学校生活
修学指導事業(日帰り校外研修)
10月20日(金)は、修学指導事業の取り組みとして、日帰りの校外研修に行ってきました。
待ちに待った校外研修です。あいにくの空模様ですが、生徒諸君は元気いっぱいです。
学校を出発して高速に乗りまず向かったのは、本県が誇る熊本県庁の本館正面玄関前並木道に広がる銀杏の木に位置する「ルフィ像」前での記念撮影からです。
熊本出身の尾田栄一郎さん作「ONE PIECE」のキャラクターを前に、みんないい笑顔です。
熊本県庁といえば、わたくしども教育機関が日ごろからお世話になっている教育本庁が入る合同庁舎です。
若い生徒諸君からしてみれば、なかなか渋い場所からのスタートとなりました。
そして、次に向かった先は…そう!熊本のシンボル「熊本城」です!!
荘厳華麗なるその佇まいは、見る人を魅了し、熊本の歴史を見守ってきた厳かさと風格が感じられます。
城内にもいろいろな案内が示してあり、初めて来た生徒もいるようで、その迫力には圧倒されていた様子です。
現在、お城は修復工事中で、相当な年月がかかるようですが、熊本の象徴として、いつまでも堂々と私たちを見守っていてほしいですね。
そして、次は徒歩で「サクラマチクマモト」に移動です。
館内に着いたら、まず巨大なツリーに圧倒されます。ハロウィンの季節ですので、各種おばけのキャラクターがかわいらしく点在しています。クリスマスのシーズンになったらそのバージョンに切り替わるのでしょうね。楽しみです。
続けて、社員の方より、敷地内の模型を使って事業内容の説明がありました。リアルな模型で、なんとこれも相当な制作費がかかっているとのことでした。
そして、次は関係者しか使えない通路、エレベーター等を経由して会議室に案内していただきます。レアな体験です。
事業内容の紹介や、特に販売促進についての説明がありました。交通事業と小売業・飲食業はもちろんのこと、ホテル業や不動産業に至るまで、多岐にわたる事業内容とそのマーケティング戦略について説明がありました。
私たち定時制は商業科ですので、普段の教科書での勉強に加え、とても実務的な講義内容であり、生徒代表謝辞では、日ごろから本校定時制が取り組んでいる「販売実習」での取り組みにも取り入れられる要素が多々あることが語られました。立派です。
そして、いよいよランチタイムです!
これだけの数があると、飲食店を選ぶにも一苦労ですが、それがまた楽しいのです。
各々が好きなお店を選び、おなかいっぱいいただきました。
そして、次にバスで向かった先が、熊本が誇る企業「杉養蜂園」の工場見学です。
人事部長様に案内していただき、館内へ入ります。1946年に開業した杉養蜂園は、創業者が3つの巣箱から始めた養蜂業からでした。その創業の精神を受け継ぎ、この3つの巣箱を置き、初心を忘れずに社員一同取り組まれているとのことでした。
養蜂の世界は奥が深く、はちみつづくりにそそぐ情熱や繊細なまでの作業内容を、細かく教えてくださいます。
興味がある生徒は積極的に質問したり、人事部長様からの問いかけにも詳しく答えたりと、とても良い雰囲気です。
企画部様からの説明では、マーケティングに関する取り組みなど、商業科の生徒には興味が湧く内容でした。
生徒代表謝辞では、細かく説明をメモしていたこともあり、堂々としたお礼のことばでした。立派です。
試飲のドリンクをいただき、お買い物をして帰路につきます。
今年も楽しく、実り多き校外研修でした。勉強したことをしっかりとワークシートにまとめ、また明日からの学習に励んでほしいですね。
今回の校外研修にご協力いただきました熊本県庁の方々、熊本城運営に携わっていただいている皆様、サクラマチクマモト様、杉養蜂園様、そしてバスでお世話になった水俣観光様、本当にありがとうございました。
校外研修事前指導
10月19日(木)は、いよいよ明日に行われる校外研修の事前指導がありました。
明日の行程は、熊本県庁(ルフィ像での記念撮影)、熊本城、サクラマチクマモト、杉養蜂園(フードパル熊本)の四か所です。
生徒は、明日を楽しみにしていて、真剣に説明を聴いていました。
どこでお昼ご飯を食べるか、友だち同士で楽しく計画していました。
普段できない学習を通して、しっかりと視野を広げてほしいと思います。
校外研修が終了しましたら、またこのホームページで報告させていただく予定です。
定通文化大会本番
10月8日(日)は、いよいよ待ちに待った定通文化大会本番でした。
県内の定時制・通信制に通う生徒が一堂に会する、年に1回の一大イベントです。
あいにくの雨の中でしたが、早朝から学校に集合し、バスに乗って会場へ向かいます。
県立劇場に到着したら、作品展示と販売実習のための荷物を降ろします。
館内に入ったら早速、あらかじめ決められていた役割分担別に分かれて作業を開始します。
弁士・審査員・本部会場係の4名は直接打ち合わせ会場に、それ以外の生徒で「作品展示係」及び「ランチタイムショップ準備係」に分かれて設営に着手します。
作品展示係の設営の様子です。本校生徒が創作活動の時間に制作した各種芸術作品を展示していきます。まずは、ボードに展示できる平面の作品から掲示していきます。
並行して、ランチタイムショップ準備係の設営の様子です。
まずは、土台となる白いシートを敷いていきます。テーブルとテーブルの間に折り目を曲げ、丁寧にメイキングをしていきます。「のぼり」は本校の屋号が入った貴重なPRアイテムですので、確実に棒に通しながら広げていきます。
作品展示係の作業も順調のようです。
ボードへの掲示も終わり、テーブルに立てかけるタイプの作品を並べていきます。
本校の創作班「光班」が誇る幻想的な作品です。その前には、水俣高校定時制のホームページにリンクするQRコードが入ったネームプレートを置きました。本校定時制のことを少しでも多くの人に知ってもらうための工夫です。
作品展示はおおむね完成しました。左右からのショットです。
実はあらかじめ学校で一週間かけて展示のシミュレーションをしていたので、わりとスムーズに展示ができました。
この後、作品展示班は、ランチタイムショップ準備班の支援のため、そちらに合流します。
会計の準備のため、あらかじめ先生が用意しておいたお釣りの確認をします。協力して紙幣・硬貨を数え、先生に報告します。
生徒「〇〇円でした。合っていますか?」
先生「その通り!正解です!!」
ブラックボードの準備と、今回の販売商品「水定どら焼き」の陳列作業の様子です。
演劇ホールへの入場時刻が迫ってきたため、職員・生徒にお客様役を演じてもらい、今のうちに接客のシミュレーションをします。
本校と道の駅ミナマータとの共同開発商品「バラのときめき♡ふわりんごパフェ」値引き券説明の練習もします。
そして、いよいよ開会です。
厳粛な雰囲気の中、定通文化大会が開会されました。
待ちに待った食品バザーが解禁され、コロナ禍前の水準に戻った状態での開催は実に4年ぶりとなります。
生活体験作文発表の部の審査員の紹介です。本校選出の審査員が紹介され、観客の皆様に対して一礼をしている様子です。
そして、今大会のメインイベントである、生活体験作文発表の部が始まりました。
本校の代表生徒は9人中9番目で、トリを務めることになります。
題目は「目標への一歩」です。
中学校時代は不登校であったものの、商業科へ入学して商品開発や販売実習に関わっていく中で、共に協力していく仲間への思いや、支援してくださる地元企業の方々への感謝の気持ちが綴られた内容でした。
アルバイトを通して関わってきた業者の方々の、何事にもチャレンジする職業人としての姿に惹かれ、商学部のある大学に進学し、より深く商業について学び、将来的には「起業」という大きな目標に向かって邁進していく決意が力強く語られました。
そしてお昼休みの時間は、もう一つのメインイベントであるランチタイムショップでの販売実習です。
昼休みの60分間を、前後半の2班のチームに分けて行いましたが、150個仕入れた水定どら焼きは、ほぼ前半の30分間で売り切れ寸前まで迫り、後半開始後すぐに完売となりました。ありがとうございます。
今回が販売実習初参加の1年生たちが前半チーム所属していたため、幸いにも良い経験となりました。
後半チームの生徒も、店舗の撤収や売り上げ金額の精算等、大事な仕事を最後までよく頑張ってくれました。
続いて、午後の部のステージ発表です。
8月に実施された定通生徒会役員交流会の報告会が行われ、本校生徒会長がステージで説明を行いました。
「先ほどのランチタイムショップでの完売、ありがとうございます。」「本校は商業科のため、様々な取り組みをしています。」などの、しっかりとした発表が印象的でした。
アトラクションの部では、熊本県出身のシンガーソングライター坂田飛鳥さんのステージでした。
素敵な弾き語りに、生徒一同、真剣に聴き入っていました。
そして、閉会行事です。
生活体験作文発表の部の表彰では、優秀賞をいただき、講評でもありがたい激励のお言葉をいただきました。
そして、いよいよエンディングです。
学校長からの最後の訓示では、今日一日の生徒の頑張りをたくさんほめていただきました。
次は、いよいよ定時制文化祭が11月10日(金)に開催されます。
今回、定通文化大会に参加させていただいたことによって、準備から片付け、販売実習や生活体験作文発表に至るまで、何事にも当事者意識を持ち、夢の実現に向けて挑戦する生徒たちの輝く姿を垣間見ることができました。
これらの経験が、来月の定時制文化祭の成功へとつながる布石となったことと思います。
定通文化大会事務局の先生方及び県立劇場スタッフの方々をはじめ、大会の成功のためご尽力いただいた多くの関係各位の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。
定通文化大会校内リハーサル及び準備
10月6日(金)は、3日間の中間考査が終わり、その後のLHRの時間を使って、いよいよ2日後に迫った定通文化大会の校内リハーサル及び大会へ向けた準備をしました。
まずは、学校代表として生活体験発表の部に出場する生徒の、最後の読み上げリハーサルです。
題目は「目標への一歩」です。
夏休みも、アルバイトが終わってからの時間に登校し、入念に作文の指導を受けてきました。
読み終えた後は、生徒全員で書いた応援メッセージを渡して激励します。頑張ってください。
続けて、明日の流れについて説明を受けた後、まずは「展示準備係」及び「ランチタイムショップ準備係」並びに「弁士・審査員・ステージ係」に分かれて準備・打ち合わせです。
当日の朝、スムーズに準備ができるよう、チェックします。
最後に、ランチタイムショップの実習班別の打ち合わせです。当日は、昼のわずか60分の実習時間を、前後半に分かれて販売実習をします。水定どら焼き(甘夏あん・お茶あん)を各220円で販売します。頑張ってきます。
創作活動(各制作班初回)
