学校生活

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移動(出前)図書

4月17日(木)の授業前、本校全日制の図書の先生の計らいで、全日制図書館のおすすめ蔵書を「移動(出前)図書」という形で持ってきていただきました。

定時制にも図書コーナーがあり、たくさんの本がありますが、全日制の図書館は規模が大きいので、定時制にはない本もたくさん持ってきていただきました。

生徒は興味を持って本を手に取り、借りていました。

今年度はこのような取り組みを定期的に行う予定です。生徒はたくさん本を借りて探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現できるよう励んでほしいと願います。

道の駅ミナマータ2周年記念水定どら焼き準備

4月17日(水)は、いつもタルト等の共同開発でお世話になっている道の駅みなまた・Shop&Cafeミナマータ様より依頼を受けた、今週末の「道の駅ミナマータ2周年記念イベント」において、お客様にプレゼントする水定どら焼きの準備をしました。

いつも共同開発でお世話になっている水俣市のONITSUKA日昭堂様より仕入れた水定どら焼きです。

まずは、シール貼りからです。裏面の成分表示表を先に貼り、次に表面の商品名シールを貼ります。

 

次に、箱詰めです。まずは箱の組み立て方を教わります。お茶あん、甘夏あんをそれぞれ1個ずつ入れます。

箱詰めが終わったら、のし紙を貼ります。まずは表向きの状態から紙を付けます。

次に、ひっくり返してテープ止めをします。

重ねてみると豪華ですね。

この水定どら焼きセットは、4月20日(土)・21日(日)の両日に、道の駅みなまた・Shop&Cafeミナマータにおいて、各日先着20名様にプレゼントされるそうです。

いつもお世話になっているミナマータ様のお役に立てて、生徒もとても喜んでいます。本校の水定どら焼きを活用いただき、とても感謝しています。

皆様、週末はお近くまでお越しの際はぜひミナマータまでお出かけいただき、早い時間であれば水定どら焼きをご賞味いただける機会もあるかもしれませんので、今後とも水俣高校定時制商業科をよろしくお願いします。

身体計測及び新体力テスト(1日目)

4月16日(火)は、身体計測及び新体力テストが多目的室及び柔道場で実施されました。

まずは、多目的室で説明を受け、学年ごとに身体計測から始めます。

身体計測が終わった学年から柔道場に移動し、新体力テストにのぞみます。

本日実施した種目は、握力、立ち幅跳び、上体起こし、長座体前屈の4種です。協力して行います。

4つの学年が、スムーズに種目移動をして、滞りなく実施できました。

来週は、反復横跳び、ハンドボール投げ、20mシャトルランを実施する予定です。来週は結構体力を使うので、生徒はしっかりと備えてのぞむことになります。今日もとてもよく協力してできました。来週も頑張ります。

商業科商品開発「ミニタルト(創作スウィーツ)試食検討会」

4月16日(火)は、道の駅みなまた・Shop&Cafeミナマータ様のご協力のもと、コラボ商品開発「ミニタルト(創作スウィーツ)試食検討会」が同所で実施されました。

 

 2月の本校での検討会、3月のミナマータでの試作実習会、そして今回の試食検討会と続き、より具体的な形へと進展していっています。

生徒から提案があった2種類のタルトの試作品です。プリンタルトと水俣茶タルトです。

プリンタルトの具材として、最初は甘夏・不知火・さくらんぼを乗せた状態のシンプルなものに、ミントを添えると、より見栄えがよくなるのがわかります。とてもキュートな仕上がりになりました。

水俣茶は、抹茶でいくことにしました。上に乗っている具材は、黒豆と金箔です。荘厳華麗な仕上がりです。切った断面からもわかるように、層の中身は、抹茶小豆ホイップを使用しています。

そして、試食です。実際に食べてみないとわからないことが多々あります。

味の感覚が残っているうちに、シートに記入します。少し、話し合いながらお互いのシートを確認し合います。

 忌憚なく意見を出し合います。

次は、パッケージングの研究です。抹茶タルトを乗せるカップは、紙タイプのものなど数種類の候補のなかから、生徒は迷わずこの銀色の、わりとおなじみのアルミカップを選びました。それを透明の袋に入れます。

