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食品工業科 NEWS

令和5年度 校内プロジェクト発表会(食品工業科)

3月14日(木)に開催された、令和5年度学校農業クラブ校内プロジェクト発表会に食品工業科代表として2年生の木村さん、田上さん、中川さん、中野さん、中村さん、村田さんの計6名が出場しました!キラキラ

会議・研修プロジェクト発表のプロジェクトとは、「課題解決学習」ともいわれ、日頃の課題を自分たち自身で設定し地域などと協力して体験的に解決するという学習です。今回、食品工業科からは「マラソンランナーの力になる給食を!ペトレ家のおもてなし 2年目の取り組み」と題して、2月18日に行われた熊本城マラソンへの取り組みを発表しました。

(※熊本城マラソンでの活動詳細は→こちらご覧ください。)

今年は2年目の取り組みということもあり、1年目よりも、ランナーの方々の力になれるような給食を考案することを目指して、活動を開始しました。1年目は、バターサンドクッキーを給食として提供すると、「パサつく」「水分が欲しくなる汗・焦る」というランナーの皆さんから意見をいただき、今年はよりしっとりした食感の給食を考えることに!驚く・ビックリ また、少しでもランナーの力になれば・・・と思い、疲労回復効果のあるクエン酸を多く含んだレモンを使用することにしました了解

これまで何度も試作を重ね、考案したのが「レモンケーキ」! これを熊本城マラソンで提供すると、ランナーの方々から高い評価をいただくことができ、ランナーの方々の力になれるような給食を考案するという目標を達成できました!花丸しかし、中には、「水分がもっていかれる」汗・焦るという声もあったため、まだまだ改善が必要です。

 

発表を終えた後、木村さんにインタビューすると、「今までやってきたことが皆に伝えられてよかった」「これからも熊農生としてもっと地域に貢献していきたい」と話していました。今年の課題をさらに進化させられるよう、引き続き頑張ってほしいです!お知らせ

先進地視察研修(食品工業科)

2月20日(火)に先進地視察研修に行きました。

食品工業科1年生は、お菓子の香梅 阿蘇西原工場さんとサントリー九州熊本工場さんを訪問しました。

 

お菓子の香梅 阿蘇西原工場さんでは、お菓子の香梅さんの歴史から、製造している菓子の種類、工場について詳しく話をして頂きました。また、熊本の銘菓である「誉の陣太鼓」「武者返し」の生産ラインを見学しました。学校では見たことのない機械や、お菓子の香梅さんにしかない機械が数多くありました。見学の最後には、和菓子一級技能士の方による練りきり菓子製造の実演がありました。目の前で職人さんの高度な技術を拝見することができ、生徒たちからも歓声があがっていました。

 

サントリー九州工場さんでは、ザ・プレミアムモルツと天然水について学びました。ビールの原料から製造工程まで詳しく教えて頂き、とても勉強になりました。サントリーさんは4か所の工場で天然水を取り扱っており、地域ごとに天然水の硬度が違うことなど、今まで知らなかったことを知ることができました。さらに環境保全活動にも取り組まれており、SDGsに関連する具体的な活動例を生徒たちも実感できたようです。

学校では体験することのできないことを多く知ることができました。

この経験を今後の授業に活かせるように頑張ります!!

令和5年度 九州ミルク料理コンクール 3位入賞!(食品工業科)

2月17日(土)令和5年度九州ミルク料理コンクール(ごはん・おかず部門)に平井 颯貴さんが出場しました!キラキラ

 

このコンクールは、牛乳の消費拡大を目的としたコンクールで、牛乳・乳製品を使ったレシピ家庭科・調理を考案し、九州各県の代表として選ばれた選手たちが集まり、実技審査が行われました。

平井さんは、九州各県の120を超える応募の中から書類審査を勝ち抜き、熊本県代表として出場しました!驚く・ビックリ

 

審査基準として、美味しさ・アレンジ性・料理のしやすさ・栄養バランスなどが総合的に評価されます鉛筆

平井さんは、キラキラ明太クリーム春巻きキラキラを考案。この料理のポイントは、クリームコロッケとはまたひと味違うクリームの春巻き。さらにその中には明太子を入れ、少しピリッとさせました興奮・ヤッター!牛乳を使ったクリームのまろやかさと明太子のほどよい辛みがベストマッチ!了解それをパリパリの春巻きの皮で包み揚げました。

これまでに何度も試作を重ねこのコンクールに挑んだ結果、なんと3位を獲得することができました!牛乳は栄養価が高く、料理にも幅広く使うことができます花丸

牛乳をたくさん消費し、健康な生活をここから広めるきかっけになればいいなと思いますお知らせ

熊本城マラソン2024「ペトレ家のおもてなし」(食品工業科)

◇2月17日(土)…レモンケーキを製造! 

食品工業科2年生12人と1年生5人の計17人で、9時頃から仕込みを始めました。通常の授業では扱うことのない大量の原材料に圧倒されながらも、約8時間かけて、約1200個(4800食)のレモンケーキを作り上げました!

「ペトレ家のおもてなし」については、こちらをどうぞ笑う

 

◇2月18日(日)…ランナーの方々をおもてなし!

大会当日は、交通規制が開始される前にフルマラソンコースの26.7km地点に集合!ラッキスを水で希釈する、レモンケーキを専用のトレイに移すなど、ランナーの方々に給食と給水をスムーズに提供するための準備を進めましたにっこり

そして…マラソンがスタート!先頭選手の通過後しばらくの間は、記録優先で何も取らずに通過する選手がほとんどでした。しかし11時を過ぎたころから、レモンケーキとラッキスを手に取ってくださる方が急増!11時半以降は目の回るような忙しさ汗・焦るになりましたが、準備してきたレモンケーキとラッキスをすべて提供することができました興奮・ヤッター!

