環境コース林業専攻では、森の重要性を伝える取り組みをしています。これまで木の温もりを伝える『木育』を行ってきましたが、今回は、自然の素晴らしさを感じるための『ネイチャーゲーム』を行いました。
最初は、環境整備です。校内の剪定枝を集めます。
これは「色探し」というゲームです。森の中で指定された色を見つけます。葉っぱ、実、石、土などたくさんの色を見つけることができました。
「私はだれでしょう」というゲームです。コミュニケーション力が必要となります。交流授業などで地域の子供たちにやる予定です。
植物コースの野菜専攻では、南稜祭に向けて秋作が始まっています。南稜祭で販売するために逆算して種まきをするのです。最近は、気候の変化が激しく、計画通りに作物を育てるのが大変です。無事に販売できるように頑張ります!。
県内の農業の先生(環境関連の先生方:林業 農業土木 造園)が南稜高校で研修を行いました。内容は、令和2年熊本豪雨後に環境コースが取り組んでいる『緑の流域治水』についてです。
講師の熊本県立大学、一柳教授様
講師の熊本県立大学、所谷教授様
校内の『雨庭』の説明
圃場内の『田んぼダム』の説明
講師の東京大学、蔵治教授様
森林の保水力調査についての説明
今年も、全国で局地的な大雨による被害がたくさん発生しています。自然の力を使って洪水を起こさせない取り組みをもっと普及させたいですね。大学の先生方、本当にありがとうございました。
今年は『SDGsと人権について』考える時間を設けました。
講師はNPO法人 SDGs Association熊本 代表理事 神田 みゆき 先生です
グランドルールを最初に設定することで、参加者一人ひとりの当事者意識を高め、一体感のある空間を創り出されていました。
SDGs(持続可能な開発目標)に関する講演会の様子です。
世界の貧困、大量消費、気候変動などの問題を具体的なデータを用いて解説し、地球規模の課題を自分事として考えるよう促されています。
生徒はワークシートに取り組みながら、SDGsについて考えることができました。
生徒会長の謝辞です。
SDGsについて分かりやすく説明してくださり、現在の世界の状況を身近に感じることができました。私は、地域+日本の問題ばかりに目を向け改善していきたいと考えていたのでみ、SDGsは世界を見る窓だという事を知り、私に出きることをしていきたいと思いました。私が所属している総合農業科では、SDGsについて学ぶことがあるので、誰ひとり取りのこさない世界を目的して頑張っていきたいと思います。
1年生が書いたワークシートです。
この講演会で生徒それそれが「持続可能な達成目標」を持ってくれたのではないでしょうか。