小国高校ブログ
尚志合同オリエンテーション、熊本大学連携講義①【総合的な探究の時間】
4月11日(金)に全校生徒を対象に、尚志合同オリエンテーションと熊本大学連携講義が行われました。
今年度から、高大連携として、年間を通じて熊本大学との連携を行っています。
尚志合同オリエンテーションでは、担当職員から3年間の探究活動の見通しなどの話があった後に、全国高校生マイプロジェクトアワード全国summitに参加し、全国優秀賞を受賞した3年生6人による事例「『高校生がつくるギフト』で地域と学校を元気にしたい!」の発表が行われました。また、東京大学で体験したことの報告とメッセージを全校生徒に伝えてくれました。
その後、熊本大学地域連携戦略部門の方々による連携講義が行われました。地方創生について、副学長の金岡省吾先生に講話いただき、准教授の尾山真先生にグループワークの進行等を行っていただきました。
生徒からは、
「地域に関連するワードの中で『かっこいい大人』の活躍している姿は私達のような高校生にも元気を与えられるし、その様子を見た大人も元気をもらえると思いました」
「今回の講義を聞き、地方創生に重要なのはまず我々町民、高校生が地元を愛することが重要で私たちがやってきたOGUNI-GIFT、KIYORA-GIFTの取り組みは最先端なことをやっているのだと思いました。」
「海外ではすでに地域創生について動いているということや、国内の大学でも地域課題の解決に向けて学科を設置し、社会的にも人材育成に取り組んでいることが驚きでした。さらに地域課題をうまく活用する事によりビジネスチャンスにもなりうることが印象的でした」
「自分は、2年間総合的な探究の時間で地域のことについて学んできました。今回の講義を通して、自分たちがとてもいい環境でたくさんの学びを得ることができたことを改めて実感しました。将来、小国に戻ってきて、これまで探究してきたことの延長線上で地域創生ができればと考えました。」
などの感想が寄せられました。
今後の総合的な探究の時間の取組につなげていければと思います。
「熊本スーパースクール(KSH)構想県指定校事業(クリエイトハイスクール)」
【大阪・関西万博での発表決定!】高校生MIRAI万博で優秀賞を受賞しました!【総合的な探究の時間】
3年生6名が昨年度から、総合的な探究の時間での取組「OGUNI-GOプロジェクト(OGUNI-GIFT、KIYORA-GIFTの製作と販売)」で「高校生MIRAI万博」というコンテストにエントリーし、書類審査と動画選考・オンラインプレゼンテーションにより全364チームからベスト20に選考され、優秀賞を受賞すると同時に大阪・関西万博で発表することが決定しました!7月31日(木)午後にウーマンズパビブリオン「WA」スペースで発表します!良い準備をして、全力で頑張ってきたいと思います。
昨年度プロジェクトにご協力いただいた地域の事業者の方々、関係者の方々ありがとうございました。
プロジェクト名:「高校生がつくるギフト」で地域と学校を元気にしたい!
チーム名:OGUNI-GOプロジェクト推進チーム
※このチームは、3月28日(金)~3月30日(日)に東京大学の伊藤国際学術研究センターで行われた全国高校生マイプロジェクトアワード全国summitに出場した6人になります。
「熊本スーパースクール(KSH)構想県指定校事業(クリエイトハイスクール)」
新入生オリエンテーションを実施しました!
入学式翌日4月9日より3日間、新入生オリエンテーション(校内研修)が行われました。
「小国高校の生徒としての誇りと責任を自覚し、高校生活への理解と目標を持つ」という目的のもと、以下のようなスケジュールで行われました。
4月 9日・・・各部講話(教務部、生徒指導部、保健部)・学年集会(学年団自己紹介、アイスブレイク)
4月10日・・・各部講話(進路指導部、生徒支援、総合探究)・委員会、係決め・校内見学
4月11日・・・学校長講話、交流活動(ミニバレー)、校歌練習
一日目のアイスブレイクでは、グループに分かれて新聞紙タワーを作成し、団結力を高めました!各部講話では、しっかりとメモを取りながら真剣に話を聞いてくれました。校歌練習では、音楽担当の福田明美先生より、一時間密度の濃い指導をしていただき、練習が終わるころには、大きな声で上手に歌うことができていました!
