学校生活ブログ
【令和7年度】2学期終業式が行われました。
12月24日(水)
今回の表彰式および終業式は、インフルエンザ等の感染拡大を考慮し、web開催となりました。
[表彰式]
以下のとおり表彰されました。2学期中にこれだけの生徒、教職員が表彰されたことはとても誇らしいことだと思います。これからも頑張って下さい。
| 部活動・団体名 | 大会・コンクール名など | 成績 | クラス・生徒氏名 |
| ボクシング部 | 令和7年度全九州高等学校新人ボクシング競技大会 ウェルター級(Bパート) | 第3位 | M3B 大中 |
| ソフトボール部 | 第20回全九州高等学校秋季ソフトボール大会熊本県予選大会 | 第3位 | |
| 弓道部 | 令和7年度熊本県高等学校弓道競技大会 男子団体 | 第3位 | |
| 〃 | 〃 女子団体 | 第3位 | |
| 〃 | 〃 男子個人 | 第2位 | C2 小松野 |
| 〃 | 第33回九州高校弓道新人選手権大会 男子個人 | 第3位 | C2 小松野 |
| 〃 | 第44回全国高校弓道選抜大会県予選会 男子個人 | 第4位 | M2A 引地 |
| 陸上競技部 | 第43回熊本県高等学校新人陸上競技大会 女子走幅跳 | 第3位 | M2A 堀川 |
| 〃 | 〃 男子400mハードル | 第3位 | M2B 平道 |
| 〃 | 〃 男子三段跳 | 第1位 | M1B 川端 |
| 〃 | 〃 男子走幅跳 | 第2位 | M1B 川端 |
| 〃 | 令和7年度全九州高等学校体育大会新人競技大会 男子三段跳 | 第6位 | M1B 川端 |
| 〃 | 〃 男子走幅跳 | 第6位 | M1B 川端 |
| 〃 | 第53回熊本県高等学校学年別陸上競技大会 男子1年走幅跳 | 第1位 | M1B 川端 |
| 〃 | 〃 男子1年やり投 | 第1位 | J1 坂田 |
| 〃 | 〃 男子1年400m | 第1位 | J1 本崎 |
| 〃 | 〃 男子1年三段跳 | 第3位 | M1B 石田 |
| 〃 | 〃 男子1年1500m | 第3位 | M1B 大塚 |
| 〃 | 〃 男子1年300m | 第3位 |
C1 山田 |
| 〃 | 〃 男子2年3000m障害 | 第1位 |
J2 大迫 |
| 〃 | 〃 男子2年300m | 第2位 |
M2B 平道 |
| 〃 | 〃 女子1年100m | 第2位 |
M1A 袋田 |
| 〃 | 〃 女子2年走幅跳 | 第1位 |
M2A 堀川 |
| 〃 | 〃 女子2年やり投 | 第3位 |
M2A 野﨑 |
| 〃 | 〃 女子2年砲丸投 | 第3位 |
J2 山田 |
| 電子工作部 | ジャパンマイコンカーラリー2026熊本県大会 | 団体3位 | |
| 〃 | ジャパンマイコンカーラリー2026 Basic Class | 優勝 | E1 亀本 |
| 柔道 | 第41回県下高校女子柔道大会 女子個人57kg級 | 第3位 | M2A 森田 |
| 機械科 | 第17回全国高等学校鉄道模型コンテスト モジュール部門 | JR九州特別賞 | M3A 中尾 |
| 〃 | 〃 | ベスト鉄道ファンタジー賞 | M3A 田中 |
| 〃 | 〃 | ベストクォリティ賞 | M3A 江上 |
| 国語科 | 令和7年度熊本県人権メッセージ 高校生の部 | 佳作 | J2 菅原 |
| 校内表彰 | 令和7年度2学期美化コンクール | 1年生 第1位 | J1 |
| 〃 | 〃 | 2年生 第1位 | C2 |
| 〃 | 〃 | 3年生 第1位 | M3B |
| 天工職員チーム | 令和7年度熊本県教職員ソフトテニス大会 団体戦 | 優勝 | |
| 〃 | 第66回熊本県教職員ハンドボール大会 Sブロック | 優勝 | |
| 〃 | 〃 | 最優秀選手賞 | M科 原賀先生 |
[始業式]
校長訓話
長い2学期が終わりました。3年生は就職や進学の試験、2年生はインターンシップ、1年生は修学旅行と、それぞれの学年で一生の財産となる学びがあったと思います。
また、天工祭、長距離走大会、クラスマッチといった学校行事においても精一杯の取組みが見られたところです。お疲れ様でした。
さて、皆さんは、「ハインリッヒの法則」というのを知っていますか?実習を始める前の安全教育を受けた際に、学んだことがある人も多いかと思います。