昨年のクッキーよりもしっとりしたものをキラキラという生徒たちの考えから生まれたレモンケーキ。「これを楽しみにしていた!」「うっっまっ!」「まだ残ってた!よかった~音楽」など、心にしみるたくさんのお声かけがあり、ランナーの方々の期待に応えられていることを実感できましたうれし泣き

一方で「水分がもっていかれる…」との声も一定数ありました。昨年度の反省を踏まえて改善したものの、まだまだ改良の余地はありそうです。貴重なご意見として、今後の活動に活かしていきます!

いちご大福(食品工業科)

1年食品製造の授業で「米の加工品」について学びます。

今回の実習では今が旬のイチゴを使ってキラキラ『いちご大福』キラキラを作りました。

イベント白玉粉と水を混ぜた生地を蒸気が上がった蒸し器で15分間蒸します。蒸し終わったら鍋に移し、加熱しながら砂糖を加えて良く練ります。水分を飛ばしてしっかり捏ねて粘り気が出たら、片栗粉を広げたまな板に取り出して8等分に分けます。

あんこをまとわせたイチゴを包んで完成ですにっこり

表面からイチゴがうっすらピンク色に見えていて、とても美味しそうですね音楽みんな上手に出来ていました興奮・ヤッター!

熊本城マラソン2024「ペトレ家のおもてなし試食会」

2月7日(水)、熊本市役所にて開催された「ペトレ家のおもてなし試食会」に参加し、熊本城マラソンで給食として提供する焼き菓子を披露してきました!昨年に引き続き、2度目の参加になりますキラキラ

 

?ペトレ家のおもてなしとは?

熊本城マラソンの26.7km地点で、給食と給水によってランナーを応援する活動です。熊本県出身で「日本のマラソンの父」ともいわれている金栗四三(かなぐりしそう)さんが、ストックホルムオリンピックに出場した際のエピソードに由来するもので、2019年大会から実施されています。

 

試食会では、ランナーの方々に振る舞うレモンケーキと酸乳飲料ラッキスを、熊本城マラソン実行委員の皆様に試食していただき、「とてもおいしい!」「販売してもいいのでは?」など、嬉しいご感想をいただくことができました興奮・ヤッター!

 

18日(日)の大会当日は、約4,500食のレモンケーキを提供します。前日の準備はとても忙しくなりますが、ランナーの方々のおもてなしのためにがんばります!

還元糖の定量実験〔ソモギー変法〕(食品工業科)

3年食品化学の授業で『還元糖の定量実験』を行いました。

会議・研修糖類のなかで、ホルミル基(アルデヒド基)-CHOをもつ還元糖の性質を利用して、食品に含まれている還元糖の量を測定します。実験は『ソモギー変法』を用いて行いました。

ソモギー変法の試薬はA液からE液まであり、それぞれを調整します。

◇ソモギーA液:酒石酸カリウム-ナトリウム、リン酸三ナトリウム、硫酸銅(Ⅱ)五水和物、ヨウ素酸カリウム、純水

◇ソモギーB液:シュウ酸カリウム、ヨウ素カリウム、純水

◇ソモギーC液:濃硫酸、純水

◇ソモギーD液:チオ硫酸ナトリウム五水和物、純水

◇ソモギーE液:可溶性デンプン、塩化ナトリウム、純水

試料は市販されているジュース5種(アップル、パイナップル・コカコーラ・ヨーグリーナ・午後の紅茶ストレート)です。

鉛筆還元糖溶液と硫酸銅(Ⅱ)アルカリ溶液を混ぜて加熱すると、硫酸銅(Ⅱ)は水酸化銅(Ⅱ)となり、さらに、糖により還元されて酸化銅(Ⅰ)になります。この酸化銅(Ⅰ)は、ヨウ素酸カリウムとヨウ化カリウムが反応して生成したヨウ素を定期的に消費します。残ったヨウ素をチオ硫酸ナトリウムで滴定し、ヨウ素の消費量から糖量を求めることができます。

▽試薬作りの一部

▽試料溶液に純水やソモギーA液を加え加熱、冷却及びソモギーB液、C液を加え、ソモギーD液をビュレットにセットして滴定、途中でソモギーE液を加え再度滴定して値を出します。

イベント成分表の数値はアップル:11.4g、パイナップル:11.1g、コカコーラ11.3g、ヨーグリーナ6.1g、午後の紅茶4.0gで、各班の実験結果も近い数値が多くありました。上手く実験が出来ていたようですにっこり

※実験工程や操作はここでは簡単に掲載していますが、実際は試薬作りを含め2週間程度かけて実施しています。

デコレーションケーキ(食品工業科)

食品工業科2年『食品製造』の授業でデコレーションケーキ記念日の製造実習を行いました。

1年次の反省を生かしながらひらめき『食べる人のリクエストに応える』キラキラをテーマに製造しました。インターンシップ先の洋菓子店で学んだ技術を活用したり、飾り用のクッキーやムースを自宅で作ってきたりと昨年度よりもグレードアップさせたケーキが出来たようです。

南園祭(食品工業科)

11月11日(土)に『南園祭』が開催されました。

イベント食品工業科では、南園祭当日の販売直前まで製パンキラキラの準備を頑張ってきました。また、生徒実習製品販売においては、たくさんの地域の方々に並んでお買い求めいただき誠にありがとうございました。しかし、並んでいただいた方の中にはすでに売り切れて、残念な思いをされた方もいらっしゃいました。申し訳ない気持ちでいっぱいですが我慢授業の一環として生産される製品で製造数量にも限界があります。今後とも御理解、御協力をよろしくお願いいたします。

