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食品工業科 NEWS

シフォンケーキ(食品工業科)

食品工業科1年生「食品製造」の授業でキラキラ『シフォンケーキ』キラキラを作りました。

会議・研修アメリカ生まれのスウィーツで、できあがった生地の様子が絹織物(シフォン)のようにきめ細かく、ふんわりと軽い食感なのでシフォンケーキと名付けられました。

ひらめき製造工程で重要となるポイントは、卵黄・砂糖・水・サラダ油を乳化(水と油をなじませること)させてもったりと泡立てる工程、卵白と砂糖を泡立てるメレンゲ作りの工程、この2つです。卵白を凍結直前まで冷やすとしっかりとしたメレンゲができます。

全体を混ぜ合わせる時、気泡を潰さないようにやさしく混ぜると、ふんわりとした生地が完成します。

焼き型に流し入れて、170℃のオーブンで35分間焼きます。

焼き上がったら逆さまにして冷却します。

全員ふんわり焼き上がりましたよ了解

生徒の心に残った出来事(9~10月)を紹介します(食品工業科)

生徒たちが日々の学校生活の中で魅力に感じたことを記録・蓄積していく、「学科の魅力 ポートフォリオ」の9~10月の記載内容をご紹介しますキラキラ

【9-10月】学科の魅力ポートフォリオまとめ(F1).pdf

【9-10月】学科の魅力ポートフォリオまとめ(F2).pdf

【9-10月】学科の魅力ポートフォリオまとめ(F3).pdf

「学科の魅力 ポートフォリオ」の7~8月の記載内容は、こちらからどうぞひらめき

「学科の魅力 ポートフォリオ」11月の記載内容は、12月上旬に紹介する予定ですにっこり

クリームの分離・練乳の製造(食品工業科)

3年生「食品製造」の授業で、「牛乳の加工」に関する学習の一環として、生乳からクリーム(純乳脂肪)を分離する実習を行いましたイベント

市販されている牛乳のほとんどは、脂肪球を砕いて均質化する処理が施されていますが、搾乳直後の生乳であれば、クリームセパレーターを利用することでクリームを分離することができますキラキラ今回は、畜産科からいただいた生乳を使用しましたうれし泣き

クリームセパレーターは、乳脂肪とその他の成分の比重の違いを利用して、遠心力によってクリームを分離する仕組みになっており、投入した生乳がクリームと脱脂乳に分かれて出てきます期待・ワクワク

クリームを分離した後に残った脱脂乳は、砂糖を加えて濃縮し、練乳に加工しました興奮・ヤッター!練乳を作るという発想自体がなかった生徒も多くいたようですので、今回の実習が生徒の視野を広げることにつながっていれば嬉しいですひらめき

 

鉛筆生徒の感想鉛筆

〇練乳の製造方法が全く思い浮かばなかったので、製造方法が意外と簡単で家でも作れるということにとても驚きました。

〇練乳を作ることも、作り方を考えたこともなかったけれど、今回作り方を学んで、おいしそうなものが作れたのでよかったです。

〇沸騰はしていても、なかなか練乳のトロトロ感がでず液体のままだったため、失敗したのではないかと不安になりました。ひたすら木べらで混ぜていると、急にトロトロになり、普段見る練乳になりました。

〇とてもいい香りでしたハート

〇牛乳600gからできる量が思ったよりも少なくて、どんどん濃縮されて減っていくのもおもしろかったです。

〇煮詰めていると泡が出てきて、ジャムを作ったときみたいになりました。砂糖が多いと似たようになるんだと思いました。

〇泡がぶわーと吹き出てくるときがあって、調整が難しかったです。

トマトケチャップの製造(食品工業科)

食品工業科2年「食品製造」の授業で、野菜類の加工に関する学びの一環として、トマトケチャップの製造実習を行いましたイベント

多くの種類の野菜がある中で、特にトマトは組織が柔らかく、破砕・搾汁がしやすいことから、様々な形に加工されますにっこり今回の実習では、下処理として「裏ごし」をするものとしないものの2種類を製造し、仕上がりにどのような違いがあるかを比較しました笑う

原材料のトマトは、農業科で生産されたものを譲っていただきました!規格外で出荷できないトマトですが、完熟しており味は抜群ですキラキラ

皮をむいたトマトをミキサーにかけ、砂糖、食酢、香辛料を加えながら濃縮していきます音楽

濃縮前のトマト…裏ごしなし(左)は、裏ごしあり(右)と比べて、果肉感が強い印象です期待・ワクワク

屈折糖度計で糖度を確認しながら、濃縮の過不足がないように仕上げていきます興奮・ヤッター!

できあがったケチャップの評価は様々でしたが、単に好みに合うか合わないかで終わるのではなく、疑問に感じたこと、さらなる工夫を凝らすことに考えを巡らす生徒もいました!今後も「学びを深めようとする姿勢」を大切にして、日々の学習に臨んでほしいと思いますひらめき

 

鉛筆生徒の感想鉛筆

〇2種類を食べ比べて、私は裏ごしありのほうがおいしいと思っていたけど、裏ごしなしのほうが、味は個人的には好きでした。思っていたよりは種などがザラザラしていないなと感じました。

〇裏ごしありは、なめらかで酢の効いたシナモンの風味が強い味で予想と合っていた。裏ごしなしは、ベチャベチャとした食感で果肉と種が残っていて口当たりが悪かった。

〇裏ごししていない方は、ソースというよりトマトという感じだった。新しい食感で食べていておもしろかった。

〇裏ごしなしのケチャップは思ったよりトマト感が強かった。私はトマトが苦手なので、裏ごしなしよりありの方が好きだった。

〇市販のトマトケチャップを想像して食べたので、あまりおいしいとは感じなかったです。なぜ、こんなに市販のトマトケチャップと味が違うのかが気になりました→市販のものは今回の実習で使用した材料プラス玉ねぎが入っており、玉ねぎの味がないからかなと思いました。

〇香辛料をひとつひとつ嗅いでみると、似ているのもあって、その若干の違いを見つけるのが楽しいと思った。

〇自分の好みに合わせて砂糖や酢の量を調整すれば、オリジナルのケチャップが作れると思った。

生徒の心に残った出来事(7~8月)を紹介します(食品工業科)

生徒たちが日々の学校生活の中で魅力に感じたことを記録・蓄積していく、「学科の魅力 ポートフォリオ」の7~8月の記載内容、2年生で実施したインターンシップの振り返りをご紹介しますキラキラ

【7-8月】学科の魅力ポートフォリオまとめ(F1).pdf

【7-8月】インターンシップの振り返りまとめ(F2).pdf

【7-8月】学科の魅力ポートフォリオまとめ(F3).pdf

「学科の魅力 ポートフォリオ」の6月の記載内容は、こちらからどうぞひらめき

「学科の魅力 ポートフォリオ」9月の記載内容は、10月上旬に紹介する予定ですにっこり

アイスクリームの製造(食品工業科)

3年生「食品製造」の授業で、「牛乳の加工」に関する学習の一環として、アイスクリームの製造実習を行いましたイベント

一般的にアイスクリームと呼ばれるものは、含まれる乳固形分や乳脂肪分の違いによって、「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」の3種類に分類されますにっこり今回の実習では、乳脂肪100%のアイスクリームタイプ、植物性脂肪におきかえたアイスミルクタイプ、生クリームの使用量を控えめにしたジェラートタイプを製造しましたキラキラ

アイスクリームは、ミックス(=原材料を混合したもの)を混ぜ続けながら急冷することで空気を含みながら凍結が進み、アイスクリームらしい滑らかな口当たりに仕上がります期待・ワクワクミックスが十分に冷却されるまではなかなか変化が見られないので「本当に固まるの?」と心配になりますが…

根気よく混ぜ続けると固まり始めます喜ぶ・デレ

写真上:アイスクリームタイプ(卵黄が入っており、ほんのり黄色に色づいています)

写真下:ジェラートタイプ(クリーミーというよりはシャーベットっぽい質感です)

 十分に撹拌して空気を含ませたら、容器に入れて冷凍庫で完全に凍結させて完成です音楽

 

鉛筆生徒の感想 鉛筆

〇バニラビーンズは刻んで入れると思っていたので、縦に切り込みを入れて包丁でこそぎ取っているのを見て、こうやってバニラの味がするようになるんだなと新たに気付くことができました。

〇最初は少なかったけど、空気を含ませながら混ぜていくうちに、最初の量の2倍くらいの量に増えていたのですごいなと思いました。

〇鍋のふちや木べらにアイスの固まりができてきて、固形の部分がどんどん増えていくのが楽しかったです。原材料によって固まり方に違いがありました。

〇普段は売ってあるものしか見ないから知らなかったけれど、こんなに手間と時間がかかるんだと驚きました。

カステラの製造(食品工業科)

3年生「食品製造」の授業で、カステラの製造実習を行いましたイベント

使用する材料は、砂糖・卵・小麦粉・水あめ・ざらめの5つでシンプルですが、単に混ぜて焼けばできるものではなく、焼き上げる際の生地の管理にコツが必要です汗・焦るこれまでの実習で製造してきた菓子類と比べると難易度は高めですが、生徒たちはカステラ製造の要点を理解するためにしっかりと説明に耳を傾け、ひとつひとつの工程を丁寧に進めていきました。そして…初挑戦ながらも、立派なカステラを作り上げることができました!興奮・ヤッター!

 

ひらめきカステラ製造のポイントひらめき

〇原材料にっこり

パウンドケーキやマドレーヌでは、使用する小麦粉と砂糖の量はほぼ同量ですが、カステラの生地は小麦粉の約2倍の量の砂糖を使います。また、しっとりした仕上がりにするために水あめを使用します。

〇生地の泡立て具合笑う

スポンジの製造では、泡立て器から落ちる生地で「の」の字が描ける程度にしっかり泡立てますが、カステラの製造ではスポンジほどは泡立てません。生地の比重が0.57~0.58程度になるように仕上げます(ちなみにスポンジ生地の理想の比重は0.4程度です)。

〇焼成ニヒヒ

カステラの生地は砂糖を多く使っているため焦げやすく、通常の焼き方では表面だけが焦げて中は生焼け…という仕上がりになってしまいます。そこで、生地の表面と中心の温度差をなくすため、焼き上げる途中で生地を混ぜる「泡切り」という工程を3回行います。また金属製の型を使用すると、型に接している部分が焼けすぎてしまうため、熱が伝わりにくい木枠を使って焼き上げます(今回の実習では、木枠の代わりに新聞紙で作った型を使っています)。

 

1回目の泡切り(ゴムヘラを縦横に動かして生地を混ぜます)。

2回目の泡切りをする前の生地。ほんのりと焼き色がつき始めています期待・ワクワク

生地の表面は乾燥しているので、泡切りをする前にしっかりと霧吹きします小雨

泡切りが終わったら焼成開始!表面にきれいな焼き色が付いたら・・・

焼き色が付きすぎないように新聞紙をのせ、40分ほど焼き上げます音楽

端を切り落とせば・・・売っているカステラみたい?!

 

鉛筆生徒の感想鉛筆

〇卵と砂糖が多くてびっくりしました。カロリー計算をしてみたところ、作ったカステラ1つで2000kcal超えでした。焼いてすぐもおいしかったのですが、次の日でもおいしかったと家族は言っていました。

〇ボールに材料を入れて混ぜれば完成で簡単かなと思っていました。でも実際は、デコレーションケーキのときくらい混ぜる力が必要で驚きました。汗かくくらい混ぜて、できたときの達成感がすごかったです。水あめを入れる製造は初めてだなと思いました。

〇泡切りが特に印象深かったです…生地を混ぜて温度を均一にするということが初めてだったし、深さを変えながら1回ではなく3回も行ったから。

〇型を新聞紙で作ったとき、なんでパウンドケーキの型とかじゃだめなんだろうと思ったけど、熱伝導の関係で木枠や新聞紙を使っていてすごいと思いました。泡切りは初めて聞いたけど、確かに温度を均一にするために合理的な方法だなと思いました。よく使われるのかなと思って調べたけど、カステラしかでてきませんでした。

〇スポンジケーキの生地感と違うところがおもしろいと思いました。(生地の仕上がりを)比重で考えて数字で見るのは、より正確でおもしろいなと思いました。

〇カステラ以外にも泡切りをするお菓子があるのかなと気になりました。また、他のお菓子にも特殊な工程があるのかなと思いました。

メロンパン・チーズパンの製造(食品工業科)

1年生の「食品製造」の時間外総合実習でキラキラメロンパンとチーズパンキラキラの製造を行いました!

