文化祭
11月8日(金)は、定時制の文化祭でした。
今年のテーマは、「和気愛逢(わきあいあい)~創ろう!唯一無二の青春を~」です。
”和気愛逢”に関しては、生徒会長から「探究心を持って、それぞれの個性を出し、和気あいあいとした雰囲気で文化祭当日も準備期間中も笑顔が溢れる文化祭になってほしいという願いと、“愛逢”にはその価値を認めてまわりの人を大切に想い、親しい人や大切な人と顔を合わせ、大切なお客様をもてなすといった意味が込められています。」というメッセージが伝えられています。
この言葉通り、生徒一人ひとりや作品の数々が唯一無二の輝きを出せるようにという思いを込めて、このテーマを生徒会役員が考えてくれました。
今年も、おもてなし班の成果物として、ウェルカムライトの点灯が行われました。
白昼ではできない、夜間定時制ならではの粋な演出です。
開会式では、生徒会長よりあいさつがありました。
校長先生からの開会のあいさつでは、これまでの準備期間における生徒たちの頑張りに、ねぎらいの言葉をかけていただきました。
開会式後、最後の接客用語の練習を、生徒会長の号令に続けて行います。
そして、いよいよ開会です。
それでは、まずは展示作品から紹介していきます。
まずは、おもてなし班の作品からです。
”文化祭”をボードにしつらえました。おもてなしの心をもって各教室の案内をしました。外にはキャンドルを模した電気の工夫で、落日からその後に迎える夜空を彩りました。
次に、光班の作品紹介です。
今年度は全員で協力して制作したダイナミックな作品を新たに取り入れ、さらにパワーアップした仕上がりになりました。定時制の夜空に光を灯す色鮮やかな空間をお楽しみいただきました。
続けて、絵画班と工作班です。ちなみに、入り口の「絵画班」「工作班」の掲示物は、おもてなし班の作品です。
絵画班では、文化祭のポスターやスクラッチアート、プラ板を使用してのキーホルダー作成、パソコンを駆使したコンピュータアートなど、個性豊かな作品をご覧いただきました。
工作班では、各自が好きな題材を持ちより、切り絵や折り紙等で作品作りを楽しみました。今年も一人ひとりの思いが込められた個性豊かな作品をご覧いただきました。
次は、全員で取り組んだ「絵手紙」と「先生と19人の仲間たち」及び教科作品「理科」と「書道」の成果発表並びに定時制の年間行事を時系列で並べた写真の展示と黒板アートです。
ちなみに、入り口の「絵手紙」「理科」の掲示物は、おもてなし班の作品です。
そして、水定本舗(販売実習)活動の様子と、受付係の仕事の様子です。
シンPITAパンは当日納品のため、早めに登校できる人で、シール貼りをします。
そのほか、おなじみ水定どら焼きも販売しました。
本当に、多くのお客様にご来場いただきました。
販売実習を実施するにあたり、多くの企業の皆様、ご協力ありがとうございました。
そして、閉会式です。
教頭先生より講評をいただき、全員で協力してつくり上げた文化祭を、大変よくほめていただきました。また、来場者アンケートでも、生徒たちの生き生きとした活動の様子がとてもすがすがしかったとのコメントも紹介していただきました。
最後に、文化委員長より、閉会のあいさつをもって終了となります。
後片付けもよく頑張りました。
最後に、旧職員の先生より頂戴した差し入れをいただきます。ありがとうございました。
最後は、生徒会企画「先生と19人の仲間たち」と題して作成してきた、生徒・職員による集合手形をバックに記念撮影です。
探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するため、様々なことに挑戦し、行事ごとに成長する生徒たちを、今回も頼もしく思いました。少ない人数ながらも協力して取り組む姿には胸をうたれるものがありました。
これからも水俣高校定時制をよろしくお願いします。