9月22日(金)より、いよいよ今年度の創作活動が始まりました。
今年も1年生~4年生の全生徒が、「光班」「絵画班」「工作班」「おもてなし班」の四班に分かれて活動します。
まずは、光班の活動風景からです。
本日は初回ということもあり、まずは昨年度の作品を掘り起こして、使えそうな部位、新たに必要と思われるものをピックアップしていきます。
光班は毎年、夜間実施の定時制文化祭に彩りを与える演出を施してくれます。楽しみです。
続いて、絵画班の活動風景です。
絵画班は、1年生や今年から絵画班に参加している2年生等の新しいメンバーが中心です。
昨年の作品を参考に、出来ることから始めます。幻想的な作品を作っている様子です。
続いて、工作班の活動風景です。
クロームブックを使って、作りたい作品を検索します。早速作業に入っている生徒もいるようです。
工作班も、制作の幅が広いので、どんな作品が出来上がるか楽しみです。
続いて、おもてなし班の活動の様子です。
おもてなし班とは、文化祭当日にお客様をもてなすための各種掲示物等を、趣向を凝らして制作する班です。
昨年の作品等を参考に、今年度のバージョンを考案し、作業を進めていきます。
以上が初回における各創作活動班の活動の様子でした。
創作活動の成果は、11月10日(金)の定時制文化祭で披露する予定です。
創作活動(絵手紙教室)
9月15日(金)は、創作活動第1弾として、毎年恒例の「絵手紙教室」が書道室において開催されました。
講師は、今年も墨人・書家として活躍されている、本校定時制卒業生の新立航大氏に来校いただき、講演・実演・指導をしていただきました。
まずは、新立先生によるお手本です。書画カメラに投影しながら、テクニックを披露していただきます。
「笑」という字を書いていただきました。まずは、スタンダードな書体です。
続けて、様々な書体の「笑」を書いていただきました。絵手紙を書く上での参考になりそうです。
それでは、生徒による練習です。
上級生は、早速、書きたい字の練習から始めます。下級生は、過去の作品などを見ながら、書きたい字を考えます。
黙々と練習する人、新立先生からアドバイスをいただきながら書く人、様々です。
清書は、ポストカードに書いて、色画用紙に貼って完成です。
最後に、文化委員長より生徒代表謝辞をしてもらいました。
新立先生、本年も後輩たちのために、夜遅い時間にご来校・ご指導いただきありがとうございました。
講座終了後は、片付けの要領の説明を受けて、きちんと最後まで後始末をして終わりました。
出来上がった作品は、10月8日(日)の定通文化大会及び11月10日(金)の定時制文化祭において展示予定です。
進路講話・文化祭オリエンテーション
本日9月7日(木)1限目は、進路講話が行われました。
「若者サポートステーション八代」所長様及び所員の方をお迎えし、「電話対応」について、講演及び実演の指導をしていただきました。
携帯電話の普及により、固定電話へかける機会が減ったとはいえ、ビジネスの場においては、まだまだたくさんの場面で固定電話でのやり取りが必要となります。
就職した若い人が、サポートステーションに相談に来られる内容として一番多いのが、やはりこの「電話の対応」が難しい、どうしたらいいのかといった相談なのだそうです。
身振り・手振りを交えながら、模擬電話機を使って対応の仕方を教えてくださいます。「伝言メモ」をあらかじめ用意しておく等、入念な準備が必要となってきます。
そして、いよいよ生徒たちの実習です。
二人一組となって、筆箱を電話機替わりとするなどして、まずはマニュアルを見ながら練習します。
だんだん慣れてくると、臨機応変な対応も必要となってきます。
大事なことは、やはり「メモ」ですね。
そして、職場に入りたての頃は特にですが、問い合わせに対して自分で判断できないことがたくさんあります。
そんな時は必ず「上司」に伺うことと、上司が不在の時は無理をせず、一度受話器を置いて、上司の指示を仰ぐことが大事です。
最後の生徒代表謝辞も、4年生の生徒が立派に述べてくれました。
今日は、とても良い学習の機会を与えてくださった「若者サポートステーション八代」の皆様、本当にありがとうございました。生徒にとっても、必ず将来の役に立つ素晴らしい内容でした。
続けて、2限目は、「文化祭オリエンテーション」です。
今年度の定時制文化祭は、11月10日(金)の夕方からです。
本番までおよそ2か月。それまでにやるべきこと等を、担当の職員がスライドを使って説明します。
少人数の定時制ですので、一人ひとりが「精鋭」の貴重なメンバーです。
一通り説明を聞いたら、次は、文化祭で展示するための作品を制作する「創作活動」班の希望調査です。
種類は「おもてなし班」「絵画班」「工作班」「光班」の4班です。
生徒は、どの班で活動したいか、クロームブックで希望を入力します。
最後に、これも創作活動の一環なのですが、全員が参加する来週15日(金)に実施予定の「
絵手紙教室」の事前指導がありました。
本校卒業生の講師の先生をお迎えして、来週行われます。今から楽しみです。
文化祭・創作活動等の取り組みの様子や新しい情報は、このホームページで随時、紹介していく予定にしております。
2学期始業式
本日9月1日(金)は、長い夏休みが終わり、いよいよ2学期がスタートする始業式が行われました。
まずは式に先立ち、表彰式が行われました。
1学期末に頑張った検定試験の合格証書の授与です。よく頑張りました。
そして始業式です。
校長先生からの講話では、夏休み中、特に事故等の報告は受けておらず、安心していますというお話からでした。自身も取り組んでいることとして、時間の許す限り読書をしているという点に触れ、一つ事例を紹介していただきました。
今夏の高校野球3回戦。慶應義塾高校VS広陵高校の対戦において、延長戦の末、惜しくも敗れた広陵高校の選手が土を持ち帰らないという伝統についてお話をされました。なぜ甲子園の土を持ち帰らないか、その理由について、校長先生が読まれた同校の中井監督の本の中にそのことが触れられており、一番良いのは、汗水や涙を流した広陵高校のグラウンドであるということ。甲子園に至るまでの過程が大事で、一人ひとりがその考えに共感し、日々の努力を怠らず、取り組んでいること等を紹介されました。
このエピソードから、目標達成のためには日々の努力が大事であるということ。2学期が始まるが、与えられた環境の中で日々の過程を大事にすること。卒業後、「帰ってこよう」と思える日々の取り組み方をしてほしいとの講話でした。
教務部からの連絡として、2学期は、卒業予定者は進路活動の中で、面接など普段話さない人たちともたくさん関わる機会があるので、しっかりトレーニングして、より自分を高める努力をしてほしいとのお話でした。
生徒指導部からは、9月21日から30日までの間、秋の交通安全運動期間であるという連絡と、2学期は定通文化大会、校外学習、文化祭など行事が目白押しであるということと、悩み事や心配事は先生たちに相談してほしいというお話をいただきました。
2学期も頑張りましょう。
定通生徒会役員交流会
8月3日(木)は、熊本市の湧心館高校において、定通生徒会役員交流会が開催されました。県内9校の定時制・通信制の高校から生徒会役員等が集う交流会で、本校からは生徒会長及び副会長の2名が参加しました。
開会行事の後、まずはレクリエーションを通して各校の親睦を深めます。主管校等の生徒さんたちが考え出した、トーク形式の簡単なゲームです。手作りのサイコロを2回振って、その番号が交差する広用紙のマス目にに書かれたテーマに基づいたトークを展開します。
学校生活に関するいろいろな話が飛び交い、「あるある!」と和やかな雰囲気で共感する様子も見られました。
続いて、各校からの発表の時間です。本校からは水俣高校定時制の1年間の行事の紹介をしました。
紹介だけでなく、そこで学んだ事や感じた事等も述べながらの発表をしてくれました。
夏休み中ですが、事前に登校して入念にリハーサルをした甲斐もあり、学校代表としてとても立派な発表でした。
その他、10月8日(日)に実施予定の定通文化大会に係る各校生徒の役割分担の確認等が行われました。
今回交流を深めたことで、学校の垣根を越えて定通文化大会の大成功に向けて協力していきましょう。
主管校の湧心館高校通信制の生徒の皆さん及び先生方をはじめ、多くの関係スタッフの皆さん、この交流会の準備・運営等では大変お世話になりました。とても貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。
進路セミナー
7月21日(金)は、進路セミナーが実施されました。
1コマ目は、学年別に指導を受けます。1・2年生は自己理解・ワークシートの記入・職業調べから入ります。3・4年生は、求人票の見方・受験企業の研究から入ります。
2コマ目は、学年共通でビジネスマナーの基本・服装と身だしなみ・立ち居振る舞い・基本的な挨拶・就業中のルール・実際の面接試験などについて学習します。
3コマ目も学年共通で、就職に関しての自己PR・履歴書の書き方・作文の書き方について学びます。
最後に将来のキャリアプランの作成・本日の学習のまとめをして終了です。
とてもためになる内容でした。1・2年生は自己理解に今後も努め、3・4年生は自己実現に向けて取り組んでいきましょう。
1学期終業式
7月20日(木)、表彰式及び1学期終業式が行われました。
表彰式では、定通総体で優勝・準優勝など結果を残した生徒の表彰や、全商検定の合格者、生活体験作文の入賞者の他、1学期皆勤賞・無欠席賞等について表彰を行いました。
終業式では、校長先生からの講話の中で、本校のスローガンである「何事にも当時者意識を持ち、夢の実現に向けて挑戦する生徒の育成」についての振り返りについてのお話がありました。先日行われた生徒交流会におけるバドミントン大会にて、大会を盛り上げるために生徒達自らがトーナメント戦及び敗者復活戦の提案をして実施された事について取り上げていただきました。まさに「当事者意識」を持った主体的な行動が表れた形となりました。
式後の各部からの連絡では、教務部、生徒指導部、進路指導部からそれぞれ話があり、多くの先生方から激励の言葉を頂きました。9月1日に元気な顔を見せてほしいものです。
生徒交流会~バドミントン~
7月19日(水)は、学期末恒例の生徒交流会が行われました。今回は、バドミントン競技です。
生徒会長より会長あいさつ、副会長より競技上の注意が行われました。
入念な準備運動後、競技の準備に入ります。昨年度まではリーグ戦でしたが、今回の一番の目玉は、トーナメント戦であるということと、敗者復活戦が行われるということです!いずれも生徒会の生徒たちによる発案です。
そして、いよいよ競技開始。得点係も手分けして行います。
1試合ごとに、結果を本部に報告します。
試合にも熱が入ります。そして、トーナメント表も徐々に頂きに上がってきました!
