天工ドローン探究プロジェクト

 近年、ドローンへの期待の高まりには、災害対応、インフラ点検、測量、警備、物流分野等における省力化、無人化、低コスト化、サービスの向上等の社会的背景がある。ドローンの知識や操作技術を身に付けさせることにより、新たな時代で活躍できる技術者を育成するために、以下の取組を行います。

1 実施期間

  令和3年7月~12月

2 内容

(1)ドローン基礎講座(7月16日(金))

  ドローンを間近で見るのは初めての機会であるため、まず、ドローンの基礎的な知識について、外部講師(株式会社「岳」:代表取締役 荒木圭一氏)による講話と実演を行いました。実演では、災害現場を想定して、救護者役と被災者役を生徒が担当し、ドローンから被災者に音声で呼びかけたり、何が必要か被災者に記入用紙を届け、記入後の用紙を救護者に届けるまでの一連の動作をドローンを使って実演が行われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(2)ドローンクラスマッチ(7月、12月)

  学期に1回開催しているクラスマッチの1種目として、ドローンの競技を導入し、楽しみながら操作技術の向上を図ります。

  初回となる7月19日(月)のクラスマッチでは、1クラス2名の合計30名がドローン競技に出場しました。事前練習の成果もあり、生徒は上手に操縦していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(3)ドローン体験(11月

  「天工祭」(文化祭)においてドローン体験コーナーを設け、外部講師によるワークショップを行います。

(4)ドローン探究(9月~12月)

  土木科3年の1グループ(5人)が「課題研究」のテーマでドローンを扱う。外部講師による講話及び実演(計5回)を含み、地元天草を空撮した映像を生徒が天草のPR動画として編集し、市に提供する予定です。

3 その他

  本取組は県教育委員会の「県立高校魅力化支援事業」を活用