プリンタルトは、色つきの紙をセンス良く敷き詰め、かわいらしくパッケージングしてみます。

 

袋詰めしたものにシールを貼ると、なんと見事な商品として仕上がりました。これだけ品格があれば、買いたくなりますよね。生徒からは一同に感動の声が上がり、商品開発の極意を感じた瞬間でした。

 

そして、ネーミング及び価格設定について話し合いました。

プリンタルトは「シトラスプリンタルト」と命名し、売価は1個400円を設定しました。

水俣茶タルトは「抹茶タルト(天茶の抹茶使用)」と命名し、売価は1個450円を設定しました。

 ※ネーミング及び売価は、この検討会での結論事項のため、商品化する際は、変更があるかもしれないことを申し添えます。新商品としての発売が決まりましたら、また、このホームページ上でも改めてご紹介させていただきます。

 最後に、生徒会副会長より謝辞がありました。

道の駅みなまた・Shop&Cafeミナマータ様、今回もたくさんの準備をしてくださり、本当にありがとうございました。

探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するための商品開発が着々と進んでいます。水俣高校定時制新3年生の挑戦を今後も見守っていただきますと幸いです。

生徒会歓迎行事

 

4月12日(金)に、生徒会歓迎行事が行われました。

生徒会歓迎行事は、生徒会役員が中心となって全校生徒で新入生を明るく迎え入れる行事です。

 

はじめに、生徒会長より歓迎のことばが述べられました。

「学校行事や授業は、学校にいる今しか参加することができないものばかりです。悔いのない満足できる学校生活を送ることを祈っています。」

不安を抱える1年生の背中をそっと押すような前向きなメッセージを伝えてくれました。

 

 

 

1年生が自己紹介をしました。

全校生徒の前に立つということもあり少し緊張した様子でしたが、笑顔で「よろしくお願いします」と伝えると、上級生たちも一人ひとりに温かい拍手を送りました。

 

 

次に、生徒会役員より1年間の生徒会行事の紹介が行われました。

生徒総会や委員会活動、文化祭、バドミントン大会など、バラエティに富んだ数々の行事について昨年度の写真とともに概要を説明しました。

生徒会役員からは「みんなで楽しく有意義な行事にしていきましょう」と呼びかけがありました。

 

 

 

前半の最後には、本校の校歌紹介がありました。

卒業してからも心に残り続ける校歌。歌詞に込められた思いをしっかりと噛みしめながら歌います。

 

 

後半はグループに分かれて自己紹介を行いました。

あらかじめ作成した自己紹介シートを持ち寄り、好きな食べ物や趣味、楽しみにしている学校行事などを共有しました。

 

 

意外な共通点を発見できたり、学年を越えて交流できたりと、仲間たちとともに楽しく充実した時間を過ごすことができました。

 

最後に、今回の歓迎行事の準備や進行に携わった生徒会役員の皆さんに、全校生徒から拍手を送りました。

自分たちの手でより良い学校行事を作り上げていくということを、生徒会役員の皆さんが歓迎行事を通して示してくれました。

生徒の皆さんには仲間とのかけがえのない時間を大切に過ごすとともに、本校定時制の主役は「皆さん自身」であることを忘れずにいてほしいと思います。

オリエンテーション2日目

4月10日(水)は2日目のオリエンテーションが行われました。

この日は生徒指導部・生徒会、人権教育、ISOの取組、すぐーる、保健部に関するお話がありました。

  

生徒指導部からは、学校生活を送る上でのルールや校則についての説明が行われました。みんなが心地よく安心して過ごせる学校にするため、上級生も改めて一つずつ丁寧に確認しました。

人権教育に関して、本校の生徒会長が水俣高校定時制「いじめを許さない宣言文」を全校生徒の前で読み上げました。まさに題名のとおり「いじめを許さない」という覚悟をうかがわせるような、堂々たる宣誓でした。

 

ISOの取組については、環境の係より、校内に設置されている5か所7種類のごみ箱と分別の仕方などについての説明がありました。「環境首都」とも呼ばれるこの地で学ぶ生徒として、主体的に環境保全に取り組む姿勢を周囲に示していってほしいと思います。

 

