1年生 芸術選択の書道では、現在「楷書体」を学習しています。書体の変遷を学び、一番遅くに成立したのが、楷書体です。
今回は、楷書の最高峰と言われてる、中国・唐時代〈632年〉、欧陽詢〈おうようじゅん〉の「九成宮醴泉銘〈きゅうせいきゅうれいせんめい〉」にチャレンジしました。
この作品の特徴は、字形は縦長、背勢〈向かい合う縦線が内側に反る字形〉、引き締まった用筆、線と線の間隔など緻密に計算された構成となっています。そして、「清泉」という二文字を書きました。
書道室前の掲示板には、全員分は掲示できないため、クラス・コースから数名ずつ選出し掲示しています。
教室の中に、掲示できなかった作品を展示していますので、最高峰の線質はどれか…是非、作品を鑑賞してください。