2016年12月の記事一覧

年越しの準備が出来ました(^^)

正門前の門松に続き、本日、玄関にしめ縄を飾りました。
来年も天工高にとって良い年でありますようにとの願いを込めて、
玄関入り口に吊るしました。
生徒諸君、保護者の方々、職員、地域の方々、世界中の人々が
2017年良い年でありますように!!

 

 

門松を飾りました!

学校は冬休みに入り、部活動や課外等で登校する生徒だけで、いつもより静かな校内となっています。今年も残り少なくなりました。そこで、もうすぐ新しい年を迎えるということで、本校職員で正門前に門松を飾りました。

    

ところで、なぜ門松を飾るのでしょうか? ちょっと調べてみました。

元々お正月とは、万事の始まりという意味合いがあり、お正月になるとわたしたちの一年を見守ってくださる“歳神様”と呼ばれる神様が、それぞれの家を訪れると考えられてきました。昔から歳神様が訪れた家には幸運が舞い降りると言われており、わたしたちは自分の家が歳神様を迎え入れるのにふさわしい神聖な場所だということを示し、歳神様が迷わずに自分の家に降りてきてもらえるようにと目印として門松やしめ飾りなどの正月飾りを飾るようになったそうです。

また、門松は生命力・不老長寿・繁栄の象徴とされていた松の木を、長寿を願う貴族たちの行事を元に、平安時代の末から鎌倉時代にかけて広がったとも言われています。

年末に慌ただしく大掃除を行うのも、もともとは歳神様をお迎えするための礼儀として始まりました。今でこそ大掃除は、新年をキレイな家で気持ち良く迎えるためだとか、年が明けてから年始回りに訪れる来客のためだというふうに考えられているかもしれませんが、本来は歳神様をお迎えするためだったのです。そう考えると、大掃除もきちんとしないといけないのかもしれませんね。

今年も残り5日となりました。この1年間、皆様方には本校のホームページをご覧いただき、大変お世話になりました。また、来る平成29年もよろしくお願いします。

それでは、よいお年をお迎え下さい。


 

2学期が無事終了しました!

 2学期終業式が行われました。一番長い学期ではありますが、終わってみるとあっという間だったように感じます。終業式の校長訓話では、2学期の振り返りということで、「①進路実現について:授業や課外をこれからも大切にしてほしい」、「②工業教育について:技能検定等の取り組」み、「③部活動について:各部活動で頑張ってくれた」という話がありました。
 今回は少し長めの冬休みに入ります。ちょっと羽目を外しやすい時期でもあります。交通マナーに気をつけ、SNSの使い方にも気をつけ、楽しい冬休みにしてくれればと思います。
 新年を新たな気持ちで迎え、3学期の学校生活も充実したものにできるようにしたいと思います(*^_^*)
  
 

2学期最後の表彰式が行われました

 2学期終業式の前に、2学期最後の表彰式が行われました。以下は表彰一覧です。
ソフトボール部第11回全九州高等学校男子ソフトボール秋季大会熊本県予選会 準優勝M2A有田 海斗
第35回全国高等学校男子ソフトボール選抜大会熊本県予選会 第3位
第11回全九州高等学校男子ソフトボール秋季大会 優勝
水泳部平成28年度熊本県秋季選手権水泳競技大会男子50m自由形第2位J2金子 奈希
 男子50m平泳ぎ第2位
 男子100m自由形第2位
 男子200m個人メドレー第2位
ソフトテニス部平成28年度全九州高校新人ソフトテニス熊本県予選大会男子ダブルス第2位C2田中 佑磨
E2小川 和滉
ハンドボール部平成28年度第45回九州高校選抜ハンドボール選手権大会熊本県予選大会男子の部第4位M2B富永 聖也
土木科第3回日本大学全国高等学校土木設計競技 優秀賞C2草積 奈央
     