肉加工実習(食品工業科)

食品工業科「食品製造」の授業では『肉加工』について学習します。工程が多い『ソーセージ』は3年生、『ベーコン』は2年生で製造実習を行いました。

会議・研修肉加工製品は肉の下処理や塩漬、乾燥、燻煙、ボイル、冷却、包装、殺菌、検品そしてラベルを貼って完成です。検査機関に完成した製品を提出して安全を確認して販売となります。

ひらめき安心安全な製品を完成させるために、生徒一人一人の体調管理、衛生チェックはもちろんですが、それぞれの担当する製造工程を誠実に取り組む姿勢を重視して、実習に取り組みました。

イベント数に限りがありますが、南園祭で販売を予定しています。(ソーセージは1本1000円、ベーコンは大きさで値段が異なりますが1個1000円前後です)

※『ロースハム』は10月に製造実習の日程が確保できなかったので、南園祭では販売しませんのでよろしくお願いします。

メロンパンとあんパン(食品工業科)

食品工業科1年生の「食品製造」の授業でパン製造の学習を行いました。

会議・研修パンは酵母(イースト菌)が発生させるガスの力で膨らみます。イースト菌は小麦粉や砂糖などの栄養分、35~38℃の温かい環境、60~70%の湿度でより活発に活動しガスが発生します。このガスはエチルアルコールと二酸化炭素です。できたてのパンを割ったときアルコールのにおいがするのはそのためです。

実習ではイベント『メロンパン』と『あんパン』キラキラを作りました。

材料をこねる→ 一次発酵→ 分割・丸め・成形→ 仕上げ発酵→ 焼成 

おいしそうにふっくら焼けました興奮・ヤッター!

炭水化物(還元糖)の定性実験 (食品工業科)

2年生「食品化学」の授業で炭水化物(還元糖)の定性実験 『銀鏡反応』の実験を行いました。

会議・研修銀鏡反応』とは、還元糖にアンモニア性硝酸銀水溶液を入れて加熱すると、銀が生じる反応のことです。この反応によって、試料中(食品中)に還元糖が含まれていることが分かります。ひらめき今回は、①「ブドウ糖」、②「ショ糖」、③空試験の「純水」を試料として実験を行いました。

最初に、アンモニア性硝酸銀水溶液の作成を行います。理科・実験0.1mol/L-硝酸銀水溶液の中に1%-アンモニア水を入れます。はじめは茶色く濁りますが、さらにアンモニア水を加えていくと無色透明の水溶液へと変わります。これでアンモニア性硝酸銀水溶液の完成です。この中に、希釈した試料を2ml加えて、湯浴で加熱し、冷却して観察します。色の違いや濃淡はありますが①のブドウ糖で反応が確認できました。キラキラ

還元性を持つ糖は、メイラード反応と呼ばれる加熱褐変反応を起こします。パンやクッキー、カステラなど、こんがりとしたきつね色の着色にも役立っています。香ばしいかおりハート喜ぶ・デレきつね色をつけたい料理で還元糖を使うときれいな焼きあがりになります!ピース

 

絞りクッキー(食品工業科)

食品工業科1年生の「食品製造」の授業でクッキー製造の学習を行っています。

会議・研修クッキーには様々な種類があり、形や味・食感で作り方も異なります。

今回は口金をセットした絞り袋に生地を入れて、天板に絞り出す「絞りクッキー」の製造実習です。

口金の種類によってクッキーの形状が変わるのが特徴ですが、同じ大きさ、同じ形に絞り出す技術が必要とされます。

生徒全員上手に絞ることができましたよ興奮・ヤッター!

 

ジャム・マーマレード製造実習(食品工業科)

食品工業科2年生の「食品製造」では『野菜果実の加工』について学習します。

いちごジャム、りんごジャム、マーマレードを製造し、製造の原理や技術、保存食品についての基礎を学びます。

会議・研修ジャムは果実中のペクチンが酸と糖の作用によってゲル化したものです。

果実に含まれている成分量がそれぞれ異なるので、グラニュー糖やクエン酸、ペクチンの量を調整して仕上げていきます。

イベントいちごジャムは本校農業科で栽培されたイチゴを原材料として使用しています。果肉を潰さずに粒のまま仕上げました。

イベントりんごジャムは1個ずつ丁寧に生徒が皮をむいて、角切りにしました。果肉の食感がやさしく味わえます。

イベントマーマレードは爽やかな甘夏果汁とスライスした外果皮の苦みがクセになる味です。

パンやクラッカー・ヨーグルトと一緒に、また料理の隠し味にと幅広く使えますよ!

各種 1個140g入り ¥300

次の製造は2学期を予定しています。ご購入はお早めに。

お問合せは食品工業科までお気軽にどうぞ。

牛乳の凝固実験(食品工業科)

3年生「総合実習」の授業で、牛乳の凝固実験を行いました。

牛乳の特性のひとつに「タンパク質の凝固」があります。タンパク質が凝固する要因には、熱や酵素など様々なものがあり、この特性は牛乳を利用した加工品の製造も深く関係しています。

今回の授業では、「酸」による牛乳の凝固を確認するとともに、温度の違い、砂糖の添加量の違いが牛乳の凝固にどのように影響するかを調べることを目的として実験を行いました。

←写真ではわかりにくいですが…右側2つのビーカーで凝固が起こっています。

牛乳に酸液(乳酸+クエン酸)を加えたときの変化に、驚きの声をあげる生徒もいました驚く・ビックリ身近な食品が見慣れない変化を起こすことが、生徒の目にとても新鮮に映ったようです。

今回の学びは、食品工業科の看板商品のひとつである酸乳飲料「ラッキス」の製造にもつながる重要な内容です。しっかり覚えて、自信をもって製品づくりに臨んでくれることを期待しています!

