学校生活 南稜NOW

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【総合農業科草花専攻】本日の実習

11月19日(金)本日はなんと、来年度の南稜祭に向けてシクラメンの播種を行いました。1年も前から準備を行う必要があるのです。1粒の大きさは1.5~2mm程度。集中力と根気のいる播種実習です。これから、1年間手塩にかけて育て、消費者の手元に届けます。早いけども、次年度も乞うご期待!!

【食品科学科3年生】新商品開発に向けて

県南フードバレ推進協議会と連携して株式会社KASSE JAPANを販売者とする商品開発事業に現在、食品科学科3年生の課題研究班8名が取り組んでいます。先日の南稜祭では試作品を配布し、新商品開発に向け皆様からのご意見をいただきました。ご協力いただいた皆様ありがとうございました。カッセジャパンの方より現在半数以上のご回答をいただいているとお聞きしました。ありがとうございました。もしお手元にございましたら投函していただけると幸いです。ご協力をお願いします。

下の写真は南稜祭後の記念撮影です!! 

南稜祭後もよりよい商品ができるよう、少ない時間を活用しながら、生徒達は試作の改善に励んでいます。下記写真がその様子です。

 

 

また、本日は、1.2限目の時間に、生徒達が考案した商品の試作・製造にご協力をいただいている「有限会社あさぎり町ふるさと振興社」へ伺い協同での実習を行わせていただきました。

本来であれば、9月に協同での試作品の研究実習を計画していました。

しかし、9月~10月はコロナの影響により、校外での実習に制限がかかり、できずにいました。時間はかかりましたが、あさぎり町ふるさと振興社様のご厚意により実現することができました。

あさぎり振興社様は、コロナによる学校の制限により協同での実習や意見交換会ができない中でも「本校生徒が考案したレシピを形にしたい」との思いから何度も試作を重ねていただきました。本当にありがとございます。

あさぎり振興社様の一室をお借りして実習を行います。

本日は、波多野様と協同で行わせていただきました。

お忙しい中大変ありがとうございました。

生徒たちは、はじめ緊張気味でしたが、徐々に、明るく、楽しそうに、実習を行っていました。校外実習は普段なかなかできるものではありません。この様な機会をいただいたことも大変ありがたいです。

 

実習班の傍らでは、

課題研究班の中でマーケティングを担当する渡邉さんが、カッセジャパンの髙沢様へ質問をしていました。

写真はネーミングについて検討している様子です。時に髙沢様のタブレットを活用しながら教わっています。先日のアンケートを基に「あさぎりフィナンシェ」よりも、もっと良いネーミングができないか模索しています。髙沢様は経験があられる分、様々なアドバイスをされます。生徒のみならず、職員も毎回大変勉強になります。渡邉さんも真剣です。原価計算についても質問しました。製造業者(光熱費・人件費・原材料費・輸送費)について詳しく教えていただくとともに卸業者さんや販売業者さんの利益の相場なども教えていただきました。渡邉さんはしっかりとメモをとり「今日学んだことは、班員の全員で共有し、検討します」と意気込んでいました。

 本日協同実習での完成品です。

11月28日(日)には、くま川鉄道湯前駅レールウィングにて行われる「くま川鉄道部分運行再開記念イベント」への出店も計画されています。

本校ホームページのトップページに掲載されている南稜高校馬術部の一大イベント「南稜高校チャリティー馬術大会」も同日に開催されますが、どちらにもお越しいただけると幸いです。

 

3年生は、残された時間が限られていますが、よりよい商品(お土産品)ができるよう頑張って参ります。また、当初の目的である「人吉球磨の豪雨災害」の復興の一助となり、地元を盛り上げる活動を行います。

 今後とも応援をよろしくお願いします。

 

本日もお忙しい中ご協力をいただきました。

株式会社 カッセジャパン 髙沢様

あさぎり町ふるさと振興社 波多野様 益田様

本当にありがとうございました。生徒職員一同感謝申し上げます。

ブラッシング

 2年総合農業科動物コースの生徒はウシのブラッシングを行いました。本校には乳用牛(牛乳を搾るウシ)と肉用牛(肉を生産するウシ)がおります。そして肉用牛には子牛、繁殖牛、肥育牛がおります。本校畜産の強みはここにあって、「乳牛だけ」「繁殖だけ」ではなく、ウシに関する様々な学習が積めるのです。

 今回は肉用牛のブラッシング。ブラッシングの目的はウシの体を清潔にしたり、人とのコミュニケーションを図ったりといくつか目的があります。今回はそれに加えて、「子牛→肥育前期→肥育後期と体がどう変化するかを学ぶ」ことをテーマに取り組みました。