これは、アメリカの損害保険会社の安全技師であったハインリッヒが発表した法則で、「1件の重い災害があったとすると、その背後には29の軽傷(応急手当だけで済むかすり傷)、さらにその背後には300の傷害のない事故(傷害や物損の可能性があるもの)を起こしている。」というもので、さらにその背後には数千の不安全な行動や状態があることも指摘しています。
ここで重要なことは、比率の数字そのものというより、災害が起きる背景には、危険で有害な要因が数多くあるということです。事故に繋がるような情報をできるだけ多く把握し、迅速、的確にその対応策を講じることが必要となります。
これが「ハインリッヒの法則」と呼ばれ、安全衛生や職場づくりの鉄則とも言われています。些細な事の積み重ねが大きな結果に繋がる。このことが法則として発表されたということは、些細な事とその結果の因果関係が明らかになつたということで、みすみす見逃す訳にはいきません。
では、これを逆手にとってみてはいかがでしょうか。つまり、小さな悪い事が大きな悪い事に繋がるのであれば、小さな良い事は大きな良い事に繋がるという発想です。逆もまた真なり。「ハインリッヒの逆法則」とでも名付けましょう。
挨拶をする、外から帰ったら手洗いやうがいをする、履物を揃える、授業を真剣に受ける、人の嫌がる事はしない…。皆さんに改めて言うまでもないことかも知れませんが、実はこれらの積み重ねを抜きに成功はあり得ないのです。法則でそうなってますから。
資格を取るとか、部活動の試合で勝つなど、何か叶えたい夢や達成したい目標があれば、まずは日頃の行動に視点を移してください。その土台の基礎固めがあって初めて、夢や目標に話を持っていくことができます。都合よく結果だけ求めようとするのは虫が良すぎるというものです。
あと1週間で令和7年も終わります。クリスマスやお正月など、楽しみの多い冬休みですが、今年を振り返り、来年の見通しを立てる、絶好の機会でもあります。悔いのない高校生活を送るために「ハインリッヒの逆法則」を思い出し、夢や希望が叶うよう頑張ってください。
【令和7年度】クラスマッチが行われました。
12月22日(火)
3年生最後のクラスマッチです。今回は、先日までの雨の影響によるグラウンド状況の悪さとインフルエンザの感染拡大防止を考慮して、短縮した形で実施いたしました。競技もドッヂビーとフィッシングの2競技で開催されました。
天候は晴、最高気温17℃と天候に恵まれた一日になりました。
[ドッヂビー]
いわゆるフリスビーを使ったドッヂボールのような競技。内野と外野に分かれて行う。制限時間内に、内野に残っている人数が多いチームの勝ち。
[フィッシング]
クラス対抗で行われ、釣り上げた魚の総重量で順位を決める。ただし、生徒が調理できないもの(ふぐやヒトデ、毒のある魚など)は除く。
3年生にとっては高校生活最後のクラスマッチでした。高校生活の思い出の1ページとなりました。
【令和7年度】長距離走大会が行われました。
12月13日(土)
長距離走大会が実施されました。天候は曇、最高気温12℃で、比較的安定した気候の中スタートしました。男子は20kmを3時間以内に、女子は10kmを1時間30分以内に走ります。
沿道には、多くの保護者や地域の方々がその姿を見守り、声援を送っていただきました。
ゴールした生徒から順に、育友会の方々に作っていただいた豚汁を受け取り、おいしくいただきました。
生徒の皆さんお疲れ様でした。また、交通誘導を手伝っていただいた保護者の方々、沿道で応援したいただいた方々、豚汁を作っていただいた育友会の方々、ありがとうございました。
令和7年度通報・消火避難訓練実施計画を実施しました。
12月11日(木)
今回の通報・消火避難訓練は、ブラインド型(生徒に避難訓練があることを事前に知らせない)で実施しました。LHR中に突然始まったので、生徒たちの中にはとても驚いた人もいたと思います。しかし、災害は突然やってくるものです。避難訓練も本番を想定して実施することで、本当に災害が起きた場合でも冷静に行動できるようにしておく必要があります。
警報後、全生徒静かに速やかに体育館に避難しました。消防訓練として、天草広域連合中央消防署の小林様から消火器の使い方のレクチャーが行われました。消火器を使用すると消火剤が舞い、周りが見えなくなるため、避難経路が見にくくなることがあるそうです。避難経路を背中に向けて消火器を使用するのが望ましいとのことでした。また、ハンカチで口元を押さえる生徒が少なかった点を指摘されました。火事で命を落とす原因は、煙や有毒ガスを吸い込むことで意識を失ってしまうことだそうです。ハンカチは常に携行しておきましょう。