そして、表彰式です。賞状等が教頭より手渡されます。
今回の交流会をとおして、普段あまり接しない人ともたくさんふれ合う機会ができたのではないでしょうか。
バドミントンは定通総体でも多くの人が出場しましたが、やはり、奥の深い競技ですね。
夏休み前の良い親睦の機会となりました。
各種犯罪被害防止講演会
7月14日(金)に、各種犯罪被害防止講演会が行われました。
本校もいよいよ来週末から夏休みに入りますが、長きにわたる休暇中に生徒たちが被害者・加害者とならないよう、この時期に各種犯罪やその防止について考える機会を設けました。
今年度も講師として水俣警察署の方にお越しいただき、薬物乱用による悪影響やSNSの適切な使い方についてお話をしていただきました。
薬物乱用に関して、大学生活の中のふとしたきっかけから薬物に手を染めてしまった学生の悲劇が描かれたドラマを視聴しました。
1gあたり数万円とも言われる薬物には、「大金を払ってでもまた使いたい」と思わせてしまうほどの強い依存性があり、その恐ろしさがリアルに伝わるドラマでした。
また、SNSが普及している現代では、それが薬物であるとは気付かないような巧妙な手口で販売されているケースもあるようで、講師の方が実際の手口や薬物の写真・標本等を用いながら身近に潜む危険性についてわかりやすく説明してくださいました。
SNSに関しては、「誰もが被害者にも加害者にもなり得ることを念頭において使用しなければならない」というお話がありました。
何気なくアップロードした情報から身元の特定や犯罪被害につながるケースや、たとえ悪意がなくても誰かを傷つけたり命を奪ったりしてしまうケースがあるなど、SNSは使い方一つで自分自身を苦しめる可能性があるということを確認しました。
そういったSNSのもつ特性を学び、今一度自分自身のSNSの使い方について振り返る機会とすることができました。
今回の講演会を通じて、生徒たちは改めて自分の生活を見つめ直すことができました。もちろん今年の夏休みだけでなく、自分の一生までも壊してしまわぬよう、常日頃から今回学んだことを意識していきましょう。
校内生活体験作文発表会・平和学習
7月7日(金)は、10月に熊本市で行われる定通文化大会に向けた、校内生活体験作文発表会が実施されました。
発表生徒は、各クラスから1~2名を選出し、計5名が発表。あらかじめ「くじ引き」をして決めた順番で順次発表します。
トップバッターの題名は「人生のプロローグ」で、昨年度、本校代表で定通文化大会に出場した生徒です。昨年に増し、さらに内容が洗練されていました。
静聴した生徒からは、「私も苦しいときがあったので、高校に入って楽しく学校生活を過ごせるようになったことが凄いと思いました。何ごとにも挑戦し、進学を目標として頑張ってください。応援しています。」といった感想が寄せられました。
2番手の生徒はの題名は「前へ」。高校に学び直しのため昨年度入学した高齢の生徒さんです。昨年度も校内で発表し、その壮絶な人生模様が語られ、聴衆を感動の渦に巻き込んだ内容でしたが、今年度はコミカルな内容も交えながらの発表でした。
静聴した生徒からは「初めて高校に入った時、幅の広い年代の生徒がいる事を知っていたのですが、正直びっくりしてしまいました。この年代で高校生活を頑張っている事を尊敬します。10代の私が言うのも何ですが、高校生活を応援しています。」といった感想が寄せられました。
3番手の生徒の題名は「私の高校生活」。
静聴した生徒からは、「中学校の頃の状況が自分と似ていたので、とても共感する部分が多かったです。これから先、大変なことも多いと思うけど、めげずに頑張ってください。」といった感想が寄せられました。
4番手の生徒の題名は「定時制に誇りをもつこと」。
静聴した生徒からは、「定時制っていうだけで傷つくことを言ったりする人がいながらも、定時制を選んでずっと頑張ってる先輩は「すごい人だ!!」って思いました。これからも頑張って下さい!!」といった感想が寄せられました。
5番手の生徒の題名は「葛藤」。
静聴した生徒からは「私の周りも背中を押してくれる人ばかりだけど、自分1人だけが悩んでいるということにすごく共感しました。でも意志を固めて決断していたので、本当にすごいと思いました。」といった感想が寄せられました。
教頭からの講評では、発表した生徒一人ひとりに寄り添った、大変丁寧な講評をいただきました。
1年生ながら、司会進行の大役を果たしたくれた生徒にも感謝です。間の取り方など、完璧でした。
自分のことを人前で発表するということは、大人でもとても勇気がいることです。そんな中、発表した生徒は皆、とてもよく頑張ってくれ、輝いていました。
人間、自分が不幸な目に遭うと、「なぜ自分だけが」と思い、幸せそうな隣人がついうらやましくなってしまうことがあります。しかし、その人たちにも本人にしかわからない「ドラマ」があります。今回の発表会では、人の発表を静聴した生徒たちにも、何かしらの心の変化があったものと思われます。そして今回、生徒からの感想の中でたびたび登場したワードが「尊敬」という言葉でした。「○○さん(発表者)のことを尊敬しています。」
人を「うらやむ」よりも「敬う」ことで、また新しい角度での、ものの見方ができるのではないでしょうか。
続けて、平和学習です。
先日、広島で行われたG7のおさらいからです。
8月6日は「広島原爆の日」、8月9日は、熊本からも近い「長崎原爆の日」です。
動画では、今、再び注目を集めている「はだしのゲン」の作者・中沢啓治さんのインタビューを聴きました。
人生の出発点で、壮絶な原爆の体験をした、大変貴重なお話でしたが、生徒は真剣なまなざしで聴いていました。
その後、戦後の核保有国の保有数の変化を時系列でわかりやすく説明してもらいました。
今夏は戦後78年。平和の灯火が消えることのないよう、平和について考える貴重な機会となりました。
定通総体本番
6月11日(日)ついに定通総体の本番日がやってきました。
バドミントンは開会式後、まずは男子の部のシングルスからです。
男子の部のシングルスは3名が出場し、1人目の選手が14-21、2人目の選手が不戦勝後6-21、3人目の選手も不戦勝後3-21という成績で、3名とも奮戦しましたが、惜敗しました。
続けて、女子の部のシングルスです。
女子の部シングルスは、4名中まずは2名が先に出場し、1人目の選手が6-21、2人目の選手が5-21という成績で、いずれも健闘しましたが惜敗しました。
続けて、女子ダブルスです。
女子ダブルスは2組が出場し、1組目は10-21、2組目は8-21と、相手チームが強敵でしたがよく善戦し、いずれも1年生チームでしたが、敗れたものの、とても実り多きデビュー戦となりました。
続けて、女子シングルスの残りの試合に戻ります。
女子シングルスは、4名出場のうちの3人目の選手が2回戦からの出場で8-21、4人目の選手が1回戦不戦勝の後、10-21と、いずれも力を尽くしましたが、敗れました。この2名は最高学年なので、4年間の集大成となる戦いでしたが、最後まであきらめないという、後輩に対する良いお手本を示してくれました。
次に、卓球競技ですが、本校からは男女それぞれ1名ずつ、2名の選手が出場しました。
女子の選手は1ラウンド目が8-11、2ラウンド目が7-11と大接戦の末、惜しくも敗北。男子の選手は、1年生として初出場ながらも1ラウンド目が4-11、2ラウンド目が6-11と、敗れはしましたがよく戦いました。
そして、剣道です。
女子2名が参加し、不戦勝等もありましたが、おかげさまで優勝及び準優勝を手にすることができ、念願の全国大会へ出場する運びとなりました。
競技後、校長より訓示をいただきます。
校長からは、「結果は様々ではあったが、この経験を生かして、これからの進路活動等に励んでほしい。」という激励のことばをいただきました。最後に、集合写真を撮って帰校します。
限られた練習期間を経て、生徒諸君は学校の代表として堂々たる試合を展開してくれ、水俣高校のために活躍してくれました。中には悔し涙を流す生徒もいて、それを見て励ます生徒もいるなど、それぞれの友情を垣間見ることもできました。
この日まで、運営に携わってくださった大会本部をはじめとする高体連、各学校の先生方、当日も休日でありながら審判等の運営に関わってくださった高校生のみなさん、いつも応援してくださる保護者及び地域の皆様のおかげで、生徒たちは、またひとつ成長することができました。これからも、水俣高校定時制をよろしくお願いします!
