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2019年10月の記事一覧

九州農業・水産高校収穫祭2019(食品工業科)

九州農業・水産高校収穫祭2019が10月13日(日)福岡市中央区天神にあるソラリアプラザで行われました。

各県の農業・水産系高校で「食」を学ぶ生徒たちが作った、実習製品の販売会に参加しました。

出品校は58校に上り熊本県からは8校の実習製品を販売してきました。

本校からはリンゴジャムを販売。また、鹿本農業・菊池農業・翔陽・阿蘇中央・矢部・八代農業・芦北の各校自慢の逸品を本校生が代表して販売しました。

販売会は福岡の中心街で行われたため、都市部で好まれる商品と地元で好まれる商品の違いがあり、一瞬で完売する商品となかなか売れない商品など差がありました。お客様との会話を通して容器のサイズや価格など都市部で好まれる商品にするアイディアひらめきを頂くことができました。

販売会が終了して、夜は参加校と交流会グループがありとても楽しいひと時でした。

次の日は、乗用芝刈り機などを製造販売するオーレックが福岡天神に、10月31日オープンのカフェを先行公開してくださいました。また、カフェで提供する無農薬米で作ったお米ラテNEWを試飲させてくださいました。

その後は、南九州大学の学生さんが農業高校時代を振り返り、現在のキャンパスライフや学んでいることなど進路選択についての話がありました。

最後には毎日新聞社の方が進路などで役立つ文章の書き方を教わり、充実した2日間でしたキラキラ

酵母固定化の実験(食品工業科)

 3年生の微生物利用で実験を行いました。

 今回は酵母の固定化に関する実験!各班で協力し酵母を混ぜたアルギン酸ナトリウムを上手に滴下して、塩化カルシウムと反応させて酵母を固定化しました。

 ペットボトルで作成した簡易バイオリアクターに固定化酵母を入れ、上から様々なジュースを滴下。

 固定化酵母に触れたジュースが下から出てきたときにはどういう反応が起きているのか?楽しみです。

1週間後にバイオリアクター通過後のジュースを糖度計測したところ、固定化した酵母の作用により糖が減っていました。酵母が糖からアルコールを生成したため、香りもアルコール臭があり、バイオリアクター通過後には変化がみられました。また、糖度の変化からアルコール生成量を計算で求めることができました。

かびの培養実験(食品工業科)

2年生の微生物利用の実験でかびの培養実験を行いました。

かびをスライドガラス上で生育させてから顕微鏡で観察するスライド培養を行いました。

1週間培養して、観察をおこないました。

各班で話し合いながら、顕微鏡の名称を書き貼り付けました。

先生からの顕微鏡取り扱い方法の説明のあと、光学顕微鏡でかびの観察を行いました。

和菓子講習会を行いました(食品工業科)

 地元川尻町では、6軒の和菓子店が「開懐世利(かわせり)六菓匠」というグループを結成し、和菓子の普及活動をされています。そこで、食品工業科でも和菓子に触れ、地域理解と伝統産業の継承を図ろうと、毎年3年生が和菓子作りに挑戦しています。当日は本校卒業生でもある『菓舗梅園』より片岡 翔之助様を講師にお迎えし、和菓子ならではの技術と、日本の美しい四季を表現した作品を披露していただきました。しかし、いざ自分たちが挑戦してみると、そう簡単にはできません。まさしく悪戦苦闘…。それでも楽しく貴重な講習会となりました。