 平成28年度熊本県公立学校善行児童生徒C3永田 健人
 平成28年度学校保健及び学校安全表彰 
 各部活動、各科での取組の結果が出ています。また、今回は善行で表彰を受けた生徒もいました!さらに学校表彰もありました!3学期もたくさんのことにチャレンジしていきたいと思います(^_^)v
 
 

海外インターンシップ報告会

 機械科2年B組の梅田聖馬君が10月23日~10月29日に海外インターンシップに参加してきました。今回はその報告を全校生徒の前で行ってくれました。担任の山口先生から梅田君の紹介があり、その後はとても堂々とした様子で話をしてくれました。
 
 1日目に行ったデトロイトのヘンリーフォード博物館では、産業・工業・生活に関わる歴史や人種差別について知ることができたそうです。
 2日目には、平田機工のニューハドソン工場でロンド社長の話を聞くことができ、「何事にも興味をもつこと、何事にも怖がらないこと、心を広く持つこと」の3つが大切だということを教えていただけたそうです。
 3日目には、シカゴ建築リバークルーズをしたそうです。トランプタワーやコーンタワーなど多くの建物を見ることができたそうです。また、近代建築の三大巨匠と呼ばれるフランクロイドライトの自宅兼スタジオを見学し、こだわり抜いた自宅を見ることができ刺激になったそうです。シカゴ科学産業博物館では、第二次世界大戦と人体の世界のブースを主に見たそうです。科学と人類の進化について学べ、命の尊さについても考える機会になったそうです。
 4日目には、ボーイング社エベレット工場を見学したそうです。日本とは違いすぎるほどの工場の大きさに驚いたそうです。工場では一度に20機作れると聞き、世界規模を実感したそうです。
 5日目には、リンドバーグ高校とマイクロソフト社の見学をしたそうです。私服で実習を行う様子を見て、日本の高校との違いに驚いたそうです。マイクロソフト社では、日本人社員の高松様より、「考えることをやめないことが大切」という話を聞くことができたそうです。
 
 この海外インターンシップで多くのことを学び、見て、感じてこれたようです。報告を聞いていた生徒たちも新たな刺激になったのではないかと思います。
 とても立派な発表でした。梅田君ありがとうございました!

年末年始の交通事故防止運動出発式に参加しました

 12月21日(水)午後4時から天草市民センターにおいて年末年始の交通事故防止運動出発式が開催され、本校からは3年生の交通委員10名が参加してきました。
 式は本渡中学校空手道部による見事な演舞で始まり、最後に白バイ隊員を先頭にしたパトロール出発で終了しました。参加した生徒たちも交通安全に対する意識を高めることができました。

  

【亀川寮】クリスマス会

【亀川寮】クリスマス会 

 1220日(火)の夕食はステーキ、夜令の時間帯には毎年恒例のクリスマス会が開催されました。寮長、副寮長を中心にビンゴゲームが行われ、ささやかな景品や図書カード、おやつが配られました。終始、和やかな雰囲気の中にアットホームな楽しさがあり、最後には全員ショートケーキをもらって各部屋へ戻りました。
 
 


クラスマッチの結果報告です!

 クラスマッチが無事に終了しました(*^_^*)体育館、柔道場、電気科棟にて熱い戦いが繰り広げられました。写真は競技の様子です!
 
 
 
 
 ☆結果☆
 総合優勝 1年 機械科1年B組
        2年 電気2年
        3年 機械科3年A組

クラスマッチが行われます!

 本日は2学期のクラスマッチが行われます!先ほど開会行事が行われ、9:15分より各競技が開始します。天気は良いのですが、昨日の時点で雨日程で行うと決定していたため、室内競技でのクラスマッチとなります。競技はミニバレー卓球百人一首です!
 

クリスマスをお題にした折句 (^^♪

3日前、出張で熊本に向かっていたら、ラジオから「クリスマスをお題にした折句を募集します」と聞こえてきました。「えぇ?折句ってラジオで普通に募集するほど有名で、そんなに簡単にできるの?」と半信半疑で聞いていました。生徒の皆さんは「折句」を知っていましたか?