花壇の除草(食品工業科)

1年生「農業と環境」の授業で、花壇の除草を行いました。

 

外用の実習服を着て行う初めての実習だったため、服を着用する際のルール、片付けの進め方など、説明することがたくさんありましたが、どの生徒も集中を切らさずに話を聞いてくれました。

実際に体を動かす時間は長くはありませんでしたが、互いに声を掛けながら協力して実習に取り組み、予定していた内容をやり遂げることができました!

これから、日を追うごとに日差しが強くなり、暑さも厳しくなってきます。万全の状態で実習に臨むことができるよう、日頃から体調管理に気を配ってくれたらと思います。そして、実習ではよい汗を流しましょう!

みたらし団子(食品工業科)

食品工業科 1年生 「食品製造」の授業キラキラみたらし団子キラキラを作りました。

みたらし団子は鎌倉時代に誕生したと言われ、漢字では「御手洗団子」鉛筆と書きます。

会議・研修原材料の「白玉粉」は、もち米を精白・水洗いし、水を加えながら石臼で挽いたのち、沈殿物を乾燥させたものです。団子にすると食感はもちもちとしていて柔らかくなめらか花丸冷やしても固くなりにくいのが特徴です。

白玉粉に水を加え、しっかりこねます。ここで水を加えすぎてはいけません!注意みんな慎重に水の量を調節しながらこねていました。同じ大きさに分割し、茹であがったら氷水で冷まします。その間に、みたらしのたれを作り、団子にかけて完成です!了解今回は食べやすいようにカップに入れて持ち帰りました。全員もっちもちのみたらし団子ができました!興奮・ヤッター!

 

脂質の定性実験「アクロレイン反応」(食品工業科)

2年生「食品化学」の授業で脂質の定性実験として『アクロレイン反応』の実験を行いました。

会議・研修脂質はグリセリンと脂肪酸等で構成されており、今回は「食品中にグリセリンが含まれているか」を確認する実験です。

試料(油脂)に含まれる「グリセリン」と「硫酸水素カリウム」を高温で反応させると刺激臭の強い『アクロレイン』の白煙が生成されます。

試料はAキャノーラ油 Bオリーブオイル Cバター を使いました。

試験管3本に「硫酸水素カリウム」を薬さじ小1杯ずつ入れて、各試料を入れます。

ガスバーナーの遠炎で徐々に加熱していきます。

鉛筆この3つの油脂には「グリセリン」が含まれているので、白煙を生じる反応や色、臭いを確認して記録します。

生徒達はこの臭いを『飲食店の換気扇から出てくるにおい!』驚く・ビックリ『揚げ物屋さんのにおい!』と表現していました。

きのこ栽培(食品工業科)

2年生「微生物利用」の授業でキラキラ キノコ キラキラを栽培しました。

会議・研修キノコ とは菌類であり、分類学上は「かび」に近い仲間とされています。また、自然界では細菌やかびなど多くの微生物と共存しています。

今回は、キノコ栽培キットを使って、「シイタケ、エリンギ、ナメコ、ヒラタケ、エノキ」

の5種類の中から自分の好きなきのこを1つ選び、愛情を込めて毎日お世話しました。

霧吹きで1日2回水をあげます。すると、3日目ぐらいから、小さいキノコが出てきました。その後もぐんぐんと成長し、約2週間で大量に収穫できました!

シイタケなど多くのキノコ類はグアニル酸という旨味成分を含んでいます。

収穫したきのこは、みんなで調理して給食・食事美味しくいただきました!にっこり

第10回熊本城マラソン大会『ペトレ家のおもてなし』(食品工業科)

2月19日(日)に開催されたイベント『第10回熊本城マラソン大会』イベント大会コース26.7キロ地点での「バターサンドクッキー」と「ラッキス」の振る舞い音楽と、ランナーの皆さんへの応援にっこりを精一杯!頑張ってきました。

ひらめき感染防止対策として、クッキーは1人分を紙コップに入れて、紙コップごと渡したり、ラッキスは走りながらでもこぼれない量を入れたりと、多方面の配慮を行いました。

また、卒業生などたくさんの方から励ましのお声かけもいただきました。

試作から準備、当日のおもてなしは大変でしたが、とても充実した活動キラキラでした。

【前日 2月18日(土)の準備】

【当日 2月19日(日)】

第10回熊本城マラソン大会に向けて準備中(食品工業科)

2月19日(日)に開催されるイベント『第10回熊本城マラソン大会』イベントにおいて選手に振る舞うクッキーを準備しています。

ひらめき県出身で日本人初の五輪選手「金栗四三」がストックホルム大会のマラソンの途中で倒れ、現地の『ペトレ家』に介抱された逸話を元に食品工業科2年生が考案しました。

大会当日は、金栗さんが倒れた距離と同じ26.7キロ地点で「ペトレ家のおもてなし」と銘打ったブースを設置して、本校で収穫された柑橘を砂糖漬けして作ったネーブルオレンジバターをサンドした『バターサンドクッキー』と本校生徒実習製品の酸乳飲料『ラッキス』を振る舞います。

晴れ選手の皆さんが無事に完走できるように急ぎ心を込めて焼き上げます!