バター以外の原料をボウルに入れて捏ねます。

ひらめききちんと捏ね上がってくれば手から生地が離れてきますひらめき

 

 

 

 

 

 

バターを細かくちぎって混ぜ込み、再度捏ねます。生地を薄く広げて、グルテン膜の確認ができたら、生地の表面に張りがでるようにまとめます。

ラップをかけて35℃のホイロで25分間発酵させます(一次発酵)。

発酵が終わった生地は分割をしたあと形を整えて、15分ほどベンチタイムをとります。

 

 

 

 

 

 

 

 

星メロンパン星

生地を丸く成形したら、クッキー生地を丸く広げて上にのせます。グラニュー糖をクッキー生地に付けて、模様をつけたら二次発酵を行います。

 星チーズパン星

生地のとじ目を上にして、平に広げます。サイコロ状に切ったプロセスチーズを真ん中にのせ、チーズを包んで生地を閉じておきます。二次発酵が終わったら、つや出しの卵液を塗り、はさみで十字に切り込みを入れて、チーズをのせます。

 

 

 

 

 

 

 

 

オーブンに入れて、焼いたら完成です興奮・ヤッター!イベント

 

パウンドケーキの製造(食品工業科)

1年生の食品製造の時間外総合実習でキラキラパウンドケーキキラキラの製造をしました。

無塩バター(マーガリン)をクリーム状にして、砂糖を加えたら白っぽくなるまでホイッパーで混合します。

 

 

 

 

 

 

 

 

溶き卵を少しずつ加え、ホイッパーで混合します。

ひらめきバニラオイルを加えることで、風味が良くなりますひらめき

ふるった薄力粉を2回に分けて加えたら、ゴムべらで底を返しながら切るように混合します。

パウンド型に紙を敷き、生地を流し入れたら、オーブンに入れて焼き上げます。冷却したら、ラッピングして完成です笑う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひらめきバターケーキは焼きたてよりも、翌日以降のほうが、バターがなじんで美味しくなりますひらめき

モッツァレラチーズの製造(食品工業科)

3年生「食品製造」の授業で、「牛乳の加工」に関する学習の一環として、モッツァレラチーズの製造実習を行いましたイベント

 

牛乳には「カゼイン」というタンパク質が含まれており、カゼインが酵素や酸の働きで凝固する性質を利用して製造されるのがチーズですひらめき今回製造するモッツァレラチーズでは、凝乳酵素の「レンネット」を使用してカゼインを凝固させます期待・ワクワク

牛乳にレンネットを加え、カゼインが凝固して豆腐のようになったら(これを「カード」といいます)、カードカッターで切断します。このとき、低温殺菌の牛乳でなければうまく固まらないのでご注意ください!

15分ほどかけて水気を切ったら、熱湯に浸しながら練り上げていきます。最初はボソボソした状態ですが、数回繰り返すときれいにまとまり、なが~く伸びるようになります驚く・ビックリ

例年、この工程で熱湯を混ぜ込むように練り上げてしまい、どろっとしたチーズソースのようになる生徒が数名いるのですが…今年はすべての生徒が問題なく上手に練り上げることができました興奮・ヤッター!音楽

今回の実習では、1.5Lの牛乳からミカン2個分程度のモッツァレラチーズを製造しました。たった1gで50Lもの牛乳を固める作用のあるレンネットの力の強さが印象に残った生徒もいたようです笑うこれからの授業でも、たくさんの発見や気付きを積み重ねていきましょうキラキラ

ヨーグルトの製造(食品工業科)

3年生「食品製造」の授業で、「牛乳の加工」に関する学習の一環として、ヨーグルトの製造実習を行いましたイベント

殺菌した牛乳を冷却し、プレーンヨーグルトを加えて40℃で一晩ほど静置します夜

すると、加えたヨーグルトに含まれる乳酸菌の働きによって牛乳が凝固し、ヨーグルトができあがります音楽

今回の実習では原材料の異なる5種類のヨーグルトを製造し、味や食感にどのような違いがあるのかを食べ比べしてみました興奮・ヤッター!

虫眼鏡5種類のヨーグルトの原材料虫眼鏡

…牛乳、砂糖、プレーンヨーグルト

…牛乳、砂糖、プレーンヨーグルト、ゼラチン

…牛乳、砂糖、プレーンヨーグルト、ゼラチン、生クリーム

…牛乳、砂糖、プレーンヨーグルト、ゼラチン、スキムミルク

…牛乳、砂糖、プレーンヨーグルト、ゼラチン、生クリーム、スキムミルク

 

ひらめき生徒のコメントひらめき

…とろっとしていて甘さがちょうどよかった

  よく食べるヨーグルトの質感と味

  さっぱりした普通のヨーグルト など

…Aとあまり変化は感じなかった

  少し固めになったAの味のヨーグルト

  いちばん食べやすい など

…なめらかでとろける感じ(ジャージー牛乳プリンみたい)

  クリーミーでいちばん食べやすかった

  生クリームが入っているから甘いのかなと思っていたけど酸味の方が強かった など

…ミルク感が強くあまり酸味を感じなかった

  しっかり固まっていた(スプーンでとった後、形がしっかり残っていた)

  好みではない(ヨーグルト感がない) など

…すごくクリーミーな甘みの強いヨーグルト

  後味強めでアイスクリームみたい

  いちばんもったりしてグリークヨーグルトのようだった

  なめらかでクリームチーズみたい など

 

今回の実習では、材料の違いで味や風味がまったく変わり、人によって好みも分かれることに、おもしろさを感じた生徒もいたようです笑う市販されているヨーグルトには様々な種類がありますが、温度管理と雑菌混入に注意すれば家庭でも簡単につくることができます。ヨーグルトのおいしさを追求し、自分だけのオリジナルの配合を考えてみるのもおもしろいかもしれませんねキラキラ

生徒の心に残った出来事(6月)を紹介します(食品工業科)

生徒たちが日々の学校生活の中で魅力に感じたことを記録・蓄積していく、「学科の魅力 ポートフォリオ」の6月の記載内容をご紹介しますキラキラ 

【6月】学科の魅力ポートフォリオまとめ(F1).pdf

【6月】学科の魅力ポートフォリオまとめ(F2).pdf

【6月】学科の魅力ポートフォリオまとめ(F3).pdf

「学科の魅力 ポートフォリオ」について、4~5月の記載内容については、こちらからどうぞひらめき

「学科の魅力 ポートフォリオ」7~8月の記載内容は、9月上旬に紹介する予定ですにっこり

いちごジャム(食品工業科)

食品工業科2年生「食品製造」の授業で『いちごジャム』を作りました。今回は販売用の大量生産ではなく各班、小鍋で作りました。

会議・研修ジャム作りのポイントは「糖」と「酸」と「ペクチン」です。これらは『ゼリー化の3要素』と言われ、保存性と粘性においてとても重要となります。

原料のイチゴの60%の砂糖は3回に分けて加えます。そのうちの1つにペクチン(イチゴの0.5%)をまぜておきます。

3回目の砂糖を加えたら『屈折糖度計』で糖度を計測します。糖度が55℃以上になったらクエン酸(イチゴの0.2%)を加えます。

ひらめき最後に『コップテスト』(ゼリー化のテスト)で粘性を確認します。ビンに詰めてできあがりキラキラ

イベントどの班も色鮮やかに出来上がりました!笑う

アイスボックスクッキー(食品工業科)

食品工業科1年生の「食品製造」の授業で小麦の加工について学習します。

今回はキラキラ「アイスボックスクッキー」キラキラの製造実習を行いました。

イベントやわらかくした無塩マーガリンに砂糖を加えて、白っぽくなるまでホイッパーで混ぜます。卵を加え混合し、ふるった薄力粉を加えてさっくり混ぜます。13.5㎝幅のグラシン紙を使って直径3~4㎝の棒状に整形します。

手の体温が生地に伝わらないように手早く整形していきます了解

ショックフリーザーで冷やし固め、グラニュー糖をつけて7㎜の厚さに切り、天板に並べます。180℃のオーブンで15分間焼き上げます。

晴れ校内販売や南園祭で販売しているクッキーと同じものを製造しました。

みんな上手にできていましたにっこり

生徒の心に残った出来事(4~5月)を紹介します(食品工業科)

生徒たちが日々の学校生活の中で魅力に感じたことを記録・蓄積していく、「学科の魅力 ポートフォリオ」鉛筆

「ホームページを見て食品工業科の授業の様子は分かるけれど、実際に生徒たちはどんなことを感じているの?」…そんな声にお答えできればと思い、生徒が4~5月の学校生活を振り返って記載した内容をまとめましたにっこり

【4-5月】学科の魅力ポートフォリオまとめ(F1).pdf

【4-5月】学科の魅力ポートフォリオまとめ(F2).pdf

【4-5月】学科の魅力ポートフォリオまとめ(F3).pdf

生徒一人一人が各々の視点で、どのような出来事に感情を揺さぶられたのか、どんな活動に魅力を感じたのかを記していますキラキラぜひご一読ください!

「学科の魅力 ポートフォリオ」6月の記載内容は、7月上旬に紹介する予定です笑う

酸乳飲料「ラッキス」の製造~販売用~(食品工業科)

3年生「食品製造」の授業で、酸乳飲料「ラッキス」の製造実習を行いましたイベント

今回製造するのは、販売用の製品です。1回の実習で約170本分の原料を仕込み、生徒たちは充填の工程を担当します笑う

?酸乳飲料とは?

・乳酸発酵させた乳に、多量の砂糖や香料を加えてシロップ状にしたもの。

・乳酸発酵させずに製造する方法もあります。

・4~5倍に希釈して飲用する、日本独自の飲料です。

?ラッキスとは?

・本校の看板商品のひとつで、約50年前から作り続けられていますキラキラ

・乳酸発酵させない「有機酸添加法」によって製造します鉛筆

・本校独自の配合で、爽やかな後味に仕上がっています了解

充填・殺菌後は、検品とラベル貼りをします。お客様の手に届く前の最後の工程ですので、丁寧かつ確実に行っていきます。

・1本400円(500mL入り)

・4~5倍に希釈してお飲みくださいにっこり

年間の生産数量は限られています。ご購入はお早めにひらめき初物のラッキスをぜひご賞味ください興奮・ヤッター!

ご不明な点は、食品工業科までお気軽にお問い合わせください音楽

ジャムとマーマレード(食品工業科)

食品工業科2年生の「食品製造」の授業では『野菜果実の加工』について学習しています。

本校では『いちごジャム』『りんごジャム』『マーマレード』を製造、販売しています。

会議・研修「ジャム」は果実中のペクチンが酸と糖の作用によってゲル化したものです。果皮が入ると「マーマレード」と言います。果実に含まれている成分量がそれぞれ異なるので、グラニュー糖やクエン酸、ペクチン、ビタミンCの量を調整して仕上げていきます。

イベントいちごジャムは本校農業科で栽培されたイチゴ(さがほのかとゆうべに)を原材料として使用しています。果肉を潰さずに粒のまま仕上げました。

イベントりんごジャムは1個ずつ丁寧に生徒が皮をむいて、角切りにしました。果肉の食感がやさしく味わえます。

イベントマーマレードは爽やかな甘夏果汁とスライスした外果皮の苦みがクセになる味です。

 

1個140g入り 各¥300

数に限りがあります。ご購入はお早めに。(お問合せは食品工業科までお気軽にどうぞ)

絞りクッキー(食品工業科)

1年生の「食品製造」の授業でキラキラ『絞りクッキー』キラキラを作りました。今回は初めての製造実習なので、器具の洗浄と実習室の清掃がメインとなり、クッキー製造は絞る工程からとなりました。

イベント食品製造実習は「安心・安全」が基本で、後片付けと清掃にも時間をかけます。毎回、実習台と床、溝の洗浄は必須です。全員で役割分担して「共働・協働」を学びます。

ポップコーン間引き(食品工業科)

食品工業科1年「農業と環境」の授業で栽培しているポップコーンは、播種から2週間がたち、順調に生育しています音楽今回の実習では、苗の間引きを行いました。最も生育が旺盛な苗を1本残し、残りは根元から切り取っていきますにっこり

今後、気温の上昇とともに苗の生育は盛んになり、最終的には身長を超えるほどの高さにまで育ちます驚く・ビックリ大きく生長するのを楽しみにしながら、日々の生育の経過を記録に残していきましょう!