定通総体激励会・準備
6月9日(金)は、いよいよ2日後に迫った定通総体の激励会が行われました。
校長より、激励のことばをいただきます。昨年度は、惜敗して悔し涙を流していた生徒がいましたが、校長より「一生懸命頑張ったからこそ流れる涙」の素晴らしさを改めて教わります。
続けて、各種目の代表者より、決意表明です。今年度は、バドミントン・卓球・陸上そして剣道に出場予定です。
その後、各種目に分かれて、ゼッケンや持ち物の確認をします。
そして、作戦会議をします。
調整程度の練習をして明後日に備えます。
練習後、今一度、持参物の確認をします。
定通総体は、6月11日(日)熊本市の湧心館高校と熊本工業高校で行われます。
今後も、水俣高校定時制に対する応援を、よろしくお願いします。頑張ってきます!
みなまた物産展2023本番
5月27日(土)は、いよいよ「みなまた物産展2023」本番日となり、販売実習に参加してきました。
ついに始まりました。全員で協力して設営します。すべてはここから始まります。
屋号やPOPの位置を確認します。また、朝納品されたばかりの惣菜パン「PITAもち麦&トマトソース」のシール貼りをします。
「バラのときめき ふわりんごパフェ」の値引き券に関するPRをするためのブラックボードを作成します。
また、来場者の方へ「水定どら焼き」等の販売商品をPRするための手持ちボードも作成します。
お釣りの準備等、レジの最終確認をします。最後に、生徒会長からのあいさつです。
「暑くなりそうですが、みんなで声を掛け合いながら頑張っていきましょう!」
全員一致団結!実習の成功を願います。
そして、いよいよ開店です。最初のお客様を温かくお迎えして実習がスタートします。
POPをもってPR「こんにちは~水俣高校です。心を込めてお迎えしています。どら焼き、PITAパンはいかがですか~。」「わぁ~美味しそう!いただきます。」「お茶の風味をお楽しみください。」
どら焼きを中心に、手にとっていただける嬉しさを実感します。
1年生は初参加ですが、落ち着いた接客態度にビックリです!
本校管理職をはじめ、職員も応援に駆けつけてくれました。
卒業生や旧職員も駆けつけてくれました。
午前の部の生徒と午後の部の生徒の引き継ぎ時間は、本日の参加生徒数が全員集まったことになりますので、ここで集合写真を撮ります。
「水俣産の甘夏ピールを練り込みました。」「甘夏あんって珍しいね。冷蔵庫で冷やしても美味しいの?」
「お土産にも買って帰ろうか!」
ありがたいお言葉が飛び交います。
当日は、真夏日のような炎天下の中で熱中症が心配でしたが、皆本当によく頑張りました。声を枯らしてお客様の呼び込みをする者。足の痛みをこらえて立ち続け、自分の役割を全うする者。それぞれが当事者として高い意識を持って取り組んでくれました。この実習をとおして、生徒の新たな一面を垣間見ました。
今回の成果と課題については、今週の課題研究や総合実践の授業のなかで、しっかりと振り返りをしていきたいと思います。
とても良い機会をいただいた水俣商工会議所のみなさまをはじめ、多くの協力企業の皆様、本当にありがとうございました。これからも水俣高校定時制をよろしくお願いします。
「みなまた物産展2023」の準備
5月25日(木)は、いよいよ2日後に迫った「みなまた物産展2023」に向けた本格的な準備に取りかかりました。
今回も、ONITSUKA日昭堂様のご協力のもと、本校定時制商業科との共同開発商品、毎度おなじみ水定どら焼きのシール貼り作業です。
今回より、1年生がシール貼りデビューしました!
上級生がやさしく教えてくれています。
「先輩!できあがったどら焼きは、どこに置けばいいですか!?」
こんな会話も聞こえてきます。
そして、なんと! 今回の物産展、本校定時制商業科の一番の目玉企画は・・・
これです!! 本校定時制商業科が道の駅みなまたShop&Cafeミナマータ様と、昨夏より研究開発をすすめ、今春、新発売までこぎ着けた新開発コラボ商品「バラのときめき ふわりんごパフェ」の100円値引き券の発行です!
この値引き券は、5月27日(土)に、本校定時制商業科が物産展で出展しているテントで販売する、「水定どら焼き(単価220円(税込み)」を5個以上お買い上げのお客様に進呈することにしています。
「バラのときめき ふわりんごパフェ」は、期間限定の商品になりますので、ぜひこの機会に、道の駅みなまたShop&Cafeミナマータにてご賞味ください!
そのほか、物産展当日は、昨秋、Pan工房ベーグル様と共同開発した惣菜パン「PITAもち麦&トマトソース」を単価200円(税込み)で販売します。
皆様、5月27日(土)は、ご近所お誘い合わせのうえ、エコパーク水俣で開催されます「みなまた物産展2023」の「水俣高校定時制商業科」のテントまでぜひお越しくださいませ!
ご来店を生徒・職員一同心よりお待ち申しあげています!!
交通安全教室
5月23日(火)に、水俣自動車学校にて交通安全教室が行われました。
令和5年4月1日より自転車に乗る際のヘルメット着用が努力義務化されたことから、今年度は自転車の乗り方について教えていただきました。
1限目では、自転車に乗る際の注意点について学びました。
自転車は免許を必要としない乗り物ですが、誰もが交通ルールを知っておかなければ安全に走行することはできません。
DVDを鑑賞し、基本的なルールに加え、歩行者や自動車にも気を配る「思いやり運転」を学ぶことができました。
2限目では、ヘルメットの重要性と自転車保険について学びました。
今回のテーマにちなみ、講師の方がさまざまなヘルメットを紹介してくださいました。
最近では学生であっても購入しやすい価格のものや、ヘルメット着用への抵抗感をなくすためのキャップタイプのものなど、多種多様なヘルメットが販売されていると知り、生徒たちも興味津々な様子でした。
自転車事故による死者の約7割が頭部を損傷しているというデータも紹介され、ヘルメットの必要性を再確認しました。
また、自転車保険について自転車事故の例を交えながら学びました。
誰もが気軽に自転車に乗れる分、事故の加害者はたとえ未成年であっても、損害責任は非常に大きくなります。
もちろん事故に遭わない・事故を起こさないのが第一ですが、万が一のために備えておくことはとても重要です。
3限目では、夜間特性について学びました。
暗い時間帯になってから色の異なるカラーコーンを外で見てみると、青色や黒色はライトに照らされていてもほとんど認識できないことに気付きました。
さらに、無灯火で走行する自転車が夜間でも見えるかどうかを確かめると、車の明るいライトで照らしても自転車の姿は全く見えないという結果でした。
自分たちの目で確認することにより、反射材やライト点灯の重要性、外出する際の服装のポイントなど、文字や映像だけでは気付きにくいポイントを知ることができました。
自転車に乗る機会も多く、また暗い時間帯に登下校する生徒の皆さんは、今回の交通安全教室で学んだことをしっかり覚えておく必要があります。免許の有無にかかわらず、いつも交通安全を意識して過ごすようにしましょう。
生徒会関係行事
4月28日(金)3・4限目は、生徒会関係行事が行われました。
最初に、chromebookの入力作業が行われました。
1年生にも本格的にシステムが配備され、使用方法の説明及びclassroomへの入室、不具合の確認作業が行われました。
続けて、定通総体のスポーツ種目決めが行われました。6月11日(日)の総体へ向けていよいよ本格的に動き出すことになります。
その後、生徒会各委員会の話し合いが行われ、各委員会委員長・副委員長決め及び活動目標決めが行われました。
休憩を挟んで生徒総会が実施され、全生徒から出された「学習面・生活面・行事面」での目標を役員が板書し、情報の共有を行いました。
新年度の生徒会活動がいよいよ始まりました。役員だけでなく、全生徒でが生徒会活動に関わることで、何事にも当事者意識を持ち、夢の実現に向けて挑戦する1年間であってほしいと願います。
道の駅みなまたリニューアルオープン1周年記念イベント