シフォンケーキ(食品工業科)

食品工業科1年生「食品製造」の授業で『シフォンケーキ』を作りました。

ひらめきアメリカ生まれのスウィーツで、できあがった生地の様子が絹織物(シフォン)のようにきめ細かくキラキラふんわりと軽い食感なのでシフォンケーキと名付けられました。

製造工程で重要となるポイントは、卵黄・砂糖・水・サラダ油を乳化(水と油をなじませること)させてもったりとマヨネーズのようになるまで泡立てる工程と卵白と砂糖を泡立てるメレンゲ作りの工程です。

会議・研修卵白を凍結直前まで冷やすとしっかりとしたメレンゲができます了解

全体を混ぜ合わせる時、気泡を潰さないようにやさしく混ぜると、ふんわりとした生地が完成しますにっこり

焼き型に流し入れて、170℃のオーブンで35分間焼きます。

焼き上がったら逆さまにして冷却します。

イベント全員ふんわり焼き上がりましたよ音楽

デコレーションケーキ(食品工業科)

食品工業科1年『食品製造』の授業で「デコレーションケーキ」記念日の製造実習を行いました。

6号サイズ(直径18cm)のスポンジケーキから作りました。

イベント各自、デザイン画を手書きで作成しイメージ通りに作ることを課題としました。また、材料の原価計算、時間内に完成させるために準備することなども実習前の学習として取り組みました。

ハートハートや星型キラキラのクッキー、マジパンで作ったバラ、マカロンやトリュフ、チョコやイチゴのソースなど自宅で作ったものを飾った生徒もいました。出来上がったケーキは素晴らしい作品ばかりでした。

 

 

水分の定量実験(食品工業科)

1年生「食品化学」の授業で『食品中における水分量測定』を行いました。

会議・研修食品中の水分含有量は味や食感、保存性などとても重要な部分です。

食品中の水分の測定方法には乾燥法、蒸留法、化学的測定法の3つあり、今回は乾燥法で測定しました。

まず、①秤量びんの重量を測定して『電気恒温乾燥機』105℃で2時間程度加熱します。②デシケーターで冷却して、③再度秤量びんの重量を測定する。①~③を測定前後の差が0.5mg以内になるまで繰り返します。秤量びんに付着した空気中の水分等を取り除くために重要な工程となります。

次に、試料のダイコン、ニンジン、キュウリ、キャベツを細かく切って5g採取します。

①~③の工程を経た秤量びんに入れて『電気恒温乾燥機』105℃で2時間程度乾燥させます。重量をはかって減少が見られなくなるまで乾燥を続けます。

この後、計算式に当てはめて水分含量%を求めていきます。

水分が無くなった野菜は、どれがどれか分からないですね驚く・ビックリ

タンパク質(アミノ酸)定性実験(食品工業科)

2年生「食品化学」の授業でタンパク質(アミノ酸)の定性実験として『ニンヒドリン反応』の実験行いました。

会議・研修『ニンヒドリン反応』とは“ニンヒドリン”とアミノ酸がもつ“アミノ基”が反応して、青紫や赤紫に色が変わる反応のことです。この反応によってアミノ酸が含まれていることがわかります。

今回は①「醤油」、②「牛乳」、③「卵白」、④調味料の「味の素」と⑤空試験※の「蒸留水」を試料として実験を行いました。※⑤の空試験とは物質が入っていないときは反応しないことを証明するための実験です。

希釈した試料(牛乳のみ原液)3mlに0.2%ニンヒドリン溶液を1ml加えてガスバーナーで加熱し、冷却して観察します。

⑤の空試験「蒸留水」以外は色の違いや濃淡はありますが反応が確認できました。

また、色の違いや濃淡によって、アミノ酸の含まれる量も推測することができました。

鉛筆この「ニンヒドリン反応」は紙や木材に付着した指紋の検出にも用いられます。

また、ニンヒドリン反応を最初に報告したイギリスのルーエマンさんにちなんで、反応した時の紫系の色を『ルーエマンパープル』キラキラといいます。

開放講座(食品工業科)

11月12日(土)に食品工業科実習棟で開放講座が行われ「ロールケーキ」キラキラを作りました。

卵9個と砂糖を使用し、全卵を泡立てる共立て法で生地作って焼きます。共立て法は湯せんで温めるとより泡立ちがよく、もったりとした生地ができます。そして、篩った薄力粉を入れてゴムへらでさっくり混ぜて生地の完成です。

(ちなみに卵白だけを泡立てるのは別立て法といいます。この場合は冷やすとよりしっかりとしたメレンゲとなります。)

天板に流しいれ、きれいにならしたら200℃のオーブンで13分間焼きます。

イベント焼きあがって冷却した生地に、泡立てた生クリームをのせて巻いていきます。みなさんとてもきれいに巻くことができました。そして箱に入れてお持ち帰りいただきました。

親子で参加された方もあり音楽楽しんで作っていただきこちらも良き時間でした。

肉加工実習(食品工業科)

イベント肉加工については「食品製造」の授業で主に3年生が学習する分野ですが、南園祭で販売するために10月上旬から3年生を中心に全学年で取り組みました。

肉の下処理や塩漬、乾燥、燻煙、ボイル、冷却、包装、殺菌、検品そしてラベルを貼って完成です。検査機関に完成した製品を提出して安全を確認して販売となります。

 

下処理から包装までベーコンとロースハムは10日間、ソーセージは7日間を要します。

ひとつひとつの工程を丁寧に、安全に行わなければならないので生徒も職員も必死でした。そして南園祭では多くの方にお買い求めいただきました。会計までの待ち時間も長く大変ご迷惑おかけしましたが、本当にありがとうございました。

