小国高校ブログ
OGUNI-GO GIFT 完成報告会&販売会 小国高校フェスティバル
先日のフェスティバル(文化祭)で行われた『OGUNI GO-GIFT 完成報告会 & 販売会』
参加した私たちは、たった2時間の出来事に心を強く揺さぶられました。
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全体を通じて印象的だったのは、昨年カタログギフト製作に携わった先輩たちから受け取ったメッセージ。
「大変なことも多いけど、絶対自分のためになるので、頑張ってください!」「受験の面接で総探のことを話せるから、自分が何に取り組んだのか、その時どう思ったかをまとめておくと良いと思います!」「みんなすごい取り組みをしているから自信を持って!」「最初は、色々とあると思うけど、やっていくうちにチームとしてまとまるから、めげずに頑張れ!」
1・2年生は3年生の先輩の言葉に静かにうなずき、挑戦のバトンをしっかりと受け取っていました。
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その後の販売会で彼らが販売したのは——3,980円のカタログギフト。
「この価格で、本当に売れるのか?」そう思ったのも束の間、ありがたいことに2時間で11個ものギフトを購入していただきました。
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このギフトには、町の文化、自然、そして高校生たちの“本気”が詰まっています。購入してくださった方々は、商品を手に取ったのではなく、“物語”と“希望”を受け取ってくださったのだと思います。企画から販売まで、すべて高校生が手がけたこのプロジェクト。ここには、地方創生の未来と、教育の力の可能性が詰まっていると感じました。
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このギフトは——“ただの贈り物”ではありません。誰かを思いやる気持ち、地域を応援する心、未来への投資。そんな新しい価値を持った「未来を贈るギフト」なのです。もし、この物語に少しでも心が動いた方がいらっしゃいましたら、ぜひ彼らの挑戦に触れてみてください。あなたの手に届くその一箱が、小さな町の希望になるかもしれません。
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令和7年度小国高校フェスティバル開催
令和7年度小国高校フェスティバルを9/19(金)午後から20(土)にかけて実施しました。
文化委員長の佐藤蒼依さんの開会宣言でスタートしました。
1日目は保健委員会の「目」に関する健康の発表から始まり、有志団体によるステージ企画の発表を行いました。
2日目は音楽の授業を選択している生徒たちの演奏から始まり、クラス企画の発表を主に行いました。
今年のフェスティバルのテーマである「笑顔満祭」のとおり、生徒が楽しみ「笑顔」になっただけでなく、ご来校していただいた多くの方の「笑顔」を感じることができました。
2学期が始まり、短い準備期間の中で生徒たちは良く努力し、助け合いながらフェスティバルを成功させることができたと思います。
ご来校の皆様、大変ありがとうございました。
1学年「尚志」小国郷町歩きを実施しました
9月22日(月)、地域探究活動の一環として、小国町・南小国町の観光地や地域資源を巡るフィールドワーク(小国郷町歩き)を実施しました。今回の活動の目的は、生徒たちが実際に地域を訪れ、自然や観光資源、まちの雰囲気に直に触れることで、小国郷を「自分ごと」として捉え直し、今後の探究活動に活かす新たな視点を得ることにあります。
また、同日に「地域みらい留学」体験入学も行われ、県外から本校に関心を持つ中学生が参加。在校生と一緒に行動し、黒川温泉や杖立温泉での活動を通して、本校の学びや地域との関わりを肌で感じていただく貴重な機会となりました。
当日は、小雨が心配される空模様でしたが、無事に全行程を予定通り行うことができました。
●鍋ヶ滝(小国町)
まず最初に向かったのは、小国町の名所「鍋ヶ滝」。到着後は、滝の裏側にも回り込める珍しい景観を楽しみなが ら、自然の美しさと力強さを体感しました。生徒たちは、写真を撮ったり、水の音に耳を傾けたりと、思い思いの方法で自然とのふれあいを楽しんでいました。
●黒川温泉(南小国町)
次に訪れたのは、全国的にも有名な観光地「黒川温泉」。温泉街を散策しながら、地域の文化や景観の工夫、観光とまちづくりのつながりなどについて観察を行いました。歴史ある町並みと、自然と調和した景観づくりに、生徒たちは強い関心を寄せていました。もちろん、食べ歩きもたっぷり楽しみました!!
