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カテゴリ:林業科学科

ハート 林業科学科 OneTeamプロジェクト 上天草福祉科の2年生に林業科学科の取り組みを紹介

林業科学科では、高齢化率県内1位の山都町で福祉に貢献できる取り組みを考え、

昨年度、認知症予防パズル「好き!通潤パズル」を開発し、販売しています。

 

今年度は、福祉について学ぶ高校生との交流を行い、
実際に介護の現場で仕事することを目指す高校生と交流して、
認知症予防や福祉に関する広い分野で林業の力を活かすために、
上天草高校の福祉科との交流を行っています。

 

10月19日 上天草高校の2年生が矢部高校を訪問しました。

林業科学科の認知症予防パズルに関する取り組みの紹介や認知症予防パズル体験を行い

かどっこのくまモンストラップの木工体験を行いました。

 

上天草高校の生徒からは、障害者など誰でも楽しめるスポーツ「ボッチャ」体験を行っていただき、

手軽にみんなで楽しめるスポーツの良さを体験しました。

上天草高校の福祉科では、障害を持つ児童がボッチャをたのしめるように

ボッチャのボールを滑り台の要領で”投げる”ことができる「ランプ」を木材でできないかと考えています。

そこで、今回、林業科学科の木工技術を生かして子供用のボッチャランプが作れないかを今後検討することになりました。

 

今後は、数回の打ち合わせを重ねてボッチャランプを製作する予定です。

 

 

林業科学科 石橋の歴史と構造を学習

山都町を始めとした緑川流域は通潤橋や霊台橋など数多くの石橋が架橋されており、
その修復や復元を行う事ができる知識や技術を持った日本でも数少ない職人が、
老朽化したり地震で被災したりした石橋の工事を請け負っています。


林業科学科では、「継承 肥後の石工」と題して
石橋石工の知識・技術を学習する取り組みを行い今年で3年目です。

熊本県職能開発協会技能振興コーナーで実施されている事業
ものづくりマイスターによる研修を利用したもので、
全5回の石橋石工(石材施工)に関する研修です。

講師には、町内で、石橋の伝統技術を継承し数多くの石橋の修復や補修工事をされている
尾上建設の協力で、ものづくりマイスターの資格を持った石工職人山下さんと藤原さんから石材施工に関する技術を学びます。

 
1回目の今日は、林業科学科2年生が
尾上会長から石橋に関する歴史や文化、技術継承に関するお話を聞き、

山下マイスターや藤原マイスター、尾上建設の方々から石材や支保工についての講話をしていただきました。

 

次回は、小型の支保工を製作し扇型にカットされた小さなサイコロ状の石材を組み合わせて作る石橋の模型を製作します。

 

会議・研修 林業科学科 IoT技術を活用した建設機械研修(九州中央道建設現場)

林業科学科1年生は、9月27日、林業科学の学習の一環で 
IoTを活用した建設機械の体験・研修を
山都中島西ICから矢部ICへ向けて延伸工事がされている
九州中央自動車道の工事現場で実施しました。

設定した数値で自動的に切り土などの施工ができる油圧ショベルの乗車体験を行いました。

自動制御を設定した状態と設定を切った状態を体験し、
最後に決まった切り土の高さで油圧ショベルを操作できるかを競うゲームを行いました。


現場事務所では、工事の状況の説明や現場でのICT活用についてお話しいただき、
VR技術を使った危険予知トレーニング体験をしました。


令和5年度の開通に向けて、ドローンやICTを活用した機械を駆使して効率的な作業を行っている現場を見学し、
生徒たちは、驚きと感動を口にしていました。

 

今回の体験・研修を実施していただいた
江川組、コマツ、国土交通省熊本河川国道事務所の皆様には
コロナウイルス感染症対策を万全にしていただき、貴重な体験をさせていただきました。

ありがとうございました。

 

花丸 インターンシップお世話になりました!

                           

9/12(月)~9/16(金)の5日間、林業科学科2年生がインターンシップに行ってきました!

ご協力いただきました企業の皆様ありがとうございました。

今回学んだことを、今後の学校生活や進路選択に活かしてもらいたいと思いますキラキラ

鉛筆 林業科学科 樹冠解析実習

林業科学科3年生は、

樹木の年輪を調べて、その木が育ってきた様子を再現する実習

樹冠解析実習を行っています。

 

実習は

鍛冶床演習林のスギ林から一班1本ずつ伐倒して

0.2m、1.2、3.3mと輪切りにして円板を採取します。

 

採取した円板を学校に持ち帰り、

年輪を調べて5年ごとの樹木の成長の様子を図面に表して

樹木の生長の様子を再現します。