【学校行事 芸術鑑賞】「日本伝統芸能コンサート 和力(わりき)」を観ました
11月7日(金)、本校体育館にて令和7年度芸術鑑賞として日本伝統芸能コンサート和力を鑑賞しました。
3名の演者の方が太鼓や獅子舞、胡弓、篠笛、琵琶語り、舞いなど本当に盛りだくさんの演目を披露くだ
さりました。日本全国の伝統芸能で構成された多彩な演目を、3人が入れ代わり立ち代わりこなされていて、
80分間全く飽きることがありませんでした。
途中、本校生による体験コーナーもあり、太鼓や三味線を弾かせてもらいました。普段、目にしたり接する
機会の少ない和楽器に親しむ良い機会になりました。
【学校行事】小学生への出張読み聞かせに行きました
令和7年(2025年)10月7日(火)8:20~40の時間に、旧本渡市内の小学校7校に
絵本の出張読み聞かせに天工生約260名が参加しました。
全校合計67クラスに2~6名でうかがい、2~3冊の絵本や紙しばいを読みました。
どのクラスもしっかり聞いてくれて、笑ったり感想を伝えてくれたりしてくれました。
最後にお見送りまでしてくれるクラスもあって、久しぶりに触れ合う小学生のかわい
らしさに笑顔になっていました。お世話になった小学校時代の恩師の先生に会ったりと
読み聞かせ以外の貴重なふれあいもありました。
毎年受け入れてくださる関係小学校のみなさまに感謝いたします。
天工生にとって貴重で楽しい経験になりました。
【学校行事】天工生への読み聞かせをしていただきました。
令和7年(2025年)9月30日(火)、8:30~8:50の時間に、
地域の皆様による天工生への読み聞かせをしていただきました。
早朝より16名も来校くださり、読み聞かせベテランの方から初めての方まで、
各クラスでたくさんの絵本や紙しばいを読んでいただきました。
絵本の元になったボブ・ディランの曲を聞かせてもらったクラスもありました。
読み聞かせの後は、お仕事についてや絵本への思いなどを話してくださいました。
生徒たちも久しぶりの読み聞かせを新鮮な気持ちで楽しんだようです。
10月7日には旧本渡市内の小学校7校の全クラスに天工生が読み聞かせに行きます。260名近くの生徒が参加します。
今日のお手本を参考にしっかり読み聞かせをしてきたいと思います。本当にありがとうございました。
【令和7年度】新任式・2学期始業式が行われました。
9月1日(月)
****** 新任式 ************************************************
2学期から新しいALT(外国語指導助手の先生)のペイジ先生が赴任されました。全校生徒に「みなさんに会えてうれしいです。みんなと一緒に勉強をするのを楽しみにしています。」と挨拶をされました。
生徒を代表して、生徒会長から「"Discover Your Next Level"をモットーにそれぞれ4つの科で頑張っています。天工生は挨拶が自慢です。ペイジ先生とたくさん授業で話ができるといいなと思っております。私たちと一緒に楽しく学校生活を送っていきましょう。」と、歓迎の言葉が英語で行われました。ペイジ先生、今後ともよろしくお願いします。
*****始業式***************************
校長訓話(一部抜粋):長い夏休みが終わりました。皆さん、充実した夏休みを過ごすことができましたか?今年の夏休みは、これまでに経験のない出来事がありました。8月の記録的大雨です。上天草市や天草市では、浸水やがけ崩れの被害があり、皆さんの中にも大雨による被害を受けたという人がいると思います。心よりお見舞い申し上げ、1日も早い復旧をお祈りいたします。
さて、今回の記録的大雨では、線状降水帯の発生と本渡瀬戸の満潮時刻が重なったことで、川の氾濫や内水氾濫で冠水が広がったと見られています。大雨が去った後は、各地で復旧作業が行われ、これは今も行われています。皆さんの中にはボランティアに参加した部活動もあり、大変頼もしく思いました。お世話になった方が非常に喜んでおられたというお話をお聞きしました。日頃から地域の皆様に応援して頂いているその恩返しができたのではないでしょうか。また、2号橋から3号橋の間の国道266号が、土砂崩れのため通行止めとなりましたが、土砂崩れの翌日には全面通行が可能となりました。ここでは、複数の重機が活躍しており、日頃から土木工事に携わっている方々のご苦労のお陰だと感謝しています。