果実に含まれる糖・有機酸の比較(食品工業科)

食品工業科2年「食品製造」の授業では、果実類の加工について学んでいます。今回は、果実に含まれる糖と有機酸の比較実験を行いましたイベント

糖は、果実の甘さのもととなる成分で、果実の品質に大きく影響します。果実に含まれる主な糖には「果糖」「ショ糖」「ブドウ糖」の3種類があり、これらの糖の外観や甘さの違い、温度による甘さの感じ方の違いを調査しましたにっこり

また有機酸も、果実の味覚や品質に大きく影響します。果実に含まれる有機酸は「クエン酸」「リンゴ酸」「酒石酸」の3種類で、実際に味を確認しながら、それぞれの有機酸の酸味の違いや、有機酸を組み合わせた場合の酸味の変化について、検証を行いました笑う

今回の授業では糖と有機酸を扱いましたが、果実に含まれる特徴的な成分は、他にも様々なものがあります。今回の演習によって、一人でも多くの生徒が「果実についてもっと知り合いひらめき」「知らないことを経験できるのは楽しいキラキラ」と感じてくれていたら嬉しいですニヒヒ

教育実習生による講話(食品工業科)

5/19(月)より、本校に4名の大学生が教育実習生として学びにきています。その中の1人(R3年度食品工業科卒業、鹿児島大学農学部生命科学科入学)が食品工業科に配属されたため、後輩に向けての進路講話をしていただきましたにっこり

講話では、自身が高校生だったときのこと、教師を志すようになったきっかけ、大学の授業や学生生活についてなど、様々なエピソードを笑顔で分かりやすく話してくださり、生徒は熱心に耳を傾けていました!貴重なお話をありがとうございました興奮・ヤッター!

現役の大学生と話すことができる機会は、なかなかないかと思います。貴重な機会を無駄にしないためにも、より詳しく聞きたいと感じたことがあれば、遠慮せずに尋ねにいってみましょうキラキラ

 

イベント生徒の感想イベント

〇将来の夢のためにあこがれの先輩や先生をつくるという発想はなかったので、目標の人を見つけて、小さい目標などを立てて、がんばっていこうと思います。進学をしたいと思っていて、学費が高いということもあり諦めていましたが、少し進学も視野に入れて考えてみようと思いました。

自分の目標を達成するために、とても努力されてきたことが分かりました。私は、今、自分の将来について明確に考えることができていないので、ちゃんと自分と向き合って後悔しないようにしようと思えました。そして、今までずっと就職をしようと考えていたけれど、進学の道もあるから考えてみようかなと思いました。

 〇高校を卒業したら、進学か就職か迷っていたけれど、大学の内容や授業はどういう感じなのかなど、聞いていてすごく分かりやすくて、ちょっとだけ自分もこっちにしようという目標ができました。

普段の授業や生活で自分の将来の夢が見つけられることが分かったので、日頃から自分の将来に向けて、考えられることはしっかり考えたいと思いました。

〇自分にあった大学をいろんな視点から考えて決めていて、自分もこれからがんばっていかなければいけないと思いました。高校や大学の話をするときに、大変だったことや難しかったことを言うだけでなく、おもしろいこと、楽しいことを見つけていて、私も、悪く考えるのではなく、乗り越えるためにどんなことをすればいいのかを考えていけるようになりたいと思いました。

サツマイモ定植&ポップコーン播種(食品工業科)

食品工業科1年「農業と環境」の授業で、サツマイモの定植とポップコーンの播種を行いましたにっこり今年度栽培する品種は、サツマイモは「安納芋」と「シルクスイート」、ポップコーンは「まるポップ」ですキラキラ

1年生にとって、初めての圃場での実習でしたが、サツマイモの苗を定植する際の深さ、ポップコーンの株間や覆土の厚さなどを意識し、丁寧に予定していた実習をやり遂げることができました!

「ポップコーンってこんな色だった?」など、新たな気付きや発見があった生徒もいたようですひらめき

クラス担任の先生からは、生徒たちが初めての実習をとても楽しみにしていた音楽との話を伺いました喜ぶ・デレ天候次第では圃場に足を運べない場合もありますが大雨、今後もお互いに協力しながら、サツマイモとポップコーンの管理実習に取り組んでいきましょう興奮・ヤッター!

新入生の実習服が届きました!(食品工業科)

入学式から約1週間…心待ちにしていた新入生の実習服が届いたことを受け、実習服のサイズ確認と製造室への入室オリエンテーションを行いましたにっこり

真新しい実習服に袖を通す生徒たちの表情はとても活き活きとしており、実習服を着用する際の留意点や粘着ローラーのかけ方、手洗いの方法など、新しく学ぶことに熱心に耳を傾けていましたキラキラ

衛生管理を徹底し、安全な食品製造実習を3年間続けるにも、今回学んだことを確実に身に付け、実践していきましょう興奮・ヤッター!

農業クラブ意見発表大会学科予選(食品工業科)

4/22(火)に実施される農業クラブ校内意見発表大会にむけて、食品工業科の学科予選を行いました。各学年の代表に選ばれた計9人の生徒が、農業・環境・地域等に関する身近な問題について、それぞれの経験や体験に基づいた考えを発表しました笑う

 

9人の代表生徒の発表題は、次のとおりです。

・生産者の目線に立って    ・夢と地域資源活用

・食を通してつながる     ・笑顔を届ける仕事

・産まれる命、失われる命   ・安心、安全な食についての考え

・和菓子に触れて       ・私の生まれた町

・笑顔を紡ぐ

 

イベント発表を聞いた生徒の感想イベント

〇私はまだ何も夢がなく、成り行きに身を任せてばかりでしたが、たくさんの経験をすることで夢を見つけられそうだなと思いました。将来を考えなければいけなくなってきた今、発表者の意見がとても心に響きました。

〇自分も自信をもってやりたいことや将来の夢が言えるようになりたいと思った。

〇今回の発表を聞いて、世界ではなく、自分の生まれ育った町にもたくさんの良いところがあることに気付くことができました。

〇私は製品を作ることだけに視点を置いていたけれど、そこまでの過程に膨大な数の苦労や工夫、考えがつまっているのだと感じることができました。

〇先輩方の意見からたくさん学べることがあり、自分も食やその周りのことについて深く考えることができるようにがんばっていきたいと思いました。

〇発表してくださった多くの人が、これからの熊本のためであったり、家族のためであったりの発表で、とてもすごいなと思いました。

 

人前での発表が慣れないせいか、緊張した様子の生徒もいましたが、どの生徒も堂々とした態度で発表に臨んでいましたキラキラ今回の発表を聞いて、1人でも多くの生徒が、自分の行動を変えようとする意識を持ってくれたらと思いますにっこり

かるかん(食品工業科)

食品工業科2年「食品製造」の授業で野菜類の加工について学習しています。

今回は『かるかん』の製造を行いました。漢字では「軽羹」と書き、軽い羊羹(ようかん)という意味からきています。

会議・研修「かるかん」は山芋を使った鹿児島県の伝統的な和菓子です。江戸時代後期 幕末の大名「島津斉彬」の時代に考案されたもので、大名家で食べられる『殿様菓子』でした。

本来はカステラのように四角くスライスした形で真っ白ですが、近年はあんこを包んだ「かるかんまんじゅう」が一般的になりました。

イベント製造工程イベント

①あんこは8等分に丸めておく(平らな丸)。耐熱容器(プリンカップ)には薄くサラダ油を塗っておく。

②すりおろした山芋に水、かるかん粉(上新粉)を加え混ぜ合わせる。この中に卵白と砂糖で作ったメレンゲを加え混ぜ合わせる。

③耐熱の容器に生地→あんこ→生地の順に入れて蒸気の上がった蒸し器で20分程度蒸す。冷却して容器から取り出して完成。

モチモチ笑うしっとりの食感です。

ひらめき山芋は素手ですりおろすと手がかゆくなります。原因は針状結晶の「シュウ酸カルシウム」です。山芋や里芋などを取り扱うときは使い捨て手袋を使用しましょう!

キラキラ卵黄が余ったので、型抜きクッキーも作りました!興奮・ヤッター!

熊本城マラソン2025「ペトレ家のおもてなし」(食品工業科)

◇2/15(土)…シフォンケーキを製造!

食品工業科の2年生13人と1年生12人の計25人で、大会当日に提供するシフォンケーキを製造しました。9時に集合完了の予定でしたが、約10分前には全員集合完了!中には30分以上も早く実習室に入り、直前の準備に取り組んでくれる生徒もいて、意欲の高さに驚かされました驚く・ビックリ

1回にオーブンで焼成できる量に限りがあるため、仕込みは5回に分けて行います。生徒たちは、回を重ねる毎に手際がよくなっていました!すばらしい興奮・ヤッター!

そして…約6時間かけて、280個(約4500食)のシフォンケーキを作り上げました!

 

◇2/16(日)…ランナーの方々をおもてなし!

大会当日は、交通規制が開始される前にフルマラソンコースの26.7km地点に集合。100本のラッキスを水で希釈する、シフォンケーキを提供用のトレイに移すなど、ランナーの方々に給食と給水をスムーズに提供するための準備を進めました笑う今年は、2年生11人、1年生30人の計41人が参加。昨年のほぼ2倍の人数で、準備はスムーズに進みました音楽

そして…マラソンがスタート!多くのランナーが通過する時間帯はとても慌ただしく汗・焦るなりましたが、準備してきたシフォンケーキとラッキスをすべて提供することができました!シフォンケーキはよほど好評だったのか、2個以上とっていく方もいて、嬉しい誤算でしたニヒヒ

また、今年は事務局の方が水を多めに準備してくださったことで、ラッキスがなくなったあとも、最終走者が通過するまで水の提供を続けることができました喜ぶ・デレ

一昨年からの「水分がもっていかれる」という課題を今年こそ何とかしたい!そんな生徒たちの思いが込められたシフォンケーキ。「これを楽しみにしていた音楽」「今年はあったキラキラよかった!」など、心にしみるたくさんのお声かけがあり、ランナーの方々の期待に応えられていることを実感できましたうれし泣き

 

ただ、依頼を受けた食数が途中でなくなり、後半はシフォンケーキを提供できず応援しかできなかったことに、少し心苦しさを感じた生徒もいたようです。より多くのランナーの力になるために工夫できることはないか、今後の課題として検討していきます!

熊本城マラソン2025「ペトレ家のおもてなし試食会」(食品工業科)

2月7日(金)、熊本市役所にて開催された「ペトレ家のおもてなし試食会」に参加し、熊本城マラソン2025で提供するシフォンケーキと酸乳飲料「ラッキス」を披露しました!一昨年・昨年に続き、今年で3度目の参加になりますキラキラ

 

虫眼鏡ペトレ家のおもてなしとは虫眼鏡

熊本城マラソンの26.7km地点で、給食と給水によってランナーを応援する活動です。熊本県出身で「日本のマラソンの父」ともいわれている金栗四三(かなぐりしそう)さんが、ストックホルムオリンピックに出場した際のエピソードに由来するもので、2019年大会から実施されています。

 

試食会では、ランナーの方々に振る舞うシフォンケーキと酸乳飲料ラッキスを、熊本城マラソン実行委員の皆様に試食していただきました。

前回大会で提供したレモンケーキの「水分がもっていかれる衝撃・ガーン」という課題を克服するため、今年はシフォンケーキを提供することに決めました。生地にはレモン果汁をたっぷり使用しており、実行委員の皆様からは、「おいしい!」「甘さ控えめですね」等のご感想をいただくことができました笑う

 

16日(日)の大会当日は、約4,500食のシフォンケーキとラッキスを提供します。前日の準備はとても慌ただしくなりますが、ランナーの方々のおもてなしのためにがんばります!