キラキラこれからも安心安全に取り組んでまいります。

パウンドケーキ(食品工業科)

食品工業科1年生「食品製造」の授業で『パウンドケーキ』を作りました。

会議・研修『パウンドケーキ』は薄力粉、砂糖、卵、バターを1ポンド(POUND)=450gずつ合わせたイギリスのお菓子です。フランスでは『カトル・カール(1/4が4つ集まったという意味)』と呼ばれます。

 

イベント今回の配合 パウンドケーキ型(8㎝×21㎝×6㎝)

薄力粉125g、砂糖125g、卵125g、無塩バター125g、バニラオイル3滴 です。

ひらめき材料それぞれに温度差があると分離して膨らみが悪いことがあります。無塩バターは軟らかくしておく、卵はぬるま湯の湯煎であたためるなど準備をしておくと上手に焼き上がります。

175℃のオーブンで40~50分程度焼いたらできあがりです。

みんな上手に膨らみました!

あんぱん&チーズパン(食品工業科)

食品工業科1年生の「食品製造」の授業でパン製造の学習を行いました。

会議・研修パンは酵母(イースト菌)が発生させるガスの力で膨らみます。イースト菌は小麦粉や砂糖などの栄養分、35~38℃の温かい環境、60~70%の湿度でより活発に活動しガスが発生します。このガスはエチルアルコールと二酸化炭素です。できたてのパンを割ったときアルコールのにおいがするのはそのためです。

今回の実習では『あんぱん』『チーズパン』を作りました。

材料をこねる→ 一次発酵→ 分割・丸め・成形(あんことチーズを詰める)→ 仕上げ発酵→ 焼成 

イベントおいしそうにふっくら焼けました!

 

西洋料理と西洋菓子の技能体験セミナー(食品工業科2年)

県商工労働部 商工雇用創生局 労働雇用創生課と県技能士会連合会の主催でおこなわれ、西洋料理と西洋菓子の講師の方をお迎えして、『みらいの技能士育成ステップアップ事業』の一環で「技能体験セミナー」が行われました。

今回は食品工業科2年生を対象に、7月25日から5日間インターンシップへ行く、事前セミナーとして技能士の方からの講話や指導を含めた体験の機会をいただきました。

イベント西洋料理の班は『オムレツ』を作りました。

火加減や卵の混ぜ方、フライパンや箸やヘラの使い方をマンツーマンで教えていただきました。自分で作るのとは違って中はトロトロ音楽ふわふわのオムレツでおいしかったですにっこり

記念日西洋菓子の班は『抹茶のスノーボール』と『チュイル・オ・ザ・マンド』というクッキーを作りました。ホイッパーやゴムヘラの使い方、生地の混ぜ方に無駄がなく素晴らしかったです。できあがったクッキーはサクサクでキラキラとにかく美味しい!

今回の技能体験では技術面だけでなく、「元気のよい挨拶」「大きな声で返事する」といった人として大切なこともお話しくださいました。

生徒にとって有意義でたのしく、おいしい時間となりました。

トマトケチャップ(食品工業科2年)

食品工業科2年「食品製造」の授業で野菜の加工について学習しています。

今回は、本校農業科で栽培しているトマトを使用して『トマトケチャップ』の製造を行いました。使用したトマトは天候の関係で、割れてしまったり傷が入ったりして製品として販売できないものをいただきましたが、食するのには十分フレッシュなトマトでした。

損傷部を取り除き、沸騰した湯にトマトを入れて湯むきします。

へた部分を除去して8等分程度に切ってミキサーにかけます。

ザルで裏ごしして種や繊維を取り除きます。

裏ごししたトマト果汁を鍋に入れて加熱します。灰汁を取りながら糖度14度になるまで濃縮します。

その後、半量の砂糖、香辛料(シナモン、白こしょう、オニオン、クローブ、セージ、オールスパイス)を加えさらに加熱し、糖度27~30度まで濃縮します。

仕上げに残りの砂糖、食塩、食酢を加えて全体が混ざったら火を止めて完成です。

今回はビンに詰めて各自持ち帰ります。パスタやピザに使えますよ。

マドレーヌ(食品工業科1年)

食品工業科1年生「食品製造」の授業で『マドレーヌ』を作りました。

卵と砂糖を混合します。スポンジケーキとは違って、卵を泡立てないのがマドレーヌです。ベーキングパウダーを入れてふるった薄力粉をさっくり混ぜます。

溶かしバターを加えてやさしく混ぜ合わせ、レモンエッセンスを加えたらマドレーヌ型に紙を敷いて生地を流し入れます。

180℃のオーブンで20分程度焼いたらできあがりです。

マドレーヌ専用の袋に入れて完成ですキラキラ

みんな上手にできましたよピース

生徒実習製品販売中(食品工業科)

生徒実習製品の販売の準備ができました。

いちごジャム300円、マーマレード300円、りんごジャム300円、ラッキス(酸乳飲料)350円です。

いちごジャムとりんごジャムは果肉がゴロゴロ残っているタイプです。

マーマレードは甘夏みかんを使用しています。

ラッキス(酸乳飲料)は5倍程度の水などで薄める濃縮タイプです。

どうぞよろしくお願いいたします。

アイスボックスクッキー(食品工業科)

食品工業科1年生の「食品製造」の授業でクッキー製造の学習を行っています。

クッキーには様々な種類があり、形や味・食感で作り方も異なります。

今回は生地を棒状に整形後、冷やして7㎜の厚さに切って焼く「アイスボックスクッキー」の製造実習です。

やわらかくしたバターに砂糖を加えて、白っぽくなるまでホイッパーで混ぜます。

篩った薄力粉を加えたら、切るようにさっくり混ぜることが「サクサククッキー」になるコツです。

 

グラニュー糖をまぶして均等に切り、天板に並べます。

 

おいしく焼けましたよ!

