られました。午後からは、農産物などの販売にたくさんのお客さんがおこし下さいました。明日も9時30分から一般公開が行われ、南稜ハムや農産物の販売、体験コーナーなどたくさんの催しでお待ちしております。ぜひ、南稜高校にお立ち寄り下さい。
11月8日、東間小学校から約50名の児童たちが来校し、本校生との動物ふれあい体験を行いました。とても元気が良く、礼儀正しい子どもたちでした。動物クイズも大変賑わっていました。
毎年好評をいただいています南稜祭を11月9日(土)・10日(日)に開催します。ぜひご来校下さい。お待ちしております。
なお、日程・内容と駐車場は次のとおりとなっています。(クリックして下さい)
※当日は混雑が予想されます。また、校内には車での進入はできません。指定された駐車場に駐車されるとともにできるだけ乗り合わせをお願いします。
11月7日、南稜祭に向けたステージ発表のリハーサルを行いました。一般公開はありませんが、どの団体の真剣にリハーサルに臨んでいました。
11月7日(木)収穫感謝祭を行いました。
各クラスに分かれて材料を仕込み、豚汁、ご飯などをつくり、いただきました。好天にも恵まれ、各クラスごとに味付けなどにバリエーションがあり、有意義な収穫感謝祭となりました。また、さらに、薪を使い調理することで炊き出しなど災害時に対応できる、防災訓練の一環ともなりました。
11月6日、2年の生徒と保護者を対象とした修学旅行説明会が開催されました。修学旅行まであと1ヶ月程度です。充実し思い出に残る修学旅行にするためにこれからの準備を怠りなく行って下さい。
今年も11月5日に県民を対象とした地震発生時の初動対応訓練であるシェイクアウト訓練が行われました。本校は、南稜祭に伴う代休であったため、校内では部活動で登校した生徒たちでの訓練となりました。
災害時には、まず自分の命を守りることが大切です。普段から防災を意識して生活しましょう。
牛部の生徒は合志市で肥育経営をされておられる野田牧場を見学しました。
肥育経営農家とは簡単に説明すると、約9ヶ月齢の子牛を購入し、購入した牛を28ヶ月~32ヶ月齢まで肥育する農家のことです。これまでいくつかの肥育経営農家を見学させていただきましたが、農家の方々はプロですので利益が大切です。よって農家によって導入する子牛の価格や餌の与え方、餌の種類、規模などそれぞれ異なります。
今回、訪問させていただいた野田牧場は高い子牛を購入して、高い枝肉を生産する農家さんでした。
野田牧場の導入子牛の平均価格は120万円とおっしゃいました。子牛のセリでトップクラスの子牛の価格です。利益を生むためには相当高く、枝肉を販売できなければなりません。
「いい子牛は顔が同じ」と野田さんはおっしゃいました。牛の顔・・・。これからよく観察してみます。
与えている餌の種類や量をはじめ、惜しげも無く教えてくださいました。目から鱗といった内容も多数ありました。
現在、本校でも肥育を実施しており、和牛甲子園に出品する予定です。その中で肥育のマニュアルを作成しようと取り組んできましたが、野田さんの話を聞くと、マニュアル作りは難しいと感じました。それは「牛によって異なる」からです。牛の特徴をつかみ、肥育することで良い経営につながると学ぶことができました。
野田さん、ありがとうございました。
牛部の生徒は熊本県畜産流通センターで行われた枝肉の共励会を見学させていただきました。
肥育牛はと畜され、枝肉(頭、皮、四肢端、内蔵等を取り除いたもの)となり、枝肉格付け協会の方々に格付けされます。部屋ごと冷蔵庫の中に枝肉がつり下げられており、その枝肉を見学させていただきました。
枝肉はセリによって値段がつけられます。その値段は「単価×枝肉重量」。肉の質や相場によって単価は異なります。セリの様子も見学させていただきました。
10月30日(水)に3年・生活経営科「フードデザイン」の授業で郷土料理講習会を行い、
講師の鶴田さま、深水さま、吉村さまより、山菜おこわ、つぼん汁、切り干し大根の酢の物、
あん入りちまきを教えていただきました。
どの料理も、とても美味しくいただきました☆
「第70回日本学校農業クラブ連盟全国大会南東北大会」における農業鑑定競技(森林の部)において最優秀賞を獲得した2年総合農業科環境コース・黒肥地昂志くんが、緒方熊本県議会議員と尾鷹あさぎり町長に表敬訪問し、”日本一”を報告しました!
緒方 勇二 熊本県議会議員
尾鷹 一範 あさぎり町長
お二方からは、日頃の学習の成果が実ったことに対するお褒めの言葉や、労い、今後の更なる活躍への激励をいただき、改めて受賞の喜びを実感すると共に、身の引き締まる時間となりました。
来年の目標を問われると「二連覇を目指します!」と、本人も決意を新たにしていました。
緒方県議、尾鷹町長、お忙しい中に御対応いただき誠にありがとうございました。
牛部の生徒は平山牧場を訪問し、ウシについての学習を深めました。
南稜高校神殿原農場をスタートです。球磨人吉地域には肉用牛農家さんが多数おられます。いつも大変無礼なことをして申し訳ありません。突然、訪問を依頼する私たちに農家の方々はいつも快く引き受けて下さいます。農家の方々、いつもありがとうございます。
上の2枚の写真は出荷直前の肥育牛です。「理想の体型はマッチ箱」「よだれが出ているのはビタミン欠乏症(通称:ビタ欠)」。ウシを見ながら具体的に教えて頂きました。
話は変わりますが、未成年者の皆さんに質問です。「今日一日で何人の大人と話をしましたか?保護者?先生?親戚の方?」本校の卒業生の約60%は就職を選択し、社会人として大人の世界に飛び込みます。高校生の間に成長できた分、社会で力を発揮できるかが決まると言っても過言ではありません。そのために必要なことの一つに「どれだけの大人と関わるか」が関係しているように思います。高校生は様々な大人と関わり、自分の目標を見出しているようです。今回、平山さんからはウシのことは勿論、将来の選択についても話をして頂きました。「誰かに決められた仕事ではなく、自分がやりたいことをやりなさい」。成人された自分のお子さんのことをとおして話をして下さいました。生徒達は将来を少しずつ具体的に考えているようです。平山さん、ありがとうございました。