豆腐(食品工業科)

2年生「食品製造」の授業で大豆の加工について学習しています。

会議・研修大豆の加工には発芽(大豆もやし)・加熱(煮豆)・磨砕(きなこや豆乳)・抽出(豆腐や大豆油)・発酵(納豆やみそ)と、多くの方法でいろいろな製品ができます。大豆は栄養価の高いタンパク質を多く含みますが、生のままでは固くて、消化・吸収も悪く、有害な成分を含むのでいろんな方法で加工されます。

前日から浸水した大豆をザルにあげて2倍量の水を加えミキサーにかけます。これを生呉といいます。鍋で10分程度加熱して、布袋で絞って『豆乳』と『おから』に分けます。豆乳を鍋に移して75℃~80℃に加熱して凝固剤(にがり)を加えて木ベラでやさしく混ぜます。その後、ガーゼを敷いたザルに入れてしばらく静置し水分を出します。

凝固した豆腐はガーゼから外して水中に浮かべて2~3時間放置します。水に漬けることでにがりが抜けて味がまろやかになります。

イベントいつも食べている市販の豆腐と比べて、味や固さはどうだったかな?にっこり

食塩の定量実験 モール法〔沈殿滴定法〕(食品工業科)

3年「食品化学」の授業で『食塩の定量実験』を行いました。

15歳以上では1日の食塩摂取量は8g未満がよいとされています。試料として、私達が普段使用している醤油〔丸大豆(濃口)・薄口・減塩・さしみ(甘口)・透明〕の中にどれだけの食塩が含まれているのかを測定するために、モール法(沈殿滴定法)を用いて実験を行いました。

会議・研修モール法(沈殿滴定法)とは、銀(Ag)の沈殿反応を利用した分析方法です。銀イオンは塩化物イオンと反応して塩化銀となり、白色の沈殿を生じます。つぎに塩化物イオンがなくなると銀イオンはクロム酸イオンと反応して、クロム酸銀となり、赤褐色の沈殿を生じます。この性質を利用して、食品中に含まれる塩化物イオンを定量して食塩の量を求めることができます。

 

 イベント実験結果:醤油15ml(大さじ1杯)の中に含まれる食塩量イベント 

◆丸大豆(濃口)2.3g  ◆薄口2.7g  ◆減塩1.4g

◆さしみ(甘口)2.3g  ◆透明2.4g

 イベント実験の考察・まとめ イベント

薄口醤油は、熟成の段階で色が濃くなるのを防ぐために濃口醤油よりも多く食塩を添加する必要があります。また、さしみ(甘口)醤油が食べたとき甘く感じるのは、アミノ酸や甘味料が多く入っているので塩味がやわらかく感じますが、濃口醤油と食塩量は同じです。また、透明醤油は通常の製法で作った濃口醤油を会社独自の技術で透明化しているだけなので、濃口醤油と食塩量は同じです。

食塩の定量実験を通して、私達の身近な食品について詳しく学ぶ事ができたと思います。

デコレーションケーキ(食品工業科)

食品工業科では食品製造の授業で記念日デコレーションケーキ実習記念日を行います。学年が上がるごとにデザインを考えや様々な技法取り入れて製造を行いました。

 

1年生は基本的なプレーン生地で、2年生は生地からアレンジしたり、飾る素材(クッキーやチョコレートシートなど)を自宅で作ってきたり、3年生は1・2年時の反省を生かし、さらにグレードをあげて完成させます。

事前に計画書をつくり、時間内でイメージを形にして、撮影、後片付けまでを行います。

生徒達の表現力は多彩でとてもすばらしいキラキラケーキばかりでした。

アップルパイ(食品工業科)

1年『食品製造』の授業で「アップルパイ」を作りました。

会議・研修バターをサイコロ状に切って、小麦粉と合わせていきます。バターに体温が伝わると溶けていくので、パイブレンダーを使用してパイ生地を作っていきます。砂糖と塩を加えた冷水を入れて捏ねないようにざっくりとまとめます。生地を20分休ませて麺棒で伸ばして三つ折り、伸ばして三つ折りを3回繰り返してまた生地を休ませます。

また、伸ばして三つ折りを3回繰り返して、パイ皿の2倍の広さに伸ばします。

リンゴは1㎝の厚みにカットして砂糖とレモン汁で甘く煮詰めます。よく冷ましておきます。

パイ生地をパイ皿にのせて、パン粉を敷きます。(リンゴの水分を吸収するため。スポンジ生地や食パンでもOKです)上からパイ生地をかぶせて、つや出しの卵液を塗ります。200度のオーブンで40分位焼いたらできあがりです。

イベントリンゴの代わりに、モモや梨、サツマイモやカボチャなどでもできますよ!にっこり

ビウレット反応(食品工業科)

2年生の食品化学実験で「ビウレット反応」を行いました!

ビウレット反応は、2個以上のペプチド結合を持つ化合物をアルカリ溶液中で銅塩と結合させると赤紫色に発色する反応です。

 

 今回の試料も前回のニンヒドリン反応と同じ、醤油、豆乳、牛乳、卵白、味の素、水の6種類になります。

 各試料液が入った試験管に水酸化ナトリウム溶液を加えた後に、硫酸銅溶液を数滴加えて混合して、反応を見ます。

 

試料液を試験管に取る作業はみんな上手くなっていますね❗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水酸化ナトリウム溶液と硫酸銅溶液を入れて混合し、反応を見ています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綺麗な紫色の反応がありましたね✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はアミノ酸ではなく、2つ以上のペプチド結合を有している化合物に反応をする定性実験のため、前回と同じ試料でも異なる結果が出ましたね。勉強になりましたね❗

ニンヒドリン反応(食品工業科)

2年生の食品化学の実験で「ニンヒドリン反応」と行いました!

 

ニンヒドリン反応とは、ニンヒドリンがアミノ酸のアミノ基(NH2)と反応して、青紫~赤紫色に呈色する反応のことです。ニンヒドリン反応で生成された紫色のことを「ルーエマン紫(パープル)」と言います。

 

今回は「醤油」「豆乳」「牛乳」「卵白」「味の素」「水(蒸留水)」の6つを試料として実験を行いました!

試料が入った試験管にニンヒドリン溶液を加え、混合して煮沸します。

みんな真剣に試料液を試験管に取っています❗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突沸しないようにゆるく揺らしながら加熱を行っています❗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綺麗な紫色ができていますね✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後みんなで実験結果の振り返り、まとめを行いました❗

この実験を通して、食品中にアミノ酸が含まれていることを勉強できました✨

全国和菓子甲子園 決勝戦出場!(食品工業科)

令和6年8月21日(水)大阪府にある辻調理師専門学校にて、第15回全国和菓子甲子園に2年食品工業科の松江桜那さんと吉坂梨愛さんが九州ブロック代表として出場しました!キラキラ


鉛筆この大会は高校生が楽しく和菓子に触れ、その素晴らしさを体験することを目的としています。
全国から応募された約100作品から、各ブロックの予選を突破した12作品が選ばれ決勝戦が行われました!


実技審査と3分間のプレゼンテーションから審査されます。
今年の大会では、『日本の酪農』をテーマに、脱脂粉乳国産の乳製品を使った作品が募集対象となりました笑う

 

松江さんと吉坂さんは『牧野き』(ぼくやき)を考案しましたひらめき

家畜を放牧するための草原という意味である「牧野(ぼくや)」と「どら焼き」を掛け合わせました。


原材料には、脱脂粉乳クリームチーズ生クリームなどの乳製品を使用しています。また、小麦粉ではなく米粉を使ったことで、モチモチとした食感のどら焼き生地に仕上がりました!興奮・ヤッター!ハート



2人とも初めは緊張汗・焦るしていましたが、一つ一つ丁寧に、そして楽しく製造できました。プレゼンテーションでも創意工夫を凝らし、しっかり作品をアピールできました会議・研修


結果は惜しくも上位入賞はできませんでしたが、製造・試食を通して和菓子の素晴らしさや魅力、奥深さなどさまざまな学びや貴重な経験ができました了解花丸

モッツァレラチーズの製造(食品工業科)

3年生「食品製造」の授業で、「牛乳の加工」についての学習の一環として、モッツァレラチーズの製造実習を行いましたにっこり

 

牛乳には「カゼイン」というタンパク質が含まれており、カゼインが酵素や酸の働きで凝固する性質を利用して製造されるのがチーズです。今回製造するモッツァレラチーズでは、凝乳酵素の「レンネット」を使用してカゼインを凝固させます期待・ワクワク

 

殺菌した牛乳にレンネットを加え、凝固するのを待ちます。使用する牛乳は、低温殺菌のものでなければ凝固しにくいのでご注意を!また、レンネットはネットショップ等でも購入できますキラキラ

 

凝固したカゼインをカードカッターで切断し、水分を除去したら、熱湯に浸しながら練り上げていきます音楽

 

最初はボソボソした状態ですが、数回繰り返すときれいにまとまり、なが~く伸びるようになります興奮・ヤッター!

 

今回の実習では、1Lの牛乳から小ぶりのミカン2個分程度のモッツァレラチーズを製造しました。想像以上に多くの牛乳を使ってチーズが製造されていることに、驚いた生徒も多くいたようです。これからの授業でも、たくさんの発見や気付きを積み重ねていきましょう!

トマトケチャップ&ピザ(食品工業科)

食品工業科2年「食品製造」の授業で野菜類の加工について学習しています。

今回は『トマトケチャップ』の製造を行いました。

晴れ本校農業科が栽培しているトマトで、割れや病気が出ているけれど取り除けば食べることができるというトマトを使用しました。

洗浄後、トマトの皮に包丁で切れ目を入れます。沸騰した湯に入れて剥皮します。

損傷部分やへた部分、種等を除去してミキサーにかけてトマト果汁にします。

トマト果汁を鍋に入れて強火で加熱します。灰汁を取りながら糖度10度以上になるまで濃縮します。

その後、砂糖、塩、香辛料(オニオン、ガーリック、シナモン、コショウ、オールスパイス、クローブ、セージ、パプリカ)を加えさらに加熱し、最後に食酢を加えて全体が混ざったら火を止めます。ビンに詰めて完成ですキラキラ

イベント本日はこのトマトケチャップを使って、ピザも作りましたピース

ピザ生地は発酵が1回だけなのでとても簡単です。今日のトッピングはベーコンとコーンとチーズでした。

170~180℃で20分焼いてできあがりです。

とても美味しそうにできました!興奮・ヤッター!

アイスボックスクッキー(食品工業科)

食品工業科1年生「食品製造」の授業で小麦の加工について学習します。

ひらめき前回実習したスノーボールクッキーも含めて、クッキーには様々な種類があり、形や味・食感で作り方も異なります。

今回は「アイスボックスクッキー」の製造実習を行いました。

イベントやわらかくした無塩バターに砂糖を加えて、白っぽくなるまでホイッパーで混ぜます。これがサクサクになるコツです。卵を加え混合し、篩った薄力粉を加えてさっくり混ぜます。

 

13.5㎝幅のグラシン紙を使って直径3~4㎝の棒状に整形します。

ショックフリーザー(急速冷凍機)で凍結直前まで冷やし固め、グラニュー糖をまぶして7㎜の厚さに切り、天板に並べます。

180℃のオーブンで15分間焼き上げます。おいしく焼けました!興奮・ヤッター!

いちごマフィン(食品工業科)

食品工業科2年生「食品製造」の授業で『いちごマフィン』を作りました。

まず、小鍋でいちごジャムを作ります。

会議・研修ジャム作りのポイントは「糖」と「酸」と「ペクチン」の3つです。これらは保存性と粘性においてとても重要となります。

キラキラ

イベント原料のイチゴの50%の砂糖は3回に分けて加えます。そのうちの1つにペクチン(イチゴの0.5%)をまぜておきます。砂糖を加えたらその都度『屈折糖度計』で糖度を計測します。糖度が56℃~58℃になったらクエン酸(イチゴの0.5%)を加えます。

最後に『コップテスト』(ゼリー化のテスト)で粘性を確認します。

各班で作ったこのいちごジャムをマフィン生地の中に入れて焼き上げます。

180℃のオーブンで35分程度焼いたらできあがり興奮・ヤッター!

キラキラふっくらおいしそうにできあがりました!にっこり

スノーボールクッキー(食品工業科)

食品工業科1年生の「食品製造」の授業で小麦の加工についての学習を行っています。

イベント今回の実習では「スノーボールクッキー」を作りました。しかし1年生は初めての製造実習なので、本日のメインは「実習後の清掃の仕方を学ぶ」です。慣れないと清掃に時間がかかるため、

今回は事前に職員が混合しておいた生地を7グラムずつに分割、計量するところからです。手で丸く整形して焼き上げます。冷めたら粉糖をまぶしてできあがりです。

ひらめき食品製造実習は「安心・安全」が基本で、後片付けと清掃にも時間をかけます。毎回、実習台と床、溝の洗浄は必須です。全員で役割分担して「共働・協働」を学びます。

実習を重ねる毎に、自然と自分は何をすべきかが見えてきて、お互いに声を掛け合って協力体制ができます笑う

ジャムとマーマレードが出来ました!(食品工業科)

食品工業科2年生の「食品製造」では『野菜果実の加工』について学習しています。

本校では『いちごジャム』『りんごジャム』『マーマレード』を製造、販売しています。

会議・研修ジャムは果実中のペクチンが酸と糖の作用によってゲル化(粘性のある状態)したものです。

果実に含まれている成分量がそれぞれ異なるので、グラニュー糖やクエン酸、ペクチンの量を調整して仕上げていきます。

イベントいちごジャムは本校農業科で栽培されたイチゴ(さがほのかとゆうべに)を原材料として使用しています。果肉を潰さずに粒のまま仕上げました。

イベントりんごジャムは1個ずつ丁寧に生徒が皮をむいて、角切りにしました。果肉の食感がやさしく味わえます。

イベントマーマレードは爽やかな甘夏果汁とスライスした外果皮の苦みがクセになる味です。

パンやクラッカー・ヨーグルトと一緒に、また料理の隠し味にと幅広く使えます。

1個140g入り 各¥300

次の製造は2学期を予定しています。ご購入はお早めに。

お問合せは食品工業科までお気軽にどうぞ音楽

酸乳飲料「ラッキス」の製造~販売用~(食品工業科)

3年生「食品製造」の授業で、酸乳飲料「ラッキス」の製造実習を行いました。

今回製造するのは、販売用の製品です。1回の実習で約170本分の原料を仕込み、生徒たちは充填の工程を担当しますにっこり

今回製造したラッキスは、次回の実習で検品・ラベル貼りを行います。販売の準備ができるまで、しばらくお待ちくださいお辞儀

酸乳飲料「ラッキス」の製造~持ち帰り用~(食品工業科)

3年生「食品製造」の授業で、酸乳飲料「ラッキス」の製造実習を行いました。

 

?酸乳飲料とは?

