天草市にある4つの高校(天草高校、天草拓心高校、天草支援学校、天草工業高校)の生徒達が同市銀天街の空き店舗を借用して、高校での活動を発表したり、他校の取組や地域の課題への理解を深める活動を行います。外部講師や地域の社会人の話を聴き、主体性を持って探究的な活動を進めることで、課題解決能力や豊かな人間性も育成していきます。
本取組を地元高校の枠を超えて「街なか」の空き店舗で実施することで、県立高校の魅力をアピールするとともに、少子高齢化や若年層流出等により活気を失った地元商店街に活気を取り戻すこともねらいとしています。
1 実施期間 令和4年7月1日(金)~令和5年2月28日(火)
上記期間中の毎月第3日曜日
(同日、「まちはみんなの遊園地in銀天街」開催、天草AsovivAプロジェクト)
※天草AsovivAプロジェクト構成・・・本渡中央商店街振興組合、NPO法人子育てネットワークわ・わ・わ、天草まちゼミの会、本渡商工会議所、天草市産業政策課
2 場 所 天草市中央新町4-18 空き店舗(銀天街)
3 その他 本取組は県教育委員会の「県立高校OneTeamプロジェクト事業」を活用
本校が取り纏め校
4 今年度の取組内容
(1)第1回:令和4年7月17日(日)
10:00~ 天草工業高校 ものづくりワークショップ
天草拓心高校 物品販売、あまりん焼き販売
ものづくりワークショップでは、機械科が「缶バッチの製作」、電気科が「光るうちわの製作」、土木科が「本棚の製作」、情報技術科が「電子オルゴールの製作」を行い、各科の得意分野を生かして、趣向を凝らしたものづくり体験(無料)を提供いたしました。
12:00~ 天草拓心高校 ハイヤ踊り
天草拓心高校の郷土芸能部による本渡ハイヤ踊りのステージも行われました。
(2)第2回:令和4年8月21日(日)※新型コロナウイルス感染拡大防止の為、中止
(3)第3回:令和4年9月18日(日)※台風接近の為、中止
(4)第4回:令和4年10月16日(日)
10:00~ キャンドル製作ワークショップ
7月に実施したワークショップの2回目となりました。天草工業高校では初の試みとなる作品の製作体験となりました。子どもから大人まで幅広い年齢の方に来場していただき、高校生の誘導のもと、地元の素材を生かした個性溢れるものづくりができたと思います。ご来場、ありがとうございました。
(5)第5回:令和4年11月20日(日) 天草高校による展示出展
(6)第6回:令和4年12月18日(日)※新型コロナウイルス感染拡大防止の為、中止
(7)第7回:令和5年1月15日(日)※新型コロナウイルス感染拡大防止の為、中止 → 変更:令和5年1月13日(金)
新型コロナウイルス感染症について、県のリスクレベルが3に引き上げられ、「まちはみんなの遊園地in銀天街」が中止となったことを踏まえ、本校にて外部講師による講話を実施しました。(管内高校はオンライン)
内容:アントレプレナーシップ教育からの知見から「高大連携によるアントレプレナーシップ教育の実施例」についての講話を聞き、コントロール可能な資源を生かすことができる機会を追求するために、生活に密着した高校生による取組である銀天街での「街なか高校生派出所」について考えていきます。
講師:福岡大学商学部 准教授 飛田 努 氏
場所:天草工業高校 会議室
方法:Google Meet
(8)第8回:令和5年2月19日(日)
10:00~ 天草工業高校 ものづくりワークショップ(機械科:缶バッヂ 電気科:光るうちわ 土木科:木工椅子 情報技術科:オリジナルゲーム)
天草高校 科学体験
天草工業高校はものづくりワークショップ、天草高校は科学体験を行い、今年度最後の「街なか高校生派出所」となりました。10時の開始と同時に多くの方々に来場していただき、子どもたちはそれぞれのワークショップ、科学体験に夢中になって取り組み、保護者の方々もその姿を温かく見守っておられました。本校教頭先生もACN(天草ケーブルネットワーク)よりインタビューを受けられていました。