この場合、簡単に言えば、五七五七七のそれぞれの頭にクリスマスという5文字を折り込めというものです。その番組では次の一首を例示していました。

 

薬指 リングをそっと 滑らせて まだあと5分 少し泣きたい

 

すりゆび

んぐをそっと

べらせて

だあとごふん

こしなきたい

 

このリング、どちらに滑らせているのでしょうか?外す方向なら何ともやるせない歌だな~とか思いつつ、そういえば、俵万智さんの短歌集の中にも一首、折句が紹介してあったことを思い出し、帰ってから本を引っ張り出しました。次の歌は田中章義さんという十代の歌人の予備校時代の作品なんだそうです。

 

クリスマスりんりん響く鈴の音を全く無視してスタディーハード

 

キーワードを隠すたわいもない言葉遊びのようですが、いざ作るとなるとそれがどうしてとても難しいのです。高校の時、伊勢物語の中で折句を学んだ際に、恋の機微にすっかり高揚した大学出たての若い先生が「なつやすみをお題にした折句の歌を作ってらっしゃい」と宿題にしたので、やってみたことがあります。

 

……ん~。………んっ!?……ん~ん。………はぁ

 

といった感じで、2~3時間格闘しましたが結局できませんでした。

 

折句に限らず、すべての仮名を一文字ずつ使ったいろは歌やショパンの黒鍵のエチュード(右手がピアノの黒い鍵盤だけを弾く曲)もそうですが、こういう技巧がすらすらできる人って一体どういう頭をしているんだろうとホントに感心・感服してしまいます。だから、ラジオでアナウンサーが「いつでもどこでも、眠れない時、眠りながら、歩きながら、雨を見ながら、待ち合わせの間にも作れますよ!」と、いとも簡単な感じで喋っておられるのを聞き、「本当かな~?」って思った次第です。

 

ところで、私の「折句」との出会いは、前述のように平安時代きってのプレイボーイ、在原業平の自伝的物語とされている伊勢物語の授業中です。ネットで改めて調べてみたらまさしく次のようなお話で、それを習った頃の教室の匂いまで懐かしくよみがえりました。

 

昔、ある男(=在原業平とおぼしき主人公)が都への未練を残しつつ関東の方への旅を続け、三河の八橋(今の愛知県知立市のあたり)に着いた。その沢のほとりの木蔭に馬から降りて座って、乾飯(かれいひ:水やお湯で戻して食べるドライライス)を食べた。

その沢に、かきつばた(菖蒲やあやめに似た植物)がとてもきれいに咲いていた。それを見てある人が、「かきつばたという五文字を各句の頭に置いて、旅の心情を詠みなさい」と言ったので、男が次のような歌を詠みます。

 

らごろも つつなれにし ましあれば るばるきぬる びをしぞおもふ

(現代語訳:着て馴れ親しんだような妻が都に居るものだから、はるばるとこんなに遠くまで来てしまった旅を悲しく思うのです)

 

最後に、乾飯の上にポロポロと涙が落ちて、乾飯はふやけてしまったのだった、という何とも切ない落ちまでつくという物語です。

「切ない」で思い出しましたが、クリスマスの俳句として次の句を新聞の歌壇面で目にし、「そういうこともあったよな・・・」と中島みゆきの「時代」よろしく胸が一杯になったことがありました。

 

行くあての ないクリスマス 髪を切る

 

HPバナーでは、クリスマスの贈り物やメッセージ交換が話題になっていましたが、皆さん方もクリスマスにちなんで、折句に挑戦するなり、一句ひねって恋心を歌に託して相手に贈ってみませんか。

そうそう、作った句は今のあなたの青春の一頁です。大事に保管しておきましょう。
                                        【校長】