今回の大雨では、自然災害の恐ろしさのみならず、復旧に懸ける人々の思い、そしてそれと共にある技術についても考えさせられました。重機を使った国道の復旧以外にも、停電が発生したらそれを元に戻さねばなりませんし、大気の状況の把握には気温や湿度を観測してデータに基づいて計算し、予報を発表しなければなりません。
私たちが、それぞれの専門分野で勉強していることが、災害発生やその予防にどのように活かされているのか、ここで一度考えてみてはいかがでしょうか。そして、今の工業の学びが人々の生活を支えることに深く繋がっているということを自覚し、自分の専門分野に誇りを持ってください。
私の専門分野は機械になりますが、今回の経験で道路、その中でも勾配について気になるようになりました。普段何気なく通っている道路ですが、ここは水が溜まりやすいかも、ここは意外と高いなということに気付き考えるきっかけとなり、工業の見方・考え方が少し広がったように思えます。
皆さんも自分の専門分野の視点で物事を観測し、工業の見方・考え方を高めて授業に参加して欲しいと思います。2学期が実り多き学期となるよう期待しています。
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※2学期は長い学期であり、多くのイベント、行事が盛りだくさんです。生徒一人ひとりにとって有意義な学校生活になって欲しいです。
令和7年度マイスター・ハイスクール普及促進事業に係る拠点校研修が行われました。
7月25日(金)
参加者:【高校教育課】太田審議員、松尾指導主事、鍬田指導主事、小野コーディネーター
【八代工業高校】吉田先生
【天草工業高校】全教職員
本校は、マイスター・ハイスクール事業における拠点校として、色々な企業と連携した授業を展開しております。この研修では、この事業の趣旨や学校ビジョンを全教職員で共通認識を図るとともに、地域や 産業界と繋がって学ぶ意義について理解を深めることを目的として開かれました。
マイスター・ハイスクール事業とは、学校の授業に企業が協力し、より現実に近い状態で学びを深めることができる取り組みです。
技術の進歩が目まぐるしい昨今、学校の授業だけでは、現場で使用されている技術や高度な機器の取り扱いを教えるには、どうしても追いつかない現実があります。そこで、学校の授業に企業が参加し、一緒に授業内容を考えたり、組み立てたりすることで、より深い学びを生徒に提供しようというのが目的になっています。
これまでは、工業科を中心に展開してきましたが、今後は全ての教科でマイスター・ハイスクールに係る活動を実施するため、マイスター・ハイスクールの基本的な説明や、本校の取り組みの方向性について講義が行われました。その後、全体ワークとグループワークで、マイスター・ハイスクールに関する話し合いを行いました。最後に、先導校である八代工業高校の吉田先生から、自校の取り組みについて講義をしていただき、講習会は終了しました。
このように大規模な形でマイスター・ハイスクールについて話し合ったり、意見交換したりすることがなかったため、とても良い機会となりました。これをきっかけにマイスター・ハイスクールへの活動がより活発になって欲しいと感じました。高校教育課の皆様、八代工業高校の吉田先生、大変お世話になりました。ありがとうございました。
令和7年度救急法・AED講習会が行われました。
7月24日(金)
参加者:天草工業高校全職員、運動部主将およびマネージャー
連日の猛暑により、学校教育活動及び部活動中おける熱中症等の命に係わる事故のリスクが増加しています。そのため本校では、応急手当の重要性を知り、心肺蘇生法やAEDの取り扱いなどについて学ぶことで、学校の内外問わず、いつ身近に起きるかわからない緊急時態に備えることを目的とし、天草広域連合広域本部から3名の講師の方々をお招きして標記の講習会を開催しました。。
講義では、胸部圧迫(いわゆる心臓マッサージ)やAEDを用いた救命救急処置をすることで、蘇生の確率を高くできたり、蘇生後の脳へのダメージを少なくすることができるなどの説明があり、救命救急処置の重要性を学ぶことができました。
講義後は、グループに分かれて胸部圧迫とAED使用の練習を行いました。思っていた以上に胸部圧迫をするには体力を必要とすることが分かりました。当日は気温も高かったこともあり、全身に汗をかきながら真剣に取り組む生徒の姿も見受けられました。
本日は、お忙しい中大変貴重な体験をすることができました。天草広域連合広域本部の皆様、大変ありがとうございました。