 ・乳酸発酵させた乳に、多量の砂糖や香料を加えてシロップ状にしたもの。

 ・乳酸発酵させずに製造する方法もあります。

 ・4~5倍に希釈して飲用する、日本独自の飲料です給食・食事

?ラッキスとは?

 ・本校の看板商品のひとつで、約50年前から作り続けられていますキラキラ

 ・乳酸発酵させない「有機酸添加法」によって製造します。

 ・本校独自の配合で、爽やかな後味に仕上がっています興奮・ヤッター!

 

水に脱脂粉乳と砂糖を溶かしたら、定められた温度で一定時間殺菌し、冷却します。大量の砂糖を加えることに、驚きを隠せない生徒もいました戸惑う・えっ

 

酸液(乳酸+クエン酸)を少しずつ添加して、香料で香りをつけたら完成笑う今回は、プレーンタイプの他に、好みの果汁を加えたフルーツ味も製造しました音楽

 

現在学んでいる「牛乳の加工」の単元では、今後も様々な加工品を製造していきます。様々な加工品の製造をとおして、牛乳という身近な食品への理解を深めていきましょう!

令和5年度 校内プロジェクト発表会(食品工業科)

3月14日(木)に開催された、令和5年度学校農業クラブ校内プロジェクト発表会に食品工業科代表として2年生の木村さん、田上さん、中川さん、中野さん、中村さん、村田さんの計6名が出場しました!キラキラ

会議・研修プロジェクト発表のプロジェクトとは、「課題解決学習」ともいわれ、日頃の課題を自分たち自身で設定し地域などと協力して体験的に解決するという学習です。今回、食品工業科からは「マラソンランナーの力になる給食を!ペトレ家のおもてなし 2年目の取り組み」と題して、2月18日に行われた熊本城マラソンへの取り組みを発表しました。

(※熊本城マラソンでの活動詳細は→こちらご覧ください。)

今年は2年目の取り組みということもあり、1年目よりも、ランナーの方々の力になれるような給食を考案することを目指して、活動を開始しました。1年目は、バターサンドクッキーを給食として提供すると、「パサつく」「水分が欲しくなる汗・焦る」というランナーの皆さんから意見をいただき、今年はよりしっとりした食感の給食を考えることに!驚く・ビックリ また、少しでもランナーの力になれば・・・と思い、疲労回復効果のあるクエン酸を多く含んだレモンを使用することにしました了解

これまで何度も試作を重ね、考案したのが「レモンケーキ」! これを熊本城マラソンで提供すると、ランナーの方々から高い評価をいただくことができ、ランナーの方々の力になれるような給食を考案するという目標を達成できました!花丸しかし、中には、「水分がもっていかれる」汗・焦るという声もあったため、まだまだ改善が必要です。

 

発表を終えた後、木村さんにインタビューすると、「今までやってきたことが皆に伝えられてよかった」「これからも熊農生としてもっと地域に貢献していきたい」と話していました。今年の課題をさらに進化させられるよう、引き続き頑張ってほしいです!お知らせ

先進地視察研修(食品工業科)

2月20日(火)に先進地視察研修に行きました。

食品工業科1年生は、お菓子の香梅 阿蘇西原工場さんとサントリー九州熊本工場さんを訪問しました。

 

お菓子の香梅 阿蘇西原工場さんでは、お菓子の香梅さんの歴史から、製造している菓子の種類、工場について詳しく話をして頂きました。また、熊本の銘菓である「誉の陣太鼓」「武者返し」の生産ラインを見学しました。学校では見たことのない機械や、お菓子の香梅さんにしかない機械が数多くありました。見学の最後には、和菓子一級技能士の方による練りきり菓子製造の実演がありました。目の前で職人さんの高度な技術を拝見することができ、生徒たちからも歓声があがっていました。

 

サントリー九州工場さんでは、ザ・プレミアムモルツと天然水について学びました。ビールの原料から製造工程まで詳しく教えて頂き、とても勉強になりました。サントリーさんは4か所の工場で天然水を取り扱っており、地域ごとに天然水の硬度が違うことなど、今まで知らなかったことを知ることができました。さらに環境保全活動にも取り組まれており、SDGsに関連する具体的な活動例を生徒たちも実感できたようです。

学校では体験することのできないことを多く知ることができました。

この経験を今後の授業に活かせるように頑張ります!!

令和5年度 九州ミルク料理コンクール 3位入賞!(食品工業科)

2月17日(土)令和5年度九州ミルク料理コンクール(ごはん・おかず部門)に平井 颯貴さんが出場しました!キラキラ

 

このコンクールは、牛乳の消費拡大を目的としたコンクールで、牛乳・乳製品を使ったレシピ家庭科・調理を考案し、九州各県の代表として選ばれた選手たちが集まり、実技審査が行われました。

平井さんは、九州各県の120を超える応募の中から書類審査を勝ち抜き、熊本県代表として出場しました!驚く・ビックリ

 

審査基準として、美味しさ・アレンジ性・料理のしやすさ・栄養バランスなどが総合的に評価されます鉛筆

平井さんは、キラキラ明太クリーム春巻きキラキラを考案。この料理のポイントは、クリームコロッケとはまたひと味違うクリームの春巻き。さらにその中には明太子を入れ、少しピリッとさせました興奮・ヤッター!牛乳を使ったクリームのまろやかさと明太子のほどよい辛みがベストマッチ!了解それをパリパリの春巻きの皮で包み揚げました。

これまでに何度も試作を重ねこのコンクールに挑んだ結果、なんと3位を獲得することができました!牛乳は栄養価が高く、料理にも幅広く使うことができます花丸

牛乳をたくさん消費し、健康な生活をここから広めるきかっけになればいいなと思いますお知らせ

熊本城マラソン2024「ペトレ家のおもてなし」(食品工業科)

◇2月17日(土)…レモンケーキを製造! 

食品工業科2年生12人と1年生5人の計17人で、9時頃から仕込みを始めました。通常の授業では扱うことのない大量の原材料に圧倒されながらも、約8時間かけて、約1200個(4800食)のレモンケーキを作り上げました!

「ペトレ家のおもてなし」については、こちらをどうぞ笑う

 

◇2月18日(日)…ランナーの方々をおもてなし!

大会当日は、交通規制が開始される前にフルマラソンコースの26.7km地点に集合!ラッキスを水で希釈する、レモンケーキを専用のトレイに移すなど、ランナーの方々に給食と給水をスムーズに提供するための準備を進めましたにっこり

そして…マラソンがスタート!先頭選手の通過後しばらくの間は、記録優先で何も取らずに通過する選手がほとんどでした。しかし11時を過ぎたころから、レモンケーキとラッキスを手に取ってくださる方が急増!11時半以降は目の回るような忙しさ汗・焦るになりましたが、準備してきたレモンケーキとラッキスをすべて提供することができました興奮・ヤッター!

昨年のクッキーよりもしっとりしたものをキラキラという生徒たちの考えから生まれたレモンケーキ。「これを楽しみにしていた!」「うっっまっ!」「まだ残ってた!よかった~音楽」など、心にしみるたくさんのお声かけがあり、ランナーの方々の期待に応えられていることを実感できましたうれし泣き

一方で「水分がもっていかれる…」との声も一定数ありました。昨年度の反省を踏まえて改善したものの、まだまだ改良の余地はありそうです。貴重なご意見として、今後の活動に活かしていきます!

いちご大福(食品工業科)

1年食品製造の授業で「米の加工品」について学びます。

今回の実習では今が旬のイチゴを使ってキラキラ『いちご大福』キラキラを作りました。

イベント白玉粉と水を混ぜた生地を蒸気が上がった蒸し器で15分間蒸します。蒸し終わったら鍋に移し、加熱しながら砂糖を加えて良く練ります。水分を飛ばしてしっかり捏ねて粘り気が出たら、片栗粉を広げたまな板に取り出して8等分に分けます。

あんこをまとわせたイチゴを包んで完成ですにっこり

表面からイチゴがうっすらピンク色に見えていて、とても美味しそうですね音楽みんな上手に出来ていました興奮・ヤッター!

熊本城マラソン2024「ペトレ家のおもてなし試食会」

2月7日(水)、熊本市役所にて開催された「ペトレ家のおもてなし試食会」に参加し、熊本城マラソンで給食として提供する焼き菓子を披露してきました!昨年に引き続き、2度目の参加になりますキラキラ

 

?ペトレ家のおもてなしとは?

熊本城マラソンの26.7km地点で、給食と給水によってランナーを応援する活動です。熊本県出身で「日本のマラソンの父」ともいわれている金栗四三(かなぐりしそう)さんが、ストックホルムオリンピックに出場した際のエピソードに由来するもので、2019年大会から実施されています。

 

試食会では、ランナーの方々に振る舞うレモンケーキと酸乳飲料ラッキスを、熊本城マラソン実行委員の皆様に試食していただき、「とてもおいしい!」「販売してもいいのでは?」など、嬉しいご感想をいただくことができました興奮・ヤッター!

 

18日(日)の大会当日は、約4,500食のレモンケーキを提供します。前日の準備はとても忙しくなりますが、ランナーの方々のおもてなしのためにがんばります!

還元糖の定量実験〔ソモギー変法〕(食品工業科)

3年食品化学の授業で『還元糖の定量実験』を行いました。

会議・研修糖類のなかで、ホルミル基(アルデヒド基)-CHOをもつ還元糖の性質を利用して、食品に含まれている還元糖の量を測定します。実験は『ソモギー変法』を用いて行いました。

ソモギー変法の試薬はA液からE液まであり、それぞれを調整します。

◇ソモギーA液:酒石酸カリウム-ナトリウム、リン酸三ナトリウム、硫酸銅(Ⅱ)五水和物、ヨウ素酸カリウム、純水

◇ソモギーB液:シュウ酸カリウム、ヨウ素カリウム、純水

◇ソモギーC液:濃硫酸、純水

◇ソモギーD液:チオ硫酸ナトリウム五水和物、純水

◇ソモギーE液:可溶性デンプン、塩化ナトリウム、純水

試料は市販されているジュース5種(アップル、パイナップル・コカコーラ・ヨーグリーナ・午後の紅茶ストレート)です。

鉛筆還元糖溶液と硫酸銅(Ⅱ)アルカリ溶液を混ぜて加熱すると、硫酸銅(Ⅱ)は水酸化銅(Ⅱ)となり、さらに、糖により還元されて酸化銅(Ⅰ)になります。この酸化銅(Ⅰ)は、ヨウ素酸カリウムとヨウ化カリウムが反応して生成したヨウ素を定期的に消費します。残ったヨウ素をチオ硫酸ナトリウムで滴定し、ヨウ素の消費量から糖量を求めることができます。

▽試薬作りの一部

▽試料溶液に純水やソモギーA液を加え加熱、冷却及びソモギーB液、C液を加え、ソモギーD液をビュレットにセットして滴定、途中でソモギーE液を加え再度滴定して値を出します。

イベント成分表の数値はアップル:11.4g、パイナップル:11.1g、コカコーラ11.3g、ヨーグリーナ6.1g、午後の紅茶4.0gで、各班の実験結果も近い数値が多くありました。上手く実験が出来ていたようですにっこり

※実験工程や操作はここでは簡単に掲載していますが、実際は試薬作りを含め2週間程度かけて実施しています。

デコレーションケーキ(食品工業科)

食品工業科2年『食品製造』の授業でデコレーションケーキ記念日の製造実習を行いました。

1年次の反省を生かしながらひらめき『食べる人のリクエストに応える』キラキラをテーマに製造しました。インターンシップ先の洋菓子店で学んだ技術を活用したり、飾り用のクッキーやムースを自宅で作ってきたりと昨年度よりもグレードアップさせたケーキが出来たようです。