4月20日(木)の夕方からの時間帯において、本校多目的室で、いよいよ翌日に迫った道の駅みなまたリニューアルオープン1周年記念イベントの準備に着手しました。
我々が任されている役割は、ONITSUKA日昭堂様と共同開発した「水定どら焼き」を先着30名様にプレゼントするため、商品への「シール貼り」及び「箱詰め」並びに「のし紙貼り」に関する作業です。
そして、翌4月21日(金)は、いよいよ道の駅みなまたリニューアルオープン1周年記念イベントに参加してきました。
イベント当日は、本校からは4年生3名が参加し、水定どら焼きの贈呈方法などを、館長様と最終確認します。
開店前、本校の校長が激励にのため、来館しました。
そして、いよいよ開店です。
たくさんのお客様が開店と同時にお見えになり、水定どら焼きをうれしそうに受け取ってくださいました。
そして今回の目玉は、なんといっても、道の駅みなまたShop&Cafeミナマータ様と、本校定時制商業科が共同開発した新商品「バラのときめき♡ふわりんごパフェ」の販売初日です。
数あるおいしいスイーツがある中、新メニューに加えていただきました。(下の写真の左上の商品)
おかげさまで、初日は好調の売れ行きで、お客様からは「かわいい」「おいしい」等、お褒めの言葉をいただきました。
本校定時制教頭も激励のため来館し、ふわりんごパフェを最初に注文してくれました。
ゴールデンウイーク等で近くまでお越しの際は、ぜひご賞味ください。
新任式・始業式
4月10日(月)は、定期異動に伴う令和5年度の新任式が、定時制多目的室で行われました。
今年度は、定時制には7名の先生方が赴任されました。
校長先生からご紹介があった後、新着任の先生方よりお一人ずつごあいさつをいただきました。
その後、生徒会長より歓迎のことばが立派に述べられました。
新着任の先生方にとっても、楽しみにしておられた生徒との初対面です。
生徒のみなさんは、こらから先生方とたくさんの思い出を作ってほしいですね。
引き続き、始業式が行われました。
校長講話では、「何事にも当事者意識を持ち、夢の実現に向けて挑戦する生徒の育成」という今年度の教育スローガンについてお話がありました。昨年度のスローガンをほぼ引き継いだものですが、「夢の実現に向けて」が今年度の大きなポイントです。
毎日通っているこの学校には、夢を実現するためのヒントがたくさんあります。経験豊かな先生方を頼り、今年度もたくさんのことを学んでいってほしいですね。
入学式・初顔合わせ会
4月10日(月)令和5年度の入学式が実施されました。
今年度の定時制の新入生は9名。緊張した面持ちで入場しましたが、校長先生からの入学許可・式辞に続き来賓祝辞も、とても良い姿勢で聞くことができました。
式後は、定時制の多目的室に移動して、新入生・保護者・職員の初顔合わせ会が行われました。
教頭あいさつ、担任・副担任あいさつから職員紹介を経て各部連絡が行われました。
いろいろな面で、義務教育課程とは異なる高等学校の仕組みについてお話がありました。
いよいよ、翌日からは一人で登校することになります。これから始まる定時制での高校生活の、記念すべき初日が無事に終わりました。勉強に、友だちづくりに、大いに励みましょう。
3学期生徒交流会~バドミントン大会~
3月23日(木)に、3学期生徒交流会が行われました。
1学期に続きバドミントン大会を開催しましたが、今学期はシングルでの試合を行いました。
かねてより体育の授業で練習をしてきた生徒たち。
1学期に比べ、その腕前はかなり上達していました!
空き時間に練習試合や入念な準備体操を行うなど、気合十分で臨んでいました。
本番も1点差で試合が終わったり、最後の決勝トーナメントまで入賞者が決まらなかったりするなど、1つ1つの試合が盛り上がりを見せていました。
会の最後には上位3名が表彰され、笑顔で賞状を受け取りました。
1年間の最後に、また1つ良い思い出をつくることができました。
調べ学習発表会
3月20日(月)に、調べ学習発表会が行われました。
生徒たちは「食事」「スイーツ」「特産品・レジャー」の3グループに分かれ、その中で各自好きなテーマを設定して調べ学習を行いました。
また、発表会に向けての準備ではChromebookを活用し、調べた内容をスライドにまとめて発表しました。
自分が好きなお店やアルバイト先のメニューをおすすめしたり、地域にある飲食店や施設を幅広く調べたりするなど、バラエティに富んだ内容となりました。
オリジナリティあふれるスライドの数々で、クイズを出題したり、大盛りサイズの料理をキャラクターの身長で表したりするなど、より分かりやすく伝えるための創意工夫がみられました。
さらに、調べている飲食店を自分達で訪ねて実食したという生徒もおり、今すぐ足を運びたいと思わせられるような発表もありました。
本校は、水俣市以外の地域から通学している生徒が多いのも魅力の1つです。
自分が知らなかった情報を得られるだけでなく、改めてそれぞれの地元の良さも実感できる良い時間でした。
卒業証書授与式・卒業生を祝う会
3月1日(水)に、卒業証書授与式が挙行されました。
今年度は、3年生3名と4年生1名の計4名が本校を卒業しました。
卒業証書授与では、代表の生徒1名が壇上に上がり卒業証書を受け取りました。
校長式辞では、校長先生がネルソン・マンデラ氏や松下幸之助氏の言葉を紹介され、これから旅立つ卒業生に向けてエールを送られました。
卒業生には時折笑顔も見られ、それぞれで高校生活の思い出を振り返っていたようです。
さらに今回はマスクを着用しての斉唱が可能となり、3年生にとっては念願の校歌斉唱となりました。
新型コロナウイルスの影響を受け、今回が最初で最後の機会となってしまいましたが、言葉一つ一つを噛みしめるように歌う卒業生の姿に感銘を受けました。
式後は、定時制多目的室にて卒業生を祝う会が行われました。
前日の夜から在校生全員で飾り付けを行い、とても華やかな会場となりました。
当日も数名の在校生が駆けつけ、長い時間をともに過ごしてきた仲間の卒業を見届けました。
涙を流して友との別れを惜しむ姿も見られましたが、最後は全員笑顔で会を終えました。
卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
今後は高校生活で培ってきたものを最大限に活かし、唯一無二の明るい人生を切り拓いていってください。
これからもずっと、応援しています。
3学期始業式
1月10日(火)に、3学期始業式が行われました。
17日間の冬休みでしたが、生徒たちは今学期も元気に登校してきました。
生徒たちはそれぞれで良い年末年始を過ごしたようで、久しぶりに会う友人と楽しく話をしていました。
始業式では、校長先生が古代ギリシャの哲学者・アリストテレスの「人間は、目標を追い求める動物である。」という言葉を紹介され、生徒たちが3学期の過ごし方を考える機会となりました。
3学期はいよいよまとめ・準備の期間です。
卒業予定の生徒に関しては、残りの登校日もあと十数日となります。
気持ちよく一年間を締めくくることができるよう、一日一日を大切に過ごしていきましょう。
表彰式・終業式
12月23日(金)に、表彰式・終業式が行われました。
表彰式では、各検定試験の合格者や書道展で銀賞に輝いた生徒、2学期皆勤・無欠席の生徒に賞状が贈られました。
1人で何枚も賞状をもらった生徒もおり、2学期は特に生徒たちの活躍が目立ちました。
終業式では、校長先生とともに2学期の振り返りを行いました。
文化祭、販売実習、校外研修、創立10周年記念式典、生徒交流会など、学校行事がたくさん行われた2学期でした。
生徒それぞれが個性や力を発揮し、充実した2学期を過ごすことができたのではないでしょうか。
また、この日は校外研修で訪ねた御船窯で制作した作品が学校に届きました。
想像以上に素晴らしいできあがりとなっており、生徒たちも作品を手にとって思い出話に花を咲かせていました。
(※校外研修のようすは、こちらから是非ご覧ください。)
今年度もいよいよ3学期を残すのみとなりました。
3学期はそれぞれの進路や今後の生活について考え、しっかりと準備をする期間となります。
寒い日が続きますが、来年1月にまた元気な姿が見られるのを楽しみにしています!
