5・6時間目、3年生活経営科において「堀ノ角区・南稜高校徘徊模擬訓練」が実施されました。
認知症、特に、徘徊症状のある方の事件や事故を未然に防ぐため、地域住民と
高校生がタッグを組み、より高いネットワーク作りを目指し取り組まれました。
堀ノ角区の方30人、実行委員会メンバー16人、本校生徒・職員を含め60人程度が参加。
生徒は、認知症について少しは学んでいましたが、初めてお会いする住民の方に
認知症役をやっていただき、実際お声かけしてみると、とても難しく感じたようです。
ご指導いただいた特別養護老人ホーム鐘ヶ丘ホーム 永田様から、今日の訓練では、
高齢者と高校生がコミュニケーションをとりあい、お互い見守り合う関係作りの
大きな一歩を踏み出せたと、講評いただきました。
ご協力いただきました堀ノ角区・実行委員の皆様、ありがとうございました!
~地域の方と一緒に訓練の説明を受けます~
~いよいよ実践!認知症役の方に目線を合わせてお声かけします~
~広大な敷地を探します。お茶園におられました!~
~伺った情報を、連絡先に伝える訓練も行いました~
~ 温かな交流がそこにありました
実習をしていた環境工学科の生徒も飛び入り参加~
~最後に、より多くコミュニケーションをとった人を
堀ノ角区長 大西様が表彰!賞状・プレゼントも準備いただきました~
~最後に記念写真
地域の方々に支えられ、子どもたちが大切なことを学び巣立っていきます~
農業土木ガイダンス
12月11日(金)10時50分から12時30分まで、農業土木ガイダンス(用水路改修工・路床工の現場見学)を
行いました。百太郎溝地区基線水利施設ストックマネジメント事業の現場において、現在も使っている水路の
護岸補修工事を見学してきました。歴史ある百太郎溝の景観を保ち補修するため、老朽化した石積みのを
一個づつ外し、補修し元に戻す作業は、すべて手作業で行われていました。30Kgを超える石ひとつ一つを
積上げていく作業は、先人の偉大さを感じる作業だと思いました。
次に錦南部5期地区農道整備事業の現場に行きました。ここでは、ボックスカルバートの施工現場を見学し、
施工の方法を丁寧に話していただきました。作業現場にはとても危険なため通常は入ることができません。
しかし、危険な現場だからこそ、細かな安全対策や地域住民への気遣いがされていること、自然環境の
配慮や怖さ、今学習していること(測量)が活かされていることも知ることができました。
農業土木の仕事は、快適な暮らしを保つために必要な工事であり、施工した構造物は一生形に残る。
やり甲斐のある仕事、責任がいる仕事だと感じました。今回の見学に協力をいただいた、球磨地域振興局・
建設業協会人吉支部・青木建設・吉村建設・栄建設の方々ありがとうございました。
未来の農業土木の後継者となれるように頑張ります。