本校生のほぼ半数が利用するくま川鉄道は、人吉・球磨を走るローカル鉄道で、観光列車「田園シンフォニー」としても運行される5種類の車両が走っています。各車両とも水戸岡鋭治氏がデザインし、ベートーヴェンの「田園」をモチーフに車体には「田園」の一節を表す音符が描かれています。内装は、やわらかな木目調でこれが通学列車かと驚きます。生徒たちは、広々とした窓から人吉球磨の田園風景や清流川辺川を眺めながら登下校します。生徒たちにすれば当たり前の風景ですが、贅沢な生活とも言えます。
6月28日、育友会第1回拡大役員会が開催され令和元年の役員構成が決定しました。新役員の皆様方、1年間ご協力をよろしくお願いいたします。また、役員活動を楽しんでいただきたいと思います。
平年に比べて21日遅い、最も遅い梅雨入りとなりました。また、昨日は熱帯低気圧の通過による大雨による被害も心配されましたが、被害もなく一安心です。これから、雨の日も多くなりましが、農家や農業高校にとっては恵みの雨でもあります。自然とうまく付き合いながら、実習に励んでいきたいと思います。
月曜日からは期末考査になります。雨の状況が気になりますが、しっかりと準備して試験に臨んで下さい。
本校、総合農業科肉用牛部門では、熊本県立農業大学と連携をしながら「高大一貫プロジェクト」を行っています。昨年度からこれまで、肥育についての調査研究を実施してきました。その中で高校、大学校どちらでも浮かんだ共通の疑問が・・・。「子牛の腹って、どのぐらい発達すれば「十分発達した」と言えるの?」
これからは南稜高校、熊本県立農業大学校で子牛の腹作りについても調査研究に取り組みます。
体重測定の様子
体尺の様子
6月25日、球磨地区保育園の保育士の皆さんが寄せ植え体験を楽しまれました。生徒たちもアドバイザーとして、寄せ植えをお手伝いしました。各保育園でも寄せ植えや花壇での栽培を楽しんでください。
おまけ!
草花温室には沢山の花々が咲いています。
1年生の圃場をのぞいてみたら、例年にも増して管理が行き届いています。トマト、ナス、ピーマン、トウモロコシいずれの野菜もすくすくと生長しています。夏休み前には沢山収穫できそうです。
圃場の一角をのぞいてみたら一人の生徒が黙々と管理作業をしていました。放課後の時間を使って自身が育てている野菜の管理に来たそうです。「草が伸びると管理しずらくなりますから・・・」見ると彼女の所だけ草が生えていません。きっと一番良い野菜が育ちますよ。頑張ってください。
玄関前ロータリーの一角に春楡(はるにれ)の木が植栽されています。先日、同窓会会長様から、この木は神殿原賞(こうどんばるしょう)が創設された際に記念樹として植樹されたと伺いました。神殿原賞は卒業式前日の表彰式で、3年間の学業や生活が最も優秀とされる人に贈られる賞です。
では、なぜ春楡の木が記念樹なのでしょうか。実は本校の歴代校長先生は初代から数代まで札幌農学校(北海道大学)出身になられます。そこで、「エルムの森」とも呼ばれる北海道大学にたくさん植えられているエルム(春楡)を記念樹として植えたそうです。
ここ数日は30度を超えるような暑い日が続いています。すでに夏になったような気がします。生徒たちが涼しそうに水泳の授業に取組んでしました。しかし、今年はまだ梅雨に入っていません。今後の水不足や豪雨が心配です。
今年度も無事に収穫ができました。味については、ご期待に添えるものができたと自負しております。
6月20日(木)、21日(金)にやつしろハーモニーホールで行われた年次大会に
本校から33名の生徒が出場しました。
大会は意見発表、プロジェクト発表が行われました。
意見発表Ⅰ類 酒井君 意見発表Ⅱ類 岩崎さん
意見発表Ⅲ類 今村さん プロジェクト発表Ⅰ類 元田さん他9名
プロジェクト発表Ⅱ類 早田君他9名 プロジェクト発表Ⅲ類 中村さん他9名
大会式典の様子
緊張した面持ちでしたが、それぞれの発表で練習の成果を発揮しました
結果はあと一歩及ばず...
今後の農業クラブ活動での活躍にご期待ください