学校生活ブログ

【3学年】 年金教室


「将来の安心」について考える時間に ~3年生 「年金教室」開催~

   12月15日(木)本渡年金事務所、下村哲史様をお迎えして、年金教室を開催しました。「公的年金制度」の仕組みと意義について詳しく学びました。公的年金制度は、老齢年金、障害年金、遺族年金の3つの安心を支える制度であること、自分や家族に何かあった時に生活を支援してくれる制度であることが生徒には良く理解できたと思います。

 また、学生で経済的余裕がない時、「学生納付特例制度(ガクトク)」が利用できることについても説明をしていただき、進学する生徒たちにもおおいに役に立つ内容でした。

以下、生徒の感想を紹介します。

 ①年金は自分の人生を守るものということが理解できたので、加入し、掛け金を納付しようと思う。

 ②自分には関係ないと思っていたが、社会人になったら直接関わってくると実感した。卒業前に話を聞くことができて良かった。

 ③老後の生活を支える以外に、事故などで障害を負った時にも年金が支給されると知った。「将来の安心」について考える時間になった。


 最後に、生徒を代表して、電気科松本奏流くんが「年金の知識が深まりました。自分の未来をしっかり考える有意義な機会をありがとうございました」と謝辞を述べました。


 

長距離走大会無事に終了しました!

 長距離走大会が終了しました!大きな怪我等もなく無事に終えることができ安心しているところです。育友会の皆様には早朝から豚汁の準備をしていただきました。とても美味しくいただきました。また、炊き出しだけでなく給水所や交通整理でも多くの育友会の方々にお世話になりました。おかげさまで生徒たちも安心して走ることができたと思います。沿道でも沢山の方々に応援していただきました。本当に多くの方々に支えられての長距離走大会でした。ありがとうございました!!
 本日の大会の様子です。ぜひご覧下さい!(^o^)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

本日は長距離走大会が行われます!

 絶好の長距離走大会日和となりました!本日は長距離走大会が行われます。男子は西元浦信号前で折り返す20kmのコースで9:30にスタートし、女子は直石材工事で折り返しの10kmのコースで9:50にスタートします。
 調理室では、7:30から育友会の方々が豚汁の準備をされています。約700人分の調理となりますので、大量の野菜の皮をむいたり切ったりしています。走り終わった後は美味しい豚汁が食べられますので、生徒の皆さんには精一杯頑張って欲しいと思います(^0^)/
 
 

学級通信作成中です!

 下の写真は本日午前6時40分の普通科職員室の1コマです。
 本日生徒・保護者に学級通信を配付するために、担任の先生が今朝6時から作成に取りかかっています。そして、この先生はB4サイズに手書きで毎週発行されています。そのような学級通信を保護者もとても楽しみにされているそうです。
 こうして毎週作られている学級通信ですので、生徒は必ず持って帰って家の人に見せて下さいね。

進学相談会に参加しました

 12月7日(水)サンタカミングホテル(2F苓洲の間)に於きまして、16:00~18:00の時間帯で進学相談会が開催されました。
 九州内の大学、短大、専門学校のうち約50校が出席され、ブースを構えておられました。本校の進学希望の1・2年生も自分の希望する学校のブースに座り、担当の先生からの説明を熱心に聞いていました。
 自分の夢を叶えるためにも、今回学んだことを進路選択に役立てて欲しいですね。

    

「命を大切にする心」を育む教育講演会

 「命を大切にする心」を育む教育講演会が今年度も実施されました。今回は水俣病の教訓を伝える高等学校訪問事業ということで、熊本県水俣病保健課の山内様より、水俣病の発生原因や症状、どのような被害があったのか、水俣病から学ぶべき事は何か等についての話をしていただきました。小学校5年生時に学習をしている内容ですが、工場排水に含まれるメチル水銀をプランクトンが食べ、それを魚が食べ、またそれを人が食べるという食物連鎖の過程で発症した水俣病は、当時奇病とされ激しい差別を受けたこと。公害は起こる前に防ぐ。もし公害が発生した場合は被害が広がらないようにすることが大切だということを確認することができました。
 