2学期生徒交流会~百人一首大会~
12月22日(木)に生徒交流会が行われました。
毎年、2学期は百人一首大会を開催しており、数週間前からこの日を心待ちにしていた生徒もいました。
国語や社会の授業でも百人一首の練習をする機会があり、初めて百人一首に挑戦する生徒もしっかり準備をして参加することができました。
今回は2人1組となって3回戦まで行いました。
上の句が読み上げられた時点で、すばやく札を取りに行く生徒や、「全然見つからん!どこ!」と、対戦相手とつい協力してしまいながら札を探す様子などが見られ、部屋のあちこちから一喜一憂する声が聞こえてきました。
楽しみつつも真剣勝負となり、勢いあまって椅子を倒してしまうハプニングも。
最後に、今年最後の運試し「坊主めくり」を行いました。
終了時に持ち札が最も多い人の勝利ですが、驚異の99枚で勝つ生徒もいるなど、こちらも大盛り上がりの対戦となりました。
今回は百人一首の優勝チーム、個人1~3位、坊主めくりの優勝者を表彰しました。
感染対策を講じながらの対戦でしたが、笑顔あふれる賑やかな時間を過ごすことができました。
デジタル社会を生きていく生徒たちですが、こうして古き良き日本の文化に親しむ時間も大切にしてもらいたいと思います。
環境教育
12月16日(金)に、環境教育が行われました。
今年度は講師として国立水俣病総合研究センターの丸本様にお越しいただき、SDGsをテーマに専門的な視点からお話をしていただきました。
はじめに「SDGsとは何か」についてお話をしていただきました。
本校でもSDGsについて勉強する機会を設けており、生徒たちはこれまでに、目標達成に向けて自分にできることは何かを考えてきました。
今回は講師の先生と一緒に、現在の世界情勢や日本国内の状況、それらに関するさまざまな調査データなどと照らし合わせながら、「このままで本当に2030年までに目標を達成できるのか?」ということを考えました。
知識を取り入れるばかりではなく、具体的に何をする必要があるのか等の課題発見も行うことにより、生徒たちはSDGsについて新しい見方をできるようになりました。
次に、身近なSDGsについてお話をしていただきました。
日本国内で駆除された動物のうち、多くはそのまま捨てられてしまっている現状があるのだそうです。
水俣市内でもイノシシやシカをはじめとする動物の駆除が行われており、この問題は決して他人事ではありません。
そこで、駆除された動物を利用してSDGsの目標達成につなげられることはないかということを考えました。
この日は講師の先生がつくられた動物の骨の標本などに触れ、SDGsの視点における解決策を考えるだけでなく、この問題の根幹ともいえる“命の尊さ”を直接感じることができました。
今後、世界はさらにSDGsがキーワードとなっていきますが、2030年までの目標達成に向けて、これからは本校の生徒たちから発進していけるようになってもらいたいと思います。
薬物乱用防止教室
12月9日(金)に、薬物乱用防止教室が行われました。
今年度は水俣警察署の方にお越しいただき、薬物を使用することの危険性や恐ろしさについてお話をしてくださいました。
最初に、薬物の種類やその影響についての説明がありました。
世の中には数多くの薬物があり、さらにそれぞれにはわざと親しみを持ちやすいような名前がつけられていることを学びました。
特にSNSが普及した現代では、一見、薬物であるとは気付かないような巧妙な手口で販売されているケースも多いようで、SNSを利用している人であれば誰もが気をつけなければなりません。
その後、薬物の依存性についての説明がありました。
1gあたり数万円もする薬物でも、たった1度使用してしまえば「大金を払ってでもまた使いたい」と思わせてしまうほどの強い依存性があるのだそうです。
これまでに薬物乱用に関する話を聞いたことがあるという生徒たちも、薬物の値段や薬物依存の恐ろしさに驚いていました。
今回の話を通して、薬物は1度でも使用すれば「乱用」になり、薬物を使用した本人が心身ともにボロボロになるだけでなく、友人や家族、ひいては地域までも壊してしまう恐れがあるということを学びました。
今回学んだことをしっかりと心に留め置き、万が一誘われてもきちんと断ることができる人であってほしいと思います。
防災訓練
11月25日(金)に、防災訓練が行われました。
今年度も水俣消防署の方々にご協力いただき、さまざまな見学や体験をすることができました。
内容は、消防署内や緊急車両の見学と、心肺蘇生の練習の2つでした。
消防署内・緊急車両見学では、この機会にしか見ることのできないものをたくさん見ることができました。
まずは訓練施設や生活スペースなどを見学し、消防士の方々が署内でどのように過ごされているのかを知ることができました。
奥へ進むと司令室があり、たくさんのモニターが並んでいる様子に生徒たちは興味津々でした。
ここでは、消防署に通報があってから出動するまでの流れを教えてくださり、火事や救急の際に短時間で駆けつけてくださることのありがたみを感じました。
外へ出ると、緊急車両が立ち並んでおり、まさに大迫力の景色でした。
1つ1つの車両について、どの場面で活躍するのか、何のための装備かなどを丁寧に教えていただきました。
最後に消防士の方が防火服の着装を実演してくださったのですが、重装備にもかかわらず、かかった時間はわずか1分未満・・・!驚きと感動を覚えました。
生徒たちも防火服を実際に着させてもらい、その重さや動作の大変さを味わいました。
心肺蘇生の練習では、急病人を発見したときにとるべき行動について教えていただきました。
まずはビデオを視聴し、心肺蘇生が命を取り留めることができるということ、勇気ある行動が一人の命を救えるということを学びました。
このことを踏まえ、実際に目の前で人が倒れていたらどうすればよいのかについて、人形やAEDを使った練習を行いました。
通報から救急車の到着まで平均8分程度かかるとのことで、その間は心臓マッサージをし続けなければなりません。
今回は練習ということで2分間の心臓マッサージをやってみましたが、生徒たちはとても疲れた様子。
「こんなに大変なんだ」と初めて知ることができたうえに、その行動こそが人命救助の第一歩であるということを、生徒たちは身をもって体感することができました。
今回の防災訓練を通して、いつも私たちの安全を守ってくださる消防士の方々に感謝の気持ちをもつとともに、いざというときには自分自身も行動を起こすことで命を守ることができるということを学びました。
勇気ある行動で自分の命・まわりの命を守るためにも、今回学んだことを日常生活でしっかり活かしてもらいたいと思います。
定時制文化祭
11月11日(金)に、定時制文化祭が行われました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般公開は行わず、来場者を限定して開催しました。
今年度のテーマは「桜梅桃李(おうばいとうり)!輝け努力!みんなで彩る文化祭!」でした。
この“桜梅桃李”という言葉には、「それぞれが独自の花を咲かせるように、個々がそれぞれ違う輝きをもつこと」といった意味が込められています。
まさにこのテーマの通り、今年度も個性あふれる作品の数々が、夜の教室を彩りました。
<創作活動の作品発表>
今年度は、生徒たちがおもてなし班・光班・紙工作班・絵画班に分かれて行う創作活動での作品発表に加え、国語・書道・理科・数学による授業展示、商業科による販売実習も行われ、とても賑やかな文化祭となりました。
<授業展示>
<販売実習の様子>
準備の段階から文化祭当日まで、生徒たちは一生懸命に取り組んでいました。
今年度も無事に文化祭を開催できたことを、とても嬉しく思います。
生徒たちには、これからもさまざまな場面で“桜梅桃李”のように輝かしく活躍してくれることを期待しています!
校外研修
10月21日(金)に、校外研修が行われました。
今年度は御船町を中心に、合計3カ所を巡りました。
まずは、御船町恐竜博物館。
はじめに、学芸員の方に化石についてお話をしていただきました。
恐竜の生態や歴史、化石の発掘方法、さらにはその期間のキャンプ生活の様子など、とても興味深いお話でした。
「化石は人類の宝である」という言葉がとても印象的でした。
説明が終わり、さっそく展示室へ足を運ぶと、そこには大迫力の恐竜の化石が・・・!
想像を超える恐竜の大きさに、生徒たちは圧倒されていました。
恐竜だけでなく、古生物や人類の歴史に関する展示もあり、幅広い知識を得ることができました。
次に、イオンモール熊本へ行きました。
はじめに、スタッフの方にイオンモール熊本についてお話をしていただきました。
「お客様第一」の理念は、商業科で学ぶ私たちにとってたいへん大きな学びとなりました。
さらにイオンモール熊本は、従業員の方々が働きやすい環境づくりにも注力されており、この点に関心をもった生徒も多かったようです。
説明の後は、いよいよ自由時間です。
買い物や食事を存分に楽しむことができたようで、「また来たい!」といった声も聞こえてきました。
最後に、御船窯で陶芸体験をしました。
生徒たちの多くは初めての陶芸で、作り方の説明をとても真剣に聞いていました。
製作中の生徒たちはとても楽しそうで、「もうちょっとこうしたら?」などとアドバイスし合っている場面もありました。
仕上がりは、このようになりました!
まさに「世界に一つだけ」の、個性あふれる素晴らしい作品になりました。
11月頃に焼き上がったものが届くとのことで、生徒たちは完成を心待ちにしています。
今回もまた1つ、楽しい思い出をつくることができました。
それだけではなく、今後の授業や販売実習に活かすことができる学びもあったようで、とても充実した1日を過ごすことができました。
今後もさらに充実した学校生活を送ってもらいたいと思います。
熊本県高等学校定時制・通信制文化大会
10月16日(日)に、熊本県高等学校定時制・通信制文化大会が開催されました。
今年度は3年ぶりの熊本県立劇場での開催となり、県内の定時制・通信制高校が一堂に会しました。
また、今回は久しぶりに全プログラムが行われ、盛りだくさんな内容となっていました。
午前の部:各校代表生徒による生活体験発表
昼食時間:各校の作品展示、湧心館高校定時制によるランチタイムショップ
午後の部:生徒会報告、各校のステージ発表、湧心館高校定時制和太鼓部によるアトラクション
本校は、展示の部と生活体験発表の部に参加しました。
展示の部では、生徒が作り上げた絵手紙や切り絵、光を用いた作品、折り紙などを展示しました。
お互いに協力しながら準備を行い、本校生徒の魅力があふれる空間にすることができました。
生活体験発表の部では、本校代表生徒が『挑戦』という題目で、将来への強い思いを込めた素晴らしい内容を発表してくれました。
その他の生徒たちもしっかりと他校の発表を聞き、「共感した」「心を打たれた」など、友人と感想を共有していました。
現地開催は多くの生徒にとって初めてでしたが、生徒たちはとても楽しめたようで、終始笑顔に満ちていました。
他校の活動を知るだけでなく、仲間たちの頑張る姿や個性あふれる作品などを実際に見ることができ、充実した1日となりました。
銀座熊本館「創業祭&くまもとのお肉フェア」販売実習
10月7日(金)~9日(日)に、銀座熊本館「創業祭&くまもとのお肉フェア」販売実習が行われました。
イベントは9月27日(火)~10月17日(月)の期間で開催されていますが、このうち10月8日(土)については、生徒による販売をさせていただきました。
今回の販売実習に際して、ホームページだけでなく、銀座熊本館公式フェイスブック・ツイッター等でも告知していただきました。
実習は、前日の7日(金)から始まりました。
銀座熊本館にてスタッフの方々との自己紹介をし、最初に館内を案内していただきました。
その後、実習当日のことについて打ち合わせをしていると・・・
なんと、くまモンが電撃来館・・・!!!
