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本日5,6限目に人権教育講話が実施されました。
講話の題目は、「自分をはかるものさし(識字)」。
講師は、部落解放同盟熊本県連合会白水支部教育対策部長の中川弘幸さんです。
中川さんは、阿蘇地区や菊池地区の高校の技師として長年勤められ、人権・「同和」教育を
熱心に取り組んで来られた方です。
講演では、若い時に出会った被差別部落の生徒と関わりについて、家庭訪問をする中で生徒の家庭環境や
生い立ちを知り、祖母と深い関わりを持つ中で、人の気持ちが分かるようになったと話されました。
ある時、生徒や家族と関わる中で自分の差別心に気づかされたことがあったが、それは自分を語れる仲間に
出会う機会にもなったので、「悩みは前進の一歩」であり、悩みを持ったら自分を語れる仲間を作ろうと、
本校生徒に語りかけられました。
最後に中川さんは、「人権とかけて喫茶店と説く。そのこころは、『水から(自ら)』。」というなぞかけを
披露され、生徒を唸らせました。
講演後、本校いじめなくそう委員会の委員長の宮崎さんが、「悩みは前進の一歩。自分のことを語れる仲間を
この学校で作りたい。いじめや差別のない学校をみんなでつくりたい。」と謝辞を述べました。
中川先生、遠いところ本校生のためにお越しいただきありがとうございました。
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