 山内さんのお話の後、水俣病資料館で語り部をされておられる杉本肇様に「水俣病患者家族に生まれて」という演題で講演をしていただきました。火傷や怪我をしても水俣病の影響で痛みがわからない家族に衝撃を受けたこと。小学5年生の頃に両親とおじいさんが同時に入院となり、5人兄弟で必死に生活していたが、全国からの支援者が来てくれて安堵したこと。そういった中で知った母の偉大さ等について話をしていただきました。
 「水俣病になった現実を受け入れ、水俣病は授かったものと『覚悟』を決めていた両親が、子どもたちに『希望』を託し、夢を諦めず、家族で漁をするという夢を叶えた。勉強でも仕事でも『魂』を込めて取り組まないといけない。」ということを障がいを持った両親から教えられたとも話されました。それを受けて生徒たちには覚悟を決めて、希望を持ち続けて、今できることをを込めてやってほしいというメッセージを伝えていただきました。水俣病は起こってしまったこと。そこから学んで、将来に繋げていってほしいとのことでした。生徒たちの中には、就職で県外に出て行く生徒も多くいます。水俣病についての正しい知識を持ち、自信をもって話ができればと思います。
 

絵本の読み聞かせ♪

 本日の朝読書の時間を利用して、育友会役員による絵本の読み聞かせが行われました。読み聞かせは小学校や中学校では行われていますが、高校ではあまり耳にしないのではないかと思います。今回は、絵本の楽しさを味わい、豊かな感性を育むことを目的に企画しました。以前、寮にて読み聞かせを行いました。なかなかの好評で、寮生たちが近くの保育園に読み聞かせをしに行くきっかけにもなりました。そういったこともあり、生徒たちが大人になってから家庭や地域で読み聞かせを行う機会にも繋がればと思っています。
 今回は育友会役員3名と本校職員の2名で3年生に対して読み聞かせを行いました。読み聞かせを行ったクラスと担当者、本は以下の通りです。
  M3A 船越事務長先生 『いるの いないの』
   M3B 赤松さん 『はらぺこあおむし』  『100万回生きたねこ』
  E3  田中先生 『じごくのそうべえ』
  C3  福本さん 『キャベツくん』
  J3  野上会長 『いのちをいただく』

 
 
 
 生徒たちもしっかり見入って聞いていました。読み聞かせを行われた方々は、「しっかり聞いてくれてよかった」とおっしゃっていました。生徒にとっても読み聞かせを行った側にとっても良い機会になったのではないかと思います(^0^)/ ご協力いただいた皆様ありがとうございました!

3年寮生のお別れ会が行われました

 12月7日(水)に3年寮生のお別れ会がありました。お別れ会と言っても1・2年生は参加せず、3年生だけで楽しむ会です。寮の行事の中で一学年だけで行事があるのは3年生の時だけです。3年間で一度しかない楽しみの時間といったところでしょうか?(^^)
 放課後に天草ボーリングセンターにてボーリング大会が行われ、その後は近くの中華料理屋宝寿園で夕食会というのが毎年恒例となっています。ボーリング大会は大変盛り上がり、しっかり楽しんでからの夕食会となりました。会の途中で一人一人本日の感想や残りの寮生活の過ごし方について発表してくれました。卒寮まで残り2ヶ月を切りました。12月いっぱいで一足早く寮を出る生徒もいますが、残りの寮生活もしっかり楽しみながら、後輩たちの指導にも力を入れて欲しいと思います。
 

赤い羽根共同募金をしています

 本校では12月6日(火)~15日(木)の期間、昼休みと放課後の時間を利用して赤い羽根共同募金の活動を行っています。
 生徒たちは恥ずかしそうにしながらも、自分の小遣いの中からお金を出して募金に協力してくれています。生徒たちの優しい心の輪が、少しでも広がってくれればと思います。


   

長距離走大会まであと3日

 校内長距離走大会が今週10日(土)に開催されます。
 本番までもう少しということで、体育の授業でも生徒たちは一生懸命に走っています。
 今日の6限目は電気科と土木科の1年生の授業があり、大門コース(4.6㎞)に初めて挑戦しました。授業担当の浅野先生の予想では「早い生徒でも17分はかかるでしょう」という予想でしたが、トップの生徒は約14分でゴールしていました。
 生徒たちは「期末考査後の久しぶりの長距離走だったので、思っていたよりきつかったです」と、汗を流しながら答えてくれました。