●杖立温泉(小国町)
午後からは、小国町の「杖立温泉」へ移動。昼食後には、地域の特色である「蒸し場体験」をしました。冷凍肉まん、卵のほか、自分で持参したサツマイモなどを蒸していました。蒸し場を初めて体験した生徒も多く、自分の身近な地域の生活文化を知る機会となりました。その後は温泉街を自由に散策し、地域の魅力や課題を探る時間となりました。地元の方との会話を通じて、町のもつ可能性を肌で感じた生徒も多かったようです。
最後に、今回のフィールドワークを通して、生徒たちはこれまでの教室での学びとは異なる、五感を使ったリアルな学びを経験することができました。それぞれの地域で得た気づきや発見は、今後の探究活動の中でさらに深められていくことでしょう。また、地域の方々をはじめ、ご協力いただいた皆様に深く感謝申し上げます。
令和7年度小国高校フェスティバルの御案内
9月19日(金)・20日(土)に、本校の文化祭「小国高校フェスティバル」を開催いたします。
生徒たちの、普段見ることのできない、意外な一面を見ることができるかもしれません。生徒・職員全員で力を合わせ、皆さんに喜んでいただけるフェスティバルになるよう頑張ります!!
みなさんのご来校、ぜひお待ちしております。
「中高一貫便り」第1号 ~体験入学の様子をご紹介~
中高一貫教育3校(小国中学校・南小国中学校・小国高校)で発行している「中高一貫だより」、今年度の第1号が完成しました!
今年度は小国高校が作成を担当しています。
今回は、先日行われた「体験入学」の様子を紹介しています。
中学生のみなさんが高校での授業を体験したり、高校生と一緒にグループワークに挑戦した様子を写真とともにお届けします。
トップページ右側のリンクからぜひご覧ください!
吹奏楽部が「3県交流コンサート2025」で演奏しました!
8月31日(日)熊本市上通りアーケード入り口の「びぷれす広場」で「3県交流コンサート2025」に吹奏楽部が小国中学校吹奏楽部と合同バンドで演奏しました。このコンサートには昨年に続き、2度目の参加でした。大勢の観客を前に心温まる、息の合った小国サウンドを披露することができました。本校以外も県内の八代白百合学園高校の他、長崎県や福岡県の高校も演奏を披露され、非常に有意義なコンサートになりました。フィナーレは合同合唱で「BELIEVE」をみんなで歌いました。小国中学校のみなさん、一緒に演奏してくださり、本当にありがとうございました。
「熊本版COREハイスクール夏合宿」に、小国高校の生徒が参加!【総合的な探究の時間】
地域と未来を創る 高校生の挑戦!
8月7日に開催された牛深高校主催で開催された「熊本版COREハイスクール夏合宿」に、小国高校の生徒が参加しました!
オンラインで牛深高校の生徒と交流し、それぞれの地域の課題について熱い議論を交わしました。
崇城大学の内藤豊先生の講話では、イノベーションを起こす人材に必要な資質として「熱意」「個性」「論理的思考」「つながり力」があることを学びました。
そこで生徒たちが注目したのは、小国町と牛深に共通する「空き家問題」と南小国町の代表的な観光名所「黒川温泉」。
「どうすれば地域を元気にできるだろう?」
生徒たちは、黒川温泉の周辺地域の改革や小国町の未来を見据えた空き家活用のアイデアを真剣に考えました。
「空き家を地域の人や学校が協力して活用できたら、もっと地域が明るく元気になるのではないかと思いました。」
「ビジョンがあってもありきたりなものであれば新たな価値観は創ることができないので今後は自分の強みを見つけていきたいなと思いました。」
この合宿で得た学びと出会いを胸に、生徒たちの探究活動はこれからが本番です。
子どもの可能性は無限大。
小国高校では、地域と深く関わる学びを通じて、将来社会で活躍できる力を育みます。
吹奏楽部 第32回ふくし夏まつりで演奏しました!
8月2日(土)毎年恒例のふくし夏まつりに参加しました。今年も浴衣に甚平姿で演奏に花を添えました。とにかく暑い夕方でしたけど、若さで乗り越え、会場の皆様から大きな拍手をいただきました。ありがとうございました。小国高校生は地域の方から期待されていると感じた時間でした。今後も演奏の機会をいただけるように、練習を頑張っていきます。
吹奏楽部1年生のインターンシップを実施しました!