これから、小国高校での生活を楽しみながら、大きく成長することを願っています。
令和7年度 入学式
4月8日(火)、小国高校に48名の新入生を迎えました。
鍬田校長は式辞の中で、「三綱領である『尚志』、『勉学』、『自主』を学校生活の中で常に意識して行動する」、「あらゆることに全力で、思いやりの気持ちもって取り組む」ということを大切にして高校生活を送ってほしいと新入生に期待を込めて話されました。また新入生代表挨拶では、「『尚志』、『勉学』、『自主』を心に留め、さまざまな活動に積極的に取り組むことで、次世代の小国高等学校を担い、活躍していく存在になれるよう努力します」と宣誓し、小国高校での第一歩を踏み出しました。新入生の皆さんには小国高校で様々なことに挑戦し、夢をつかんでほしいと思います。
【全国優秀賞!】全国高校生マイプロジェクトアワード全国summitへ参加!
総合的な探究の時間に関するコンテストで、最も大規模な全国高校生マイプロジェクトアワードに2年生が「OGUNI-GOプロジェクト(OGUNI-GIFT、KIYORA-GIFTの製作と販売)」でエントリーし、3250プロジェクト中の48プロジェクトに選出され、全国summitにつながりました!
3月28日(金)~3月30日(日)に東京大学の伊藤国際学術研究センターで行われた全国summitに参加してきました。
3月28日(金)には、他県の高校生やサポーターとワークショップを行い、3月29日(土)には各ブースに分かれて午前と午後で計2回発表と質疑応答(フィードバック)が行われました。これまでで一番の発表と質疑応答でした。
発表を聞いた方々からは、「同じ小規模校から来た教員ですが、抱える課題が同じなのに優れた解決策を提示していて、感動した!」と、以前の選考で審査員を務めた方からは「以前よりもスライドも発表も質疑応答も、全てが上達していて高校生の大きな成長と可能性が見られて嬉しかった!」という嬉しい言葉をいただきました。
また、学年全体で行うことの難しさを乗り越えたことや小国郷街歩きツアーの実施、学んだことを行動に移して成果を出したことに対して嬉しいお言葉をいただきました。
惜しくも文部科学大臣賞につながる代表6プロジェクトには選出されませんでしたが、全国優秀賞をいただきました。
3月30日(日)午前中は、3つの代表プロジェクトのプレゼンテーションを観覧し、午後には、地域共創セッションに参加しました。全国各地で総合的な探究の時間を支援しておられるサポーター5名を交えて、発表と1時間以上フィードバックを交えた対話を行いました。サポーターとの会話の中では、「想像以上に大きくて、学校が企業みたい!」、「行動力や応援者がいい!」という言葉をいただきました。
また、設定された時間以外でも、生徒たちは、全国各地から集まった高校生やサポーター(社会人や大学生)にもチラシやギフト券のサンプルを配布したり、積極的に話しかけてフィードバックをもらっていました。
参加した生徒たちは、「自分をどう語るかすごく頭を使い、心の中で思ってる気持ちを言語化して表現することがいかに難しいか体感しました。一方で他の参加者の方々は溢れ出すような勢いでどんどん言葉が出てきていて私もあのような姿になれたら人生がもっと味あるものになるだろうなと憧れを抱きました!」、「自分たちの目標として掲げていた『自分たちらしく明るく発表する』というのを達成出来たし、みんな笑顔で楽しかった!と言っているのを聞いて嬉しくなった!」という感想でした。
全国各地から人が集まった東京大学の場で、発表できたことが何よりも地域のためになったと思います。
プロジェクトにご協力いただいた地域の事業者の方々、関係者の方々ありがとうございました。
東京大学での発表及びサポーターとの対話の様子は申し込みをすると、アーカイブ動画で見ることができます。
「熊本スーパースクール(KSH)構想県指定校事業(クリエイトハイスクール)」