「街なか高校生派出所」へのご来場ありがとうございました。
5 昨年度の取組内容
(1)第1回:令和3年7月18日(日)
10:30~ 天草工業高校 時計製作ワークショップ
天草拓心高校 植物・野菜販売
11:00~ 天草高校 吹奏楽部演奏
12:00~ 天草拓心高校 ハイヤ踊り
(2)第2回:令和3年8月22日(日)予定 → 変更後:8月23日(月)
新型コロナウイルス感染症について、県独自の「熊本蔓延防止宣言」が発出され、更に、令和3年8月8日(日)から9月12日(日)まで「まん延防止等重点措置」が延長適用されたことや天草管内での感染状況等を踏まえ、オンラインで実施することとなりました。
日時:令和3年8月23日(月)13:30~15:30
内容:「宝島」と称されることもある天草ですが、若年層の人口減少や商店街の衰退など課題は多くあります。天草の資源を生かしながら地域に活力を与えるための方策について考えるため、地方創生・地域興しに知見を持つ専門家の講話を聞きます。とりわけ、本渡地区の中心に位置し、かつて繁栄を極めていた商店街「銀天街」を復興させるために、高校生としてできることについて考えていきます。講話の後、グループディスカッションの時間を設け、高校生の豊かな発想を引き出していただきます。
講師:みらい株式会社 ディレクター 大矢 元起 氏
場所:天草高校、天草拓心高校、天草工業高校の各教室
方法:オンライン Zoom活用
(3)第3回:令和3年9月19日(日)予定
→ 国の「まん延防止等重点措置」の9月30日までの延長決定により、中止といたします。
同日実施予定でした「まちはみんなの遊園地in銀天街」(主催:天草AsovivAプロジェクト)も中止です。
(4)第4回:令和3年10月17日(日)
10:30~12:30 時計製作ワークショップ
7月に実施したワークショップの2回目となりました。各科(機械、電気、土木、情報技術)のブースを順に回ることで、置き時計が完成します。所要時間は20分ほどで、予定していた25個を製作し、お持ち帰りいただきました。多くの御来場、ありがとうございました。
天草拓心高校の「あまりん焼き」が初お目見えし、お昼には完売しておられました。
(5)第5回:令和3年11月21日(日)
10:30~12:30 やさしいものづくり体験
工業各科(機械科、電気科、土木科、情報技術科)がそれぞれブースを準備し、それぞれの特色を生かしたものづくり体験を行いました(機械科:キーホルダー、電気科:LEDアクリルアート、土木科:黒板アート、情報技術科:オルゴールごま)。
本生徒に手伝ってもらいながら集中して作業する子どもたちの姿は微笑ましくもあり、頼もしくもありました。
天草高校は、すごろくやウォークラリーを自作で準備し、こちらも多くの子どもたちが楽しんでいました。
(6)第6回:令和3年12月19日(日)
10:00~12:00 やさしいものづくり体験
11月に続き、工業各科がそれぞれの特色を生かしたものづくり体験を行いました。
先月の反省に立ち、より楽しくかんたんに体験できるよう事前準備をしておきました。10時の開始と同時に多くの子どもたちが来場し、盛況のうちに終えることができました。
天草拓心高校は、自家製のハムやベーコン、またSBP部の「あまりん焼き」を販売していました。
寒い中お越しいただいたみなさまありがとうございました。
(7)第7回:令和4年1月16日(日)
※「まちはみんなの遊園地」開催中止に伴い、「街なか高校生派出所」も開催中止とします。
(8)第8回:令和4年2月20日(日)
今年度最後の開催となります。
天草工業高校は、前々回とは違う「ものづくり体験」も行う予定です。