  

  

 本番まであと3日です。生徒の皆さんは体調を整えて、当日はベストコンディションで臨んで下さい。
 保護者、地域の皆様、生徒たちが一生懸命走る姿にご声援をお願いします。

天工リフレッシュDay

本日は、天工リフレッシュDay です

天工リフレッシュDayとは・・・
 
月に2回は夕方の時間帯を休養や趣味、家の手伝い等に充て、心身のリフレッシュにつなげて欲しいという願いを込め、毎月第1・3水曜日は17時30分までに下校する取組を始めました。この活動を学校全体で取り組んでいくために、早く下校できる毎月第1・3水曜日の愛称を生徒から募集を行い、その中から「天工リフレッシュDay」が選ばれました。

    

「生徒のコメント」
 日頃、部活動で疲れが溜まっていてるので休養ができたり、自分に自由な時間ができるので良い取組だと思います。

202020!

 202020、これ何の数字かというと本日11時10分現在のアクセス数です。

私自身、全く気にしておらず、HPを開けた時、偶然この数になっていることに気付き、急いで画面をキャプチャしました。202020というと思い出すことが2つあります。

まず、平成がまだ1桁だった頃の教え子のことです。私の設計の授業、よほど退屈だったんでしょう?いつもノートに車の落書きばかりしていました。それもベンツです。呆れて「これ何ね!」と尋ねたら、「202020です」と平然と答えました。多分、型式番号かなんかでしょう。マニアックな話にはついていけないと、それ以上突っ込むことはしませんでしたが、ニーマルを3回繰り返すヘンな数字なので妙に記憶に残っています。その生徒、ベンツに就職したいという強い希望がありましたが、叶わず(求人票を頂けませんでした)、専門学校に進学しました。きっとどこかで自動車整備士をしているはずです。今は機械科の教室でさえ、車やバイクの雑誌が所在無げに置いてあるのを見受けることはなくなりましたが、昔は根っからの車好き、バイク好きがいたんですよね。

2つ目は、「環境目標20-20-20」です。これはエネルギーと気候変動戦略の一環として、EUが掲げていた2020年までの中期目標です。90年比で温室効果ガス20%削減とかだったと記憶していますが、EUからイギリスが離脱したりして、どうなったんでしょうか。

そういえば・・・、「202030%」(202030:ニーマルニーマルサンマル)というのもありました。多分この記事を書いている頃(12時間頃)その数字になっていると思うのですが、社会のあらゆる分野において、2020年までに指導的地位に占める女性の割合を少なくとも30%程度にするという政府の男女共同参画に関する目標です。

数字にかこつけた語呂合わせの目標、立てるのは面白いですが、東京オリンピックの年までにということで果たしてうまくいくんでしょうか。

そういうことで、いつも本校のHPにお越しいただきありがとうございます。【校長】

師走も既に一週間が過ぎ・・・♪

 とうとうここ天草では今年、霜が一度も降ることなく霜月が終わりました。子どもの頃、霜が降りているところをサクサク歩くのが楽しかったことを思い出しながら、いくら温暖化と言ってもこんなことはこれまでなかったよね・・・って思っていました。

そして迎えた今朝、この冬一番の冷え込みみたいです。正門前の清掃ボランティアで落ち葉をかき集める生徒たちも「つめたか~」とか言いながらほうきを握っていたので、慌てて温度計を外に持ち出しました。朝7時半の校庭は7℃、辺りを見渡しましたが霜は降りていません。気になってyahoo知恵袋で「霜が降りる条件」を調べたら、『霜が降りるためには、霜のできるところの温度が0℃以下であることが必要です。気温は人間の顔の付近、つまり地上1.5mの温度で、気温の方が地面の温度より少し高いので、気温が24℃位で霜が降りることになります。ただし、気温だけでなく風が弱く晴れていることも条件になります』とあり、そうなんだ、この位の寒さじゃまだ霜は降りないんだ・・・と妙に納得しました。