南園祭(食品工業科)

11月11日(土)に『南園祭』が開催されました。

イベント食品工業科では、南園祭当日の販売直前まで製パンキラキラの準備を頑張ってきました。また、生徒実習製品販売においては、たくさんの地域の方々に並んでお買い求めいただき誠にありがとうございました。しかし、並んでいただいた方の中にはすでに売り切れて、残念な思いをされた方もいらっしゃいました。申し訳ない気持ちでいっぱいですが我慢授業の一環として生産される製品で製造数量にも限界があります。今後とも御理解、御協力をよろしくお願いいたします。

肉加工実習(食品工業科)

食品工業科「食品製造」の授業では『肉加工』について学習します。工程が多い『ソーセージ』は3年生、『ベーコン』は2年生で製造実習を行いました。

会議・研修肉加工製品は肉の下処理や塩漬、乾燥、燻煙、ボイル、冷却、包装、殺菌、検品そしてラベルを貼って完成です。検査機関に完成した製品を提出して安全を確認して販売となります。

ひらめき安心安全な製品を完成させるために、生徒一人一人の体調管理、衛生チェックはもちろんですが、それぞれの担当する製造工程を誠実に取り組む姿勢を重視して、実習に取り組みました。

イベント数に限りがありますが、南園祭で販売を予定しています。(ソーセージは1本1000円、ベーコンは大きさで値段が異なりますが1個1000円前後です)

※『ロースハム』は10月に製造実習の日程が確保できなかったので、南園祭では販売しませんのでよろしくお願いします。

メロンパンとあんパン(食品工業科)

食品工業科1年生の「食品製造」の授業でパン製造の学習を行いました。

会議・研修パンは酵母(イースト菌)が発生させるガスの力で膨らみます。イースト菌は小麦粉や砂糖などの栄養分、35~38℃の温かい環境、60~70%の湿度でより活発に活動しガスが発生します。このガスはエチルアルコールと二酸化炭素です。できたてのパンを割ったときアルコールのにおいがするのはそのためです。

実習ではイベント『メロンパン』と『あんパン』キラキラを作りました。

材料をこねる→ 一次発酵→ 分割・丸め・成形→ 仕上げ発酵→ 焼成 

おいしそうにふっくら焼けました興奮・ヤッター!

炭水化物(還元糖)の定性実験 (食品工業科)

2年生「食品化学」の授業で炭水化物(還元糖)の定性実験 『銀鏡反応』の実験を行いました。

会議・研修銀鏡反応』とは、還元糖にアンモニア性硝酸銀水溶液を入れて加熱すると、銀が生じる反応のことです。この反応によって、試料中(食品中)に還元糖が含まれていることが分かります。ひらめき今回は、①「ブドウ糖」、②「ショ糖」、③空試験の「純水」を試料として実験を行いました。

最初に、アンモニア性硝酸銀水溶液の作成を行います。理科・実験0.1mol/L-硝酸銀水溶液の中に1%-アンモニア水を入れます。はじめは茶色く濁りますが、さらにアンモニア水を加えていくと無色透明の水溶液へと変わります。これでアンモニア性硝酸銀水溶液の完成です。この中に、希釈した試料を2ml加えて、湯浴で加熱し、冷却して観察します。色の違いや濃淡はありますが①のブドウ糖で反応が確認できました。キラキラ

還元性を持つ糖は、メイラード反応と呼ばれる加熱褐変反応を起こします。パンやクッキー、カステラなど、こんがりとしたきつね色の着色にも役立っています。香ばしいかおりハート喜ぶ・デレきつね色をつけたい料理で還元糖を使うときれいな焼きあがりになります!ピース

 

絞りクッキー(食品工業科)

食品工業科1年生の「食品製造」の授業でクッキー製造の学習を行っています。

会議・研修クッキーには様々な種類があり、形や味・食感で作り方も異なります。

今回は口金をセットした絞り袋に生地を入れて、天板に絞り出す「絞りクッキー」の製造実習です。

口金の種類によってクッキーの形状が変わるのが特徴ですが、同じ大きさ、同じ形に絞り出す技術が必要とされます。

生徒全員上手に絞ることができましたよ興奮・ヤッター!

 

ジャム・マーマレード製造実習(食品工業科)

食品工業科2年生の「食品製造」では『野菜果実の加工』について学習します。

いちごジャム、りんごジャム、マーマレードを製造し、製造の原理や技術、保存食品についての基礎を学びます。

会議・研修ジャムは果実中のペクチンが酸と糖の作用によってゲル化したものです。

果実に含まれている成分量がそれぞれ異なるので、グラニュー糖やクエン酸、ペクチンの量を調整して仕上げていきます。

イベントいちごジャムは本校農業科で栽培されたイチゴを原材料として使用しています。果肉を潰さずに粒のまま仕上げました。

イベントりんごジャムは1個ずつ丁寧に生徒が皮をむいて、角切りにしました。果肉の食感がやさしく味わえます。

イベントマーマレードは爽やかな甘夏果汁とスライスした外果皮の苦みがクセになる味です。

パンやクラッカー・ヨーグルトと一緒に、また料理の隠し味にと幅広く使えますよ!

各種 1個140g入り ¥300

次の製造は2学期を予定しています。ご購入はお早めに。

お問合せは食品工業科までお気軽にどうぞ。

牛乳の凝固実験(食品工業科)

3年生「総合実習」の授業で、牛乳の凝固実験を行いました。

牛乳の特性のひとつに「タンパク質の凝固」があります。タンパク質が凝固する要因には、熱や酵素など様々なものがあり、この特性は牛乳を利用した加工品の製造も深く関係しています。

今回の授業では、「酸」による牛乳の凝固を確認するとともに、温度の違い、砂糖の添加量の違いが牛乳の凝固にどのように影響するかを調べることを目的として実験を行いました。

←写真ではわかりにくいですが…右側2つのビーカーで凝固が起こっています。

牛乳に酸液(乳酸+クエン酸)を加えたときの変化に、驚きの声をあげる生徒もいました驚く・ビックリ身近な食品が見慣れない変化を起こすことが、生徒の目にとても新鮮に映ったようです。

今回の学びは、食品工業科の看板商品のひとつである酸乳飲料「ラッキス」の製造にもつながる重要な内容です。しっかり覚えて、自信をもって製品づくりに臨んでくれることを期待しています!

花壇の除草(食品工業科)

1年生「農業と環境」の授業で、花壇の除草を行いました。

 

外用の実習服を着て行う初めての実習だったため、服を着用する際のルール、片付けの進め方など、説明することがたくさんありましたが、どの生徒も集中を切らさずに話を聞いてくれました。

実際に体を動かす時間は長くはありませんでしたが、互いに声を掛けながら協力して実習に取り組み、予定していた内容をやり遂げることができました!

これから、日を追うごとに日差しが強くなり、暑さも厳しくなってきます。万全の状態で実習に臨むことができるよう、日頃から体調管理に気を配ってくれたらと思います。そして、実習ではよい汗を流しましょう!

みたらし団子(食品工業科)

食品工業科 1年生 「食品製造」の授業キラキラみたらし団子キラキラを作りました。

みたらし団子は鎌倉時代に誕生したと言われ、漢字では「御手洗団子」鉛筆と書きます。

会議・研修原材料の「白玉粉」は、もち米を精白・水洗いし、水を加えながら石臼で挽いたのち、沈殿物を乾燥させたものです。団子にすると食感はもちもちとしていて柔らかくなめらか花丸冷やしても固くなりにくいのが特徴です。

白玉粉に水を加え、しっかりこねます。ここで水を加えすぎてはいけません!注意みんな慎重に水の量を調節しながらこねていました。同じ大きさに分割し、茹であがったら氷水で冷まします。その間に、みたらしのたれを作り、団子にかけて完成です!了解今回は食べやすいようにカップに入れて持ち帰りました。全員もっちもちのみたらし団子ができました!興奮・ヤッター!

 

脂質の定性実験「アクロレイン反応」(食品工業科)

2年生「食品化学」の授業で脂質の定性実験として『アクロレイン反応』の実験を行いました。

会議・研修脂質はグリセリンと脂肪酸等で構成されており、今回は「食品中にグリセリンが含まれているか」を確認する実験です。

試料(油脂)に含まれる「グリセリン」と「硫酸水素カリウム」を高温で反応させると刺激臭の強い『アクロレイン』の白煙が生成されます。

試料はAキャノーラ油 Bオリーブオイル Cバター を使いました。

試験管3本に「硫酸水素カリウム」を薬さじ小1杯ずつ入れて、各試料を入れます。

ガスバーナーの遠炎で徐々に加熱していきます。

鉛筆この3つの油脂には「グリセリン」が含まれているので、白煙を生じる反応や色、臭いを確認して記録します。

生徒達はこの臭いを『飲食店の換気扇から出てくるにおい!』驚く・ビックリ『揚げ物屋さんのにおい!』と表現していました。

きのこ栽培(食品工業科)

2年生「微生物利用」の授業でキラキラ キノコ キラキラを栽培しました。

会議・研修キノコ とは菌類であり、分類学上は「かび」に近い仲間とされています。また、自然界では細菌やかびなど多くの微生物と共存しています。

今回は、キノコ栽培キットを使って、「シイタケ、エリンギ、ナメコ、ヒラタケ、エノキ」

の5種類の中から自分の好きなきのこを1つ選び、愛情を込めて毎日お世話しました。

霧吹きで1日2回水をあげます。すると、3日目ぐらいから、小さいキノコが出てきました。その後もぐんぐんと成長し、約2週間で大量に収穫できました!

シイタケなど多くのキノコ類はグアニル酸という旨味成分を含んでいます。

収穫したきのこは、みんなで調理して給食・食事美味しくいただきました!にっこり

第10回熊本城マラソン大会『ペトレ家のおもてなし』(食品工業科)

2月19日(日)に開催されたイベント『第10回熊本城マラソン大会』イベント大会コース26.7キロ地点での「バターサンドクッキー」と「ラッキス」の振る舞い音楽と、ランナーの皆さんへの応援にっこりを精一杯!頑張ってきました。

ひらめき感染防止対策として、クッキーは1人分を紙コップに入れて、紙コップごと渡したり、ラッキスは走りながらでもこぼれない量を入れたりと、多方面の配慮を行いました。

また、卒業生などたくさんの方から励ましのお声かけもいただきました。

試作から準備、当日のおもてなしは大変でしたが、とても充実した活動キラキラでした。

【前日 2月18日(土)の準備】

【当日 2月19日(日)】

第10回熊本城マラソン大会に向けて準備中(食品工業科)

2月19日(日)に開催されるイベント『第10回熊本城マラソン大会』イベントにおいて選手に振る舞うクッキーを準備しています。

ひらめき県出身で日本人初の五輪選手「金栗四三」がストックホルム大会のマラソンの途中で倒れ、現地の『ペトレ家』に介抱された逸話を元に食品工業科2年生が考案しました。

大会当日は、金栗さんが倒れた距離と同じ26.7キロ地点で「ペトレ家のおもてなし」と銘打ったブースを設置して、本校で収穫された柑橘を砂糖漬けして作ったネーブルオレンジバターをサンドした『バターサンドクッキー』と本校生徒実習製品の酸乳飲料『ラッキス』を振る舞います。

晴れ選手の皆さんが無事に完走できるように急ぎ心を込めて焼き上げます!