「すぐーる」は、昨年度より県立高校において導入された学校・保護者間連絡アプリで、担当者から登録方法や使い方についての説明がありました。

保健部からは、今年度行われる各種検診や教育相談、カウンセリングに関するお知らせがありました。いろんな悩みを抱える時期ですので、困ったときには遠慮なく我々に相談してほしいと思います。

 

2日間のオリエンテーションを終え、明日から本格的にスタートする学校生活に向けて各クラスで最終確認を行いました。

1年生は初めてのChromebookを手に取り、授業等での活用にあたって必要な準備を行いました。

  

 

前日に引き続き、生徒たちはこの日も終始立派な態度でオリエンテーションに臨んでおり、とても良いスタートダッシュを切ることができました。

オリエンテーション1日目

4月9日(火)は年度初めに伴う、全学年共通のオリエンテーションが行われました。

 

昨日は、昼に1年生が入学式、夕方から2・3・4年生が始業式でしたので、今日が初めて全学年がそろったことになります。今年度から、オリエンテーションは2日間に分けて実施することとなりました。

 

1日目の今日は、教頭先生よりお話をいただいた後、教務部・進路指導部・商業科そして図書の説明がありました。

教務部からは改めて、単位制に関する説明及び考査日課に関する説明がありました。

進路指導部からは先輩たちの今春の進路実績及び今後の展望についてのお話がありました。

商業科からは、各種検定試験に関する説明がありました。

図書の係からは、本の貸し出しに関する説明がありました。今年度は全日制の図書室からも積極的に借りるよう呼びかけがありました。今後は、移動図書もやってくださる予定です。

休憩後は、クラス写真及び個人写真を撮影し、避難経路の確認をしました。その後、各教室に分かれてLHRが行われ、教科係等を決めました。

探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するための新しい学年での学校生活が始まりました。

今日のオリエンテーションでの聴く態度は立派でした。特に1年生は緊張の一日でしたが、やさしい先輩たちが少しずついろんなことを教えてくれるはずです。明日も引き続き頑張ってほしいと願います。

新任式・1学期始業式

4月8日(月)は、定期異動に伴う令和6年度の新任式及び1学期始業式が、定時制多目的室で行われました。

〇新任式

 

今年度は、定時制には6名の先生方が赴任されました。

教頭先生からご紹介があった後、新着任の先生方よりお一人ずつごあいさつをいただきました。

その後、生徒会長より歓迎のことばが立派に述べられました。

新着任の先生方にとっても、楽しみにしておられた生徒との初対面です。

生徒のみなさんは、こらから先生方とたくさんの思い出を作ってほしいですね。

 

〇1学期始業式

引き続き、1学期始業式が行われました。

 

校長講話では、「願い」という今年度の教育スローガンの一部分についてお話がありました。以下はその抜粋です。

皆さんは、背中に「願い」を背負っています。皆さんがどういう生活をしていきたいかという願い。次に、支えてくれている家族の皆さんからの願い。そして、お世話になっている地域の方々からの願い。最後に、再編統合前の旧水俣高校から引き継がれた願い。

その願いを叶えるために、積極的に主体的に活動していくこと。将来に向かって、時には重すぎると感じることもあるかもしれません。そんな時は、先生たちのサポートを受けると良いでしょう。苦しいとき、つらいときはみんなで解決しましょう。

最後に、皆さんにある歌の一節を紹介します。

「願いよ叶え いつの日か そうなるように 生きてゆけ」

以上が校長講話の概要です。

式後は、教頭先生より主任主事の紹介及び学級担任・副担任の紹介がありました。その後、各部より連絡がありました。

探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するための新年度がスタートしました。

毎日通っているこの学校には、夢を実現するためのヒントがたくさんあります。経験豊かな先生方を頼り、今年度もたくさんのことを学んでいってほしいですね。

入学式・初顔合わせ会

4月8日(月)令和6年度の入学式及び初顔合わせ会が実施されました。

〇入学式

 

