学校生活 南稜NOW

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【食品科学科3年生】醸造 食品化学

先週の金曜日と本日、クラスの前半と後半に分かれて2時間ずつの計4時間、醸造、食品化学ともに3年生になり今年度初めての実験を行いました。

醸造では比重計を用いて比重の測定実験を行いました。

比重計は非常に割れやすく、大切に扱わないといけません。

真剣に取り組んでくれました。

 

食品化学では、2年生までの復習としてピペット操作の再確認を行う目的で基礎実験を行いました。

ピペットで食用色素を用いて7色になるよう班員と相談しながら実験を行います。

【環境コース】製材工場視察研修

 3年総合農業科環境コースの生徒は、課題研究の時間にあさぎり町で製材工場を営まれている善木材様を視察しました。人吉・球磨地域は豊かな森林に恵まれ、林業が盛んな地域といわれますが実際にどのような仕事をされているのか視察させていただくことにしました昼

お伺いしたときにはスギ60~70年生になる『大木』の製材の真っ最中でした!!

大木が製材機で加工されていく様子に圧倒させられました!

善社長からは、木材には一つひとつ性格があり、木の性質を見極めて製材することが大事なこと、機械化されている今日においても、このような大木は人の手でなければ製材できないことなど詳しく学ぶことができましたキラキラ

学校から外に一歩踏み出すと、地域にはその道の『名人』がたくさんいらっしゃいます。『名人』から技を学びながら専門性を身に付け、将来は球磨の地に貢献できる人材となれるよう生徒の頑張りは続きますピース

【環境コース】六角プランター台製作

2年生の総合選択Aで「林産物利用」を選択している生徒は、南稜祭での木製品販売に向けて『六角プランター台』の製作に動き出しましたキラキラ六角プランター台はスギ材の木片を接着させてつくる可愛らしいプランター台で、南稜祭では大好評いただいている製品になります!!

単純な作り方のように見えますが、木材一つ一つの木目や色合いを見ながら、木と木の接着にズレが生じないよう丁寧に仕上げていかなければならないため、慎重な作業になりますにっこり

慣れてくると、作っている生徒にも笑顔がニヒヒ

作り上げた素晴らしい木製品を南稜祭で販売できるよう「林産物利用」選択の生徒は頑張ります音楽

NICC英会話教室

今年度最初のNICC英会話教室を開催しました。

NICCとは南稜インターナショナルコミュニケーションサークルの略で、本校OBの方からの寄付を元に基金を立ち上げ、英会話教室やオーストラリア海外派遣研修などの事業を行っています。昨年度から新型コロナウイルス感染症の影響により、当面の間海外派遣研修は中止、英会話教室も本校生徒のみで感染防止対策をとった上での実施となっています。

今日は最初の英会話教室ということで、ALTのケビン先生の自己紹介に始まり、お互いに趣味や好きなものなどを英語で質問をしながら、お互いのことを知る活動を行いました。1年生は最初は緊張した様子でしたが、ペアでの会話の活動では、堂々と質問や受け答えをしていました。今後の成長がすごく楽しみです。

NICC英会話教室は月に1、2回火曜日の放課後に実施をしています。英語や海外のことに興味がある人、海外派遣研修に行ってみたい人はぜひ参加してほしいと思います。次回のNICC英会話教室は5月25日(火)に実施予定です。皆さんの参加をお待ちしています!

【食品科学科】意見発表大会

本日3限目に食品科学科内の意見発表大会を行いました。各クラス2名の代表生徒が校内選考へ向けて、堂々と発表してくれました。

 

全員が発表を終え、ほっとしてました。

代表としてよく頑張りました!!お疲れ様でした^_^

 

司会の2人もお疲れ様でした!

【環境コース】南稜祭での木製品販売に向けて

総合農業科3年環境コースの林業専攻の6名は南稜祭での木製品販売に向けて、木材加工の技術向上に励みましたキラキラ本日の林産物利用の授業では鉛筆で引いた線に沿って木材をノコギリで切断する練習を行いましたにっこり

木材に鉛筆で線を引く段階では、何度間違えても修正がききますが、ノコギリで切り込みを入れると元の形に戻すことはできません。丁寧さと正確さが求められます。生徒は慣れない作業に慎重になっているようでした汗・焦る

何度も練習していると、正確に早く木材を切断できるようになりました!!