シフォンケーキ(食品工業科)

食品工業科1年生「食品製造」の授業で『シフォンケーキ』を作りました。

ひらめきアメリカ生まれのスウィーツで、できあがった生地の様子が絹織物(シフォン)のようにきめ細かくキラキラふんわりと軽い食感なのでシフォンケーキと名付けられました。

製造工程で重要となるポイントは、卵黄・砂糖・水・サラダ油を乳化(水と油をなじませること)させてもったりとマヨネーズのようになるまで泡立てる工程と卵白と砂糖を泡立てるメレンゲ作りの工程です。

会議・研修卵白を凍結直前まで冷やすとしっかりとしたメレンゲができます了解

全体を混ぜ合わせる時、気泡を潰さないようにやさしく混ぜると、ふんわりとした生地が完成しますにっこり

焼き型に流し入れて、170℃のオーブンで35分間焼きます。

焼き上がったら逆さまにして冷却します。

イベント全員ふんわり焼き上がりましたよ音楽

デコレーションケーキ(食品工業科)

食品工業科1年『食品製造』の授業で「デコレーションケーキ」記念日の製造実習を行いました。

6号サイズ(直径18cm)のスポンジケーキから作りました。

イベント各自、デザイン画を手書きで作成しイメージ通りに作ることを課題としました。また、材料の原価計算、時間内に完成させるために準備することなども実習前の学習として取り組みました。

ハートハートや星型キラキラのクッキー、マジパンで作ったバラ、マカロンやトリュフ、チョコやイチゴのソースなど自宅で作ったものを飾った生徒もいました。出来上がったケーキは素晴らしい作品ばかりでした。

 

 

水分の定量実験(食品工業科)

1年生「食品化学」の授業で『食品中における水分量測定』を行いました。

会議・研修食品中の水分含有量は味や食感、保存性などとても重要な部分です。

食品中の水分の測定方法には乾燥法、蒸留法、化学的測定法の3つあり、今回は乾燥法で測定しました。

まず、①秤量びんの重量を測定して『電気恒温乾燥機』105℃で2時間程度加熱します。②デシケーターで冷却して、③再度秤量びんの重量を測定する。①~③を測定前後の差が0.5mg以内になるまで繰り返します。秤量びんに付着した空気中の水分等を取り除くために重要な工程となります。

次に、試料のダイコン、ニンジン、キュウリ、キャベツを細かく切って5g採取します。

①~③の工程を経た秤量びんに入れて『電気恒温乾燥機』105℃で2時間程度乾燥させます。重量をはかって減少が見られなくなるまで乾燥を続けます。

この後、計算式に当てはめて水分含量%を求めていきます。

水分が無くなった野菜は、どれがどれか分からないですね驚く・ビックリ

タンパク質(アミノ酸)定性実験(食品工業科)

2年生「食品化学」の授業でタンパク質(アミノ酸)の定性実験として『ニンヒドリン反応』の実験行いました。

会議・研修『ニンヒドリン反応』とは“ニンヒドリン”とアミノ酸がもつ“アミノ基”が反応して、青紫や赤紫に色が変わる反応のことです。この反応によってアミノ酸が含まれていることがわかります。

今回は①「醤油」、②「牛乳」、③「卵白」、④調味料の「味の素」と⑤空試験※の「蒸留水」を試料として実験を行いました。※⑤の空試験とは物質が入っていないときは反応しないことを証明するための実験です。

希釈した試料(牛乳のみ原液)3mlに0.2%ニンヒドリン溶液を1ml加えてガスバーナーで加熱し、冷却して観察します。

⑤の空試験「蒸留水」以外は色の違いや濃淡はありますが反応が確認できました。

また、色の違いや濃淡によって、アミノ酸の含まれる量も推測することができました。

鉛筆この「ニンヒドリン反応」は紙や木材に付着した指紋の検出にも用いられます。

また、ニンヒドリン反応を最初に報告したイギリスのルーエマンさんにちなんで、反応した時の紫系の色を『ルーエマンパープル』キラキラといいます。

開放講座(食品工業科)

11月12日(土)に食品工業科実習棟で開放講座が行われ「ロールケーキ」キラキラを作りました。

卵9個と砂糖を使用し、全卵を泡立てる共立て法で生地作って焼きます。共立て法は湯せんで温めるとより泡立ちがよく、もったりとした生地ができます。そして、篩った薄力粉を入れてゴムへらでさっくり混ぜて生地の完成です。

(ちなみに卵白だけを泡立てるのは別立て法といいます。この場合は冷やすとよりしっかりとしたメレンゲとなります。)

天板に流しいれ、きれいにならしたら200℃のオーブンで13分間焼きます。

イベント焼きあがって冷却した生地に、泡立てた生クリームをのせて巻いていきます。みなさんとてもきれいに巻くことができました。そして箱に入れてお持ち帰りいただきました。

親子で参加された方もあり音楽楽しんで作っていただきこちらも良き時間でした。

肉加工実習(食品工業科)

イベント肉加工については「食品製造」の授業で主に3年生が学習する分野ですが、南園祭で販売するために10月上旬から3年生を中心に全学年で取り組みました。

肉の下処理や塩漬、乾燥、燻煙、ボイル、冷却、包装、殺菌、検品そしてラベルを貼って完成です。検査機関に完成した製品を提出して安全を確認して販売となります。

 

下処理から包装までベーコンとロースハムは10日間、ソーセージは7日間を要します。

ひとつひとつの工程を丁寧に、安全に行わなければならないので生徒も職員も必死でした。そして南園祭では多くの方にお買い求めいただきました。会計までの待ち時間も長く大変ご迷惑おかけしましたが、本当にありがとうございました。

キラキラこれからも安心安全に取り組んでまいります。

パウンドケーキ(食品工業科)

食品工業科1年生「食品製造」の授業で『パウンドケーキ』を作りました。

会議・研修『パウンドケーキ』は薄力粉、砂糖、卵、バターを1ポンド(POUND)=450gずつ合わせたイギリスのお菓子です。フランスでは『カトル・カール(1/4が4つ集まったという意味)』と呼ばれます。

 

イベント今回の配合 パウンドケーキ型(8㎝×21㎝×6㎝)

薄力粉125g、砂糖125g、卵125g、無塩バター125g、バニラオイル3滴 です。

ひらめき材料それぞれに温度差があると分離して膨らみが悪いことがあります。無塩バターは軟らかくしておく、卵はぬるま湯の湯煎であたためるなど準備をしておくと上手に焼き上がります。

175℃のオーブンで40~50分程度焼いたらできあがりです。

みんな上手に膨らみました!

あんぱん&チーズパン(食品工業科)

食品工業科1年生の「食品製造」の授業でパン製造の学習を行いました。

会議・研修パンは酵母(イースト菌)が発生させるガスの力で膨らみます。イースト菌は小麦粉や砂糖などの栄養分、35~38℃の温かい環境、60~70%の湿度でより活発に活動しガスが発生します。このガスはエチルアルコールと二酸化炭素です。できたてのパンを割ったときアルコールのにおいがするのはそのためです。

今回の実習では『あんぱん』『チーズパン』を作りました。

材料をこねる→ 一次発酵→ 分割・丸め・成形(あんことチーズを詰める)→ 仕上げ発酵→ 焼成 

イベントおいしそうにふっくら焼けました!

 

西洋料理と西洋菓子の技能体験セミナー(食品工業科2年)

県商工労働部 商工雇用創生局 労働雇用創生課と県技能士会連合会の主催でおこなわれ、西洋料理と西洋菓子の講師の方をお迎えして、『みらいの技能士育成ステップアップ事業』の一環で「技能体験セミナー」が行われました。

今回は食品工業科2年生を対象に、7月25日から5日間インターンシップへ行く、事前セミナーとして技能士の方からの講話や指導を含めた体験の機会をいただきました。

イベント西洋料理の班は『オムレツ』を作りました。

火加減や卵の混ぜ方、フライパンや箸やヘラの使い方をマンツーマンで教えていただきました。自分で作るのとは違って中はトロトロ音楽ふわふわのオムレツでおいしかったですにっこり

記念日西洋菓子の班は『抹茶のスノーボール』と『チュイル・オ・ザ・マンド』というクッキーを作りました。ホイッパーやゴムヘラの使い方、生地の混ぜ方に無駄がなく素晴らしかったです。できあがったクッキーはサクサクでキラキラとにかく美味しい!

今回の技能体験では技術面だけでなく、「元気のよい挨拶」「大きな声で返事する」といった人として大切なこともお話しくださいました。

生徒にとって有意義でたのしく、おいしい時間となりました。

トマトケチャップ(食品工業科2年)

食品工業科2年「食品製造」の授業で野菜の加工について学習しています。

今回は、本校農業科で栽培しているトマトを使用して『トマトケチャップ』の製造を行いました。使用したトマトは天候の関係で、割れてしまったり傷が入ったりして製品として販売できないものをいただきましたが、食するのには十分フレッシュなトマトでした。

損傷部を取り除き、沸騰した湯にトマトを入れて湯むきします。

へた部分を除去して8等分程度に切ってミキサーにかけます。

ザルで裏ごしして種や繊維を取り除きます。

裏ごししたトマト果汁を鍋に入れて加熱します。灰汁を取りながら糖度14度になるまで濃縮します。

その後、半量の砂糖、香辛料(シナモン、白こしょう、オニオン、クローブ、セージ、オールスパイス)を加えさらに加熱し、糖度27~30度まで濃縮します。

仕上げに残りの砂糖、食塩、食酢を加えて全体が混ざったら火を止めて完成です。

今回はビンに詰めて各自持ち帰ります。パスタやピザに使えますよ。

マドレーヌ(食品工業科1年)

食品工業科1年生「食品製造」の授業で『マドレーヌ』を作りました。

卵と砂糖を混合します。スポンジケーキとは違って、卵を泡立てないのがマドレーヌです。ベーキングパウダーを入れてふるった薄力粉をさっくり混ぜます。

溶かしバターを加えてやさしく混ぜ合わせ、レモンエッセンスを加えたらマドレーヌ型に紙を敷いて生地を流し入れます。

180℃のオーブンで20分程度焼いたらできあがりです。

マドレーヌ専用の袋に入れて完成ですキラキラ

みんな上手にできましたよピース

生徒実習製品販売中(食品工業科)

生徒実習製品の販売の準備ができました。

いちごジャム300円、マーマレード300円、りんごジャム300円、ラッキス(酸乳飲料)350円です。

いちごジャムとりんごジャムは果肉がゴロゴロ残っているタイプです。

マーマレードは甘夏みかんを使用しています。

ラッキス(酸乳飲料)は5倍程度の水などで薄める濃縮タイプです。

どうぞよろしくお願いいたします。

アイスボックスクッキー(食品工業科)

食品工業科1年生の「食品製造」の授業でクッキー製造の学習を行っています。

クッキーには様々な種類があり、形や味・食感で作り方も異なります。

今回は生地を棒状に整形後、冷やして7㎜の厚さに切って焼く「アイスボックスクッキー」の製造実習です。

やわらかくしたバターに砂糖を加えて、白っぽくなるまでホイッパーで混ぜます。

篩った薄力粉を加えたら、切るようにさっくり混ぜることが「サクサククッキー」になるコツです。

 

グラニュー糖をまぶして均等に切り、天板に並べます。

 

おいしく焼けましたよ!

酸乳飲料「ラッキス」(食品工業科)

食品工業科3年生の「食品製造」では『乳加工』について学習しています。

本校生徒にも大人気「酸乳飲料 ラッキス」5倍程度に薄めて飲む濃縮タイプを製造実習を行いました。

【2人一班による手作りでの学習の様子】

 

【販売用製造の様子】

1本1本正確に充填(ビン詰め)します。

フタをしたら殺菌、冷却、拭き上げ、検品、ラベル貼りを行います。

出来上がった製品は細菌検査に出して安全を確認できました。

ご購入については後日、お知らせいたします。

安心安全!食品製造(食品工業科)

食品工業科1年生の「食品製造」の授業で、最初に学ぶのは『食品衛生』についてです。

初めての実習ということで本日は以下の5項目をメインに行いました。

①実習服の確実な着用(帽子から髪の毛1本も出しません)

②実習室への入室(粘着テープでほこりを取り、エアシャワーへ)

③手の洗浄(掌のしわの間や指1本1本、手首までを2回)

④器具や実習台の洗浄(洗剤でしっかり)

⑤床の洗浄(ブラッシング、水切り、タオルやモップで拭き取り)

全員が協力して声を掛け合いながら行うことで、自分は次に何をすべきかを考えるようになります。

これから始まる製造実習が、よりスムーズに行えるようにみんなで頑張りましょう!

 

 

ジャム製造(食品工業科)

食品工業科2年生の「食品製造」で『野菜果実の加工』について学習しています。

2年生はこれまで、リンゴジャム、イチゴジャム、甘夏マーマレードの製造実習を行いました。イチゴは本校農業科で栽培されたものを使用しています。

本日は検品やラベル貼りを行いました。

できた製品は現在、細菌検査に出しています。安全を確認してからの販売となりますので、ご購入についてはしばらくお待ちください。

食品工業科2年(食品化学実験『ヨウ素でんぷん反応』)

食品工業科2年生「食品化学」の授業で『炭水化物』について学習しています。

本日は炭水化物の定性実験の『ヨウ素でんぷん反応』を行いました。

ヨウ素デンプン反応がどのようなものか、デンプンはどのような要因で分解されるのかを知るための実験です。

1%デンプン溶液と3M(モル)硫酸を入れた試験管を5本と1%デンプン溶液のみの試験管を1本準備し、沸騰した鍋に入れて加熱します。

2分おきに1本ずつ鍋から取り出し、ヨウ素液を加えます。

加熱時間でどのような反応があるか、3M硫酸を入れていない溶液はどのような反応があるのかを確認します。

分解されていないデンプンは濃い青色となります。

分解が進むにつれて赤系→黄色系→無色透明となります。

すべての班で確実な反応を確認することができたようです。

 

3年食品工業科 クリスマスケーキを製造しました☆

食品工業科では、毎年12月に自分でスポンジケーキから製造し、思い思いのデコレーションをしてクリスマスケーキを製造しています。

3年生は今回(3回目で)、高校生活最後のクリスマスケーキ製造になります。

「食品製造」の授業で、クリスマスケーキを製造しました。

 

 

12月13日(月)スポンジケーキ作り

これまでに学んだスポンジケーキが膨らむ原理をしっかりと考えながら、それぞれどんどん進めていきます。

前半の混ぜが足りなかったり、後半無駄に混ぜてしまうとうまく膨らみません・・・

さて、うまく膨らむでしょうか?

