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モッツァレラチーズの製造(食品工業科)
3年生「食品製造」の授業で、「牛乳の加工」についての学習の一環として、モッツァレラチーズの製造実習を行いました
牛乳には「カゼイン」というタンパク質が含まれており、カゼインが酵素や酸の働きで凝固する性質を利用して製造されるのがチーズです。今回製造するモッツァレラチーズでは、凝乳酵素の「レンネット」を使用してカゼインを凝固させます
殺菌した牛乳にレンネットを加え、凝固するのを待ちます。使用する牛乳は、低温殺菌のものでなければ凝固しにくいのでご注意をまた、レンネットはネットショップ等でも購入できます
凝固したカゼインをカードカッターで切断し、水分を除去したら、熱湯に浸しながら練り上げていきます
最初はボソボソした状態ですが、数回繰り返すときれいにまとまり、なが~く伸びるようになります
今回の実習では、1Lの牛乳から小ぶりのミカン2個分程度のモッツァレラチーズを製造しました。想像以上に多くの牛乳を使ってチーズが製造されていることに、驚いた生徒も多くいたようです。これからの授業でも、たくさんの発見や気付きを積み重ねていきましょう!
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