今年度の定時制の新入生は6名。緊張した面持ちで入場しましたが、校長先生からの入学許可・式辞に続き来賓祝辞も、とても良い姿勢で聞くことができました。

校長先生からは、「夢」についての3つのお話をしていただきました。

(1)「夢は指針である」ということです。指針とは、物事を進めるうえでたよりとなるものです。なりたい自分を思い描き、目標を持つことが大事です。

(2)「夢は成長を促す」ということです。夢を持つことで、たゆまぬ努力をしていきます。その過程で、人は確実に成長をしていきます。

(3)「夢は希望である」ということです。夢の源となる希望の光を投げかけ、豊かで意義のある在り方生き方を通して、高校生活を充実させてほしいと願います。

校長先生は結びに、ある歌の一節を紹介してくださいました。

「願いよ叶えいつの日か そうなるように 生きてゆけ」

ともに、頑張っていきましょう。

〇初顔合わせ会

式後は、定時制の多目的室に移動して、新入生・保護者・職員の初顔合わせ会が行われました。

 

教頭あいさつ、担任・副担任あいさつから職員紹介を経て各部連絡が行われました。

いろいろな面で、義務教育課程とは異なる高等学校の仕組みについてお話がありました。

 

いよいよ、翌日からは一人で登校することになります。これから始まる定時制での高校生活の、記念すべき初日が無事に終わりました。探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現できるよう、勉強に友だちづくりに、大いに励みましょう。

転退任式

3月28日(木)は、この春の定期異動に伴う転退任式が行われました。

まずは式に先立ち、定時制の1名の先生に、60歳の節目に際してこれまでの永い歳月の間本県教育振興のためにひたすら尽くしていただいた多大な御功績に対する感謝状の授与が行われました。文面の最後には「今後ともますます御健勝にて御活躍されますことを期待します 熊本県教育委員会」と結ばれていました。

本校の生徒諸君が生まれるずっと前から教鞭をとってこられ、その長年の経験の数々を、今の定時制の生徒たちにご教示いただいております。今後とも、厳しくも温かいご指導をよろしくお願いいたします。

そして、いよいよ転退任式です。教頭先生から、転出される先生方お一人おひとりのご紹介がありました。

校長先生は、夕方からの授業をよく見に来てくださっていましたが、いつもとても素晴らしい授業態度をほめてくださいました。今までの姿勢を忘れることなく、何事にも当事者意識を持ち、夢の実現に向けて挑戦する真摯な姿勢を忘れることなく、跳ね返されても挑み続けてほしい。常に成長はしているので、いくつになっても挑戦すること、めげることなく活躍してほしいとの励ましのことばをいただきました。

 

副校長先生からは、昨年初めて定時制に来て、毎日がワクワクして楽しかった、みんなが頑張っている姿に元気と感動と勇気をもらった。こらからも精一杯頑張ってほしいとの励ましのことばをいただきました。副校長先生は、いろんな人と一緒に仕事をして心がけていることは、その人の良い所を見つけるようにしていらっしゃるそうです。そうすると、相手がだんだんよく見えてくるし、自分自身の見方が変わってくるといったお話もいただきました。

 

40年近く教員を続けてきて、このたび教師生活にピリオドを打たれる先生からは、今の生徒が最後の生徒となるわけですが、授業、学校行事、販売実習、試作実習等を楽しみながら頑張っている姿をほめていただき、成長した数年後がとても楽しみで、やるべきことをやっていけば夢は実現する。健康に留意して過ごしてほしい。水高生のプライドを持って夢を実現してほしいとの励ましのことばをいただきました。

 

4月から新天地に転出される先生方からは、人との関わりを大事にしてほしい。人と関わることが苦手な人もいると思うけど、人と関わることを続けていけば、自分が困ったときに助けてくれる。生きにくい時代だからこそ、良い意味で人を巻き込みながら、今の高校生活をこれからの練習と思って過ごしてほしいという励ましのことばをいただきました。

みんなと過ごした日々は、感謝の気持ちでいっぱいであり、ここでも思い出を胸に刻んでこれからも頑張っていきたい、寒かったり暖かかったりしますが、健康に留意して過ごしてほしいといった優しいことばもかけていただきました。

生徒会長より、惜別のあいさつがあり、花束贈呈です。涙を流している生徒もいました。先生方と生徒諸君の絆の深さが感じられました。

先生方、今まで本当にお世話になりました。ありがとうございました。水俣高校定時制での日々をたまには思い出していただきながら、健康に留意されてお過ごしください。先生方の今後より一層のご活躍を祈念しております。水高定時制の生徒の活躍も、HPなどで見守っていただきますと幸いです。ありがとうございました。

令和4年度の学校生活

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