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脂質の定性実験「アクロレイン反応」(食品工業科)
2年生「食品化学」の授業で脂質の定性実験として『アクロレイン反応』の実験を行いました。
脂質はグリセリンと脂肪酸等で構成されており、今回は「食品中にグリセリンが含まれているか」を確認する実験です。
試料(油脂)に含まれる「グリセリン」と「硫酸水素カリウム」を高温で反応させると刺激臭の強い『アクロレイン』の白煙が生成されます。
試料はAキャノーラ油 Bオリーブオイル Cバター を使いました。
試験管3本に「硫酸水素カリウム」を薬さじ小1杯ずつ入れて、各試料を入れます。
ガスバーナーの遠炎で徐々に加熱していきます。
この3つの油脂には「グリセリン」が含まれているので、白煙を生じる反応や色、臭いを確認して記録します。
生徒達はこの臭いを『飲食店の換気扇から出てくるにおい!』『揚げ物屋さんのにおい!』と表現していました。
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