酸乳飲料「ラッキス」(食品工業科)

食品工業科3年生の「食品製造」では『乳加工』について学習しています。

本校生徒にも大人気「酸乳飲料 ラッキス」5倍程度に薄めて飲む濃縮タイプを製造実習を行いました。

【2人一班による手作りでの学習の様子】

 

【販売用製造の様子】

1本1本正確に充填(ビン詰め)します。

フタをしたら殺菌、冷却、拭き上げ、検品、ラベル貼りを行います。

出来上がった製品は細菌検査に出して安全を確認できました。

ご購入については後日、お知らせいたします。

安心安全!食品製造(食品工業科)

食品工業科1年生の「食品製造」の授業で、最初に学ぶのは『食品衛生』についてです。

初めての実習ということで本日は以下の5項目をメインに行いました。

①実習服の確実な着用(帽子から髪の毛1本も出しません)

②実習室への入室(粘着テープでほこりを取り、エアシャワーへ)

③手の洗浄(掌のしわの間や指1本1本、手首までを2回)

④器具や実習台の洗浄(洗剤でしっかり)

⑤床の洗浄(ブラッシング、水切り、タオルやモップで拭き取り)

全員が協力して声を掛け合いながら行うことで、自分は次に何をすべきかを考えるようになります。

これから始まる製造実習が、よりスムーズに行えるようにみんなで頑張りましょう!

 

 

ジャム製造(食品工業科)

食品工業科2年生の「食品製造」で『野菜果実の加工』について学習しています。

2年生はこれまで、リンゴジャム、イチゴジャム、甘夏マーマレードの製造実習を行いました。イチゴは本校農業科で栽培されたものを使用しています。

本日は検品やラベル貼りを行いました。

できた製品は現在、細菌検査に出しています。安全を確認してからの販売となりますので、ご購入についてはしばらくお待ちください。

食品工業科2年(食品化学実験『ヨウ素でんぷん反応』)

食品工業科2年生「食品化学」の授業で『炭水化物』について学習しています。

本日は炭水化物の定性実験の『ヨウ素でんぷん反応』を行いました。

ヨウ素デンプン反応がどのようなものか、デンプンはどのような要因で分解されるのかを知るための実験です。

1%デンプン溶液と3M(モル)硫酸を入れた試験管を5本と1%デンプン溶液のみの試験管を1本準備し、沸騰した鍋に入れて加熱します。

2分おきに1本ずつ鍋から取り出し、ヨウ素液を加えます。

加熱時間でどのような反応があるか、3M硫酸を入れていない溶液はどのような反応があるのかを確認します。

分解されていないデンプンは濃い青色となります。

分解が進むにつれて赤系→黄色系→無色透明となります。

すべての班で確実な反応を確認することができたようです。

 

3年食品工業科 クリスマスケーキを製造しました☆

食品工業科では、毎年12月に自分でスポンジケーキから製造し、思い思いのデコレーションをしてクリスマスケーキを製造しています。

3年生は今回(3回目で)、高校生活最後のクリスマスケーキ製造になります。

「食品製造」の授業で、クリスマスケーキを製造しました。

 

 

12月13日(月)スポンジケーキ作り

これまでに学んだスポンジケーキが膨らむ原理をしっかりと考えながら、それぞれどんどん進めていきます。

前半の混ぜが足りなかったり、後半無駄に混ぜてしまうとうまく膨らみません・・・

さて、うまく膨らむでしょうか?

混ぜて混ぜて~焼成中

 

しっかり膨らんできていますね♬

次はデコレーションが楽しみです。

 

 

12月15日(水)デコレーション

事前に思い思いのデザイン案を考えていて、それに沿ってデコレーションを進めていきます。

さすが3年生!!3年目ともなれば、手際もよく、デザインもいろんなアイデアを取り入れて個性豊かなクリスマスケーキが完成しました♬パティシエを目指している生徒もいますので、売り物のように上手にできている生徒もいました。

 

各自ワンホール持ち帰り、それぞれの家庭で一足早くクリスマス気分を味わったことと思います☆

どれも素敵なデコレーションになりました!

 

食品工業科 開放講座☆

2021.10.2(土)

食品工業科の開放講座を実施しました。

今年の実施内容は、「生キャラメルつくり」でした。

参加者は、毎年参加してくださっている方、初めて参加された方、子供たち~ご夫婦での参加など合計9名の方に参加していただきました。

製造工程は単純ですが、温度の見極めや拡販のタイミングなど、すべてがうまくいかないと、ととろけるくちどけが特徴である生キャラメルはできません。

その見極めのコツなどを一緒に製造しながらお伝えすることができました。

  

自分で作ったからこそできる、ぜいたくなスティック状のキャラメルを頬張るお子様!

上手にできたようですね(^^)

皆さんの笑顔がたくさん見られ、熊農(食品工業科)についてもお伝えすることができ、楽しいひと時になりました♬

ぜひまた、家庭でもいろいろとアレンジをして作ってみてください。

 

1年生の実習紹介~食品製造・マドレーヌ&パウンドケーキ~(食品工業科)

今回は、1学期の期末考査以降に実施した実習を紹介します。 

 

◇マドレーヌ(7/9, 7/12)

卵の「起泡性」を活かして製造します。卵を十分に泡立て、その後の工程を手際よく進めることができれば、生地がしっかりと膨らんだふわふわの仕上がりになります!