 そのような中、進学・公務員課外に臨む生徒たちが早朝から元気よく登校し、熱心に問題に取り組んでいました。温かい布団が恋しく、自分にむち打ちながらの早起きということで、特に寒がりの人にとっては大変だと思いますが、この頑張りがいつか実を結ぶことを願っているところです。

今朝の校内の様子です。朝掃除、進学・公務員課外、色づいた運河側校庭の銀杏、クリスマスリースが掛けられた玄関の窓等を撮影しました。
                                      
【校長】

 

 

進学課外では、微分係数を使って接線の方程式をやっていました。「微分係数って人に当てはめると、その瞬間のときめきとか感動ということだから、要するに感受性に相当するのかな・・・」と、はるか昔の数学の授業で先生がふと口にしたことを思い出したところでした。

技能検定優秀合格者表彰

 成28年度前期技能検定合格者の中で、特に優秀な成績だった合格者に熊本県知事より技能検定優秀合格者表彰をいただきました。本校からは、M2B木村優斗君(3級機械加工職種旋盤作業)、M3A江良冴華さん(3級機械加工職種マシニングセンタ作業)、M3A坂田芳将君(3級機械加工職種マシニングセンタ作業)、M3A津組里奈さん(3級機械加工職種マシニングセンタ作業)、M3B德本健汰郎君(3級機械加工職種マシニングセンタ作業)、M3B橋本怜君(3級機械加工職種マシニングセンタ作業)の6人もの生徒が表彰さました。表彰式での生徒たちの晴れやかで達成感のある笑顔が印象的でした。

生徒会立会演説会・投票が行われました!

 平成28年度生徒会立会演説会が体育館にて行われました。今回は生徒会会長に立候補したのは、情報技術科2年の坂本桜子さん。副会長に立候補したのは、電気科1年の江﨑優大君と機械科1年B組の松元将吏君です。それぞれの応援者からの演説と立候補者からの演説が行われました。3名とも学校を良くしたい!という想いを具体的に語ってくれたと思います。
 
 
 立会演説会後は、1年生が多目的会議室、2年生が化学室、3年生が土木科棟測量実習室での投票を行いました。開票結果は11月28日(月)に発表されます。
 

地震・津波避難訓練

 平成28年度地震・津波避難訓練が実施されました。この訓練は、震度5以上の地震により、校内の津波一次避難所である情報技術科棟5階に通じる階段等が崩落して安全な避難が不可能になった事態を想定し、二次避難所である第二グラウンド上方配水タンク場(海抜50.7m)に避難するものです。2年に1回行うこの訓練ですが、2年前の前回は雨天のため、配水タンクまでは行きませんでした。したがって、現在天草工業に在籍する生徒は初めて第二避難所へ行く機会にもなりました。
 初めに体育館で、東日本大震災時の石巻市をおそった津波の映像を視聴しました。生徒たちは真剣な様子で映像に見入っていました。その後、緊急地震速報の発砲で地震時の頭の保護体勢を取り、津波警報が発令されたという設定で第二避難所への避難に移りました。
 
 学校から第二避難所まではクラスごとに移動をしました。途中は車の通りの多い場所や急な坂道を登る場所もありましたが、全員避難場所に到着することができました。
 
 
 
 
 4月には熊本地震が起こり、その後も日本各地で地震が続発しています。先日は福島でも地震が起き、津波もありました。いつ天草でも地震や津波の被害が起こるかわかりません。時間が経つと様々な事を忘れて油断してしまいがちですが、今回のような訓練を通して、防災への意識を日頃から高めていきたいと思います。

期末考査1週間前 (=^・^=)

今朝は快晴で瀬戸の山から上る朝日に、実習棟が照らされて、キラキラと輝きとても美しかったです。

さて、今日は考査1週間前です。ラケットやバットを鉛筆に持ち替えて勉強に専念しましょう。明日は祝日でじっくり勉強できるはずです。1、2年生は、年度内残る試験は2回です。ということは・・・、あと2回で就職や進学を左右するといわれる「評定」が決まってしまいます。心して臨みましょう!そんな皆さんに、勉強そのものといって言っていい「記憶」について少し話をしたいと思います。