さっそくどら焼きを手に、一緒にPRをすることができました。
当日8日(土)は、開館前に商品陳列や補充の手順、接客の仕方などについて、入念にチェックを行いました。
また、この時間を使って県内商品の売り場も見学し、売れ筋TOP3の商品などについてご説明いただきました。
そして、いよいよ迎えた販売本番。
開館直後から途切れることなく、たくさんのお客様にご来館いただきました。
館内だけでなく、出入口に立ってのPRも全力で行いました。
どら焼き販売だけでなく、県内商品およびスタンプラリーの案内や説明も行うなど、幅広く接客を行い、どら焼き販売以外にも携わることができました。
結果として、この日予定していた個数は全て完売し、急遽追加で販売した分についても完売することができました。
販売以外にも、他県のアンテナショップを視察・見学するなど、学校生活だけでは得られない学びを持ち帰ることができました。
今回の販売実習にあたっては、首都圏のお客様だけではなく、熊本出身のお客様も数多く来館され、温かいお言葉をいただきました。
また、本校同窓会の皆様からは激励のお言葉やお土産をいただき、大変嬉しい思いをしました。
それだけではなく、新たな課題を発見することもできました。
今回は、どら焼きの販売を通じて水俣・芦北地域のPRを行うことを目標としていました。
しかし、実際に来館されたお客様は、我々のことを「熊本県の物産に精通しているプロ」として接してくださり、県内商品の案内などで戸惑うこともありました。
そこで、熊本県内の商品についても事前にしっかり勉強しておくことで、スムーズな接客やどら焼き販売のきっかけにつなぐことができたのではないかと感じました。
今後は、どら焼きの販売はもちろんのこと、新たな共同商品開発や県内各地の観光名所・商品等のPRにも力を注いでいきたいと思います。
ご来館くださった皆様、本当にありがとうございました!
今後とも、本校のどら焼きをどうぞよろしくお願いします。
「この事業は、水俣芦北地域振興計画に基づく地域振興事業として、水俣・芦北地域振興財団の助成により実施しています。」
第1回講師招へい授業(商業科)
9月27日(火)の1・2時間目に、講師招へい授業が行われました。
これは商業科における取組の一環で、生徒たちがさまざまな学びを展開できる貴重な機会となっています。
今回は講師として、道の駅みなまた・Shop&Cafeミナマータ 館長の北田様、館員の大塚様にお越しいただきました。
まず前半では、これまでの振り返りを行った後、講師の方々にお話をしていただきました。
今年リニューアルオープンした道の駅みなまたの様子や、新しい施設に関してご説明いただき、水俣市を盛り上げるための取組などを学ぶことができました。
後半では、3・4年生がグループに分かれ、それぞれがプレゼンを行いました。
プレゼン内容は、各班でオリジナルのメニューを考案し、道の駅みなまたでの販売を想定した価格設定や製造・販売方法なども考えるというものでした。
A班は、エコパーク水俣内にある「バラ園」を意識した、バラパフェとプリンタルトを考案しました。
バラをイメージした材料を加えるなどの工夫を凝らし、見た目だけでなく、食感や手頃さにもこだわった一品を考えていました。
B班は、年間を通じて販売できる、かつ“SNS映え”も狙ったパンケーキを考案しました。
商品自体へのこだわりはもちろん、販売方法やお客さんを楽しませる工夫までしっかり考えられた、高校生ならではの発表でした。
C班は、種類豊富で、見ても食べても楽しいミニピザを考案しました。
もち麦を中心とした地元の材料を使用することにこだわった「ご当地ピザ」にし、さらに、大きさや販売方法にも工夫を重ね、幅広い客層をターゲットとしたアイデアでした。
プレゼンの後は、それぞれのアイデアについて講師の方々にご講評をいただきました。
講師の方々は、まさに商品開発のプロです。「なぜその値段にしたのか?」「なぜその材料にしたのか?」など、詳細まで踏み込んだ質問も投げかけていただきました。
生徒たちもかなりの時間をかけて今回のプレゼンに臨んだため、しっかりと自分なりの考えで質問に答え、次第に本格的な話し合いへ発展していきました。
プレゼンには参加していない1・2年生も、講師の方々や先輩のアイデアにしっかりと耳を傾け、今後の活動につなげられるようにたくさんメモをとっていました。
すべてのプレゼンが終了し、最後にまとめを行いました。
講師の方々からお褒めの言葉をいただき、とても緊張していた3・4年生も安堵の笑みを浮かべていました。
今回のプレゼンに向けて、生徒たちは水俣や周辺地域に関することや特産品などを数多く調べ、勉強していました。
さらに、その土地のすべてを集結したスポットともいえる「道の駅」で働く方々と、深い交流を行うこともできました。
今回の講師招へい授業を通して、水俣高校でしかできない学びを経験することができたのではないでしょうか。
生徒たちには、学びを活かし、あらゆる場面で充実した活動を行っていくことを期待しています。
銀座熊本館「創業祭&くまもとのお肉フェア」販売実習に向けて
9月27日(火)より銀座熊本館にて開催されている「創業祭&くまもとのお肉フェア」では、本校のどら焼き(お茶あん・甘夏あん)を販売しており、期間中の10月8日(土)には生徒による販売をいたします。(※詳細はホームページトップをご覧ください。)
今回の販売実習に際しまして、この度、水俣高校同窓会より助成金をいただきました。
10月4日(火)に助成金の授与式が行われ、販売実習に参加する生徒2名が出席しました。
今回は、同窓会会長の澤村様より助成金が授与されました。
また、澤村様より「たくさんのことを学んできてください。」と、激励のお言葉をいただきました。
最後に、参加生徒がそれぞれお礼の言葉を述べ、東京での販売実習に向けた決意を表明しました。
同窓会の皆様には、心より御礼申し上げます。
この度は、皆様より沢山のご支援をいただき、誠にありがとうございました。
8日(土)の販売実習の様子につきましては、後日ホームページに掲載いたしますので、ぜひご覧ください。
性教育講話
9月26日(月)の1・2時間目に、性教育講話が行われました。
講師の方々にお越しいただき、「安心・安全な関係のために 〜性暴力について考えてみよう〜」というテーマでお話をしていただきました。
人と人との境界線とは何か、もしも性暴力の被害にあったら、または相談を受けたらどうすればよいかなど、クイズなども交えながらとても丁寧に教えていただきました。
スマートフォンやSNSが身近な存在になったことにより、人との関わり方が多様になってきています。
便利なツールでもある一方で、様々な危険が潜んでいるということを忘れてはなりません。
今後も良好な人間関係を築くために、今回の保健講話で学んだことをしっかりと覚えていてもらいたいと思います。
絵手紙教室
9月16日(金)の3、4時間目に絵手紙教室が行われました。
講師として、本校の卒業生であり、書道家・墨人としてもご活躍なさっている新立航大さんにお越しいただきました。
まずはじめに、新立さんに実演していただきました。
とても素敵な作品が出来上がる過程を目の前で見せていただき、生徒たちもその筆遣いに見入っていました。
お手本を見せていただいた後は、いよいよ生徒たちの番です。
まずは自分の好きな言葉やイラストを、半紙を使って練習しました。
新立さん曰く、「使用する筆の大きさによって表現の幅も変わる」ということで、生徒たちはアドバイスをもらいながら思い思いに文字やイラストを描いていました。
一通り練習を終えたところで、最後に絵手紙を作製しました。
墨だけでなく、顔彩も使って鮮やかな作品に仕上げ、「世界に一枚だけの絵手紙」が完成しました。
普段の生活ではなかなか触れることのない芸術に親しみ、非日常を楽しむことができました。
素晴らしい作品の数々は、学校行事等で展示する予定です。
生徒一人一人の個性がまぶしいほどに輝いた一日でした。
進路講話
9月9日(金)に、進路講話が行われました。
若者サポートステーション八代から講師の方にお越しいただき、進学や就職に必要な面接について学びました。
前半は面接に向けての心構えに関するお話でした。
面接のマナーや重要性などを、細かく丁寧に教えていただきました。
後半は、面接時の入室方法や態度などを学びました。
面接試験を想定した実演を交え、講師の方と生徒たちで注意すべき点や改善点を話し合いました。
教科書では学ぶことのできない内容で、とても貴重な時間となりました。
今回学んだことを、生徒の皆さんには今後の人生において存分に発揮してもらいたいと思います。
2学期始業式
9月1日(木)に、2学期始業式が行われました。
約1ヶ月半の長い夏休みでしたが、2学期初日は明るい雰囲気でスタートを切ることができました。
生徒たちは、久しぶりに会うクラスメイトや先生方と楽しく会話をしており、我々もその姿に一安心しました。
始業式では校長先生から、「感謝の思いは人から人へ受け継がれていき、いつか循環します。常に感謝の気持ちをもって行動できるようにしましょう。」といった内容のお話をしていただきました。
2学期はたくさんの学校行事が計画されています。
ともに過ごす仲間と互いに協力しながら、学校全体で一丸となって実りある楽しい2学期にしましょう。
第50回 くまもとの特産品まつり
8月3日(水)から9日(火)まで、鶴屋百貨店にて「第50回 くまもとの特産品まつり」が開催されました。
このイベントでは、地域活性化プロジェクトの一環として「どら焼き(お茶あん・甘夏あん)」を販売いたしました。
今回の販売に向けて、夏休みに入っている生徒達も久しぶりに登校して商品の準備を行いました。
参加した生徒達は役割分担をしながら、1つ1つ丁寧かつスムーズに作業をしていました。
今回は鬼塚日昭堂様にご協力いただき、委託販売という形になりましたが、
もちろんどら焼きには生徒の想いがたくさん込められています!