 

◇パウンドケーキ(7/16, 7/19)

今回は、マーガリン→砂糖→卵→小麦粉の順で材料を混ぜましたが、別の製造方法もあります。焼き上がり後、熱いうちにブランデーやラム酒などの洋酒を染み込ませることで、好みの風味に仕上がります!

1年生の実習紹介 ~食品製造・クッキー編~(食品工業科)

食品工業科1年・食品製造の授業における本格的な実習が始まって、約1ヵ月が経ちました。今回は、生徒たちが様々なクッキーの製造に挑戦したこの1ヵ月を振り返ります。

 

◇アイスボックスクッキー(5/31, 6/4, 6/7, 6/11)

棒状に成形した生地を冷やして固め、その後切り分けて焼き上げます。マーブル・渦巻き・市松模様など、ひとりひとりが工夫を凝らしたデザインを考えてくれました!

 

◇型抜きクッキー(6/14, 6/21)

こま板とめん棒を使って生地を均一の厚さに伸ばし、型抜きして焼き上げます。

 

◇絞り出しクッキー(6/25, 6/28)

柔らかめの生地を絞り袋に入れ、好みのデザインに絞り出しました。

3年生食品化学 セミミクロケルダール法(食品工業科)

3年生の科目「食品化学」では、5月末から3週にわたってセミミクロケルダール法という実験を行っています。

食品工業科では、食品製造だけでなく食品成分を分析する実験も数多く行っています。

 

今回の実験は、食品中のタンパク質量を分析する実験で、3年間で学ぶ実験操作の中でも高度な実験の一つです。

難しい実験操作にも、班内で協力して安全に実験を行うことができています。さすが3年生!!

ようやく実験も終盤です。無事に食品中のタンパク質量を分析することができるでしょうか?

(今回は、生徒の希望でハトムギ・ブロッコリー・鶏むね肉・スライスチーズ・プロテイン(粉末)のタンパク質量を分析しています。)

①試料の分解

食品試料の分解

 

 ②水蒸気蒸留・・・複雑な蒸留装置でしょう?

複雑な装置を使って蒸留

③滴定(ピンク色が灰色になるまで、、、)

滴定しています

緑色に代わると失敗!慎重に、慎重に、、、

失敗しないように慎重に・・・

 

今日の課題研究(食品工業科)

3年生の課題研究の授業では、各々が設定したテーマに基づいて研究計画を立て、調査・実験実習・振り返りを繰り返していきます。今日の授業でも、たくさんの生徒が真剣な表情で実習に取り組んでいました。今後、どのように研究が進展していくのか・・・楽しみにしています!

モッツァレラチーズを作りました!(食品工業科)

 畜産物の加工について学んでいる、3年食品工業科の生徒たち。今回は「モッツァレラチーズ」の製造に挑戦です。

 

製造工程の中で、重要なポイントのひとつが温度管理です。時間を見ながら火力を微調整し、一定の温度に達したら・・・

 

水に溶かした凝乳酵素を加えます。この酵素はチーズの製造に不可欠で、1gで30~50Lの牛乳を凝固させる力があります。

 

しばらくすると固まるので、さいの目状に切断します。すると、固形物と液体に分離してきます。

 

水を切った固形物をお玉にのせ、熱湯につける→折りたたむようにこねる→再び熱湯につける…を数回繰り返すと・・・

 

はじめはボソボソした状態だった固形物が、次第にまとまり、伸びるようになってきました。

 

きれいに丸めたら完成です。今回、1Lの牛乳から、やや小ぶりのミカン程度の大きさのモッツァレラチーズが2個できました。完成した量が想像以上に少なかったことに驚きの声もあり、食品加工の奥深さを改めて実感できたようです。

実習製品、卒業生にも人気です(食品工業科)

 令和元年度の農業土木科卒業生が、実習製品購入のために食科棟を訪ねてきました。本人が大好きなだけでなく、職場でも大人気のようです。一人では抱えきれないくらいの数だったので、食品工業科の3年生が運ぶのを手伝ってくれました。

 卒業生のみなさん、お土産が必要なときや熊農食科の味が恋しくなったときは、ぜひ食品工業科にお越しください!

 

クッキー製造実習(食品工業科)

1年生で食品工業科に入学して最初の食品製造実習が行われました。

まずはクッキー。

クッキーも製造方法の違いでたくさんの種類があります。

今回は絞り出しクッキーとアイスボックスクッキーにチャレンジ!!

形はそれぞれ好きな形にということで、ペアの人と相談しながら決めていました。

クッキーを試食して、焼きたてと冷却後での食感や香・味などの違いを感じていました。

おいしくて試食が止まらない人もいましたが・・・お昼ご飯は食べれたかな?

ラッキスの製造実習(販売用)を行いました!(食品工業科)

前回の実習でラッキスの製造原理を学んだ食品工業科3年生。今回の製造実習では、販売用の製品づくりに取り組みました。

 

 

どの生徒も、自分が担当する工程に真剣に取り組んでいました。頼もしい3年生!これからも、一人一人が常に向上心をもって実習に臨んでくれることを期待しています。ラッキスの販売開始はもうしばらくお待ちください…。

現場実習 がんばってます!(食品工業科)

現在、2年生が県内各所の食品関連企業24社ご協力のもと、現場実習に取り組んでいます。普段の授業や実習では学ぶことのできない貴重な経験を積んでいます。食品に携わる就業経験の中で、専門的知識や技術の向上だけでなく、一番の目的とする「就業観」をしっかりと身に付けてくれることでしょう。がんばれ!!