小国高校の一日

小国高校ブログ

令和7年度 育志会総会が行われました

5月23日(金)、本校にてPTA総会が行われました。

当日は多数の保護者の皆様にご来校いただき、まずは授業参観を通して、生徒たちが日々真剣に学ぶ姿をご覧いただきました。続いて行われた総会では、令和6年度の活動報告や決算、今年度の活動計画や予算案についてご承認をいただきました。

最後に学級懇談会が開かれ、担任との交流や情報交換を通じて、家庭と学校との連携を深める機会となりました。お忙しい中ご参加いただいた保護者の皆様、誠にありがとうございました。今後とも本校の教育活動へのご理解とご協力をお願いいたします

熊本大学連携講義②(地域のゲストスピーカーあり!)【総合的な探究の時間】

5月16日(金)に熊本大学から4名、小国町の地域の方4名を招いて、本校の1、2年生を対象とした連携講義が行われました。

今回は、熊本大学の尾山准教授から4月に実施した連携講義について振り返りを行った後に、鍋屋政策研究員から「未来創造塾を起点とした持続可能な地域づくり」というテーマで全体講義を行っていただきました。

その後、4つの教室に分かれて地域で活躍されている方々をゲストスピーカーとして招いての分散講義が行われました。

生徒たちは、全体講義で

「地域課題と聞くとその場所の問題点というイメージしかなくて、無くしていかなくてはいけないものだと思っていたけど、地域課題があるからこそ、そこからビジネスに発展できているということが分かり、私もこれから地域課題の味方や視点を変えてみようと思いました」

「地元に貢献したくなると気付かされたとおっしゃっていて、今小国郷にいるからこそその恵みを十分に受けて貢献していきたいと思うと同時に、今の自分にできることは何だろうと考えました」

という気づきを得ました。分散講義では、

「地域を盛り上げるためには、なにか新しいものを作り出したりして、人を呼び込むという考えを今までは持っていたけど、それとは逆で地元ならではの自然や町並みの美しさや人の優しさが、地元だけでなく世界を変えることが出来ることを知って、これからそのような考えを大切にして今の小国ならではの魅力を好きでいたいと思いました」

「小国町に移り住んで仕事を自分で立ち上げるというのはすごい覚悟がいると思うのに、自分がしたいことを実現させているところが凄いと思いました。ノリ・直感・タイミングが大事とおっしゃっていたことが印象に残りました」

「地域課題を解決するときにどうしても悪いところだけ考えてしまうけど、地域資源をどう活用できるかを考えたほうがいいということに気づきました」

「現代社会はよりスマートで映えるもの、奇抜なものが流行りになりやすいですが、ゲストスピーカーの方のように小国の環境の魅力を感じてくれている人は少なからずいると思って、地熱という地域資源の原点に戻って、それを求めている人に広めていく姿がかっこ良いと思いました」

という気づきを得ることができました。

熊本大学の先生方、地域のゲストスピーカーの方々ありがとうございました。

 

ゲストスピーカーの方々

 合同会社ogunist 野村卓馬 様

 地熱珈琲    山本美奈子 様

 さとめぐり/ASOおぐに観光協会 三浦めぐみ 様

 Danke 佐藤太地 様 

令和7年度体育大会

5月11日(日)に令和7年度(2025年度)小国高校体育大会を実施しました。5月10日(土)に開催予定でしたが悪天候に見舞われ順延となった体育大会でした。体育大会当日は少し肌寒く、午後からも降雨の影響でプログラムの変更を余儀なくされましたが、最後まで実施することができました。生徒たちは、そのような中でもこれまでの練習の成果を発揮することができました。見に来られた来賓、保護者、地域の方々もその生徒が一所懸命に競技に取り組む姿を見て楽しまれていたようでした。

また団長・団リーダーが中心となって団員をまとめながら、生徒たち自身で作り上げた赤団・青団の自由表現はとても感動的でした。

尚志合同オリエンテーション、熊本大学連携講義①【総合的な探究の時間】

4月11日(金)に全校生徒を対象に、尚志合同オリエンテーションと熊本大学連携講義が行われました。

今年度から、高大連携として、年間を通じて熊本大学との連携を行っています。

尚志合同オリエンテーションでは、担当職員から3年間の探究活動の見通しなどの話があった後に、全国高校生マイプロジェクトアワード全国summitに参加し、全国優秀賞を受賞した3年生6人による事例「『高校生がつくるギフト』で地域と学校を元気にしたい!」の発表が行われました。また、東京大学で体験したことの報告とメッセージを全校生徒に伝えてくれました。

その後、熊本大学地域連携戦略部門の方々による連携講義が行われました。地方創生について、副学長の金岡省吾先生に講話いただき、准教授の尾山真先生にグループワークの進行等を行っていただきました。

生徒からは、

「地域に関連するワードの中で『かっこいい大人』の活躍している姿は私達のような高校生にも元気を与えられるし、その様子を見た大人も元気をもらえると思いました」

「今回の講義を聞き、地方創生に重要なのはまず我々町民、高校生が地元を愛することが重要で私たちがやってきたOGUNI-GIFT、KIYORA-GIFTの取り組みは最先端なことをやっているのだと思いました。」

「海外ではすでに地域創生について動いているということや、国内の大学でも地域課題の解決に向けて学科を設置し、社会的にも人材育成に取り組んでいることが驚きでした。さらに地域課題をうまく活用する事によりビジネスチャンスにもなりうることが印象的でした」

「自分は、2年間総合的な探究の時間で地域のことについて学んできました。今回の講義を通して、自分たちがとてもいい環境でたくさんの学びを得ることができたことを改めて実感しました。将来、小国に戻ってきて、これまで探究してきたことの延長線上で地域創生ができればと考えました。」

などの感想が寄せられました。

今後の総合的な探究の時間の取組につなげていければと思います。

 

「熊本スーパースクール(KSH)構想県指定校事業(クリエイトハイスクール)」