7月23日(水)に行われた熊本県吹奏楽コンクールに出場したため、インターンシップに参加できなかった吹奏楽部10名を対象に、7月28日(月)~30日(水)に別途インターンシップを実施しました。
10名を引き受けていただいたのは、小国町社会福祉協議会の皆様です。いくつかの施設を、グループに分かれて訪問させていただきました。高校生として初めて地域の事業所で働く経験をした生徒たちは、働くことの大変さややりがいを実感し、将来について考える貴重な機会となりました。
体験を終えた生徒たちは、「とてもいい経験になりました。施設の方が、利用者様お一人お一人に合った道具を作成されていて、工夫がすごかったです!」など、楽しかったことや勉強になったことを、嬉しそうに話してくれました。翌日には教室でお礼状を書き、感謝の気持ちを手紙に込めていました。
ご指導いただいた事業所の皆様には、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
大阪・関西万博で小国高生が世界へ発信!
【日本の未来は、ここから始まる】
●小国高校生、大阪・関西万博で「OGUNI-GOプロジェクト」 (高校生が作るギフト)を世界へ発信!
2025年7月31日、大阪・関西万博のウーマンズパビリオン「 WA」スペースに、全国の高校生が集結しました。
「 高校生MIRAI万博」で、熊本県立小国高校の3年生6名が、 登壇しました。
「今から、みなさんの未来のお話をお届けします」
その一言を皮切りに、会場の空気が一変。
彼らが伝えたのは、 地域と共につくる“本気の学び”でした。
●OGUNI-GOプロジェクトとは?
小国の自然、文化、人。そのすべてを「カタログギフト」にして、 全国へ届けようと立ち上げた高校生たちの挑戦です。
企業や地域の方々と話し合い、アイデアを練り、商品化・ 販売までをやり切ったこのプロジェクトは、全国364チーム( 1400人)の中から20チームに選出され、【優秀賞】を受賞! ついに、大阪・関西万博という“世界の舞台” で発表までに至りました。
●観客の心を動かした6人の言葉
「一緒に未来を創りましょう」
発表後、会場からは感嘆の声が次々と上がりました。
「この子たちは、日本のホープ(希望)だ!」
「素晴らしい実践で、日本の未来は明るいなぁと思いました!」
そのような言葉に、生徒たちも大きな自信になったようです。
「探究活動を始めた当初はこんな大きいステージに立てると思ってなかった! 発表の満足度は100点です!」
「探究を通して、地元のことを知ることができ、 地域の方と関わることもできて良かった!こうして、 外に出ても小国を誇れることが(それだけ小国に魅力があって)、 すごくいいなと思った!」
「関わっていただいたすべての人に感謝を! 卒業しても小国のことが好きだし、活動に関わりたいです!」
最後のフィナーレでは、 なんと、EXPOホールのステージ上に上がることができ、貴重な経験をすることができました。
さらに、この万博の舞台は、嬉しい再会の場でもありました。 今年3月の「 全国高校生マイプロジェクトアワード全国Summit」 でつながった他県の高校生たちが、 ライブ配信を熱心に見てくれていたのです。 生徒たちのSNSには「見たよ!」とメッセージが届き、 中には万博の発表者として再び顔を合わせ、 再会に喜びを分かち合う姿も。
発表後の生徒交流会では、 多様な進路目標を持つ全国の高校生たちと交流し、 多くの刺激を受け、新たな友人も増えたようです。
彼らの声は、自分たちの未来を、 そして地域の未来を確かに動かしているだけでなく、 全国の仲間たちとの絆も深めていました。
●「生きた学び」は、子どもを強くする
この探究活動で学んだのは、教科書では得られない“ リアルな学び”と“最高の経験”です。試行錯誤しながら、 自分たちの手で社会とつながり、形にしていく経験。
それはきっと、どんな進路にも、どんな人生にもつながっていく「 力」になるでしょう。
小国高校の教育は、まさに未来をつくる実践。そしてそれが、 いま世界に届き始めています。
「熊本スーパスクール(KSH)構想県指定校事業(クリエイトハイスクール)」
●当日の発表の様子はリンクから配信中!ぜひご覧ください!