混ぜて混ぜて~焼成中

 

しっかり膨らんできていますね♬

次はデコレーションが楽しみです。

 

 

12月15日(水)デコレーション

事前に思い思いのデザイン案を考えていて、それに沿ってデコレーションを進めていきます。

さすが3年生!!3年目ともなれば、手際もよく、デザインもいろんなアイデアを取り入れて個性豊かなクリスマスケーキが完成しました♬パティシエを目指している生徒もいますので、売り物のように上手にできている生徒もいました。

 

各自ワンホール持ち帰り、それぞれの家庭で一足早くクリスマス気分を味わったことと思います☆

どれも素敵なデコレーションになりました!

 

食品工業科 開放講座☆

2021.10.2(土)

食品工業科の開放講座を実施しました。

今年の実施内容は、「生キャラメルつくり」でした。

参加者は、毎年参加してくださっている方、初めて参加された方、子供たち~ご夫婦での参加など合計9名の方に参加していただきました。

製造工程は単純ですが、温度の見極めや拡販のタイミングなど、すべてがうまくいかないと、ととろけるくちどけが特徴である生キャラメルはできません。

その見極めのコツなどを一緒に製造しながらお伝えすることができました。

  

自分で作ったからこそできる、ぜいたくなスティック状のキャラメルを頬張るお子様!

上手にできたようですね(^^)

皆さんの笑顔がたくさん見られ、熊農(食品工業科)についてもお伝えすることができ、楽しいひと時になりました♬

ぜひまた、家庭でもいろいろとアレンジをして作ってみてください。

 

1年生の実習紹介~食品製造・マドレーヌ&パウンドケーキ~(食品工業科)

今回は、1学期の期末考査以降に実施した実習を紹介します。 

 

◇マドレーヌ(7/9, 7/12)

卵の「起泡性」を活かして製造します。卵を十分に泡立て、その後の工程を手際よく進めることができれば、生地がしっかりと膨らんだふわふわの仕上がりになります!

 

◇パウンドケーキ(7/16, 7/19)

今回は、マーガリン→砂糖→卵→小麦粉の順で材料を混ぜましたが、別の製造方法もあります。焼き上がり後、熱いうちにブランデーやラム酒などの洋酒を染み込ませることで、好みの風味に仕上がります!

1年生の実習紹介 ~食品製造・クッキー編~(食品工業科)

食品工業科1年・食品製造の授業における本格的な実習が始まって、約1ヵ月が経ちました。今回は、生徒たちが様々なクッキーの製造に挑戦したこの1ヵ月を振り返ります。

 

◇アイスボックスクッキー(5/31, 6/4, 6/7, 6/11)

棒状に成形した生地を冷やして固め、その後切り分けて焼き上げます。マーブル・渦巻き・市松模様など、ひとりひとりが工夫を凝らしたデザインを考えてくれました!

 

◇型抜きクッキー(6/14, 6/21)

こま板とめん棒を使って生地を均一の厚さに伸ばし、型抜きして焼き上げます。

 

◇絞り出しクッキー(6/25, 6/28)

柔らかめの生地を絞り袋に入れ、好みのデザインに絞り出しました。

3年生食品化学 セミミクロケルダール法(食品工業科)

3年生の科目「食品化学」では、5月末から3週にわたってセミミクロケルダール法という実験を行っています。

食品工業科では、食品製造だけでなく食品成分を分析する実験も数多く行っています。

 

今回の実験は、食品中のタンパク質量を分析する実験で、3年間で学ぶ実験操作の中でも高度な実験の一つです。

難しい実験操作にも、班内で協力して安全に実験を行うことができています。さすが3年生!!

ようやく実験も終盤です。無事に食品中のタンパク質量を分析することができるでしょうか?

(今回は、生徒の希望でハトムギ・ブロッコリー・鶏むね肉・スライスチーズ・プロテイン(粉末)のタンパク質量を分析しています。)

①試料の分解

食品試料の分解

 

 ②水蒸気蒸留・・・複雑な蒸留装置でしょう?

複雑な装置を使って蒸留

③滴定(ピンク色が灰色になるまで、、、)

滴定しています

緑色に代わると失敗!慎重に、慎重に、、、

失敗しないように慎重に・・・

 

今日の課題研究(食品工業科)

3年生の課題研究の授業では、各々が設定したテーマに基づいて研究計画を立て、調査・実験実習・振り返りを繰り返していきます。今日の授業でも、たくさんの生徒が真剣な表情で実習に取り組んでいました。今後、どのように研究が進展していくのか・・・楽しみにしています!

モッツァレラチーズを作りました!(食品工業科)

 畜産物の加工について学んでいる、3年食品工業科の生徒たち。今回は「モッツァレラチーズ」の製造に挑戦です。

 

製造工程の中で、重要なポイントのひとつが温度管理です。時間を見ながら火力を微調整し、一定の温度に達したら・・・

 

水に溶かした凝乳酵素を加えます。この酵素はチーズの製造に不可欠で、1gで30~50Lの牛乳を凝固させる力があります。

 

しばらくすると固まるので、さいの目状に切断します。すると、固形物と液体に分離してきます。

 

水を切った固形物をお玉にのせ、熱湯につける→折りたたむようにこねる→再び熱湯につける…を数回繰り返すと・・・

 

はじめはボソボソした状態だった固形物が、次第にまとまり、伸びるようになってきました。

 

きれいに丸めたら完成です。今回、1Lの牛乳から、やや小ぶりのミカン程度の大きさのモッツァレラチーズが2個できました。完成した量が想像以上に少なかったことに驚きの声もあり、食品加工の奥深さを改めて実感できたようです。

実習製品、卒業生にも人気です(食品工業科)

 令和元年度の農業土木科卒業生が、実習製品購入のために食科棟を訪ねてきました。本人が大好きなだけでなく、職場でも大人気のようです。一人では抱えきれないくらいの数だったので、食品工業科の3年生が運ぶのを手伝ってくれました。

 卒業生のみなさん、お土産が必要なときや熊農食科の味が恋しくなったときは、ぜひ食品工業科にお越しください!

 

クッキー製造実習(食品工業科)

1年生で食品工業科に入学して最初の食品製造実習が行われました。

まずはクッキー。

クッキーも製造方法の違いでたくさんの種類があります。

今回は絞り出しクッキーとアイスボックスクッキーにチャレンジ!!

形はそれぞれ好きな形にということで、ペアの人と相談しながら決めていました。

クッキーを試食して、焼きたてと冷却後での食感や香・味などの違いを感じていました。

おいしくて試食が止まらない人もいましたが・・・お昼ご飯は食べれたかな?

ラッキスの製造実習(販売用)を行いました!(食品工業科)

前回の実習でラッキスの製造原理を学んだ食品工業科3年生。今回の製造実習では、販売用の製品づくりに取り組みました。

 

 

どの生徒も、自分が担当する工程に真剣に取り組んでいました。頼もしい3年生!これからも、一人一人が常に向上心をもって実習に臨んでくれることを期待しています。ラッキスの販売開始はもうしばらくお待ちください…。

現場実習 がんばってます!(食品工業科)

現在、2年生が県内各所の食品関連企業24社ご協力のもと、現場実習に取り組んでいます。普段の授業や実習では学ぶことのできない貴重な経験を積んでいます。食品に携わる就業経験の中で、専門的知識や技術の向上だけでなく、一番の目的とする「就業観」をしっかりと身に付けてくれることでしょう。がんばれ!!

3学期も頑張っています!(食品工業科)

3年生は最後の実習として創作菓子に取り組みました。自分が作りたいものを、自ら計画し、限られた時間の中で製造します。3年間でずいぶん手際がよくなり、みんな上達しましたよ了解

 

2年生は豆類の加工を学習しています。大豆の豆腐だけでなく、落花生豆腐にも挑戦しました。大半が見るのも食べるのも初めてだったようです。

 

1年生は米粉類を学習中です。この季節といえば、いちご大福ですね! 熱々の求肥に悪戦苦闘しました…困る みたらし団子も上手に出来ました花丸

実習風景(食品工業科)

2年生では、現在『イモ類の加工』について学習中です。(上:こんにゃくの製造   下:いきなり団子)

こんにゃくは、ノーマル(ひじき)の他に、青のりやゆかりを混ぜ込んだ変わり種も製造しました。

いきなり団子は郷土料理の代表格ですよね! 今回は西原村産の美味しいサツマイモを使用しました。

まだまだイモ類の加工が続きます。次は何ができるかな?

九州農業・水産高校収穫祭2019(食品工業科)

九州農業・水産高校収穫祭2019が10月13日(日)福岡市中央区天神にあるソラリアプラザで行われました。

各県の農業・水産系高校で「食」を学ぶ生徒たちが作った、実習製品の販売会に参加しました。

出品校は58校に上り熊本県からは8校の実習製品を販売してきました。

本校からはリンゴジャムを販売。また、鹿本農業・菊池農業・翔陽・阿蘇中央・矢部・八代農業・芦北の各校自慢の逸品を本校生が代表して販売しました。

販売会は福岡の中心街で行われたため、都市部で好まれる商品と地元で好まれる商品の違いがあり、一瞬で完売する商品となかなか売れない商品など差がありました。お客様との会話を通して容器のサイズや価格など都市部で好まれる商品にするアイディアひらめきを頂くことができました。

販売会が終了して、夜は参加校と交流会グループがありとても楽しいひと時でした。

次の日は、乗用芝刈り機などを製造販売するオーレックが福岡天神に、10月31日オープンのカフェを先行公開してくださいました。また、カフェで提供する無農薬米で作ったお米ラテNEWを試飲させてくださいました。

その後は、南九州大学の学生さんが農業高校時代を振り返り、現在のキャンパスライフや学んでいることなど進路選択についての話がありました。

最後には毎日新聞社の方が進路などで役立つ文章の書き方を教わり、充実した2日間でしたキラキラ

酵母固定化の実験(食品工業科)

 3年生の微生物利用で実験を行いました。

 今回は酵母の固定化に関する実験!各班で協力し酵母を混ぜたアルギン酸ナトリウムを上手に滴下して、塩化カルシウムと反応させて酵母を固定化しました。

 ペットボトルで作成した簡易バイオリアクターに固定化酵母を入れ、上から様々なジュースを滴下。

 固定化酵母に触れたジュースが下から出てきたときにはどういう反応が起きているのか?楽しみです。

1週間後にバイオリアクター通過後のジュースを糖度計測したところ、固定化した酵母の作用により糖が減っていました。酵母が糖からアルコールを生成したため、香りもアルコール臭があり、バイオリアクター通過後には変化がみられました。また、糖度の変化からアルコール生成量を計算で求めることができました。

かびの培養実験(食品工業科)

2年生の微生物利用の実験でかびの培養実験を行いました。

かびをスライドガラス上で生育させてから顕微鏡で観察するスライド培養を行いました。

1週間培養して、観察をおこないました。

各班で話し合いながら、顕微鏡の名称を書き貼り付けました。

先生からの顕微鏡取り扱い方法の説明のあと、光学顕微鏡でかびの観察を行いました。

和菓子講習会を行いました(食品工業科)

 地元川尻町では、6軒の和菓子店が「開懐世利(かわせり)六菓匠」というグループを結成し、和菓子の普及活動をされています。そこで、食品工業科でも和菓子に触れ、地域理解と伝統産業の継承を図ろうと、毎年3年生が和菓子作りに挑戦しています。当日は本校卒業生でもある『菓舗梅園』より片岡 翔之助様を講師にお迎えし、和菓子ならではの技術と、日本の美しい四季を表現した作品を披露していただきました。しかし、いざ自分たちが挑戦してみると、そう簡単にはできません。まさしく悪戦苦闘…。それでも楽しく貴重な講習会となりました。