定期考査にしろ資格試験にしろ、その勉強では暗記することが沢山あるのに、人の脳は記憶した物事を片っ端から忘れるようになっているから困ったものだと思ったことはありませんか?でも、早く忘れていいものは早く忘れないと、例えば町中ですれ違った人全員を記憶してしまう状態が当たり前になったら、かなりストレスに感じるし、脳には大きな負担になることでしょう。早く忘れていいものと、記憶しなければならないことの差別化を行うことにより、私たちは脳を無意識に守っているといわれています。

また、記憶は外部からの情報を収集・整理するだけでなく、危険な体験をした場合に、その後回避するためにも使われます。その意味では、生物が外敵から身を守りながら厳しい環境に適応するために不可欠な機能とも考えられています。

では、皆さん。記憶には感覚記憶、短期記憶、長期記憶の3つの段階があることはご存知でしたか。(それぞれの言葉の意味の説明はここでは省略します。とりあえず、言葉から受け取れるイメージのとおり理解して差支えありません)

勉強をしていると「すべて長期記憶だったらいいのに!」と思うことが多々ありますよね。でも、そうはいかないのが人の悲しいところです。

前置きが長くなりましたが、試験勉強に励む皆さん方に、短期記憶をいかにして試験の時使える長期記憶にするかということについて、ヒントを差し上げたいと思います。と言っても、最新の脳科学の知見を引用しながら様々な研究者が長期記憶に結びつける勉強の仕方を説いるわけで、その中から広く共通しているアドバイスの紹介になります。結論を聞くと「な~んだ!」となりかねませんが・・・。でも是非、参考にしてください。


 人間は五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を介して脳に情報が伝達されます。その際に、働かせる感覚器官が多ければ多いほど、記憶は強化されやすく、長期間に渡って残りやすいことが実証されているのだそうです。たとえば、本の内容を暗記する場合、視覚を使うだけの黙読よりも、視覚と聴覚を働かせて音読した方が、確実に記憶できることは皆さんたちも経験上感じていることでしょう。

さらに記憶を強固にするためには、本の内容を音読しながら紙に写すほうが、視覚と聴覚に加え触覚を働かせている分、より記憶ができるということも実証されているとありました。とにかく、五感をフル活用させたほうが記憶に残るわけです。試験勉強ではこれを多いに活用しましょう。

そうです。覚えたいことを声に出して音読しながら(できれば同時に紙に写しながら)覚えましょう!古くから知られた方法ですが、これだけ脳の働きが解明された現代でも、今のところこれに勝る記憶定着の方法はないようです。


 最後に、早く忘れ去りたいのに、どうしてこんな面白くないことを40年経った今でも覚えているのだろうかと思秋期の今、私自身不思議に思っていることを一つ。確か寒い頃のテストだったので、高校2年の2学期の期末考査じゃなかったのかと思っていますが、英語の試験にこんな文章が出て、和訳をしなさいとありました。

I wish I had worked harder, when I was at school. 


 私はこの仮定法の英文を「学生の頃、もっと働いておけばよかったのに」とアルバイトなどをしなかったことの後悔を滲ませた和訳をして答案に書いていました。

そしたら、驚いたことに返された答案には、大きな×がつけられていました。何と正解は、「学生の頃もっと勉強をしておけばよかった」なんだそうです。

study harder なら分かります!でもwork harder、これが学校生活について使われると「もっと一生懸命勉強をする」なんていう意味になることを、何と高校2年生まで知りませんでした。恥ずかしいことです。

皆さん方は英文のような後悔をしないように、期末考査に向けての健闘を期待します。
                                         【校長】

『受験脳の作り方』(池谷裕二著)にそれぞれの記憶の特徴や脳内の活動部位など、そのメカニズムが詳しく説明されています。著者の池谷裕二博士は、記憶のメカニズムにおいて、極めて重要な役目を果たしている海馬(かいば)についての研究で薬学博士号を取得した最前線の研究者です。しかも、一般人向けに記憶のメカニズムについてじつにわかりやすく説明してくれるサイエンスライターとして卓越した才能をもつ人でもあります。本書の中から一部を抜き出してみますが、朱書きのところは早速、応用可能です! 