こちらが、実際にどら焼きの販売が行われたときの様子です。
初日から多くのお客様に商品を手にとっていただき、ある日は売り場の前に列ができることもありました。
今回の販売に際して、ニュースや新聞を見て遠方から来られた方、「生徒さんはおらんとね?」「水俣にも買いに行くね」と声をかけてくださった方、さらには昨年からのリピーターの方など様々なお客様にご来場いただき、改めて多くの方々に温かいご支援をいただいていることを実感しました。
実際に手にとってくださった皆様、本当にありがとうございました!!
「この事業は、水俣芦北地域振興計画に基づく地域振興事業として、水俣・芦北地域振興財団の助成により実施しています。」
進路セミナー
7月21日(木)の午後に、アルバイト等をしていない生徒を対象に進路セミナーが行われました。
今年度は、以下の内容が実施されました。
1時間目 |
職業インタビュー 職業調べ 自己理解 |
2時間目 |
ビジネスマナーの基本 服装・身だしなみ 面接試験の際に気をつけるべきこと |
3時間目 |
履歴書の書き方 自己PRや志望動機の書き方 |
生徒は事前課題やワークシート等を活用しながら学習を進めていきました。
実際にどのように就職活動を行えばよいのか、今後どのように学校生活を送っていけばよいのか、さらに基本的なマナーや書類作成の方法など、内容は盛りだくさんだったものの、生徒は最後まで真剣に聞き入っていました。
就職に関することだけではなく、社会人になってからも役立つことも併せて学ぶことができ、とても有意義な時間となりました。
今後社会人になる皆さんは、これからの自分のことを前向きに考えながら、充実した学校生活を送っていきましょう。
皆さんの頑張りを温かく見守り、我々も全力でサポートしていきたいと思います。
表彰式・終業式
7月20日(水)に、表彰式と終業式が行われました。
最初に表彰式が行われ、今学期もたくさんの生徒が表彰されました。
皆勤賞、無欠席賞、検定合格、生活体験作文など、どれも素晴らしい賞ばかりでした。
その後、終業式が行われました。
校長講話では、生徒の皆さんの1学期の過ごし方について「とても素晴らしかった」といったお褒めの言葉をいただきました。また、「習慣化」というキーワードを中心にお話があり、どうすれば夏休みを有意義に過ごすことができるかについてアドバイスをいただきました。
今年度も無事に1学期を終えることができました。
また2学期の始業式で、生徒の皆さん全員に会えることを楽しみに待っています!
1学期生徒交流会~バドミントン大会~
7月19日(火)に、生徒交流会が行われました。
1学期の種目はバドミントンで、生徒たちはダブルスを組んでリーグ戦を行いました。
どのペアも、練習の段階からとても楽しそうにプレーしていました。
中には、入念に作戦を練っていたペアも・・・
また、試合の合間には学年を超えて交流している姿も見られました。
見事優勝・準優勝に輝いたペアは笑顔で賞状を受け取っていました。
2学期の生徒交流会も楽しみにしています!
宮原SAお客様感謝祭販売実習
7月16日(土)に九州自動車道 宮原SAにおいてお客様感謝祭が開催され、本校生徒が「どら焼き(お茶あん・甘夏あん)」の販売実習を行いました。
数日前から雷雨が続いておりましたが、この日は天候にも恵まれました。
また、出発前には校長先生から激励の言葉をいただき、好調なスタートを切ることができました。
宮原SAに到着してからすぐに開店準備に取りかかりましたが、この段階から既にお客様が興味を示してくださっており、満を持しての販売開始となりました。
1組のお客様が購入してくださっていると、その様子を見て「何だろう?」と興味を示されたお客様がまた1組来てくださるといったように、多くの方々が続々とどら焼きを買いに来てくださいました。
生徒たちにとっては約1ヶ月半ぶりの販売実習。
それに加えて今回は少人数での参加だったため、生徒たちはこれまでの経験を存分に発揮し、しっかり連携しながらスムーズに接客ができました。
この日は3連休の初日ということもあり、お子様連れのお客様が多かったようです。さらに、全国各地から大勢の人々が訪れる場所「サービスエリア」で販売を行ったことから、普段はあまりお目にかからない世代や地域の人々に向けて、本校の取り組みや水俣の素晴らしさを発信することができました。
今回の実習の模様について、NHKや熊本日日新聞社の取材を受けました。そのため我々の取り組みがメディアを通じて発信されており、まさに「水俣市の地域活性化」に大いに貢献した生徒たちでした。
実際に手にとってくださった皆様、本当にありがとうございました!
【取材の内容について】
NHK熊本:総合テレビ「クマロク645」 令和4年7月16日(土)放送
熊本日日新聞:令和4年7月18日(月・祝)号 「ローカルワイド県南 とぴっく」掲載
「この事業は、水俣芦北地域振興計画に基づく地域振興事業として、水俣・芦北地域振興財団の助成により実施しています。」
生活体験作文発表会・平和学習
7月8日(金)に、生活体験作文発表会が行われました。
「生活体験作文」は生徒が自分自身を見つめ直し、高校生活のことや将来の夢、自身が抱いている思いなどを自由に表現することができる作文です。
生徒全員が作文作成に取り組みましたが、発表会では各学年の代表となった生徒たちが発表をしてくれました。
どの作文にも共通していたのが、「前向きに考え、将来の夢を叶えたい」ということ。
具体的な目標や夢の実現に向けてやるべきことをしっかりと考え、「一生懸命頑張りたい」という気持ちを伝えてくれました。
それぞれの発表内容について、生徒全員が感想を書きました。共感する声や応援する声が多く寄せられており、心を動かされた生徒や、これをきっかけに「自分も頑張りたい」と考えた生徒もいたようです。
発表会の後に、平和学習が行われました。
今年度は、沖縄県に住む女性が戦争の惨状について語った動画を視聴し、
その後、近年の平和学習のあり方について思いを綴った沖縄県の高校生の作文を読みました。
生徒たちにとってこの日は、思いを巡らせた1日となりました。
仲間と共有したその気持ちを忘れずに、それぞれの夢に向かって頑張ってください。
その先にはきっと、明るい未来が待っています!!
熊本県高等学校定時制・通信制総合体育大会
6月12日(日)に、熊本県高等学校定時制・通信制総合体育大会が行われました。
本校は卓球とバドミントンに出場し、卓球は熊本県立熊本工業高等学校、バドミントンは熊本県立湧心館高等学校にて行われました。
早朝からの出発ということもあり、目をこすりながら登校する生徒も。
しかし、いざ会場に到着すると全員がラケットを握りしめ、足早に練習場所へと向かっていきました。
気合十分で臨んだ生徒たちの試合の様子です。
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仲間の試合をじっと見守り応援していました。 |
バドミントンでは、女子ダブルスの1回戦目に20ー20まで点を取り合い延長戦に入りましたが、最後に2点差をつけられ、惜しくも負けてしまいました。直後には選手が悔し涙を流し、周囲の生徒たちが「惜しかったね」「でも頑張ったよ!」と励ます様子も見られました。
シングルスに出場した生徒たちも接戦を繰り広げ、練習の成果を存分に発揮していました。
卓球の出場選手も、到着後すぐに練習を始め、試合では日頃の練習の成果を発揮してサーブやスマッシュをしっかり決めることができました。しかし接戦の末、2セットを先取され敗退となりました。
今年度は入賞することができませんでしたが、生徒たちはとても楽しむことができたようです。
最後に校長先生から、「悔しい思いをするということは、それだけ一生懸命に取り組むことができた証拠です。」というお言葉をいただきました。
生徒たちは今大会を通して、全力で取り組んでこそ得られる達成感を味わうことができたのではないでしょうか。今後の活躍にも期待したいと思います。
生徒の皆さん、本当にお疲れさまでした!
スポーツ活動・選手激励会
6月12日(日)に開催される定通総合体育大会まで残り2日となり、今日が最後の練習日となりました。
本校は卓球とバドミントンへの出場を予定しております。
生徒たちは本番に向けて、「スポーツ活動」として毎日約2時間、合計8日間ほど一生懸命に練習してきました。
最初は楽しく取り組んでいた生徒たちも、いつしかその表情は真剣そのものになっていました。
1つ1つ技を磨き、日を追うごとに上達していく生徒たち。練習でのゲームでは接戦を繰り広げることも。
大会に出場する生徒たちに向けて、選手激励会が行われました。
副校長先生から激励の言葉をいただき、代表の生徒が決意表明を行いました。
激励会終了後は、最後の練習や調整・準備を行いました。
練習の成果をしっかりと発揮し、頑張ってもらいたいと思います。
結果は後日ホームページに掲載いたしますので、是非ご覧ください!