学校生活
林業科学科 2年生地域林業実践体験研修(4日目)
5日間の日程で林業科学科2年生が参加している「地域林業実践体験研修」は4日目を終えました。
今日(9月4日)の午前中は、
緑川森林組合宇城支所で第一索道(株)社長の林様を講師に招き
チェーンソーの構造や仕組み、目立の方法についての実習を行いました。
林業科学科には機械を分解したり組み立てたりする事が好きな生徒がいます。
チェーンソーを分解して林社長から分かりやすく仕組みを教えていただき、
興味津々で研修に取り組みました。
午後は、御船町の国武林業で特殊伐採に関する研修をしました。
ロープ等を使って木に登り、枝や梢を切って安全にロープで下ろす技術「アーボリスト」の体験です。
クレーン車などの進入できない場所で根元から伐採せずに、安全に木を切る技術は、
ツリークライミングやロープワークなどの技術を駆使しておこなう高度な林業技術です。
国武さんには、ツリークライミングの基礎を教えていただき、
実際にロープを使って木に登る体験をしました。
5日間の研修で、生徒たちは様々な業種のプロからたくさんの事を学びます。
卒業後の進路選択のためにもなり、時には大きく人生を変える出会いになることもあります。
明日は、最終日、GPS測量やGISについての学習をします。
林業科学科 目を作るのはむずかし〜い!!大造り物の製作も佳境へ
林業科学科1年生が製作する大造り物、
足や体の仕上げなどおおまかなところができてきました。
写真でも明らかですが、今年は2体を製作しています。
コロナ禍のなか、毒を中和し病を癒すと言われる架空の生き物と
疫病を治すとも言われる妖怪を製作しています。
今日は、概ね完成が見えてきた大造り物を
製作していた木工室から外に移動して全体のバランスをみたり
黒目を入れる位置を確認したりしました。
9月7日(月)の午後3時頃からやまと文化の森に移動して
9月いっぱい展示する予定ですが、台風10号の接近により8日以降にずれ込むかも知れません。
今年唯一の"新作"大造り物をぜひ皆さんにご覧いただきたいと思っています。
食農科学科 1年生「総合実習」ダイコンの播種
1年生の総合実習では、クラスを3班に分けて「野菜」「草花」「農業と環境」に分かれて、農業実習を行っています。
「野菜」の実習班では、ダイコンの播種を行いました。
はじめに、職員が畝たての説明を行いました。今年度は、1学期がコロナの影響で実習があまりできていなかったので、1年生は鍬で畝を立てるのは初めてでした。
種まきは30cm間隔で、3粒ずつ点まきしました。
播種から3日後・・・。台風9号が接近して、農場に被害が出ないか心配しましたが、大きな被害はありませんでした。
ダイコンも無事に発芽しました
11月頃に収穫する予定です。
週末はまた強い台風が近づいています。大きな被害が出ないことを祈るばかりです。
林業科学科 大造り物完成間近!
林業科学科1年生が製作している八朔祭の「大造り物」は、完成が見えてきました。
今日は、3年生が実習の時間に製作を手伝いました。
ススキやオギを使って体毛を表現したり、顔や髪の仕上げをしたりしました。
八朔祭の大造り物では、自然のものだけで製作する事になっていますが、
目玉だけは、電球を使用しても良い事になっています。
今日は、目の造形も製作しました。
来週月曜日にやまと文化の森に展示できるように製作は急ピッチで進んでいます。
林業科学科 出荷された木材の加工と利用の現場を視察(研修3日目)
林業科学科2年生が5日間の日程で実施している
「地域林業実践体験研修」は3日目を迎えました。
今日(9月2日)は、熊本市平山町で製材やログハウスの設計施工をされている(株)佐藤林業さんにお世話になりました。
製材工場を見学し木材の価格などについて説明を受け、住宅建築の材料を製造するプレカット工場を見学しました。
工場では、大きな丸太が次々に柱材や板材に製材され、
出荷される様子を見る事ができ、木材産業が林業を大きく関連している事を知りました。
午後は、(株)新産住拓さんの建築現場を見学し、
森林で伐採された木材がわたしたちの身近なところに活用されていることをあらためて認識しました。
木の良い香りがする熊本県産材をつかった家を見学し、
森林・林業→木材産業(製材・プレカット)→住宅建築と木材が活用される様子を学習する事ができました。