・「海馬に必要だと認めてもらうには、できるだけ情熱を込めて、ひたすら誠実に何度も何度も繰り返し情報を送り続けるしかないのです。」(p.38) 

・「忘れることには個人差がないことを覚えておきましょう。」(p.49) 

・「復習すれば忘れる速さが遅くなるのです。」(p.63 

・「実際、腹がすいている時の方が記憶力が高いことが科学的に証明されています。・・・たとえば朝昼晩の食事前などは、脳が適度に危機を感じている状態です。」(p.106 

・「したがって、部屋の温度は若干低くした方が、学習効率が高まります。(p.107) 

・「つまり、覚えたら忘れないうちに寝る、これが鉄則なのです。(中略)就寝時間の1~2時間前は、脳にとって記憶のゴールデンアワーです。」(p.134135 

この本、5階の図書館には無かったようでしたので、入れてもらうようにリクエストしておきました。興味が湧いた方は、ぜひ読んでみてください。読みやすい本ですよ。 

がんばる高校生表彰式!

平成28年度熊本県がんばる高校生として機械科3年の中山紀香さんが蒲島熊本県知事より表彰状を頂きました!
 

以下は、中山さんへのインタビュー記事です!

Q1 今回平成28年度熊本県がんばる高校生の表彰式を受けての感想をお願いします。

私は様々なことに挑戦をして全力で取り組むようにしてきました。その努力が周りから認められたようでとても嬉しかったです。挑戦することは自分自身にとって決して無駄にならないので、これからも様々なことに挑戦していきたいと思います。

Q2 残り少ない高校生活をどのように過ごしたいですか?

卒業後は就職で九州を離れてしまうので、家族との思い出、友達との思い出をたくさん作りたいと思っています。また、今回このような表彰状も頂くことができたので、残りの高校生活も様々な面で全力を尽くして頑張りたいです。


Q3 高校卒業後は、トヨタ自動車に専門部生として入社予定ですが、どの様な仕事がしたいですか?

 トヨタ自動車の専門部は1年間の学習を経て、様々な部署に配属されます。
 私は技術系に進みたいと考えています。そのためにもカーエレクトロニクスやメカトロニクスなどの電気の勉強を早め早めにしておきたいと思います。

 

 

 

 

 

建設産業イメージアップ戦略事業「高校生向けガイダンス」

 建設産業イメージアップ戦略事業「高校生向けガイダンス」に参加してきました。最初にKKRホテルにて、先輩技術者の講話と熊本城の被災状況、復旧状況の説明を聞くことができました。建設産業の仕事について深く知ることで興味が湧きました。また、熊本を復旧させるには20年かかることを学び、現在の高校生が中心となっていかなければならないという責任感と使命感をいだきました。
 講話後は熊本城の視察を行い、瓦は剥がれ、倒壊寸前の熊本城を実際に見ることで、熊本地震の被害の深刻さを改めて感じました。
 今回の建設産業イメージアップ戦略事業「高校生向けガイダンス」に参加することで、今後の進路決定に向け良い経験となりました。











【情報技術科】平成28年度熊本県工業高等学校生徒研究発表会


  11月16日(水)崇城大学本館6階学術講演会室で開催された「平成28年度第28回熊本県工業高等学校生徒研究発表会」に参加してきました。

 生徒研究発表会は県内の工業関係高校の生徒が日頃の研究成果を発表、今回は情報技術科3年生9名が研究の成果を発表しました。

  テーマ「熊本地震から考える~わたしたちの災害対策~」です。内容は、熊本地震や天草での台風などの災害を調査し、最終目的の災害時に利用でき、オフラインで動作する携帯端末向けのアプリを開発です。

  発表当日は、全員が高校生らしく堂々と発表しました。結果は「奨励賞」でしたが、生徒達が協力して1つのことを一から考えて、作成し、課題を解決していくプロセスを経験できたと感じていることでしょう。