先生方から木目や狂いなど木材の性質も教わりながら、楽しく技術を磨いたようですキラキラ環境コースでは、毎年南稜祭で高品質なプランター台や木製ベンチを販売しています3ツ星今年度も皆様に喜んでいただける素晴らしい木製品を提供できるよう林業専攻生6名で頑張っていきますので、是非ご期待ください!!

令和3年度熊本県バレーボール協会長杯

4月17日(土)八代白百合学園にて、令和3年度熊本県バレーボール協会長杯が開催されました。

本校は、2回戦で熊本中央高校と対戦し、見事勝利を収めました。

3回戦は、国府高校と対戦し、残念ながら勝つことはできませんでしたが、本気で勝負する姿を見ることができました花丸

今回の大会で、ベスト16に入ることができ、生徒たちも公式戦の勝利に喜んでいました。

次は、4月28日(水)の人吉球磨地区体育大会に向け、頑張りたいと思います!

 

初乳(代用乳)給与

4月16日、昨日生まれた子牛の飼養管理を2年総合農業科動物コースの生徒が行いました。本校の牛は生徒達が飼養管理しています。

ウシはほ乳類なので、本来、子牛は繁殖牛(お母さん)の母乳で育ちます。しかし、本校では様々な理由からほとんどの子牛は生まれてすぐ、親と離して育てます(早期母子分離と言います)。ですので、子牛を育てるのは繁殖牛ではなく生徒。学習を積んで良いウシを育ててください。

まずは初乳の粉ミルク、「粉末初乳」をつくり、哺乳ボトルで与えました。生徒達は説明書を読む者、ミルクを作る物と分かれて「お湯は何度?」「お湯の量は何ミリリットル?」「粉はどれぐらい入れるの?」と話し合いながら取り組んでいました。

初乳を子牛に飲ませます。誤嚥(気管支にミルクが入ること)に注意しながら飲ませます。この子牛は元気よく、吸い付いてくれました。

かわええのー。

臍帯(へその緒)は何度も消毒します。

初乳を飲んだ子牛は満足したのか、ヒーターの下で眠りました。

最後に、生徒達へのお題を出しました。「子牛の名前何にする?」ああだこうだ言いながら話し合っていました。ちなみにこの子牛、「ひらがな」で名前を付けます。その理由は動物コースの生徒に聞いてみてください。

これからの飼養管理や観察が大切です。それらの経験を通して生徒達も成長して欲しいと思います。

令和3年度初分娩(よりこ3号分娩)

4月15日、畜産専攻で飼育している肉用牛の繁殖牛(お母さん)「よりこ3」号が今年度初めて分娩しました。平成31年度(令和元年度)、令和2年度とこれまで分娩事故0。プロの農家さんと比べても結構優秀な成績なのではないでしょうか。今年度も事故0を目指して飼養管理や観察に取り組みます。

夕方からそわそわしていたよりこ3、20時には胎膜に包まれた前足(足胞)が見えました。この形だとおそらく前足。手を入れて頭を確認。子牛の体勢は正常です。

20時30分ごろ、顔が見えたので引き出しました(いつもこのときは写真が撮れず申し訳ありません。私も必死なのでご了承ください)。子牛が結構大きくて、力一杯引っ張りました。

生まれた子牛をなめるよりこ3。リッキングと言います。お母さんにとっては母性を保つため。子牛にとっては体を乾かしたり、血行を促したり、お母さんの胃袋にいる良い微生物を子牛に移行させる大事な行動です。

このあと、早期母子分離(お母さんと子どもを別々に飼育すること)をするために子牛の部屋を移しました。さて、生徒のみなさん、後は宜しくお願いします。

中学生の皆さん、本校は命が生まれる学校です。一緒に勉強してみませんか?