学校生活
県立学校 OneTeam プロジェクト事業~蔦屋書店での実習製品販売に向けた打ち合わせ会~
12月1日(水)に蔦屋書店での実習製品販売に向けた打ち合わせ会を行いました。
今年度、本校では「県立学校 OneTeam プロジェクト事業」で、天草拓心高校マリン校舎と連携し、
海の学校、山の学校としての特色を生かし、両校で生徒交流などの取り組みを行ってきました。
今回の打ち合わせ会では、12月18日(土)に予定している合同販売会で販売する実習製品やコラボ商品の進捗状況などについて話をしました。
この販売会は、ニューコ・ワン株式会社、上益城地域振興局、山都町役場など様々な機関に協力していただいています。
販売会では、両校の実習製品の販売やワークショップを行います。
また、それぞれの学校がある山都町と苓北町の企業からもマルシェに参加していただきます。
みんなが1つになって学校や地域を盛り上げていけるように、販売会の名前を「OneTeamマルシェ」としました
打ち合わせ会には、矢部高校から生徒4名、天草拓心高校から生徒2名が参加し、それぞれ販売物やワークショップについて説明しました。
矢部高校からはジャム製品や焼き菓子などを、天草拓心高校からは缶詰め製品などの販売を予定しています。
ワークショップは、食農科学科がハーバリウム制作体験、林業科学科がかどっこくまモン制作体験、
天草拓心高校マリン校舎がヒオウギ貝のコースター制作体験ができる予定です。
また、林業科学科が作成したマルシェのディスプレイ用の木工テントの仮展示も行いました。
販売会まで残り約3週間となりました。それぞれが販売会に向けて頑張ります!!
林業科学科 「林業のチカラ×ふくしの心」認知症予防パズル完成披露会
5月から林業科学科で製作に取り組んできた
認知症予防パズル「好き!通潤パズル」の初期製造分がようやく完成し、
山都町矢部社会福祉センター千寿苑で完成披露会を開催しました。
当日は、町内の社会福祉施設の代表や地域のサロンの代表者などが来場され、
生徒たちがこれまでの経緯や製作の様子を面白おかしく説明したことを聞いていただき、
製造した100セットの「好き!通潤パズル」を贈呈しました。
また、記念講演として、パズルの監修をしていただいた
(株)Re学の川畑智先生から認知症や介護予防、生徒が作った認知症予防パズルの特徴
などについて講演していただきました。
このパズルは、今後商品化し来年度から販売する予定です。
多くの方から商品化や販売時期についてお問い合わせをいただいています。
販売が決定しましたらご案内しますので、ぜひご期待ください。
食農科学科 熊本県家庭クラブ連盟研究発表大会で最優秀賞
11月11日(木)、熊本北高校で「第68回熊本県高等学校家庭クラブ連盟研究発表大会」が行われました。
県内11校が出場しましたが、その中で本校家庭クラブの研究発表が最優秀賞(1位)を受賞することができました。
家庭クラブは食農科学科2年食・生活コースの5名(中村さん、藤永さん、大谷さん、青木さん、梅田さん)が中心となって活動しています。
今大会では、昨年度から地域の皆様と取り組んでいる「世代間交流活動」について発表しました。
熊本県代表として、令和4年7月28日(木)~29日(金)に行われる「第70回全国高等学校家庭クラブ研究発表大会(山形大会)」 に出場します。
引き続き、応援よろしくお願いします。
活動を見守り、支援していただいた社会福祉協議会、山都町「子ども・地域食堂」、山都町役場の皆様ありがとうございました。
これからも、地域交流活動を柱にさまざまな取り組みを行っていきたいと思います。
食農科学科 山都町商工会と花苗のプランター定植
食農科学科の生徒が山都町商工会の青年部と女性部の方々と一緒に、花苗をプランターに定植しました。
コロナ禍において先の見通せない日々が続く中で、草花の力で地域を明るくしたいと提案され、林業科学科の協力を得てカバーを製作し、食農科学科で栽培している花苗で華やかに装飾しました。
11月18日、山都町商工会の方々が約20名来校されて、栽培しているパンジーやビオラ、アリッサムやハボタンなどを、プランターに3~4個ずつ植えていきました。
また、木製のプランターカバーは林業科学科が製作しました。
デザインがとてもかっこいいと好評でした。レーザー加工された商工会、山都町、矢部高校のプレートもついています。
プランターは山都町内の公共施設などに贈られます。
花を見て、少しでも気持ちが明るくなっていただければと思っています。
山都町商工会の皆さま ありがとうございました!
普通科1学年 台湾の高校生との国際交流
10月下旬、11月上旬の2回にわたり、本校の海外姉妹校とオンラインによる国際交流を行いました。
相手先の高校は台湾にある「國立臺北科技大學付属桃園農工高級中等学校」です。
相手先は以前から熊本県内の農業高校生と関わりのある学校ですが、今回は県立教育センターからも支援をいただき、本校普通科の1年生が「コミュニケーション英語Ⅰ」の授業の一環として、交流を深めました。
1回目は、お互いの学校紹介を行った後、グループに分かれて「Google Slide(グーグルスライド)」というプレゼンテーションソフトを用いての自己紹介
2回目は、自分の住む町の魅力を「①地理的な特徴、②主要産業、③歴史的に有名な場所、④レジャー施設、⑤おみやげや有名な食べ物」
という共通のテーマでお互いにプレゼンテーションを行いました。
今回、10月から本校に導入されている一人一台端末の「chromebook」を使用し
オンライン会議システム「zoom」を介して行いました。
ブレイクアウトルームセッション(zoom内でグループに分かれてのディスカッション)の際は台湾の高校生の流暢な英語に圧倒されながら、一生懸命話そうとする姿が印象的でした。
初めての国際交流、初めてのオンライン会議、初めてのchromebookでの画面共有など不慣れなことが多い中で、お互いに助け合い最後まで笑顔で乗り切った生徒達。
交流終了後の感想では
「台湾の高校生が英語をペラペラしゃべっていて驚いたけど自分も話せるようになりたい」
「共通の趣味があると盛り上がれる」
「違う国とも交流してみたい」など
すべての生徒が今回の交流をプラスに受け止めていることが分かりました。
また、今回多くの生徒が発見したことが
「英語ではなく、相手の国の言葉で話すことの大切さ」
です。
プレゼンテーションの用意をしていく中で
「これを中国語で言いたい」
と多くの生徒が中国語への興味・関心を高めていき、
実際に多くの生徒が中国語を使う場面が見られました。
中には
「言葉は、世界中の人と人を繋ぎ、豊かにしていく、とても便利な道具だと思った」
と深い気づきを得た生徒達もいます。
同校とは3月にSDGsを共通テーマとした3回目の交流を行う予定です。