 これは生まれて6ヶ月の子牛。小さく見えるかもしれませんが、200㎏ぐらいあります。これからどんな様子で体つきが変わっていくのでしょうか。

 これは生まれて16ヶ月ぐらいの肥育前期(中期?)のウシ。450㎏ぐらい。体は大きくなり、全体的に大きくなりましたが、体の形にあまり変化は感じません。そのまま大きくなった感じです。

 最後は生まれて26ヶ月ぐらいのウシ。800㎏を超えました。全体的に大きいのは勿論、背中がボコボコしていて幅が広い。モモの張りは後ろに突き出ています。今度の1月に出荷予定の2頭。いい肉質になっていたら嬉しく思います。これからはどれだけ体を大きく出来るかが鍵です。

 本校では様々な取り組みがされているため、教科書だけでなく、様々なウシに触りながら勉強することが出来ます。

【食品科学科3年生】プラント焼酎製造

食品科学科3年生の醸造の授業において卒業前の集大成でもあるプラント焼酎製造実習を行っています。

今週水曜日に上記の実習を行いました。

班員で協力して、温度調節を行い、製麹機に入れる前の下準備をしました^_^

それから3日後の本日製麹を終え次の行程に移ります。内容は以下の通りです

製麹機より取り出し、計量します。

米麹を保存容器に移します。

その前に、汲み水、酵母液を足します。

米麹は全員で願い事を唱えながら入れました^_^毎年恒例の様です。

無事に課題研究が成功します様に。。。

お金持ちになります様に。。。

それぞれが想いを話し、穏やかな気持ちになりました^_^

糖度やpHを測定し恒温機で保存します。今後毎日の観察を行います。

【1学年LHR】クラス裁量の時間

11月17日(水)本日の1学年LHRは担任の先生の時間です。実施したい内容はありましたが、それをさらにアレンジしたりしてクラスの時間を作ります。それぞれの一コマを切り撮りました。

普通科はタブレットの使い方。

総合農業科1組は、進路の班分け活動。

総合農業科2組は、進路希望をタブレットで入力。

食品科学科は2学期期末考査前の進路活動。

生活経営科はタブレットで進路希望を入力した後に、進路について調べ学習。

【総合農業科・2年植物コース】フラワーアレンジpart2

フラワーアレンジメント「花束」に続いて「オールラウンド」の作成です。同じ花材を使用してアレンジします。

オアシスを準備して、最初に作った花束を再使用して、バランスを見ながら挿していきます。

前回掲載した花束は幻の花束になりました。本日、自宅に持ち帰り、一番目立つところに飾ります。

家族が喜ぶと嬉しいな!!

 

【総合選択グリーンライフ】タマネギ定植

 

11月16日(火)総合選択の教科「グリーンライフ」内でタマネギの定植を行いました。事前にマルチを張っていましたので、採植密度の計算から行い、植えるばかりです。

メジャーを張り、株間15cmで印をつけます。

マルチカッターで穴を開けますが、農業高校あるあるです。調子に乗って手元が狂い、隣とくっついちゃってます。

でもそのまま定植します。

深くなりすぎないよう、根が出ないよう注意事項を気にしながら行いました。かん水をして終了です。

収穫はなんと、来年の春先。収量はどのくらいか楽しみ!?かな。

【総合農業科・2年植物コース】フラワーアレンジ

本日11月16日(火)支援事業「ものづくりマイスター」プロジェクトを活用し、フラワーアレンジメント講習会を開催しました。第1部の技術講習会は花束。国家検定1級技能士立岡淳子先生のご指導の下、作成しました。

フラワー装飾技能検定3級の試験内容に基づき、規定内になるように調整しながら作成です。花束の高さ12~18cm

幅20~30cm等です。できばえはどうかな??

指導を受けながら真剣に作成です。

みんな上手にできました。次はアレンジメントの「オールラウンド」です。

 

ウシの体重測定をとおして

2年総合農業科動物コースの生徒がウシの体重測定を行いました。農業学習では物事を論理的に捕らえ、伝えるために調査・研究を行います。「ウシがでかくなった」ではなく「ウシが1ヶ月で30㎏大きくなった」と考え、伝えられるためです。

これらの取り組みを通して生徒は数値で発育を理解していきますが、学ぶことはそれだけではありません。

これは体重計(牛衡器)。畜産で使う専門的な器具の使い方を学びます。

ウシをとおす通路は事前に片付けておく必要があることを学びます。

ウシは一人で引いても思ったように動いてくれません。近くにいる人は、後ろからウシを追って、思ったところに動かす手伝いをすることを学びます。

ウシをコントロールするとき、鼻環にロープを通したり、ロープで頭らく(ウシの頭を保定するもの)を作ったりして、ウシを引きます。その方法や、枠などに結ぶ(保定する)ことも学びます。

基本はウシや一緒に取り組む生徒に思いやりの気持ちを持つこと。それを原点に生徒は学んでから取り組んだり、取り組みながら学んでいます。