学校生活 南稜NOW

2015年2月の記事一覧

環境工学科 2年生間伐研修

2月9日(月)本校の演習林にて、2年生の間伐研修が行われました。
研修内容は、伐倒・造材・運搬です。今回の研修で、林業のメインとも言える作業を学びます。

-開講式-

安全に実習を進めるために、しっかりと説明を聴き、気を引き締めます。

  
本校の卒業生の甲斐さんに、伐倒の見本を見せていただきました。
倒した木の年輪を数えると…なんと樹齢100年を超えていました!

そして、研修の始まりです。
 
木を倒す方向や、伐倒までの手順など、指導を受けながら伐倒します。

  
プロセッサで丸太を切り、造材します。初めての操作に緊張気味です。

  
フォワーダ(写真左)、林内作業車(写真右)で丸太の積み下ろしと運搬をします。

 
 この日は、雪がちらつき、とても寒くなりました。しかし、そのような中でも、生徒全員が集中して研修に取り組みました。20メートル以上ある大木を、自分の手で伐倒する体験は、普段の授業では味わえないものがあったと思います。 また、チェーンソーや大型機械の操作、伐倒や運搬などは危険を伴います。しかし、一人ひとりが安全確認をしっかりして、緊張感をもって取り組み、無事に研修を終えることができました。

神殿原農場通信~どうぶつだよりNo9~ 牛とともに成長しています!!

 
  今年度4月に本校生産科学科・園芸科学科へ入学し、教科「総合実習」のなかで、初めて「牛」に接した生徒たち。1年間の学習でどの様に「牛との関わり方」が変わったか、その様子をお伝えします。

 
 
 
 
 生産科学科・園芸科学科1年1組 池田奈央さん(人吉二中卒)
 はじめは牛に対して、「大きくて怖い」と感じていて、とても触るなんてできませんでした。でも、授業の中で牛に触れ合う機会が増え、牛一頭一頭の性格の違いが分かるようになり、少しずつ興味が湧いてきました。牛に近寄るときに、優しく声を掛けると牛はじっとしてくれます。怖いと感じていた牛ですが、実は人間が牛を怖がらせていたため、動き回ったりしていたことが分かりました。牛との関わりによって、相手のことを考える事の大切さを学びました。                
                                
                 
   生産科学科・園芸科学科1年1組 那須葉月さん(錦中卒)
 牛は私たち人間のために、お肉を生産してくれたり、お乳を出してくれたりする生き物というイメージしかありませんでした。しかし、総合実習の授業で「牛の行動」や「特徴」について、体験の中から学んだことで、今ではとても愛着を持って牛に接しています。また、安全な牛肉や牛乳を生産するために、牛を健康に保つことの大切さや、牛へ愛情を注げばそれだけ牛も応えてくれる事を学びました。将来は入学当初から抱いている「夢」を実現するために、牛との関わりはもうすぐ終わりますが、授業で学んだことは忘れず、これからは牛の魅力を発信していきたいです。
                                 
                               

人吉花まる学園 第5回「南稜高校10代未来塾」開講

 2月9日(月)生産科学科・園芸科学科2年生を対象に「未来の日本社会を担っていくのはあなた達です!」と題して(株)オフィス チェイカス代表横山耕二さんの講義を受講しました。
 この講義のテーマは、「イノベーション」難しい言葉のように聞こえますが...。実は私たちの生活に身近なものです。「新しい価値を創造していくこと」によって、農産物の価値が高まったり、アイディア商品が生まれたり...。そのために、発想力が必要であると強調されました。

           
 講義の中で生徒へ「コーヒーカップのえ」を書いてください。という課題を出され、一人ひとりが考える「コーヒーカップのえ」を作成しました。
        
  それぞれ、思い思いの「え」を描き、コーヒーカップだけでも様々な見方があることを体験したと同時に、固定観念にとらわれず、柔軟な発想力の大切さを学びました。
         
 講義の最後に、これから農業学習を深めて行く2年生に対して、「農業をとおして、やりたいことを思いっきりやってください。」と激励をいただき、「チャレンジしてもし失敗しても、そこで止めてしまうことが失敗です。続けることによって、その経験が成功へとたどり着く力になります。」と熱くお話しいただきました。

聴講生ラッピング授業

2月6日5・6限目に聴講生の授業がありました。
今回が最後の授業ということでみなさん真剣に取り組んでいました。
花コースでは、プリムラのラッピング授業が行われました。それぞれ、和紙とリボンの使い方を工夫し、思い思いにラッピングをし、素敵な作品を仕上げていました。

春はすぐそこ!!

 農場の春はすぐそこまで来ています。春を待つ園芸科学科の実習風景です。

春作メロン栽培のため、ハウスの天井を張りました。

    
  野菜温室では、トマトの収穫です。
        

 トマトの調製、販売準備。完熟収穫で大好評の南稜トマトです。



草花温室はオブコニカが咲き始めました。



果樹園では、ブドウ、モモのせん定真っ最中!!  モモの蕾もふくらみはじめています。


 この時期の実習が夏に実を結びます!!